ただのんびり生きていたかった人生…半人生?   作:フリスリンク

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ゾーマ様が策を考えてる模様。


こんな自己満足のものを読んでくれてありがとうございます!!よろしければ感想をお願いしまーす!!!


第13話 未来を変える力 新たな敵勢力

 

 

~~レヴナント視点~~

 

「クソ!?なんだこいつ!?このクソガキがぁァァァァ!!!!!」

 

バラモス様の命により、この火山を守ってきた。いずれ来るであろう邪魔者を葬り、褒美を貰うために……この黒い髪のニンゲンがその邪魔者か!!!

 

腹が立つ!!オレの部下をこうも容易く殺し、オレの翼まで傷つけやがった!!??オレたちの方が圧倒的に数が多いのに!!何故キズ一つつけられねぇぇ!!??

 

「ニンゲン!!てめぇはなにもんなんだ!?何故これだけの数の魔物を平気な顔で殺せる!!??何故疲れた様子もねぇんだ!!??」

???「平気な顔で殺せるのはお前もだろ?それも嘲笑いながらな…」

「フ、フザケルナァ!!!!」

 

何故オレの攻撃も当たらねぇ!!??魔法なんか直撃してるのに、何故傷つかねぇんだ!?跳ね返されてるわけじゃねぇのに!!??クソ!?このクソガキにこのまま殺られるわけにはいかねぇ…

 

「ハァ、ハァ、ハァ………もう、何やっても、勝てねぇのか…」

???「もう終わりか?」

「ま、待ってくれ!?分かった!降参する!!部下も全員殺されちまったし、オレもなす術がねぇ…頼む!見逃してくれ!!」

???「今、見逃したら殺される人が増えるだけだ。」

「ちゃ、ちゃんと改心する!!魔物を殺すから!!メタルスライムの話ぐらいは知ってるだろう!?オレはもうニンゲンを襲わねぇ!!襲ったらあんたに殺されるだけだ!!それが良く分かった!!バラモス様…いや、あのバラモスの情報も話すから!!」

???「……聞くだけ聞いてやるよ。それから考える。」

「分かった!!ちゃんとオレの話をニンゲンに教えろよ!!」

 

本当の事を話せば信じて貰えるはず!!

 

「今バラモスはかなり疲弊している!各地の魔物が良く分からないメタルスライムどもに倒されてるからだ!!それで、バラモスはギアガの大穴から仲間を呼ぶらしい!!バラモスよりも強いらしいぞ!?当然オレよりもだ!!それに、この火山はバラモスにとって大事な場所らしいから、オレが命令を受けて守ってたんだ!!…どうだ!?まだ何か知りたい事があるか?」

 

段々と落ち着いてきたぜ…こいつも考えてるみたいだし、もうちょっとで…

 

???「ギアガの大穴っていうのはなんだ?」

「バラモスがいる城の近くの大きな穴だ!!どうやってあんなものができたかは知らない…だが、オレたちと同じ魔物の気配がするのは間違いねぇ!!バラモスが仲間を呼ぶとしたら、あそこしかねぇハズなんだ!!バラモス自身も言っていた事だ!!あそこ以外に強い魔物がいるとは思えねぇ!!」

???「オーブの事は知っているか?」

「あの光る玉の事か?それについてはよく知らねぇ…だが、光る玉を持っていると強くなるって話だ!なんか特別な力があるらしいが…いや、ジパングにいる魔物が持ってなかったか?誰が持ってるかまでは知らねぇ…すまん…」

???「いや、オーブについては手がかりがなかったからな。良い情報だ。ありがとう。」

「それは良かった!!他に何か聞きたい事はあるか?」

 

良いぞ!!話に食いついてる…もう少し位置をずらせば……

 

???「テドンについて聞きたい。昔、魔物の大群が押し寄せたらしい。それは何でなんだ?」

「それはバラモスの命令があったってのが理由だが…ワリィ…参加してねぇから分からねぇ…ただ、バラモスの居場所から近かったのが原因だろうな。それにアイツはニンゲンに絶望させたかったらしい。わざわざ殺せるニンゲンを逃がして、呪いをかける事もあったしな。」

 

これで終わりだ!!ニンゲン!!!

 

 

???「もう聞きたい事はないな。いろいろ教えてくれてありがとう。」

「オレの知ってる情報が役に立つんなら良かったぜ!!それじゃあな!!!……………え?」

 

か、体が動かねぇ!?これは、氷!?

 

???「絶対に殺そうとしてくる事は分かってた。こんな熱い所にいるんだ。ヒャド系の攻撃は良く効くだろう?」

「て、てめぇ騙したな!?よくも!!!」

???「お前も騙そうとしてきただろ?お互い様って事にしようじゃないか。」

 

な、なんだ!?クソガキの体が変わって……魔物…だと!?

なんでだ!?メタルスライムといい、なんで!?

 

???「終わりにしようか。これであの人の未来が変わる…!!」

「ま、待ってくれ!!??死にたくない!!頼む!?」

???「俺も死にたくない…だから…」

 

イヤだ!?クソ!?うごけ!?

 

「弱肉強食ってやつだ!!!!!!消えろ!!!!!!!!!!!」

 

アカ…イ…ホ…ノ…オ……………………

 

 

……………………………………………………………………

 

 

 

………終わったか。

これでオルテガさんは、レヴナントにやられずに済む。アレフガルドで、オルテガさんに助けて貰う人たちには申し訳ないが、先手を打たせて貰った。ゲームじゃないんだ。こんな火山地帯で戦うなんて危険すぎるし、アルスやいずれ来るであろうアルスの仲間が死ぬ可能性がある。

 

レヴナントの言っていた情報がどこまで正しいのか分からないが、オーブの事は思い出した。パープルオーブだ。バラモスの呪いにかかった人って言うのもゲームであった。確かポルトガに二人いたはず。絶望についてはゾーマのためだろう。それか、世界を支配しやすくするための方法だろう。

 

問題なのはバラモスが仲間を呼ぶという事。ギアガの大穴から、母さんのような強い魔物が来る可能性がある。みんなに伝えないとな!!

 

 

 

最後に使ったブレスは、龍化限定技、グラビモスビーム(極太バージョン)だ。(モンスターハンター)ブレス攻撃を凝縮させた技だが、人の状態じゃ危なすぎて使えたもんじゃなかった。炎耐性が俺にあったらしく、少しだけ口が焦げただけで済んだが…ちょっと痛かった。さすがに母さんも、

 

ネドラ母「人間の口って小さいから、このブレスは危険ね…龍に戻らないと安全に使えないわ。」

 

と言ってしまうぐらい、人にとって普通のブレス感覚でやれば諸刃の剣になってしまう。だが、龍化がある俺にとっては、かなり使いやすい技なので、これからも鍛えていこう。

 

…メタルスライム達もできなかったが、合体した後のメタルウルスラなら使えるようだった。他の人は母さん以外発動前から危険だったので、俺と母さん以外はお蔵入りの技になった…

 

……………………………………………………………………

 

 

テドンのみんなに、バラモスが援軍を呼んでいるかもしれない事を話した。

どこから情報を知ったのかを聞かれたので、火山にいたレヴナントとという魔物を倒そうとした時に命乞いとして、情報をしゃべった事、オーブがジパングにあるかもしれない事も話した。

 

ネドラ父「火山というと、ネドラがたまに行っているネクロゴンドの洞窟側にあったんだったな。何故火山にいたんだ?」

「バラモスに命令されて守ってたらしいよ。大事な場所なんだって。」

コハビン「わざわざ火山に坊やが行ったんだ。レヴナントとかいうやつに何かされたのか?」

「いや、たまたまネクロゴンドの洞窟に行ってたら、強い魔物の気配がしてそのまま向かっただけだよ。何もされてない。」

アン「無事で良かったわ…何で一人で戦いに行ったのよ!?せめてメタランぐらい連れていきなさいよ!?」

メタラン「そうだ。わたしだって毎日鍛えてるから強い。」

「メタランはメタルスライム達のリーダーだよ?それに村の防衛もあるし、増援が来たらヤバイかもしれない…」

メタラン「それでも、せめて一声はかけて欲しかった…」

 

うぐぐ、すまんメタラン。オルテガさんと関わっていくうちにレヴナントへの憎悪が止められなかったんだ…言えないけど、許してくれ…

 

「ごめんなさい…命乞いからの情報だからどれだけ信憑性があるか分からないけど、その情報を手に入れたって事で許してください…」

ネドラ父「まぁ、無事で済んだからいいだろう。でも増援か…警戒しておかないとな!」

コハビン「警戒も必要だが、オーブの事は正確な情報かもしれん!女王様がどうにか少しだけ探知できたらしくてなぁ!」

「本当ですか!?」

アン「え!?私何も知らされてないんだけど!?」

「たぶん巻き込みたくなかったじゃない?危険が付きまといそうだし。」

アン「私だって、すごく強くなったのにぃぃーー!!!」

 

まあ、エルフの女王様も娘が心配なんだろう。しかも頻繁にこの村に来てるんだからね…里にいる時間増やした方が良いと思うけどなぁ。

 

エルフの女王様からのオーブの情報を、コハビンさんから聞いた。どうやら紫色の光がダーマ神殿の東側の島にあったらしい。パープルオーブは確定だな。

黄色と赤色の光は海を移動しているらしく、場所が分からないと言う。イエローオーブは確かに所在不明だが…赤色の光?…………!!そうか、レッドオーブは海賊が持ってるはずだ!!思い出せて良かった!!…でも少なくとも今は場所が分からないから、後回しだな…

緑色の光は南の雪原の島にあるらしい。…?これ、グリーンオーブだな。そうだ…コハビンさんとアンには伝えたけど、エルフの女王様にグリーンオーブがすでに祭壇に捧げている事を伝え忘れていた。俺のバカ野郎…!!…コハビンさんにグリーンオーブはあるから、探さなくて良いって伝えておいた方がよかったなぁ…無駄に労力かけさせてすみません…

青色の光は南の大陸にあるらしい。…ん?あ!?ランシールだ!?ブルーメタルしか取ってないじゃん!!??当時は勇者関連に関わるつもりなかったからなぁ…グリーンオーブはあの旅人との約束を守っただけだし…

銀色の光はテドンの山の向こう側から反応があったらしいけど…ネクロゴンドの洞窟にあったっけ?うーん…思い出せないな。今度ネクロゴンドの洞窟に行った時に探してみるか。やまびこのふえは手元にあるし。

 

 

このオーブの情報を地図に書き込んだが…間違いなくブルーオーブは取れてたはずなのに取ってない俺のミスだ…

 

コハビン「改めて見ると、オーブの場所は散らばってるんだな…しかも黄色と赤色に関しては海を移動してる…もしかして魔物に食われたか?」

「レヴナントの情報が正しければ、オーブを持った魔物は強くなるらしいので、強い魔物を探せばいいんですが…」

ネドラ父「これが、船で移動している旅人や商人とかだったら分からんな。しかも、その場合だと無償でくれる可能性は低い。」

「コハビンさん、エルフの女王様にまた伝言を頼んでも良いですか?」

コハビン「もちろん!構わないぞ!!女王様ももっと頼んで良いとおっしゃっていたしな!!」

「では、黄色と赤色の光を重点的に調べて欲しいと言っていただけますか?オーブを持っているのが、人か魔物かで対応が変わってきますので。」

コハビン「分かった!!他に何か伝える事はあるか?」

アン「私、全然役に立ってない…」

「………魔王バラモスの増援が来るかもしれないと伝えてください。」

コハビン「分かった!!今から女王様に伝えに行く!!嬢ちゃんも里に帰った方が良いと思うぞ?」

アン「…なんでよ?私が役立たずだから?」

コハビン「違うだろ!?何故卑屈になってるんだ!?そうじゃなくて、魔王の増援が来るかもしれないんだ!これを女王様に伝えに行くんだぞ?その後、女王様がどういう事を嬢ちゃんに言うか分かるだろ?」

 

そうなんだよな…アンはテドンに行って良いという許可をもらってるけど、それ以外は…

そういえば、レイアムランドの事は確か許可出されてなかったな。まぁ、安全な場所だし、巫女二人とメタルスライム達しかいないからな。

 

アン「もしかして…外出禁止になるって事!?嫌よ!!何で戦えるのに、里に帰らないといけないわけ!?」

「エルフの隠れ里を守るためでしょ?ドワーフはまだしもエルフは人間嫌いが根深いものになってるし、アンとコハビンさん以外は出入り禁止だ。どこに魔物の増援が出てくるか分からないし…」

 

基本的にギアガの大穴から増援が来るだろうけど、そこからどこに攻め込むか分からない。

 

「ギアガの大穴で待ち伏せをする方法もあるけど、近くには魔王バラモスのいる城がある。こっちがやられる可能性が高すぎるんだよ…そうなると、魔物の増援がどこに攻め込むか分からない。下手をするとバシルーラで各地に飛ばしてくる可能性がある。」

アン「で、でもバシルーラってどこに飛ばすか制御が効くの?」

ネドラ父「過去に魔物の大群が来た時に、本来いないはずの魔物が紛れていた。おそらく、バシルーラ特化の後方支援がいるだろうな。まるで召喚されたかのように空から増援が来た事もあったぐらいだ。」

「空を飛ぶ魔物もいるからね…キメラがいたらもっと厄介だ。」

 

この世界で、キメラが普通にいる事に驚いた事が懐かしい。ゲームだと下の世界、アレフガルドにしかいなかったからな。でも、この世界でキメラのつばさが流通している理由が分かって納得した。ゲームではキメラのつばさを落とす魔物がいるけど、どうやって手に入れたんだろうな…?

 

アン「そんな…どうしても帰らないとダメ?」

「アンはたぶん、エルフ中で強い方だと思う。エルフの女王様がどう戦うかは分からないけど、アンが里にいた方が里のみんなが安心するんだ。…何で里に帰るのが嫌なんだ?」

アン「だって、ここで鍛えてもらって…楽しい時間をここで過ごしたのよ?恩も返せてないし、それに…」

ネドラ父「アンちゃん、親として言わせてもらうが、これから危険が迫ってるかもしれない状況で自分の子どもが近くにいないなんて不安になってしまうんだよ。もし、アンちゃんが里にいて、お母さんが危険な場所…この村にいたらどうする?魔王が近くにいるこの村だ。」

アン「それは…心配するわ…でも、この村はメタルスライム達がいるから安全じゃない!?」

ネドラ父「必ずしも安全じゃないさ。敵がどれだけいるか、どれだけ強いか分からないからな。それにさっきも言った通り、魔王のいる場所から近い。これだけ戦えるものがいても不安なんだ。それに…君のお母さんはこの村の状況を詳しくは知らない。君のように来れてないからな。君がお母さんの立場で考えてみたら分かると思うよ。」

 

アンは納得してないな…ここで死なれちゃったら悲しいし、エルフの女王様に申し訳が立たない…許可を出した自分を責め続けてしまうだろう。

 

「アン。エルフの里で強いエルフってたくさんいる?」

アン「…分からない。」

「だったら、少なくとも強い事が分かってるアンは里に帰った方がいい。これで、里に魔物の増援が来ちゃったら…アンはずっと後悔すると思う。あと、この村に残ってアンが死んでしまったら………俺は暴走するかもしれない。だから、里を守って欲しい。故郷がめちゃくちゃになるのは嫌だろ?少なくとも、俺はこの村を…故郷を守れなくて凄く後悔した。」

アン「……分かった。分かったわよ!!故郷を守るわよ!!……困らせてごめんなさい。」

ネドラ父「いや、君の気持ちは嬉しかった。こちらこそごめんな…」

 

アンが引き下がってくれて良かった。オーブ探しの前に戦いの準備をしないとな…本当に面倒だ。もう諦めてくれてもいいだろ…?

 

レイアムランドのみんなにも伝えた。巫女二人もメタルスライム達も警戒している。(ちなみに母さんはギアガの大穴で待ち伏せをするらしい)せめて、ラーミアが復活してたらここを守る時楽になるんだが…無い物ねだりしても意味ないな。このラーミアの卵って、オーブがなくても自然に生まれてくれないかなぁ?

 

 

ドン!!!!!

 

 

ん!!??この気配は魔物か!?凄く強そうな気配がいくつもある!!

 

ベロニカ「見てください!!あそこに複数の魔物が!!」

セーニャ「見た事がない魔物ですね…あれが魔物の増援ですか!?」

 

 

………何で、いるんだ?

 

どうして、どうしてなんだ!?

 

ギアガの大穴からじゃなかったのか!?

 

 

 

 

増援ってバラモスエビルかよ!!!???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




バラモスエビルって天界で何してるんでしょうね…?一部は闘技場で戦ってますし、ゼニスの城やしんりゅうに害を与えているわけでもない。試練の神殿にも出てきますし…
ゾーマから与えられた任務はどうしたんでしょうかね?
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