NRCにウェイストランドがやってきたようです   作:Banxia

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ヌカコーラ大事件

・法律634番改正の討議 済み

・フラミンゴの世話当番 済み

・トレイに料理の及第点をもらう 失敗

・肥満生徒に関する会議 これから

 

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学園長の部屋に、6寮寮長とディアソムニア副寮長 (リリア・ヴァンルージュ)が皆一堂に会した。

学園長はテーブルに一つクーラーボックスを置いてから会議の趣旨を解説し始めた。

 

「スポーツ系が多いとはいえ、NRCにおいても肥満はなかなか逃れることのできない問題です。自由主義の濃いわが校ではほぼ自己責任ですが、()()の肥満問題ならわざわざあなた方を呼びません。もうレオナ君などから報告が上がっていますが、定期的な健康診断からも異常な肥満スピードとその贅肉の量が報告されており...ようやく手に入りましたその件の物体が…これです!」

 

クーラーボックスの蓋が開き、皆が覗き込む。そこにあったのは、ずんぐりとしたロケット型の瓶。中はキャラメル色の炭酸水で満たされているようで、赤丸に白い帯のラベルとそれに似た模様のキャップには、Nuka-colaと印字されていた。

 

比較的小さい手で、両手でトロフィーか何かのように、リドルは手にした。

「これは…コーラですか、学園長?」手にとって、珍しげに見てみる。ずっしりと450グラム (1ポンド)はありそうな時代遅れのガラス瓶だ。

 

次に口を開いたのはレオナ。

「ようやく中身入りの実物が見つかったのか。そこらじゅうが糖尿病未遂の甘い香りで大変気味が悪かったからなぁ…」

 

アジ―ムの血は争えず、商人としてのセンスと、正直な気風から、カリムは口を開かずにはいられなかった。

「...ヌカ・コーラ? ヌカってなんだ? 名前に付けるにしては変な語感だな!」

 

イデア・シュラウドのタブレットが、青いスキャン光線を放ち分析していたのち、言い放った。

 

「…ッ!?なんだこのカロリーお化け!みんな飲むな、簡易スキャンだけでもスゴイ量の糖分が入ってる!」

 

「よくぞ気づきました、シュラウドさん。これの制作者はあまり栄養バランスに明るくないようですね。

で、なぜこれが議題に上がったかといいますと…まあ試した方が速いですね、それ!」

 

寮長たちが魔法で一時的に体を操られ、スクワットなどを急にやり始めた。

 

「何よ、飲む前にこのコーラ分のカロリーを消費でもさせようとしてるの?そういうのはもっと前から…」ヴィルの抗議虚しくスクワットは終わり...

 

「皆さん、少し疲れたと思うので飲んでみてください。」

 

そういうと、魔法でキャップ()外し(穴をあけ)*1、飲み始めた。

 

「っ!?なんだか急激に疲れが癒さ(APが回復さ)れていきますよ!」

あるものは驚き

「あ?あー... 強いカロリーで運動して使ったATPを補充して...? ...覚えてる限り疲労のメカニズムってそういう風には動かないわよね…?甘い魔法薬だとしてもぱっと思いつく似た効果の材料だとどれも甘くはならないし... で、これの出どころはつかめてるの?」

またあるものは悩み

 

そして

華奢な腕がまっすぐ天井を指した。

「…ヴィル先輩、一つ心当たりがあります。」

 

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場面はうつりおんぼろ寮。111は魔法で椅子に縛り付けられ、足元には藁が敷き詰められ、ファイアボールをリドルがスタンバイしていた*2

 

「監督生さん、このコーラに見覚えは?」

 

111は、あるってわかってんだろ?と言わんばかりに乱暴に上下に首を振った。

 

縛りをほどかれた111の案内で、おんぼろ寮にいつの間にか増設されていた地下室*3へ入り込む寮長一行。

そこで見たのは…

巨大な冷蔵室と、部屋いっぱいのNuka-cola瓶であった。

 

「何よこれ、個人で抱える量じゃないわ!あなた、コーラ専門店でも開くつもりだったのかしら?」

 

「おっ!すげえ、見ろよこれ飲み物なのに光ってる(Nuka-cola quantum)!」

 

「やっぱり僕のにらんだ通り。 君の美術センスはどこか古い(レトロフューチャー)からね。どうせペットボトルを使うアイデアも出なかったんだろう?」

 

111は、リドルの発言は否定し、細かく説明を始めた…

 

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数日前。フロイド視点

 

 

小エビちゃん(監督生)*4が一週間連続でモストロ・ラウンジに顔を出していた。

ポイントカードを貯めているのかな、ご利用ありがとうございまーす...

今日は日曜日。昼の食事をモストロイーツで注文しに来ていた。 

アズールが疑いMAXの顔で箱詰めしていたのは笑わせてもらっちゃった。

 

ピンポーン…

「モストロイーツでぇーす」

オレはオンボロ寮の玄関に立ち、ドアを開けてもらうのを待っていた。

…がなかなか来ねぇ。

 

ピンポンピンポンピポポポポポポ

 

()()()()インターホンのボタンから火花が散るくらい連打していると、寮のゴーストがドアを開けてくれた。

「小エビちゃんはどこー?」

「地下室でお菓子を作ってるんだ。分けてもらえば?」

二階へ上る階段の隣にある下り階段のほうを指さすゴースト。

でも、なんかおかしい?

「…?お菓子なの?匂い全然しないけど…」

「見て驚けってとこだな。お昼、配達しに来たんだろ?」

質問にこたえてはくれなかった。面白そうなことがなきゃ後で締めちゃおうかな。

そう思いながらコンクリが打ちっぱなしの地下室の戸を叩いた…

 

「どうぞ」

小エビちゃんがドアを開けた。その後ろにあるものが目を引いた…

電線や基盤がむき出しで、ぴかぴか光る大きな機械。面白そうだ。

テーブルに紙袋を置いたら、好奇心のままに駆け寄る。

「小エビちゃん、これなーに?キッチン用具には逆立ちしても見えっこないけど」

「ああそれ(手作りイートマチック3000)か。どうせなら兄弟(ジェイド)寮長(アズール)の分も作ってやろう... 異世界のお菓子、食べたいかい?」

食べたいに決まっている。 首を振ったか、はいといったかは忘れた。どっちにせよ同意したに変わりない。

そういうと小エビちゃんは大きな古いコンピュータ(たーみなる(端末)、と言うらしい。レトロ!)のキーボードをたたき、機械が動き始める。

「まぶしい光が出るからこの防護眼鏡付けてね」 

「そーゆーのフインキ出るぅ!いいねえ!」

照明が落ち、機械にものすごいエネルギーがたまっていくのを感じる。

まるで映画館が上映を始めるみたいな感じで、エンタメとしては〇。

元の世界(2070年代 アメリカ)ほど発電技術が高くないからさ、学園長とイデア先輩に無理言って数か月分の電力を前借りして圧縮してるんだ。」

「エネルギーをどうすんのさ?召喚術?」

「そんな感じ、いや、それよりもいいものだ。 "E=mc²"!」

 

ガコン!バチバチバチ…グゴゴゴゴ…ジュバァン!

 

物々しい光とともに、ロケット型の太いビン数本とお菓子の箱いくつかが入った紙袋が出てきた。

「どうだ、異世界のお菓子詰め合わせセット!カロリー一日の必要量以上、トランス脂肪酸満点、ダメ押しに添加物(放射性物質)てんこ盛りな罪の味だ!必ず最後に紫色のビン(ヌカコーラ・ベリー)を飲み干すこと…そうしなかった場合の健康被害は免責事項な。」

 

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111はヌカコーラ(これ)がどのようなものなのか、そしてツナ缶代の足しのためにこれを販売することを思いついたということを説明した。

 

「あ! あの日のアレですか!まだあの時の摂取分は取り返せてないんですよ、そんな悪魔の飲み物をよくも売りさばくなど!」

 

アズールが肩に組み付き、グラングラン揺らした。まあ"糖分?あればあるだけうれしいでしょ?"な感じに作られた戦前の食品なんて、とりわけ食品にかかわる者 、とりわけ体に気を付けている人からすればたまったものではないだろう。

 

もう無許可販売はこりごりだよ~!

*1
瓶キャップの外し方を知っているのはレオナ、リリアとヴィルだけだった

*2
ヤメロー シニタクナーイ

*3
無許可でやりましたね!反省文ですよ!

*4
人魚からすれば十分小さいのだ




オチなどは後々のお話に合うよう改変
もう少しやりようがあるはずだけどつけられきれず投げました

正直どっちが多いの?

  • フォールアウト知ってる ツイステ知らない
  • 上の逆
  • 両方知らない
  • 両方知ってる
  • 結果みたいだけ
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