ダークソウルで頑張ったら”座"に登録された。 作:雑食系読者
評価してくださった方ありがとうございます。こんな、文としてはダメな作品でも、楽しんでいただけるようでよかったです。
それでは、本編どうぞ
ーside 火の無い灰ー
結論から言うと桜ちゃんから、あのジジイの本体を除去することができた。…ん?…やり方?
大したことはしていないよ?ただ、桜ちゃん“だけ”に“惜別の涙”を使って心臓に寄生しているジジイ目掛けてダガーを一刺し。あとは瀕死の桜ちゃんに“太陽の光の癒し”を使えば除去完了だ。
今は、桜ちゃんを空いてる部屋のベットに寝かせて私と雁夜はリビングの椅子に座って見つめ合ってる。といか、雁夜から睨まれてる。助けられるとは言ったがあんな方法だとは思ってなかったんだろうな。
そう暫く見つめ合っていたら雁夜が口を開く。
「……一応、感謝はしてるぞ?でもあれ以外の方法は無かったのか?」
「私の知っている中であれが最適解だったんだ。他の方法は無かったのかと聞かれると…あるにはあったんだが…使用法からして出来ないだろし効果も無いだろうと思ってな。」
「あったのかよ…。使用法からして出来ない?」
「あぁ簡単に言うとコレを食べさせるんだ。」
そう言って、私が取り出したのは“赤血の苔玉”。
「…?コレは?」
「コレは“赤血の苔玉”という、食べると寄生虫の除去と止血という効果を持つ物だ。」
「…そんな効果あるなら桜ちゃんに食べさせれば…あぁ、そういうことか。」
「気が付いたか?そう、“食べさせるんだ”。意識の無い子供に拳大のコレを食べさせるんだ。出来んだろう?」
そう、苔玉のサイズは大人の掌と同じ大きさだ。こんなもの意識の無い子供の口に入れられる訳がない。最も、口に入っても飲み込めず喉に詰まらせるだけだろう。
「…さて、事情も話したことだし、まだ聖杯戦争開始まで時間がある。話し合おうか?まずは、雁夜の望みから教えてほしい。」
まず聞くのは雁夜の望み。これが分かれば聖杯戦争での方針が決まるからな。“勝利”の為に積極的に他の陣営を襲うか。消極的に“生存”で重視で戦うかだ。
さぁ、君はどちらを選ぶ?
「…望みかぁ。…正直にいうと今望みは無いんだ。」
「む?何故だ?」
「いや、最初は桜ちゃんを聖杯と交換で解放するって言う条件で聖杯戦争に参加したけどお前が救ってくれたから目的もなくなったし、自分が叶えたい願いも無いんだ。強いて言うなら桜ちゃんを売ったクソ野郎を一発殴るくらいだけどこれを願うのもなんか違うしな。」
「…なるほどな。ならば、行動方針的には生存重視で構わないか?聖杯は望まず、二の次にして大丈夫だな?」
「あぁ、それで大丈夫だ。」
「そうか。ならば、私の望みも話しておこうか。…まず、結論から話すと私も聖杯を必要としていない。」
「…え。そうなのか?サーヴァントは何かしら願いがあって召喚に応じるってあのジジイは言っていたが。」
「それは、私が例外なだけだ。まずは、必要としていない理由から話していこうか。私は、火の時代で活躍した英霊なのは知っているな?」
「おう。と言っても知ったのはついさっきだけどな。」
まぁ、そうだろうな。
「続けるぞ?私自身が現世に生を受けるのは三回目なんだ。その、三回のうち二回目で私は満足のいく生を全うした。少し未練があるとすれば息子の成長を見届けられなかったことだな。…話が逸れたな、それ故に私は他の陣営に召喚された英霊とは違い望むものが無いんだ。」
「そうだったのか…。うん?それじゃ何で召喚に応じたんだ?」
「む?貴公が、望んだだろう?『あの子が、苦しみ続ける未来はもっと嫌だ』と私は貴公のその願いに応えただけさ。…それに貴公の願いは私が火の時代で掲げた信念に近かったからな。」
ーside outー
ーside 雁夜ー
そう語った、火の無い灰を見つめる。
そうか、火の無い灰は俺の願いを聞いてくれたのか。そっか。
「その…ありがとうな、俺の願いを聞いてくれて。」
「なに、構わんよ。ちゃんと死んで座から現界を見続けているのも暇になってな。人類守護が死後の役目とはいえ一人を贔屓してはならないとは言われていないからな。」
そう言って、笑う火の無い灰につられて俺も笑う。あのジジイが生きていたらこんな気持ちで笑うことはなかっただろう。
本当に火の無い灰には感謝しても仕切らないな。
「あぁ。そうだ忘れる前に伝えておこう、聖杯戦争の無い昼間には貴公と桜ちゃんには自衛の手段として私の記憶している“魔術”と“呪術”を教えよう。」
…本当に頭が上がらないな。
ーside outー
いかがだったでしょうか?
それと長い間お待たせしてしまい申し訳ございません。
リアルのゴタゴタで忙しく書いてる暇がありませんでした。また、暫くは投稿が遅れてしまう可能性がありますが、気長にお待ちください。