ダークソウルで頑張ったら”座"に登録された。   作:雑食系読者

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 感想ありがとうございます。不定期更新になってしまいますが、今後ともよろしくお願いします。
 それでは、本編どうぞ。


現状確認

気がついたら、真っ白な空間の玉座に座ってた。

 

「…さて、現実逃避はこれくらいでいいか。」

 

まず、自分の状態確認だ。ロスリックを巡っていた時の装備だ。武器も同じく、身体はどうだ? 手甲を外して中を確認する。

 

「…亡者じゃないな。…?」

 

ますます自分の状態がわからない、再び墓から叩き起こされたなら亡者の状態のはず、何故干からびていない?

 

 "……の英雄よ"

 

「うん?」

 

…気のせいか?声のようなものが聞こえた気が?

 

"…古の英雄よ"

 

やはり、声がするな。なんだ、別世界の灰から呼ばれたか?

 

 "最古の英雄よ"

 

いやこれは、別の世界からよびかけじゃないな?誰だ?

 

 "最古の英雄よ。我が名は“アラヤ”。人が持つ存続を願う願望なり。"

 

…“アラヤ”だと?…Fate/の世界にでも転生したか?いや、それじゃ今の状態の説明ができないな。そう考えている間に”アラヤ”が語る。

 

 "汝は、抑止力として“座”に刻まれた。汝はこれより世界を守護する者である。"

 

…今なんと言った?『"座"に刻まれた。』とは?まさか、"英霊の座"のことか⁉︎火の無い灰の私が⁉︎

 

「待て、“アラヤ”。それは可笑しいだろう英霊は神格として祀り上げられた者がなるのだろう?私を祀り上げられるものなどないはずだ。」

 

そうだ、私の持ち物はソウルの業で自身の内にある。木箱にも荷物は入れていないから残るはずがない。そう考えていると“アラヤ”が語る。

 

 "汝に仕え支えた者達が、汝を語り継ぎ、語り継がれた物語は汝の墓が日の目に出ることで事実となり汝は英霊として神格された。"

 

『汝に仕え支えた者達』?…まさか、火防女達か⁉︎彼女達なら火が消えた世界でも人として生きられるとしたら私のことを語り継ぐことはできるだろうが。

 

「“アラヤ”、現状の整理の為に少し質問したい。良いだろうか?」

 

少しの沈黙の後、声が返ってくる。

 

 "…良いだろう。"

 

良いらしい。まずは何から聞こう。やはり墓か?それとも、火の時代のもので英霊として刻まれた者がいるか聞くか?……まあ、墓から聞くのがいいか。

 

「まず、最初の質問だ。墓とは何だ?誰の墓のことを言っているんだ?

 私は墓に入った記憶はないぞ?」

 

少しの間ができて、声が返ってくる。

 

 "汝に仕え支えた者達が、汝を弔う為に墓を造り魔術を用いて朽ちることの無い遺体として安置した場所のことだ。"

 

…まあ、予想はついていたが、そうか火防女達が作ってくれたのか。しかも魔術だと?先生まで参加したのか。

 

「そうか。火防女達が…。」

 

感慨に耽っていると“アラヤ”が語る。

曰く、「汝の墓は語り継がれた物語の証明である。」と

曰く、「あまた存在する英雄達にとって聖地と扱われた。」と

曰く、「現代に残る数多の英雄譚に真実味を与える物である。」と

…二つ目くらいのは知りたくなかったな。

もう一つ気になることあるし聞くか。

 

「“アラヤ”、これが最後の質問だ。私以外に英霊として刻まれたものはいるのか?」

 

 

間が開かずに声が返ってくる。

 

"汝が討ち取った。汝が言葉を交わし出会ったものたちは皆、英霊として、守護者として、“座”に刻まれている。"

 

嬉しい事が聞けた。現代に召喚される事があれば皆んなに会えるかもしれないのか。もしかしたらジークバルトとヨームの絡みも見れるかもしれないのか。

 

「そうか、それは良い事が知れた。聖杯戦争に呼ばれたら皆んなに会えるかもしれないのか。…楽しみだな。」

 

 "汝を、現代の魔術師に召喚できる者はいない。"

 

「…はあ?」

 

楽しみだと、思っていたら前提から否定された。

 

 




いかがだったでしょうか?主人公の装備は
頭:逃亡騎士
胴:黒い手の鎧
腕:不死隊の手甲
足:黒騎士の脚甲
です。
武器:雷のロングソード、重厚なアストラの大剣、騎士のクロスボウ
   愚者の鉄の円盾、粗布のタリスマン
です。
現状確認があと2話くらい続きます。
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