史上最凶の女 TAKAMURA 作:ある日そこに居たであろうクマさん
さあて、お立ち合い、お立ち合い!
これより始まるのは...
平穏な世界の物語...
では無く...
「オレの悲惨な物語...」
そこは惑星ポップスター。
プププランドの『街』...否、
町の一つ。ププビレッジ。
その町外れの花畑にて...
そこに居たのは
正確には...先程まで三人だった者達。
「いや〜ほんっとにモルガンの姉ちゃん様様だよなぁ。元々平和そのものに近いプププランドがより豊かになったし。何より何処ぞの馬鹿な大王が居なくなったのはオレ達やカービィにとってどれだけ良い事か」
プププランドの国務大臣 パーム夫妻の子 ブン。
「ブン、気持ちは分かるけどいくらデデデがアレだったとはそんな事を言うのはダメよ。寧ろこれからの自分の将来や他の事を考えた方がよっぽど有意義だわ...」
プププランドの国務大臣 パーム夫妻の子 フーム。
「えぇ〜でも...いや、そうだな。にしても今日も今日でプププランドは平和そのものだよなーまあ、今までが騒がしすぎたのかも知んないけど...」
「そうね...でもまあ今までも
実は彼女達は今日の天気を見てこの花畑にピクニックに来ていたのだ。そして二人はある事に気づかずに今のこの国と少し前のこの国の状況について語るのだが...
「...あれ?そういえば姉ちゃん。カービィの奴は何処に行った...?」
「え?ブン、何を言って...カービィッッ!?」
幼き者達。彼女達は今になって気づいた。自分達が先程話題に挙げていた人物。名をカービィ。今までこの国や星。宇宙すらも救ってきた星の戦士...よりは
そしてカービィと彼女達は今まで様々な事件を通して誰よりも信頼し合う中であり、今日のピクニックにも彼が同行していたのだが...
「ねっ姉ちゃん...なんかカービィが居なくなる時ってさ...」
「ええ、最近は無いけど...一つは何かに気を取られて私達から逸れただけ...でももう一つ、カービィって...」
「「いつも騒動に巻き込まれてる...」」
二人がそう口にする0.1秒前、響き渡った轟音は二人の心境と発言の全てを現実へと書き換えた。
そしてその数秒後、彼女達は走り出す。
未だ知らぬ何かが落ちて来た...
丘の方へと...
自分達の友人が居るであろう...
それはつい最近...凡そ一ヶ月ほど前の話。
彼はいつもの様に自身の家...正確にはその横の木の上に設置されているハンモックの上で眠りについていた。
だが...
「...ぽよ〜?」
及び起動。
実は今の時間は11時前後。つまりは昼前の時間であり普段の彼からすればこの時間は本来ならとっくに起床し自身の友と呼べる存在達と行動していてもおかしくはない時間である。だが、今日は彼等はそれぞれが別の要件があり、尚且つ今日はいつにも増して絶好の昼寝日和とも言える天候であった。故にこそいつもより長い睡眠を取り、そのまま昼時まで眠っていた彼であるが...
時刻はAM:11:00。つまりは昼時...彼にとっては喜ばしい時間。即ちランチタイムである。(尚、このピンクボールはその気になれば常時ランチタイムかディナータイムである事をここに記しておく)
つまり自身の
「ぷよぉぉぉ〜」
そう、実はこのピンクボール...今日の朝から食べていないのである!
何も食べてないのであるッッ!!!
大事な事なので2回言ったが簡単に言うと元々彼はこの場所、プププランド...いや、この
つまり、この桃色玉こと...
「ぼよぉぉ...」
餓死寸前である!
だが、そんな折...
「ぽよ...ぽよぉ?」
彼の家の中...その中から嗅いだ事も無い様な何とも言えない香りが漂ってきた。そして彼は気づいたその匂いの正体が...
「ぽよッッーーー♪♪」
自身が今、一番求めている物だという事を...
そして彼は目を輝かせながら一目散にその扉の先へと飛び込んで行く。
その結果、彼は出会った。
その数日後にプププランドの新しき王となる人物と...
彼は出会った。
今まで食べて来た料理で一番の味を誇るものを作れる料理人とその店に...
彼は出会った。
自身が出会った中で最も分からず、最も強く、最も食べて、
最も...
そして...
時は戻り。
現代、プププランドの外れの平原では...
「みんなッ!大丈夫!?」
「皆さんご無事ですかッ」
「ああ、私は何とも無い。無論、
「.....」
「ふあぁぁ...何でこんな休日にこんな...くぅ」
「いや、寝ようとしないでね。ちゃんと働いてね、お願いだから...」
その場を訪れし者...否、飛来した存在達。その者達こそ別世界の存在であり、この領域に...
一人はカルデアのマスターである藤丸立香。その次に彼女と同じ様に他のメンバーを気にかけるのは彼女の後輩であり、クラス シールダー・パラディーンのマシュ・キリエライト。
そして彼女達に返答を返す者達こそ今回この特異点に...否、前代未聞の特殊な領域に同行したサーヴァントの三名。
一人は影の国の女王にしてカルデア内でもトップクラスの実力を持ち神殺しの実績や逸話もある 神霊 スカサハ。
二人目はある方向を向いたままその場で沈黙し、何かを
三人目はフランスの聖女 ジャンヌ・ダルク...を依代とし降臨した存在。元は大天使の一人でもあり、ごく最近に至ってはカルデアと敵対していた存在。裁定者...というよりは今日は何故か無性にアップルパイが食べたくなって来たという感想を心の中に秘めたまま眠りに就こうとする ルーラー メタトロン・ジャンヌ。
以上がカルデアからのメンバーである。
そして...
「良し、今回はみんな逸れる事は無かったね。じゃあ、先ずは第一村人でも探しますか」
(そして、何でヘラクレスは何も言わないの?あれ、私何かしたっけ?)
「はい!先輩!」
立花の声で皆が動こうとしたその時だった。
「そうだな。なら「ぽよ!」...」
「...師匠ってそんな声が「出るかッ馬鹿者ッ!」あいたっ!」
「えっでは一体どこ「マシュ、下見て!下!」えっ下...はい?」
そこに現れたのは...
「ぽよ☆」
「えっ何、この可愛いが詰まった生物。飼っていいかな?」
「先輩ッ!?」
一方その頃...
カルデアのある人物はというと...
「あれ...ここは何処?」
「〜〜〜?」
「そして君は誰ッ!?」
ここに邂逅ッッ!!!