ただのんびり生きていたかった人生…半人生?   作:フリスリンク

44 / 62
バラモスナイトを倒したネドラ。しかし、大魔王ゾーマの力が増しているようです。


第44話 真・大魔王ゾーマ

 

 

 

赤い目なんて、俺には真・大魔王ぐらいしか分からない。少なくとも、とんでもない強さだという事は分かる。

 

バラモスナイトとの戦いで消耗した魔力をエルフののみぐすりで回復させる。………1本じゃ足りないのか!?回復はしているけど、全回復するにはもう1本飲まないとか……?もう1本飲んでどうにか、満足する魔力量まで回復した。全回復じゃないけど、やるしかない!!

 

 

エルフののみぐすりは、俺だけが持ってるわけじゃない。キャリーさんにも、メタブレイブにも、母さんにも持たせている。俺が持っているエルフののみぐすりは、あと2本………いや、考えるな!!今、出せる全力を出せ!!

 

 

ホーリーフィストを大量に展開して、一部に道具を仕込ませる。あとは、ゴッドハンドに勇者のつるぎを持たせたり、ホーリーフィストにひかりのたまを持たせたりすれば………

 

 

ゾーマ「この力を前にしても、怯まぬとはな!敵である事がおしいが、仕方あるまい……サランよ、終わりにしようか。」

ネドラ母「……私は、絶対に退きません!!ゾーマ様……あなたを、倒す、までは!!!」

 

 

早く母さんに加勢しないと!?バイキルミンを飲んで、あらゆる補助魔法をかけて、ホーリーモードと光の衣を発動させる!!あとは、怒りによる龍化だ!!!

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

 

 

 

 

まずは、おもいっきり突進してやる!!

 

ゾーマ「……なるほど、バラモスナイトはやられてしまったか。大義であったぞ。……この魂の気配は……」

「!!??な、なんだと!?」

ネドラ母「ね、ネドラ!?」

 

 

気配は消していたはずだ!?死角からの突進を受け止められた!?しんりゅう様ですら、怯むぐらいの威力だぞ!?………ちっ!それなら!!

 

「これで終わると思うなよ!!」

ゾーマ「?……なんだ?粉か?いや、ガメゴンロードの一部だな。……使える物はなんでも使うか!良いだろう!!」

ネドラ母「……!!??ネドラ!!離れて!!」

 

 

 

ビュオォォォォォ!!!!!

 

 

「うわあぁぁぁぁぁ!!??」

 

ネドラ母「キャアァァ!!??」

 

 

闇の力か!?俺と母さんをこんな軽々と吹き飛ばすなんて!?って、魔封じの粉を吹き飛ばすためにやったのか!!

 

ゾーマ「ふむ、魔法が使えるな。やはり、あの粉には魔力を阻害する力を持っているようだな。己の違和感を信じて良かったぞ?」

「クソ!!だったら、これをくらってみやがれ!!!」

ゾーマ「いくら、光の力を使おうとも……我が闇の力の前では無力だ!!」

 

 

巨大なホーリーフィストを飛ばし続けているが……簡単に避けられてしまう。やっぱり、バラモスナイトの時みたいに気をそらさないとダメか……

 

「うおおぉぉぉぉぉ!!!!!」

ゾーマ「また突進か。それを続ければいつかは当たると思っているのか?……ナメられたものよ!!」

 

 

相手を簡単に吹き飛ばす闇の力……光の力を蓄えてる俺たちだから、吹き飛ぶだけで済んでいるんだろうな。……いや、俺の体はかなり傷ついている。早めに勝負に出る!!!

 

「グググ………負けるかぁぁぁ!!!!」

ゾーマ「ほう?我が力に耐えるか。だが…………」

 

 

 

ザシュ!!!!

 

 

 

 

ゾーマ「ぐおお!!??……くっ、我が闇の衣を貫通させるとは!やるではないか!!」

「まだまだ!!ホーリーフィストは大量にあるぞ!!」

 

 

勇者のつるぎを持ったゴッドハンドが、ゾーマの背中を切り裂いた。ようやくダメージは与えられたが……あの様子だと、闇の力で回復してるだろうな……追撃をするしかない!!

 

ゾーマ「あのサラマンダーよりも、随分物に頼っているようだな。」

「俺たちとお前らの戦争なんだ。なんでもアリだろ!!」

ゾーマ「その通りだな。その知恵で、戦況が覆らせられたのだろう。先ほどの攻撃にも驚かされたが……お前のような配下が欲しかったぞ!!」

 

 

ゾーマは闇の力を纏わせた魔法を撃ちまくってくる。いてつくはどうもしてくるが、俺もいてつくはどうを使って相殺している。……ゾーマの魔法は闇の力を纏っているせいか、マホカンタでは跳ね返せないし、マジックバリアで軽減されてる感じもしない。闇の衣を剥がせれば、少しはマシになるのか?全然剥がせる気がしないが……………

 

 

俺はゾーマに牽制として、光弾を撃ちまくっている。ひかりのたまを大量に仕込んだホーリーフィストは、たまにゾーマに当たっている。……闇の衣は消えないけど、効果は十分に発揮しているようだ!!

 

母さんは……さっき、ゾーマに吹き飛ばされて地上に落ちてから、あまり身動きができていない。最初から一人でゾーマと戦ってたんだ。無理もない。俺がやらないと!!

 

 

ゾーマ「……どうやら、我が闇の力に慣れてきたようだな?」

「慣れてきただと?冗談がキツいぞ。今すぐにでも逃げ出したいくらいだ。」

ゾーマ「何度も突進をして、己を囮に使う者が言える事ではないな!お前の使う光の力は、あのサラマンダーや他の有象無象とは違う。さすがは、異世界の魂という事か……」

 

 

な!!??

 

 

なんでだ!?なんでゾーマに知られている!?そもそも俺とゾーマは初対面だぞ!?……コイツまでルビス様たちみたいに魂を見分けられるのか!?

 

「…………異世界の魂?なんの話だ!!」

ゾーマ「惚けずとも良い。ワシには分かっている。ワシは魂の違いが分かるのだ。」

「……それで?それがどうしたんだ!!」

ゾーマ「異世界の魂と闇の力は相性が良い事が分かっている。我が闇の力は異世界の魂によって強化されているのだ。」

 

 

 

 

『今回の場合は、ゾーマがギアガの大穴を作った際に世界が……いえ、次元が乱れて、異世界にあるあなたの魂が引き寄せられてしまった。ですが、それではその体が生まれた時期が合わないはずです。あなたの魂が引き寄せられたのは、この世界において適正があったのでしょう。そちらの世界で漂えるくらい強い魂だったと考えられます。おそらく、他の魂も引き寄せられていたと思いますが、適正がなく、消滅してしまった可能性があります。』

 

『異世界から魂が来るのって珍しい事なんですか?』

 

『珍しい事ですよ。こちらの世界では低確率で魂が異世界から来る事はありますが、全部消滅してしまっています。……』

 

 

まさか、この世界に迷い込んだ異世界の魂が消滅したのは………

 

 

「お前のせいで、異世界の魂が消滅したのか!?ギアガの大穴を作った時に迷い込んだ魂を!!!」

ゾーマ「……あの忌々しいルビスにでも聞いたか。確かに、ギアガの大穴を開けた際に、異世界の魂がより迷い込むようになったが………消滅には関与はしていない。」

「関与してないだと!?お前がギアガの大穴を開けたせいで、異世界の魂が迷い込んだんだろうが!!!」

ゾーマ「ワシがギアガの大穴を開ける以前から、迷い込む異世界の魂はあった。……手元に置こうとしたが、確保した魂はどれも消えてしまった。だが、お前という消滅しない例外がいたとはな。」

 

 

コイツ……!!!ギアガの大穴を開けたせいで、迷い込む異世界の魂が増えたんだぞ!!??

 

 

「どのみち、お前のせいで、被害が増えたのは間違いないだろうが!!!」

ゾーマ「フッフッフ、動きが単調になってきてるではないか。怒りで、冷静さを欠いているぞ?」

 

 

全然当たらない!?コイツの思惑通りになってるのか!?俺にわざと聞かせて、冷静にならないようにしているのか!?………なら……

 

 

「………さっき、言っていた異世界の魂と闇の力の相性が良いというのは?」

ゾーマ「聞く気になったか。ワシは、迷い込む異世界の魂を手元に置こうとした。現にお前のような者がいたのだ。その判断は間違っていなかったようだが………それぞれ、消滅する時間が違っていた。」

「………それがなんだって言うんだ?」

ゾーマ「消滅するまでに、様々な負の感情を出していたのだ。その度に、我が闇の力は強化されていった。この世界の人間から、負の感情を喰らうよりも圧倒的な力を得る事ができたのだ!!」

 

 

………それで、ここまで強大な力を……ギアガの大穴を開けた時から、ゾーマの強化が始まっていたのか……

 

 

ゾーマ「だが、お前という消滅していない異世界の魂は予想外だった。相性が良いと言う事は、お前にも恩恵があると言う事だからな。現に、お前に闇の力が効きづらくなっている。」

「なるほど?闇の力か……貰えるなら貰ってやるよ。」

ゾーマ「……ほう?あまり、動揺はしていないか。お前は闇の力を嫌っているわけではないのか?」

「そんなもの、使うヤツ次第だろ?今、俺は光の力を使っているけど、別に光が必ず善じゃない。闇の力もそうだ。お前に対抗するために使っているだけだ!!もし、お前が光の力で悪行をやっているなら……それに対抗できるなら、闇の力を使っているさ!!」

 

 

別に、力が存在してる事自体は悪くない。悪いのは使い方を間違えるヤツだ。力に飲まれなければ良いだけだ。決して、光が必ず正しいわけじゃない。

 

 

ゾーマ「……冷静にさせてしまったか。……!!??な、なんだ!?」

「なんだよ?巻き付いただけだろ?そんな驚かなくても良いだろうが。」

 

 

闇の力に耐性がついてるって話は、本当のようだな。闇の衣に巻き付く形になっているが、さっきよりダメージが少ない。……俺が闇の力を受け入れているからか?

 

話している間に準備はできている。たくさんのガイアフォースの準備がな!!!

 

 

ゾーマ「……まさか、自爆覚悟でやるつもりか?お前から感じる、負の感情とは別の行動をするではないか!」

「お前が消えれば、それで俺の平穏が来るからな!!」

ゾーマ「苦しみたくないのだろう?死にたくないのだろう?光の力とはいえ、お前も無事では済まんぞ?」

 

 

ゾーマが冷静な事に腹が立つが、それはどうでも良い。苦しみたくないのも、死にたくないのもそうだけどな?お前がいる限り、それがつきまとうんだよ!!!

 

 

 

ガイアフォース!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォォォォン!!!!!

 

 

 

ドドドドドドドド!!!!!

 

 

 

 

………イッテェェェェ!!??こんなにも痛いのか!!さすがにゾーマにも効いているだろ!?……ゾーマが暴れている様子はない。ちゃんと巻き付いてるし。今のうちにホーリーフィストに隠してた残り2本のエルフののみぐすりを飲む。

 

 

ゾーマ「グハアァァ!!??………ググ、なんという威力だ………!!……だが、さすがにお前も無事では済まないだろう。」

「確かに痛いさ。苦しいさ。でも、これで終わるわけにはいかない!!!」

 

 

 

 

 

シュイイィィィィィン………

 

 

 

今の俺の全力を込める。全ての魔力を……全ての光の力を……この一撃に込める!!!

 

ゾーマ「グググ……熱いぞ!?お前は……今度はなにを企んでいる!?」

「お前をどうやって倒せるかを考えているんだよ!!!」

 

 

さすがにバレたか。さっきの余裕は少しだけ消えて、焦りが見えている。ゾーマももがいているが、俺の巻き付きが強くて意味をなさない。……体が大きいって便利だな!!

 

 

「大魔王ゾーマ、一緒に苦しもうぜ?」

ゾーマ「お前の体に何が起こっているのだ!?この熱さ……あまりにも異常だ!」

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと保険が機能すると良いんだけど………信じてますからね?

 

 

 

さて、これが俺の全力だ。

 

 

 

 

マダンテ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガアァァァァァァン!!!!!

 

 

 

 

 

………………………………

 

 

 

 

~~メタブレイブ視点~~

 

 

くっ!?さっきまで逃げてた魔物が、突然狂暴になった!!これが、大魔王ゾーマの影響か!?

 

 

「キャリーさん!!僕はネドラ達の所に行きます!!この強い気配は、放っておいたらマズイ事になる!!」

キャリー「……そうですね。魔物が狂暴になったとしても、私たちで勝てる相手に変わりはありません!メタブレイブさん、どうかお二人の元へ行ってください!!」

「はい!!分かりました!!キャリーさん達も気をつけて!!」

 

 

僕は道中の狂暴化した魔物を倒しながら、ネドラ達の所に向かう。………あれは、龍化したサラン!?ボロボロじゃないか!?

 

「サラン!!大丈夫かい!?」

ネドラ母「……ギリギリってところかしらね。ゾーマ様は、以前よりも遥かに強くなっていた……今は、ネドラが上空で戦ってくれてるけど……」

 

 

確かに、空を見ると龍化して戦ってくれてるネドラがいる。……アイツが、大魔王ゾーマか!!

 

「とにかく、世界樹のしずくを使おうよ!!大魔王ゾーマをここで倒さないと!!」

ネドラ母「……そうね。メタブレイブ、私の持っているふくろから出してくれないかしら?……ゾーマ様の闇の力をくらいすぎて動きづらいのよ。」

「分かった!!ちょっと待ってて!!」

 

 

サランのふくろ……あった!!ネドラが用意した世界樹のしずく!!ネドラが作ってたんだよね!!せかいじゅのはを、まほうのせいすいに浸して作ってたんだよね!!まさか、それですごい回復薬ができるなんて思わなかったよ!!

 

サランに世界樹のしずくをかけると、みるみるサランの体の傷がなくなっていく。僕も修行終わりに一回だけ試してみた事があったけど、すごく効くんだよね!!

 

ネドラ母「……なんとか、マシにはなったわね。全快とはいかないけど……せかいじゅのはと、まほうのせいすいで作るなんて、ネドラは凄いわね!!」

「サラン、早くネドラの所に行かないと!!僕は先に行ってるからね!!」

ネドラ母「あ!?ちょっと!?無策で挑んでも………!!」

 

 

無策でもやらなきゃいけないんだ!!ネドラは……ゾーマに巻き付いてる!?………今のうちにゾーマを切れば……!!

 

 

 

 

ドガアァァァァァァン!!!!!

 

 

………え!?ネドラ!?何が起きたんだ!?どうして爆発が!?

 

ネドラが………人間の状態で、地面に落ちた………

 

空にいるのは、ボロボロになってるけど、まだ強い気配を放っているゾーマ………

 

 

「ゾーマああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

ゾーマ「ガバッ……ゴボッ!?まさか、これ程とは………なんだ!?」

「うおおぉぉぉぉぉ!!!!!」

ゾーマ「メタルスライム………!?お前も空を飛べるのか!?」

 

 

ガキイイィィィィィン!!!!!

 

 

僕は空を飛びながら、斬撃を浴びせていく。出し惜しみなんてしない!!お前が………お前さえいなければ!!!

 

ゾーマ「グググ………お前が、バラモスナイトの報告にあったメタルスライムか!?」

「バラモスナイト?ネドラ達が、レイアムランドで苦戦したっていうヤツか!僕は知らないよ!!」

ゾーマ「ガハァ!?これも、異世界の魂の影響なのか!?」

 

 

異世界の魂?なんの話だ?……どうでもいい。

 

「絶対に倒してみせる!!よくもネドラやサランをボロボロにしてくれたな!?許さない!!!!」

 

 

確実に倒してみせる!!じゃないと、なんのために、ネドラ達があんなに傷つかなきゃいけなかったんだ!!??

 

 

ゾーマ「それは!?先ほどの技か!?」

「僕だってできるようにしたんだよ!!」

 

 

ゴッドハンドを大量に展開して、ガイアフォースをたくさん作る。闇の力には光の力が効くんだろ?

 

ゾーマ「お前も自爆をする気か!?」

「自爆?なにを言ってるんだ?」

 

 

斬撃を浴びせつつ、ガイアフォースを当てやすい位置にゾーマを誘導させる。ネドラやサランが頑張ったおかげで、ゾーマは疲弊している。

 

「ガイアフォースをくらえ!!!」

ゾーマ「グハァ!!??……しまっ…………!!??」

 

 

 

ドオォォォォォォォン!!!!!

 

 

 

ドドドドドドドド!!!!!

 

 

絶対に倒す!!絶対に倒すんだ!!!

 

 

 

 

…………………………

 

 

 

 

ネドラ母「ネドラ!!しっかりして!?ネドラ!!」

「……なんとか、大丈夫、だよ?」

 

 

……自爆特効だったけど、どうにかマダンテを当てられた。さすがに効いただろ!!

 

体があまりにも痛い……でも、保険のおかげでどうにか死なずに済んだか。俺が作った、世界樹のしずくを飲まないと………

 

「……ふう、我ながら凄い効き目だな。」

ネドラ母「まったくもう!!あんな無茶をして!!」

「母さんだって、無茶をしてたんだからお互い様だよ。」

ネドラ母「私は良いのよ!!」

 

 

なんという暴論……まぁ、俺の事を心配してくれてるんだけど?……これからの無茶も怒るだろうなぁ。

 

「母さん、俺には闇の力の耐性があるみたい。メタブレイブもゾーマと戦っているし、また行ってくるよ。」

ネドラ母「………なんだか、自信に満ち溢れてるけど……なにか策があるの?」

「あるよ。あくまでも保険だったけど……しんりゅう様に二つ、願いを新たに叶えてもらってたんだ。」

 

 

俺の手元に、2本の勇者のつるぎをゴッドハンドで引き寄せる。……良かった。ゴッドハンドは展開されたままだったか。ホーリーフィストとかは解除されちゃって、ひかりのたまが落ちちゃったけど……必要経費として割り切ろう。

 

「そのうちの一つを使うんだ。母さんは、回復に専念してて。」

ネドラ母「……分かったわ!私が心配するような事はしないでね!?」

 

 

それは無理かも……まぁ、後で怒られよう。

 

 

 

では、しんりゅう様。お願いします!!

 

(しんりゅう『良いだろう!!そなたの願いである、「悪しき者と戦う際に、私の力を存分に振るう」事を許可しよう!!』)

 

 

 

シュインシュインシュインシュインシュインシュイン!!!!!

 

 

……これが、しんりゅう様の貸してくれた力か!!力が満ち溢れてくる!!

 

もう、俺が持ってたエルフののみぐすりもない。まほうのせいすいや、いのりのゆびわだと、回復に時間がかかるから間に合わない。

 

これで限界まで、戦うしかない!!!

 

ネドラ母「これは……しんりゅうの力!?」

「それじゃあ、いってきます!!」

 

 

 

……………………

 

 

 

メタブレイブ「ハァ、ハァ、ハァ………これだけやっても、まだ倒れないか!?しぶといなぁ!!」

ゾーマ「まさか、一匹のメタルスライムにここまで苦戦するとはな………!?この気配は!?」

「よう。また来たぞ?」

メタブレイブ「ね、ネドラ!!無事だったんだね!!よ、良かった……!!」

 

 

メタブレイブがだいぶ消耗してるな……傷は負ってなさそうだけど。それにしても、ゾーマの目が赤色から普通の白色に戻っている……闇の力もさっきよりは感じられない。

 

メタブレイブ凄くない!?母さんでも、ゾーマに真の力を出させる事しかできなかったのに!?真の力を解除できちゃったのか……俺っていらない子ですか?

 

 

まぁ、メタブレイブも疲れてるし、交代するか!

 

「心配かけてごめん。メタブレイブは回復に専念してて!」

メタブレイブ「分かった。気をつけてね!」

ゾーマ「させると思うか!」

 

 

ゾーマのサイコストームを、勇者のつるぎ二刀流で捌き切る。闇の力は警戒しないと……今の状態での龍化は、試した事がないからな……龍人化にするか。

 

「お前の相手は俺だ!!ゾーマ!!」

ゾーマ「ぐっ!?どこまで、お前は力を隠しているというのだ!?先ほどの落下はブラフだったのか!?」

「さあ?言うわけないだろ!!」

 

 

 

 

 

大魔王ゾーマを、野放しにしておくわけにはいかないからな!!それに、勇者アルスが大変な思いをしなくて良いように………

 

 

 

 

 

ここで倒してみせる!!!

 

 

 

 

 

 




ネドラは、大魔王ゾーマ討伐に向けて色々準備をしていました。世界樹のしずくもその一つです。ネドラはうろ覚えで作って、ベホマズンとはいきませんでしたが、かなり回復できる薬ができました。劣化版ですが、魔力も少しは回復できます。
ちなみに、せかいじゅのはは、エビルマージから手に入れてました。バラモス城から魔物が消えているので、もう会えません。

マダンテも、ネドラ母やしんりゅうとの修行で開発できました。メドローアはいまだにできませんが、マダンテはできるようになりました。マダンテの方が、習得難易度が圧倒的に低かったようです。


しんりゅうに保険として叶えてもらった願い

「悪しき者と戦う際に、しんりゅうの力を存分に振るう」という願いを叶えてもらっている。存分にと言っても、ネドラが耐えきれるぐらいの力に制限されている。また、悪しき者の基準もしんりゅうと相談しなければならない。いつでも連絡ができるように、連絡用の魔力石を取り込んだ。
この願いを含めて二つ叶えてもらっているが、そのうちの一つは強者を連れてきてくれたお礼である。願いを叶える難易度が上がっており、現段階のネドラでは願いを叶えられる水準にいない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。