ただのんびり生きていたかった人生…半人生?   作:フリスリンク

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また衝動的に書きました。
衝動に身を任せるのってたのしいね!


第2話 修行と食べ物

ネドラ…強くなりなさい。

私たちは全力であなたをサポートするから、あなたは強くなる事を優先に考えて。諦めたり、逃げたりする事は簡単だけどそればっかりだと強くなれないわ。…ゾーマ様から逃げた私が言えた話じゃないと思うかもしれないわね。

 

だからこれは私のエゴ。ネドラが強くなって生きていく事が私の望み。ディアンは弱くても良いと言うかもしれないけど、どうか強くなってほしい…強くなければ生き残れないの…

 

せめて、全力を出した私に勝てるようになれば安心できるから…どうかお願い…

 

 

………………………………………………………………………………

 

 

ダーマ神殿で職業が魔物使い(母さんがメチャクチャ推してきた)になってからはや三週間…これほどまでに魔物使いのありがたみが実感できた。

 

いろんな生物の気配が分かって便利!!

 

 

視界や音だけで判断してきたものが、ここまではっきりと分かるとは思いもしなかった。ゲームでは「やせいのかん」で魔性の消えたはぐれモンスターを探すという用途があったが、実際は違った。地形は事前に把握しないといけないが、山賊やモンスターの位置が分かるため、戦いを避けたり不意打ちを仕掛けたりできて大変楽になった。これ盗賊の暗殺の特技とか覚えたら暗殺のプロになれるんじゃないか?

 

ちなみに無力化させた山賊はロマリアの兵士に引き渡しました。結構お金もらえた。相当な悪だったのかな?

…無力化させた山賊は他にもたくさんいたはずだけど、母さんがどこかに連れていったんだよな…帰ってきた母さんは笑顔で血らしきものが服についてた。直接聞くのは怖かったから同行していた父さんに聞いた所、

 

ネドラ父「ネドラに襲いかかった山賊が許せなくて、殴りまくった後に本気の炎ブレスで消し炭にした…そのあと、おまえが見張ってた残りの山賊の耳元で死にたい?とか言って脅してた。あんなにぶちギレていたのを見るのは初めてだ…」

 

とのこと。なんか敵ながら同情するわ…

さすがに悪党とはいえ、人を消し飛ばす度胸なんか俺にはないわ。いつかやらなきゃいけない日が来たらやだなぁ…

 

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ただいまエルフの隠れ里近くの洞窟に来ております。ゲームだと「地底の湖」って所だったかな?

 

 

ネドラ母「はい!洞窟に着きました!これからこの洞窟の魔物をできるだけ倒してもらうわ。準備はいい?」

ネドラ父「ああ、大丈夫だ!俺も覚悟は決めた!それに、この洞窟に湧いている泉なら足の怪我も早く治りそうだしな!」

 

ちょっと待って?何で父さんは震えてるの?回復の泉はゲームにもあったから分かる。でも覚悟とは?

 

「ねぇ、何で父さんは震えてるの?本当に大丈夫?」

ネドラ父「心配無用だ!強くなるためには必要な事なんだ!四の五の言ってられないからな!」

ネドラ母「そんなに怯えなくてもいいじゃない。ちゃんと合意の上なんだから。ネドラも強くなるために頑張りましょうね?」

 

なんかただ魔物を倒すだけじゃなさそうな気がしてきた…

 

……………………………

 

おえええーーーーーー!?!?!?!?

 

バリイドドッグ糞マズ!?なんで魔物を食べなきゃいけないんだーー!?

 

途中までは良かったんだ…ダーマ神殿のシスターは俺の今のレベルが45って教えてくれた(テドン周りの魔物の片付けも定期的にやってるからかな?)し、地底の湖の魔物は苦戦しないと思ってた。あくまでレベルは強さの目安でしかないし、大群で来られたらヤバい。油断しないようにしないとな。でも実際は思ったより簡単だった。だけど、問題はここからだった…

 

ネドラ母「たくさん倒したわね!それじゃ食べましょう!魔物を食べる事が大事だから、料理しても良いわよ!」

ネドラ父「お、おう…食べるか!種だけじゃ効果薄いんだったな!もう、あとには退けん!!!」

 

それってダンジョン飯?…じゃなくて食べるの!?

 

「なんで魔物を食べるのさ!?かしこさのたねとかラックのたねとかすばやさのたねとかが目当てじゃなかったの!?」

ネドラ母「確かにそれに目が行きがちね。魔物にはそれ以上の効果があるのよ?だったら強くなるためには食べなきゃ損じゃない!!」

ネドラ父「ネドラ、諦めろ。母さんは生き抜くために魔物を食べてきたらしいんだが、どうやらレベルでは計れない強さを手に入れられるらしい。たねを食べまくったやつが格上のレベルのやつに挑んで倒したという話もあるんだ。ということは魔物を食べればもっと強くなれるんだ!」

 

なん…だと?だからってマタンゴはともかく、バンパイアとかこのゾンビ犬は…

 

ネドラ母「当然食べるのに適してない魔物もいるから、これから食べるのはマタンゴとデスフラッターとバリイドドッグよ!たねも食べるのよ!」

 

こうして、地獄の食事会が始まってしまった…

 

炎ブレスで適度に焼いてマタンゴとデスフラッターを食べたが、普通に美味しかった。…衛生上気になるが回復の泉があるから最悪どうにでもなるだろう。だが、バリイドドッグ、お前はダメだ!!焼いても不味い!!唯一グロい目玉部分だけは美味しかったのは納得いかない(焼いた餅みたい)が、この際美味しければそれで良い!父さんの方を見ると、

 

ネドラ父「鳥とキノコは分かるが、腐った肉は食えないだろ!?サラン!?さすがにきついぞ!?」

ネドラ母「何を言ってるの!ネドラはちゃんと食べてるわよ!?ディアンも好き嫌いしないで食べなさい!!ほら、口をあけて?食べさせてあげるから!」

ネドラ父「いくら焼かれててもそれは無理だろ!?やめゴボボボボボボボ………!!??」

ネドラ母「泉の水はいくらでもあるんだから流し込んで!」

 

…酷い光景だ…絶対他の人には見せちゃいけないな。俺も水たくさん貰おう。

 

…………………………………………………………………………………

 

あのあと、残ったバリイドドッグを食べるためにメチャクチャ焼いて焦がしまくって、母さんが持ってきた調味料で騙しだまし食べた。父さんは足の怪我は治ったっぽいが気絶している…食べきれなかった分は全て母さんが食べた。よくバリイドドッグを平気に食べれるな…味覚が違うんだろうか?

 

ネドラ母「昔は好き嫌いしてたら、間違いなく餓死してたからね。その経験もあってかよほどの事がない限りは食べれるようになったの。」

 

魔物を食べなきゃいけないぐらい、母さんは当時追い詰められてたのか…まあ、食べるものがなければ死ぬしな。とはいえそんな事態になりたくない。

まあ、美味しそうな魔物は食べるの試しても良いかもな…

 

ダーマ神殿に戻った俺たちはシスターにレベルを確認して貰ったが…父さんは60から90へ、俺は45から80へ、母さんは99だった。

 

効率良くレベル上げもできるんかい…

食わない理由なくなっちゃった…

母さんはレベル測定不能だろこれ…

 

 




今後もネドラは食べられそうな魔物は食べていく。
転職を繰り返してはレベル上げ、特技を覚えるの繰り返し。

ちなみに今回ネドラのステータスはそれぞれ100ぐらい上がってます。かしこさ、すばやさ、うんのよさがさらに200ぐらいたねも含めて上がってます。サラマンダー母さんは、もっと強くなってます。

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