ACE COMBAT SW2 ―The Journey Home―   作:skyfish

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みっじかいけどどうぞ



女同士の絡み合い。表現の仕方わかんねー……


第3.5話「名前は」

気絶したシャーリーを新501基地(建設中)へ運ばれるのを見送った後、夕食の時間となった。

 

「じゃあ、もうあの機体は飛べないの?」

 

「燃料残り少なく、弾は100発程度、武装もゼロ。ただの鉄の塊さ」

 

 ま、手放さないけどね。と付け加えカレーを頬張る。

 

「そー言えばさー、あんた名前なんて言うの? ずっと戦闘用の名前で呼ぶのはやなんだけど」

 

 フェルのいう事はもっともだった。自分はTACネームしか教えていない。その点では自分は彼女たちの信頼を得ていない。

 

(別に、違う世界だから本名でもいいかな)

 

 一応軍では偽名で通っているけど、ここではそんな縛りはない。さして問題にはならないだろうと思った。

 

「アレキサンダー・レイエス。アレックスと呼んで」

 

「でもそれ男性の場合の略称よね? 女だとどうなるの?」

 

「女だとアレクサンドラが多い」

 

「アリーですね」

 

「それ採用!」

 

「おい」

 

 ドミニカとジェーンが説明すると即採用された。本名言ったら、勝手に女性名に変えられた。

 

「まあまあいいじゃない。それよりもさ。明日からどうする?」

 

 フェデリカに聞かれ少し考える。機体は動かせないし、できることなどない。だったら少しだけ我が儘をしてみたくなった。

 

「箒をマスターしたい」

 

「なら、最適な教官がいるわ。明日、そこに連れて行くわね」

 

 どうせなら、箒乗りをマスターしてみたいと思っていたブレイズは少しだけガッツポーズをとっていた。

 

 

 

 

 

 

かぽーん

 

「いや~。まさか基地に温泉があるなんてね~……」

 

 ブレイズは扶桑式のお風呂を堪能していた。基本湯船に浸かる文化ではなく、いつもシャワーで済ませていた。初めての風呂をゆったりとくつろいでいた。

 

「そういえば、温泉の水は健康に良くて飲めるって、チョッパーの奴が言ってたな」

 

 サンド島基地でノースポイントの温泉情報をチョッパーから聞いていたブレイズ。湯船に注がれるお湯をすくい、口に含む。そして、飲み込もうとし

 

「隙ありー!」

 

「ぶうううううううううううっ!!?」

 

フェデリカに後ろから胸を鷲掴みされ、驚きのあまり盛大に吐きだした。

 

「な、なにするんだ!? てゆーか何で入ってきた!?」

 

「いーじゃん。よいではないか~よいではないか~」

 

「いいわけな、んんっ! ちょっと、どこ触って」

 

 フェデリカにとって恒例行事だが、ブレイズにはたまったものじゃない。

 

「調子に……のるなッ!」

 

「へぶっ!?」

 

 キレたブレイズはフェデリカに頭突きをくらわした。

 

「帰りたい……」

 

 これから毎日こんなことされるのかと思うと鬱になると思ったブレイズだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、新501基地(建設中)

 

 

 

 

 

 

 

―――今日の晩御飯はこれでーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MRE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ギャアアアアアアアアアア!!!」

 

 

 

 

 大絶叫しながらシャーリーは目を覚ました。

 

「なんつー夢だ……二度と食わないぞ」

 

 504基地に忍び込んでお目当てのジェット機を見つけ乗り込もうとしたら座席にいろいろ置いてあったのだ。実はブレイズがもしものために出しておいたMREだった。興味本位にその中の一つを食べたシャーリーはその後の記憶がない。

 

「ようやく目覚めたかバカリアン」

 

「あれ、バルクホルン? どうしてここに」

 

「どうしたの何も、ここは501基地だ。まだ建設中だが、あのあと504基地からお前を運んできたんだ」

 

 それよりも、だ

 

「お前。向こうでメビウスについて一言もしゃべってないだろうな? あのジェットの操縦者はオーシアだと言っていた。まず間違いなく、メビウスが言っていた超大国オーシア連邦のことだ。メビウス達の情報を言ったら、向こうで面倒なことになる」

 

「そんなこと分かってるよ」

 

 半年前の出来事。公式ではメビウス達は存在しないことになっている。当然だ。異世界、未来の人間が現れて一緒に戦った、など公表できない。例え、彼女たちが目にしても、表に出してはいけない事実もあるのだ。それに、メビウス中隊は向こうの世界、ISAFのエース部隊であり、特殊部隊でもある。当然彼らの情報を得たい国は多いだろう。

 

「知ってるか? ブリタニアじゃメビウス達のことを『幻の魔女』って噂らしいぜ」

 

「私たちが「伝説」あいつらは『幻』か。間違ってはいないな」

 

 いつの世でも、情報を規制しても、人の口を止められるわけではない。軍関係者だけでなく、一般市民が見れる戦闘がいくつかあった。超高速・爆音を鳴らして飛び舞う謎の魔女。

 

「何してっかな~あいつ」

 

「飛んでいるのだろう。私たちのように」

 

「ははっ。違いないね」

 

 2人は今はいないかつての仲間のことを思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いったー。あんなに怒らなくてもいいのに」

 

「やり過ぎたバツでしょ」

 

 竹井に治療してもらったフェデリカの鼻には絆創膏が張られている。

 

「そういえば、アリーのストライカーが用意できそうよ。早ければ明後日には届くって」

 

「機種は?」

 

「リベリオン海軍のF6Fヘルキャットよ」

 

F6Fヘルキャット

リベリオン海軍の主力艦上戦闘機の一つだ。速力・耐久力・旋回性能、どれもバランスよく高い性能を誇る機体だ。

 

「いったいどこから取り寄せたの?」

 

「507部隊のリベリオン海軍ウィッチの1人が新型に乗り換えたから、どーぞ使ってくださいって。確か名前は……」

 

 うーん。と悩んだ後、思いだたように言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アリシア・H・ダヴェンポート大尉」

 




他のストライカー候補
F4Fワイルドキャット
F7Fタイガーキャット
F8Fベアキャット

やっぱりラーズグリーズならヘルキャットが似合うかなーと。地獄猫ですし
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