ただのんびり生きていたかった人生…半人生?   作:フリスリンク

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ネドラを心配するあまり、感情を爆発させて泣いてしまっているアン。落ち着いてくれる事を祈りましょう。


なんだが、急にお気に入り登録が増えました!!
何が起こってるんですか!?嬉しいですけど!!
評価もありがとうございます!!


第39話 事情を知るアン 叶えられた願いの内容

 

 

アン

「もう危険な事しないでよーー!!!魔王軍の偵察は終わったはずなのに、なんで一週間もいなかったのよ!!??」

 

 

どうしよう………全然アンが泣き止まない……こんな事は初めてだ。というか、あの……抱きしめないでもらえます!?

 

弥美「事情を知らぬ者たちから見れば、さぞ微笑ましい光景じゃろうなぁ……」

「見てないで助けてくれよ!?」

弥美「いや……まさか、一週間も帰らぬとは思わないじゃろ……?ごまかすのも限界だったのでな。諦めるがよい。」

「そんな!?メタラン!!助けてくれ………!!」

メタラン「ずっとアンが心配してるところを見てたから……ゴメン。私には助けられない……」

 

 

なんでぇ?俺、頑張ったのに……ギアガの大穴関連の問題を解決してきたのに……ええぇ??って行かないでくれ!?この状態をほっとかないでくれよ!!??

 

「父さん!?母さん!?お願い!!この状況をなんとかしてくれ!!」

ネドラ父「悪いが、それはできないな……言えない事が多すぎて、どう説得したら良いか分からないんだ。」

ネドラ母「いっその事、アンに全部話しても良いんじゃないかしら?」

 

 

全部隠してる事話したら、興味持っちゃうでしょうが!?ただでさえ、出会った時からアンはなんにでも興味を持っちゃうんだから!!

 

アン「何を、隠してるの?私には、言えない、事?」

「いや……えーと……アンだけではないかなぁ……みんなのために黙ってる事でさ……」

アン「内緒に、するから。お願い。お母さんにも、言わない、からぁ……」

 

 

うう……頼むから泣き止んでもらえませんかね?本当に言わないとダメか?だってなぁ……もう、隠し事があるのはバレちゃってるし……言うしかない…か。

 

「アン、本当に誰にも言わない?」

アン「うん、誰にも、言わない。内緒に、するよ。」

「……興味本位で、危ない場所に行かない?」

アン「……え?危ない、事……してるの?」

「……だいぶ。約束を守ってくれるなら、全部話すよ。」

アン「…………………うん。分かった。」

 

 

……なんだ今の間は!?本当に大丈夫か!?でも、言うしかないか。……不安だ。

 

 

………………………………

 

 

 

念のため、絶対に言いふらさない事をアンに強く言って、再度約束させた。そうじゃなきゃ、マズイ内容ばかりだしな!!

 

 

アンに俺がやってきた事を話した。実は、すでに魔王バラモスを倒している事。だけど、それは大魔王ゾーマというバラモスより恐ろしい存在の部下の一体に過ぎなかった事。テドンやレイアムランド、エルフの里を襲った魔物の大群は大魔王ゾーマが送り込んだものである事。

 

ギアガの大穴は、この世界とは違う世界……アレフガルドに繋がっており、大魔王ゾーマがアレフガルドを支配している事。ギアガの大穴は、大魔王ゾーマによって開けられた穴であり、そこからこの世界に魔物を送って侵略をしていた事。大魔王ゾーマをもし討伐できたとしても、ギアガの大穴は大魔王ゾーマによって維持されているため、ギアガの大穴が閉じてこの世界に帰れなくなる事。

 

ギアガの大穴関連の問題を解決するために、下の世界……アレフガルドを創造した神様であるルビス様の封印を解いて、手段を教えてもらった事。その手段は、天界にいるしんりゅう様という龍の神様に願えば、解決できるというものである事。

 

今まで俺がいなかったのは、しんりゅう様に会って願いを叶えてもらいに行ってたからという事等々。

 

 

「最初にアンに伝えた「魔王軍の偵察」はウソじゃなかったんだよ。……屁理屈になっちゃうけど、魔王バラモスの事じゃなくて、大魔王ゾーマの事だから。アレフガルドで、封印されているルビス様を救わないといけなかったし。」

アン「………思ったより情報が多いし、内容が濃すぎて混乱してるよ。それって、本当にネドラがやらないといけなかったの?」

「……本当だったら勇者の役目なんだけど、まだ赤ちゃんだからさ。赤ちゃんにさせる事なんてできないだろ?」

アン「え!?勇者って赤ちゃんなの!?」

 

 

……どうにか、泣き止んでくれた。俺の事を離してくれたし。

 

「そうだよ?それはともかく、誰かがやらないといけなかったんだ。大魔王ゾーマは待ってくれないし、一つの世界を自分の闇の力で覆っちゃうくらい強い。倒さないと、この世界も危ないんだよ。」

アン「……なんで今まで内緒にしてたの?」

「大魔王ゾーマの存在と力が理由かな。みんなは、魔王バラモスがまだ生きていると思っている。だけど、実はソイツは元凶じゃなくて、親玉の配下の一体でしたなんて事が知られたら結構ヤバイんだ。みんな絶望しちゃうし、悲しんじゃう。……ここで大魔王ゾーマの力が関係してくるんだ。」

アン「力?何に関係してくるのよ?」

「人たちの絶望や悲しみ……負の感情がゾーマの力になっちゃうんだよ。つまり、ゾーマの事を知らせちゃうとゾーマを自動的に強くしちゃうんだ。……ただでさえ、一つの世界を征服してる状態で、別の世界に大穴を開けて維持しながらまた征服しようとしてるんだ。これ以上、強くなられたらたまったもんじゃない!!」

 

 

本当にとんでもない事をやらかしてるよな!!しかも、負の感情で力が増すとか……チートかよ!!!

 

「ギアガの大穴関連の問題は解決したから、あとは大魔王ゾーマを討伐するだけなんだけど………それが難しいんだよ。単純に強い魔物が多いし、ゾーマ自体がルビス様ほどの強い神様を封印するだけの実力があるし……」

アン「ネドラも悩んでたんだね……知らなかったとはいえ……ごめんなさい。」

「別に良いよ。アンは心配してくれてたんだしさ。」

 

 

一通り話したかな?もう完全に、いつものアンに戻ってくれたし……

 

 

 

アン「私にも何かできないかな!?黙って見てるだけなんてできないわよ!!」

「え!?……気持ちは嬉しいけど……」

ネドラ母「アン?厳しい事を言うけど、今のあなたの実力だと無駄死にするだけよ?」

アン「そんな!?私だって、サランさんに鍛えられて強くなったわ!?それでもダメなの!?」

ネドラ母「そうね。確かに強くなったわよ?でも、あなたの実力が通用するのは今いるこの世界だけよ!!アレフガルドでは一切通用しないわ!!」

「………この中で一番強い母さんが言ってるんだ。俺もアレフガルドを父さんと母さんと一緒に見たけど………魔物の数が尋常じゃなかったんだ。しかも、全部の魔物が狂暴で、同じ見た目の魔物でも強さが全然違うんだよ。」

 

 

今いるこの世界のキメラと、アレフガルドのキメラの強さは全然違った。俺はまだ会ってないけど、アレフガルドのスライムも強いんだろうな。俺たちは倒せるから大丈夫だけど、アンぐらいの実力だと厳しすぎる………アンだって強い部類なはずなんだけどね。

 

 

アン「そんな………じゃ、じゃあサランさん!!私をもっと鍛えてくれないかな!?サランさんに修行をつけてもらえれば…………!!」

ネドラ母「気持ちは嬉しいわよ。すごく嬉しいわ。……でも、私がいくら面倒を見ても、大人数との戦いは学べないわ。アンは、一人でたくさんの魔物を同時に相手して、倒した経験はある?」

アン「一人でって………」

ネドラ母「エルフの里に襲撃してきた魔物の軍勢の時は、どういう風に戦っていたの?」

アン「……お母さんと協力して倒したわ。お母さんが出した霧に隠れつつ、隙を見て魔法を撃ち続けて……私が押し負けそうな時は、お母さんが魔法で庇ってくれて……」

ネドラ母「なるほどね。別に悪くないわよ?二人で連携して戦える事はすごいわ!他のエルフを庇いながら戦ったっていう事も知ってるし、十分よ?でも、それだけじゃダメなの。」

 

 

アンは母さんの修行のおかげで強くなってるけど、実戦経験が少ない。特に、母さんが言ってた「一人VS複数」の戦いを経験してないかもしれない。そもそも、実力不足……戦いに巻き込まない方が良い。

 

「アン……今まで隠してた事を君に話したんだ。約束を守ってくれよ?」

アン「うっ……分かってるけど、でも!!」

ネドラ父「アンちゃんにしてみれば、納得できない事だよな。だから………」

 

 

ん?父さん?どうしたんだ?

 

「父さん?何をするつもり?」

ネドラ父「アンちゃんに教えるんだよ。……俺もアレフガルドに行って実感した。俺一人だったら、あの狂暴な魔物の大群にやられていた。サランやネドラが一緒だったから、俺はあの戦いに勝つ事ができたんだ。……最低でも、俺以上の実力がないとダメだ!!」

アン「え!?ディアンさんでも、力不足を感じたの……?信じられない。」

ネドラ父「ああ、俺の実力だけではダメだと確信したよ。アンちゃんが俺に勝てるなら、それで良い。最低限はやっていけるだろう。でも、そうじゃなかったら死ぬだけだ。アンちゃん、俺と勝負をしよう。当然、俺を殺すつもりで来てくれ。」

アン「……私が勝てば、協力させてもらえるの?」

ネドラ父「それで良いか?ネドラ。俺も手を抜くつもりはないが……」

「………分かった。アンが父さんに勝てたら、戦力として考えてみる。母さんもそれで良い?」

ネドラ母「もちろん。……正直、私以上に強かったら嬉しいんだけどね。」

 

 

この場に母さんを越えてるヤツがいないんですが?

 

……父さんは、理解してても納得できないアンに実力の差を教えようとしている。これでアンが引いてくれればいいけど……

 

 

………………………………

 

 

現在、テドン南の修行場。

 

俺と母さんが勝負を見届ける事になった。

 

 

父さんとアンが実戦形式で戦っている。父さんは、ひのきのぼうで戦ってるけど………勝負は分かりきっている。

 

アン「イタ!?……まだまだ!!!」

ネドラ父「どんどん攻めてこい!!アレフガルドの魔物だったら、とっくにアンちゃんを殺しているぞ!!!」

 

 

アンは魔法主体の戦いをしている。マホカンタを張ってしまえば、通用しなくなる。父さんは、わざとマホカンタを使わずに戦っている。……ひのきのぼうでメラゾーマの軌道を反らしているから、実力差が明らかだ。

 

アンも少しは体術が使えるのか、魔法を使いつつ父さんに攻めているけど……ダメだ。簡単に受け流されている。

 

 

カン!!!

 

 

父さんが、アンの持っていた杖を弾き飛ばした。……もうアンも動けないようだ。体力的にも厳しかったか。

 

アン「ハァ、ハァ……うう……痛い……」

ネドラ父「アンちゃん、まだ続けられるか?」

アン「もう、無理よ。私の、負け。」

ネドラ母「結構、ディアンに食らいついた方だけどねぇ。」

 

 

アンの課題は近接戦だな。魔法を防がれたら、アンにできる攻撃は体術しかない。……ダーマ神殿で魔物使いに転職すれば、ブレス攻撃ができるようになるけど……アンは連れていけない。エルフの女王様との約束を破る事になる。

 

とりあえず、父さんとアンに回復魔法をかけよう。ついでに、リザオラルも。

 

「よく頑張ったよ。父さんに対して、アンは攻められた方だ。」

アン「……うん、ありがとう。私の力じゃ、ネドラ達の力になれない事がよく分かったわ……」

ネドラ父「言われてるだけだと、分からない事もあるからな。……納得してくれてなによりだよ。」

ネドラ母「この世界だけだったら、良かったんだけどねぇ……アレフガルドの事は私たちに任せてね?」

アン「うん、もうその事については……諦めたわ。……ごめんなさい。」

「良いよ。気持ちは嬉しかったから。」

 

 

アンが諦めてくれて良かった……初めてのエルフの友達だし、戦いで失いたくない。ゾーマさえいなければ、こんな事になってないのに………おのれ、ゾーマ!!!

 

 

 

……………………………………………………

 

 

 

父さんとアンの勝負から、はや一週間。

 

 

天界に行って目的が達成できた事を、竜の女王様たちに伝えた。竜の女王様やハーゴンさん、他のみんなも自分の事のように喜んでくれた。……この城にいる住人はみんな優しいな。

ハーゴンさんの作った魔法陣は、かなり完成に近づいているらしい。竜の女王様もかなり気配が強くなっていて、光の力も強く感じる。調子がとても良いようだった。………また、ひかりのたまをたくさん貰ったけど……そろそろ使い道に悩むな……

 

 

それから、母さんとメタブレイブとメタンガをしんりゅう様の所に連れていったり(父さんはぎっくり腰を起こしてしまい、テドンで治療中)、しんりゅう様と修行をしたり……かなり俺も強くなったはずだ。怒りによる龍化でも満足にホーリーモードと光の衣の維持や、ホーリーフィストやゴッドハンドの制御が簡単にできるようになった。

 

 

ちなみに、母さんもメタブレイブもメタンガもしんりゅう様に認められ、願いを叶えてもらった。

 

メタンガはとにかくみんなを守るために力が欲しいという事で、守護天使の力が与えられた。メタンガから聞いたところ、力が満ち溢れてきているとの事だが……俺には分からない。ドラクエ9の守護天使しか知らないものでな。実際に力を使ってもらって確認したが、魔力ではない結界を張っていた。母さんでもなかなか破壊できず、何枚も張れるようだ。………強すぎないか?レイアムランドの守りが強固になるなら良いけどね!!

 

メタブレイブは少し悩んだ後、褒美を辞退した。メタブレイブいわく、「僕は勇者になりたいけど、それは叶えてもらう事でなるんじゃなくて、みんなに呼ばれてその時になれるものだからいらない」との事。こやつイケメンか?イケメン過ぎないか!?……ここで終われば綺麗に収まったんだけど、メタブレイブがルーラで帰った後にしんりゅう様が気を利かして別の願いを叶えたらしい。それは「見た技や聞いた技を再現でき、一瞬で自分のものにできるようになる」という内容だった。………メタブレイブにバレたらヤバイんじゃないか?叶えられた能力もヤバイし……争いの火種にならない事を祈ろう。

 

母さんは、テドンとレイアムランドに住むみんなを不老不死にしようとした。………さすがに俺もしんりゅう様も止めた。ちょっと、一人だけじゃないから良いかな?とも思ってしまったけど、生命の理を変えるのはよろしくない。それで結局叶えた願いが、テドンとレイアムランドに住む者の永遠の健康と不老だ。……それも俺は止めたけど、しんりゅう様が「良いだろう!!」と言って叶えてしまった。………つまり、この俺ネドラも不老になってしまいました。なんで、この願いが通ってしまったのか全く分からない!!本当になんで!?

ちなみに、父さんのぎっくり腰が治っていました。ゴメン、父さん。母さんを止められなかったよ……

 

 

 

適当な理由(忘れ物をしたから等々)で母さん達を帰らせた後、俺も願いを叶えてもらう事になった。二度目の挑戦という事で、判定が厳しくなったようだがまた認めてもらえた。しんりゅう様との修行で、強くなれたからだろうか?母さん達を帰らせた理由は、しんりゅう様に叶えられる願いの限界を知りたかったからだ。俺はいろんなゲームの知識だったり、能力だったり知っているから気になっていた。

 

聞いた結果、この時空を破壊しかねない力は、与える事はできるが与えない事が分かった。……しんりゅう様が叶えようと思ったら、叶えられてしまうのが怖い。つまり、よくあるチート能力の類いは願いとして無理だという事が分かった。

それから、生物の思考や精神を変える願いも、できるけどダメだそうだ。洗脳系も無理か。大魔王ゾーマの洗脳もできないか聞いたところ、そもそもゾーマに干渉する願いを叶えられないらしい。ゾーマの力が強すぎるとの事だが………本当にゾーマを倒す事ができるんだろうか……?不安になるなぁ。弱らせればいけるか?

俺の知っている物を出せるかも聞いたが、この世界に存在する又は存在した物なら願いとして叶えられるとの事。

 

ならばと思い、この世界に存在する又は存在した素材を無限に出せて手に入れられるという願いを言った。……言っといてなんだが、叶えてもらえるとは思わなかった。無限に出せるんだぞ?……あとで試そう。

 

しんりゅう様から強者を連れてきた礼として、また願いを叶えてくれる事になったが、一旦保留にしてもらった。

 

 

 

 

こんな内容の濃い一週間だった。

 

しんりゅう様を起点に凄い事が起きてしまっているが……大丈夫なんだろうか?まぁ、俺が気にしても意味ないか!!

 

 

 

………………

 

 

 

さて、武器屋で素材を出してみるか!!

 

 

武器屋スライム「ナンダ?新作ノ、マホカンタシールドヲ見二来タノカ?」

「それもあるけど、ちょっと見てほしい物があってね!」

 

 

あれか、ガメゴンロードの甲羅の粉末を使った盾か。完成したんだな!!まぁ、それは後で確認するか。……というか、ちょっとガンキンの言葉が聞き取りやすくなったような?まぁ、良いか!!

 

 

よし、ブルーメタルをイメージして……どうだ!

 

ゴト……

 

 

「お!出てきた!」

武器屋スライム「コレハ、ブルーメタル!?何処デ見ツケタ!?」

「実はね?………………」

 

しんりゅう様に新たな願いを叶えてもらった事を話した。

 

武器屋スライム「無限二カ……素材二困ラナクナルナ。」

「でしょ?これなら、能力として腐らないと思ってね!」

 

 

ブルーメタルやオリハルコンは一点ものだからなぁ。これだけでも十分に価値がある能力だ。

 

……そういえば、物はやり過ぎだと思って素材にしてもらったけど、どこまで出せるんだろうか?

 

まずブルーメタルだろ?次はオリハルコンを出してみて、次は……あれ、「存在した素材」だよな。もしかして……

 

………ヒヒイロカネ

 

ゴト……

 

「なんだと!?」

武器屋スライム「見タ事ガナイ鉱石ダ……ナンデ、オ前ガ驚イテイル?」

「い、いやなんでも……使えそうでしょ?……分からない鉱石っぽいけど。」

武器屋スライム「確カニ……加工シガイガ、アリソウダ。」

「ち、ちょっと自宅の倉庫に行くね……」

武器屋スライム「待テ、ブルーメタルヲ、モット出セ。」

「あ、はい………」

 

 

大量にブルーメタルを出した。

 

 

…………………………………………

 

 

改築して大きくなりまくった自宅の倉庫にて………

 

「ヤバイ……これはヤバイ!!??」

 

 

そうだよ!!ドラクエ3の前ってドラクエ11じゃん!?そりゃ「存在した素材」が当てはまるよ!!

 

しかも、素材って言ってもドラクエ11の素材ってふしぎな鍛冶のヤツだ。まさか、ほしくずのつるぎとかグリンガムのムチが出てくるとは思わなかった!!さすがに、ぎんがのつるぎみたいな素材にならない最上級の武器は出てこなかったが、それでもヤバイ!!!

 

………まさか、ドラクエ11の主人公たちが作った方の勇者のつるぎも……?

 

ゴト……

 

 

出てきちゃったよ!!??

 

勇者のつるぎ・改の素材になるからって出てきちゃダメだろ!?主人公たちの苦労よ!!??

 

 

 

 

これ、ちゃんと調べないといけない能力だ!!??

 

 

 

…………………………………

 

 

 

 

えーと、願いで手に入れた能力の検証結果ですが……

 

 

ドラクエ11の普通の素材、素材になる武器、ストーリー上で使うガイアのハンマーと伝説のオリハルコン、ドラクエ3のヤツか、ドラクエ11のヤツかは判別できないけど六つのオーブも出てきました。

 

 

 

 

どうしろと!!!???

 

 

ガイアのハンマーって素材か!?それにオーブって何の素材だよ!?あれか!?命の大樹への虹の橋の素材か!?それともラーミアの素材か!?素材の意味の幅が大きすぎないか!?

 

この能力あったら、あんなに時間かけたオーブ探しなんてしなくて良かったじゃないか!!??

 

 

………オーブ探しの時は、絶対にしんりゅう様に会えないからどのみち無理か。というか、今さらオーブが出てきても……

 

 

ふしぎな鍛冶セットは残念ながら出てこなかった。……ガイアのハンマーとか出てきて、なんでこれは出てこないんだ……?

 

 

 

………………………

 

 

武器屋スライムのガンキンには、天界で手に入れた素材と、さっき出したオリハルコンを含むドラクエ11の素材、ガイアのハンマーを渡した。さすがに勇者のつるぎ等の素材になる武器は渡さなかった。

ガンキンが言うには、ガイアのハンマーは手に馴染むらしく「ヨリ良イ物ガ作レル!!」との事。……なんか、ドラクエ11の主人公たちに申し訳ない。あとは、ギアガの大穴に落ちていないであろう、この時代のガイアのハンマーの持ち主に申し訳ない……

 

服飾スライムのアパレラにも素材を渡した。アパレラも「こんなに良質な素材をありがとう!!」と喜んでくれた。しんりゅう様の願いについては言ってあるけど、本当に罪悪感が凄い………天界で、自力で集めた素材は良いんだけど………いや、割り切ろう。俺が言った願いじゃないか!!

 

 

 

こうなったらフル活用してやる!!

 

 

 

 

 

 

 

 




アンがネドラ達の事情を知りました。それによって、ネドラに対しての心配が加速したようです。


しんりゅうに認められ、願いを叶えたメタンガとネドラ母(あとは強制的に叶えられて、叶えられた事に気づいていないメタブレイブ)。二度目の挑戦によって、また認められたネドラも願いを叶えました。

メタンガ

守護天使の力を与えられた。魔力ではなく、しんりゅうが与えた神の力で頑丈な結界をたくさん張れるようになった。基礎能力も上がっている。


メタブレイブ

願いを断ったのに、勝手に能力を押し付けられた。「見た技や聞いた技を再現でき、一瞬で自分のものにできるようになる」というものであり、メタンガの新たな結界も見たので真似ができる。しかし、あくまでも「技」なので神の力は再現できない。本人はこの能力を知らない。道具系を作る「職人の技」も対象。


ネドラ母

テドンとレイアムランドに住む者の永遠の健康と不老を叶えてしまった。これにより、外的要因以外で死ぬ事がなくなった。実は、家族のみにしようとしていたが、ネドラ父やネドラが困ると思い、配慮した。これでも配慮しているのである。当然、この願いにネドラ達も巻き込まれている。


ネドラ

この世界に存在する又は存在した素材を無限に出せて手に入れられる願いを叶えてもらった。「物」だと全て手に入ってしまうため、そこは遠慮した。本人は、貴重なオリハルコンやブルーメタルが無限に手に入れば良いと考えてた。しかし、ドラクエ3はもちろん、過去の時系列であるドラクエ11の素材も無限に出せるようになってしまった。また、素材の定義が広く、武器や防具等は出せないが、ふしぎな鍛冶の素材になる武器は例外的に出せてしまう。ガイアのハンマーやオーブ等も素材扱いであるため、本人は頭を抱えた。ちなみに、ラーのしずくとやたの鏡も出せるが、あまり意味はない。
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