ただのんびり生きていたかった人生…半人生?   作:フリスリンク

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なんだか、テドンやレイアムランドの存在が超強化されている状態です。原因は主にネドラ母と、願いを叶えているしんりゅうですが…………

メタランが何やら考えているようです。



友人に「この作品の主人公ネドラって、リゼロとかドラゴンボールだとどれくらい強いの?」と聞かれましたが…………全く想像していませんでした!!
ドラゴンボールのキャラクターは強すぎて……精々、まともに正面からやり合って少年悟空編は全員いけると思いますが……不意打ちガイアフォース連打で、複数体のサイバイマンぐらいが限界じゃないですかね……いや、強さのレベルが違い過ぎる!!??

リゼロは……剣聖には勝てません。絶対に。パンドラみたいな概念系の能力にも勝てないでしょうね……一応、超・凍てつく波動を出し続ければ、逃げる事はできるでしょうけど………現状は、燃費が悪い技ですからね。ペテルギウスなら、離れた所から遠距離でなぎ払えると思います。憑依されたとしても、三人?の魔力石を取り込んでいるので、防げると思い………たいですね。他の大罪司教にもそんな感じで、ネドラは対処しようとしますけど……ライとロイはともかく、レグルスはギミックボス、カペラは再生、シリウスはそもそも、逃げ安定………魔力石のおかげで、憤怒の権能から逃げる事はできても、一時的ですね。ドラゴンボールみたいに「戦闘力が低い者の能力は、格上には通用しづらい」とかがあれば良いんですけど……ないですね。まぁ、条件付きの不死身の願いを叶えているので、死にはしませんが………勝てない敵が多すぎますね。

なぜ、友人は聞いてきたんですかね?


第58話 人化できるようになったメタラン セーニャの暴走 アンの考え

 

 

 

ほ、本当にメタランなのか!?この銀色の肩までの髪の長さの女の子は!?赤い瞳をしているが………肌が白い。日焼けしないのかな?(そうじゃない)

 

「………メタランの気配がするけど、本当にメタランなの?」

メタラン「そうだよ?私だ。興味をもったから、弥美に教えてもらった。」

弥美「あ……うむ……そうじゃな。」

「うん?どうしたの?弥美………なんか言いづらそうにしてるけど………」

弥美「………メタランに、いらぬ事を教えてしもうたかもしれんと思ってな………一応、アンに相談するようには言ってあるからの。どうか、それで勘弁しておくれ………」

「アンに相談?いったい、何を教えたんだよ………」

メタラン「細かい事はいい。今はアンに相談する事が最優先だ!!」

 

 

メタラン(人間形態)が、アンの所に行ってしまった………何の相談なんだか……?って、メタランが走りづらそうにしているな。覚えたてか?

 

「弥美?なんで、人化の方法をメタランに教えたのさ?何かに必要なの?」

弥美「あー……必要と言えば必要じゃな。できた方が何かと都合が良いじゃろ?魔物では、誤解される事もある。いくら、テドンの状況を世界に知られているとはいえ……な?」

「だったら、メタルスライム達全員に教えないといけないんじゃないか?」

弥美「た、確かにそうじゃの!あとで、皆に教えねばならぬのう!!」

「メタランだって、今さら覚えた事もなんか変だし………弥美。何を隠してるんだ?さっきから、凄く焦ってるけど?」

弥美「な、何を言っておるのじゃ!?わらわは別に、やましい事などしとらんぞ!?」

 

 

ハアァァァ………………

 

弥美「な!?体が……!?動きづらい……!!」

「デバフブレスを吐いただけだ。隠している事を言えば、回復してやるぞ?」

弥美「ここまで……やるか!?そもそも……お主がやる気を………なくさなければ……こんな事には……!?」

「やる気?………無気力状態になってた時の事か?」

 

 

なんか、特別な事ってあったっけ?うーん?

 

 

 

「ちょっとね………ネドラ!!これから暇でしょ?宿屋に行こうよ!!」

 

「………ああー……そういう事か。メタランよ、わらわ達は邪魔になってしまう。ここでお開きにしようぞ?」

 

「え、邪魔になるの?なんで?」

 

「いいから!!メタラン!!はよう、わらわと来るのじゃ!!」

 

「え、ちょ、待って!?私を持ち上げてなんでネドラ達から離れるの!?教えて!?なんで!?」

 

「今は、アンに頼る事しかできないのじゃ!!あとで、理由は教える!!」

 

 

………まさか!?いや、そんな……でも、話の流れ的に……そもそも、メタランが興味をもつか?

 

弥美「と、とにかく……回復を……しておくれぇ……」

「答える気になった?……俺も、あの時の会話を少し思い出したけどね。」

弥美「答える……から!!早……く……!!」

 

 

とりあえず、弥美の状態異常を回復してあげた。というか、今思ったけど、テドンに住んでいる弥美に、状態異常の攻撃が効くんだな。母さんが叶えてもらった「永遠の健康」と、状態異常は解釈が違うのかもな。

……デバフブレスで、弥美は毒状態にはなってなかったな。マヒしただけだ。たまたま、眠りと毒の状態異常にかからなかっただけか?………弥美で試してみるか?

 

弥美「ネドラ……お主、わらわを痺れさせておきながら、何を考えておるのじゃ!?」

「回復させたんだから良いでしょ?弥美が怪しい挙動をしながら、何かを隠そうとするのが悪い!!」

弥美「……そんなに怪しかったかのう?」

「うん。挙動不審過ぎて、不審者みたいだった。」

弥美「そこまで言うか!?わらわは、悪い事をしていないのに………」

 

 

さて、そろそろいじる事は止めておくか。

 

「それで?もしかして、前に俺とアンが宿屋でやった事を、メタランに教えたのか?」

弥美「……そうじゃ。メタランが、かなり知りたがっておってな……って、そこまで思い出したのか!?ならば、あとは分かるじゃろう!?」

「いや、分からないよ………そこから、なんでメタランの人化に繋がるかは………全然、思い浮かばないんだけど?」

弥美「お主は………セーニャの時もそうじゃが、何故気づかんのじゃ………?」

「え?………セーニャさんの話がなんで今……まさか!?」

弥美「……お主の事を好いておるのじゃ。メタランもな。あやつは、魔物としての考え方と、人間としての考え方を持っておる。強い者……今回の場合は雄じゃが、強い子どもを残したい欲求が強いらしいのう。」

「………強いヤツだったら、メタンガとかメタブレイブとかいるだろ?なんで、種族の違う俺なんかを………?」

弥美「だから、言っておるじゃろう?人間としての考え方も持っておると………好意を持った相手でないと、いかんのじゃろうなぁ。わらわは、相手がおらぬから分からんが………」

 

 

な、なんで………!?よりにもよって、俺なんだよ!?俺にはアンがいるんだぞ!?………って、待て。相談しに行くとか言ってたよな!!??

 

「早くアンの所に行かないと!!??」

弥美「もう遅いと思うぞ?今頃は、アンと相談しているじゃろうし。」

「なんで、弥美は平然としてるんだよ!?アンは嫉妬心………というか、独占欲が強いんだよ!!アンがメタランと揉める前に……………」

 

 

メタラン「アンと相談してきた!!アンも連れて来たよ?」

 

 

遅かったか!?………って、メタラン?後ろに何か………アンの気配がするけど、気のせいだよな!?その右手で引き摺っているのって、アンじゃないよな!?

 

アン「ネドラあぁぁ………負けちゃった……」

 

 

「………色々ツッコミたい事があるけど、いいかな?」

メタラン「なに?」

「アンと相談してたんだよね?なんで、こうなってるの?」

メタラン「アンが私に怒鳴った後に、攻撃してきたから返り討ちにしただけだよ?」

 

 

 

 

「相談内容もおかしいし、なんでこうなってるんだよ!!??アンも力じゃ勝てない事ぐらい分かるだろ!!??メタラン、当然お前もおかしいからな!!??」

 

 

 

弥美「……おおー……ネドラが怒鳴っておるわ……」

「弥美!?お前も元凶なんだよ!!メタランに人化を教えなければこんな事には…………!!」

メタラン「ネドラ、落ち着いて。ネドラは、私に身を任せてくれれば良いから!!」

「任せちゃダメなんだよ!!??問題が悪化するわ!!」

 

 

なんで、こうも周りに振り回されているんだ!!??

 

とりあえず、人化しているメタランに引き摺られているアンを解放して、回復してあげた。

 

「アン、大丈夫か?」

アン「………ありがとう、ネドラ……うえぇぇぇ………!!ネドラあぁぁーー!!!」

「よしよし、相手が悪かったな!だけど、メタランを敵に回しちゃダメだぞ?」

メタラン「ネドラ……私、悪者じゃない!」

「………うーん、客観視してくれ。というか、アンに寝取り宣言した事はどうかと思うぞ!?」

メタラン「?寝取りってなに?私は、ネドラと交尾したいから、許可をもらおうとしただけで………」

「…………それが寝取りです。弥美が余計な事をしなければ!!」

弥美「………正直、ここまで大変な事になるとは思わなかった………すまぬ………」

 

 

あれか、魔物サイドの考え方をどうにかしないといけなかったのか!?………いや、難しくないか?人間としての考え方を教えても、理解したとして合わせてくれるかは本人次第だ。

 

「メタラン、なんで俺なんだよ?メタンガとメタブレイブは?ガンキンとかスヤリンもいるだろ?」

メタラン「ネドラが好きだからだよ?私たちを救ってくれたのはネドラだ!サランとも話せるようにしてくれた。住む場所を与えてくれた。メタルスライム達の楽園になった。………私の願いを、ネドラは叶えてくれた。………恋愛の概念は知ってる。そう考えた時、ネドラじゃないとイヤだと思った。それが理由。」

「お、おう……ありがとう。でも、俺にはアンがいるからさ?別の人を探して…………………………」

メタラン「ネドラじゃないとイヤだ!!!」

 

 

ど、どうすれば良い!?メタランが、こっちに近づいてくるんだけど!?………社会的に死ぬしかないのか?いや、諦めるな!!何か方法を探せ!!

 

「め、メタラン?その………交尾するとさ、俺がみんなから冷たい目で見られるようになっちゃうからさ!!できれば、止めてもらえると嬉しいんだけど!!」

メタラン「メタルスライム達には、全員伝えてあるよ?みんなから応援された。」

「う、ウソだろ!?えーと……そうだ!父さんと母さんは!?さすがに伝えてない……………」

メタラン「伝えてある。あとは、テドンの仲間で知らない者はいない。」

「父さんと母さんにも!?な、なんて言ってたんだ?」

メタラン「ディアンからは止められたけど、サランからはネドラとアンに相談してって言われた。」

 

 

父さん!!止めてくれてありがとう!!結局、メタランは止まってくれてないけど!!??母さんは………そうか!?魔物サイドの考え方か!?でも、相談するように言っただけ良いか!!いや、この状況はよろしくない!!!!!

 

 

アン「ネドラ………ありがとね。もう一回、メタランと話し合ってみるよ。」

「え!?アン?話し合うって………」

アン「よくよく考えたら、私よりも先にメタランがネドラを知ってたんだし………そうなるとセーニャも!?認めなくない!!認めたくない………けど………」

弥美「の、のう?アンよ……わらわが言えた事ではないが、出会った順番は関係ないぞ?ネドラは、アンを選んだのじゃ。だから……その、な?心の整理をした方が良いと思うぞ?」

アン「弥美さんもありがとね。大丈夫………いつかはネドラの妻になるんだから、今の私には余裕が必要………最終的に、私で染め上げれば良いの………」

「お、おい?アン?なんだよ?染め上げるって!?」

 

 

不穏な事を言い出したぞ!?アンの精神状態が危ない!!この状態で、相談なんて無理だろ!?

 

 

 

 

アン「さあ、メタラン?お話をしましょう?」

メタラン「うん。交渉しようね?」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ……………!!!!!

 

 

 

…………話し合いが終わっても、俺と弥美は体の震えが止まらなかった。途中から、何を話しているかも聞き取れなかった。まさか、俺がこんな目に合うなんて思わなかった。何を……どこで、間違えたんだ?

 

 

アンとメタランが、父さんと母さんに何か報告していたが……何を報告していたのかが、分からない。たぶん、相談の事だろうけど………震えが止まらなくてな…………ただ、父さんは俺を憐れむような感じで見てて、母さんは納得したような感じだった。

 

 

その後、俺はアンとメタランに宿屋に連れてかれた。

 

 

アンに見張られながら、メタランとハッスルして、その後アンとハッスルするという状況が三日間も続いた。なんで、俺はこうなってしまっているんだろうな……俺には荷が重すぎる………

 

 

俺はげっそり、アンとメタランはツヤツヤになっていた。

 

 

 

………………………………………………

 

 

 

アンがメタランに許可を出すという、衝撃の出来事から二週間後…………アンが、セーニャさんと話をつけてきたらしい。…………なんの話を?

 

 

アン「私も一緒に行くから、ネドラも来てくれないかな?」

「行くってどこに?」

アン「レイアムランドだよ?………メタランに許可を出した事って、メタンガ達にも知られてるみたいで………セーニャが落ち込んでてね?」

「………なんで、レイアムランドにいるメタンガ達が知ってるんだよ………?それに、セーニャさんが落ち込むって………そういう話か。」

 

 

メタルスライム達の情報網は凄い。まぁ、メタルスライム達はルーラでいろんな場所に飛ぶからな。レイアムランドのメタルスライム達が、知っていてもおかしくはない。

 

 

そうして、アンのルーラでレイアムランドの塔に来た。

 

 

………セーニャさんが俺を見るなり、すっ飛んで来たぞ!?アンの話のせいか!?心当たりがそれしかない!!

 

セーニャ「ね、ネドラさん!!今日から……その……ふつつか者ですが、よろしくお願いします!!」

「はい!?ど、どういう事ですか!?」

セーニャ「え!?私を三番目の女にしてくれるんですよね!!??」

アン「………ネドラに話し忘れちゃった。というわけで、私が許可を出したから………ネドラ、よろしく!!」

「いきなりなんて事を言うんだよ!!??」

 

 

アンが変な方向に吹っ切れやがったぞ!!??俺には荷が重すぎるって!!!

 

セーニャ「お願いします!!ネドラさん!!」

「………セーニャさんが良いのであれば………」

セーニャ「!!!ありがとうございます!!!」

ベロニカ「………ここまで必死だと、怖いですね……ネドラさん、負担が大きい事は知っていますが……セーニャをよろしくお願いします!!」

「ベロニカさん……分かりました。………端から見たら、女の子を侍らせてるクズ男だよな。俺………」

アン「ネドラは深く考えなくて良いよ?私が許可を出しちゃったんだし………」

 

 

そもそも、俺の意志はどこへ?

 

 

アン「最後は私の所に来てくれれば良いの。ネドラは気にしなくて良いよ?でも、あまり女の子を増やさないでね?」

「増やす予定なんか最初からないんだよ!!??」

ベロニカ「まぁまぁ、ネドラさん、落ち着いてくださいよ!!とりあえず、恋人になったんですから、手を繋いでみてはどうですか?ほら!セーニャ!!」

セーニャ「て、ててて、手を繋ぐ………そうですね!!ネドラさん!!繋ぎましょう!!」

「分かりましたから、セーニャさん?落ち着いてください。」

 

 

セーニャさんは宴会の時、大胆な発言をしたり、二人きりになろうとしてきたのに………セーニャさんの顔が真っ赤だ。大丈夫なのか?

 

とりあえず、セーニャさんと手を繋いだ。………おい。アン。相手を殺せそうな目で、見ないでくれないか!?アンが話をしたんだろう!?

 

ベロニカ「うーん………なんだか、足りない気がしますね………」

「足りないって、何がですかね?」

セーニャ「あ、あの、えと……こ、こういう感じですか!?」

「おぅ!?急にどうしたんですか!?」

 

 

めちゃくちゃ密着してくるじゃん!?腕に抱きつかれてるんだけど!?……って、だからアン!?睨み付けないでくれよ!?怖いから!!!

 

ベロニカ「おおーー!!良い感じですね!!」

「あのー……見世物じゃないんですけど……後、アン?頼むから落ち着いてくれ………怖いんだけど?」

アン「私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が許可した私が……………」

 

 

怖いって言っているでしょうが!!??理性を保とうとしているんだろうけど、怖すぎるよ!?

 

ベロニカ「あとは、レイアムランドの宿屋で二人きりにしますか!!それで良いですよね?アンさん!!」

アン「………そうだね。ネドラ!!埋め合わせ、お願いね!!」

 

 

アンが、ルーラでどこかへ行ってしまった………あの状態のアンを放っておいて大丈夫………なわけない気がするが……埋め合わせか。俺の体がもつだろうか?

 

 

 

セーニャさんと二人で、レイアムランドに建てられた宿屋に来た。

 

「へぇー……宿屋の中はだいぶ綺麗ですね!」

セーニャ「私やベロニカ、メタルスライム達が使っていますけど………旅人や観光客なんて来ませんからね。」

「それで、宿屋に来て何をするんですか?ベロニカさんに言われるまま、来ちゃいましたけど………」

セーニャ「えっと………こういう事は初めてなので………恋人らしい事をお願いします!!」

「………別に宿屋じゃなくても良いと思いますけどね……?まぁ、周りに見られたら恥ずかしいのは分かりますし……」

「………恥ずかしいですよ。だから、ベロニカも気をきかしてくれたんだと思います。……面白がっていた事は、後で問い詰めますけど!!」

 

 

おお……ベロニカさん、頑張ってくれ!!いや、ベロニカさんの事だから、のらりくらりと上手く回避しそうだな………

 

 

セーニャさんが言っていた恋人らしい事………ハグとか?手は繋いでいるし………ハグにするか!!

 

俺はセーニャさんを抱きしめた。

 

セーニャ「!!??!?!?」

「一応、恋人らしい事ですけど………どうですか?」

セーニャ「あの………えっと……なにも、かんがえが………」

「だ、大丈夫ですか!?今、離しますね?」

セーニャ「………!!!ダメです!!」

 

 

 

ギュウゥゥゥ!!!

 

 

凄い力で抱き締められているんだけど!?耐えられるけど、こんなに力はいらないよ!?セーニャさん!?

 

「セーニャさん!?そんなに力をいれなくても、俺は逃げませんよ!?」

セーニャ「フー……!!フー……!!」

「せ、セーニャさん?大丈夫ですか?」

セーニャ「…………くらくらします………」

 

 

 

ボフン!!!!!

 

 

あれ?セーニャさんの抱き締める力が弱くなった………って、セーニャさん!?顔あっっか!?というか、熱い!?

 

「大丈夫ですか!!??セーニャさん!!」

セーニャ「いい……におい………しあ……わせ………」

「セーニャ!!しっかりしてください!!」

 

 

この後、ベロニカさんを呼んで宿屋で介抱する事になった。さすがのベロニカさんも、大慌てだった。

 

セーニャ「ネドラ……さん……ウフフ…………」

ベロニカ「まさか、気絶するとは……あれだけ、ネドラさんと色々やりたいと言っていたんですけどね。緊張しすぎたんでしょうね………」

「俺がハグをしたばっかりに………すみません。」

ベロニカ「……ハグだけで気絶ですか……先が思いやられますね………まぁ、これからですかね!時間もありますし!!」

「…………なんで、俺に好意をもってくれたんですかね?初めて関わった異性だから……とかですか?」

ベロニカ「ネドラさんは、自分のしてきた事を思い出すべきですね………第二の故郷とか言ってくれたじゃないですか!名前も与えてくれましたし、ラーミアの復活にも大きく貢献してくれました!!恩を感じるのは当然ですし……セーニャは、ネドラさんを異性として恋をしたんですよ。私は、恋愛よりも修行が好きなので、そういう感じにはなりませんでしたけどね?」

「………そうですか。」

 

 

俺のしてきた事は、本来勇者アルスがやる事だ。名前をつけたり、第二の故郷発言をしたりした事は俺のせいだけど……セーニャさんの人生を狂わせちゃったのか?

 

ベロニカ「あとは………私たちに、前世の事を話してくれた事もですかね。ネドラさんの事情を知っている、数少ない存在ですから………セーニャにとって、秘密を共有する事は嬉しかったんだと思います。……全てが初めてで、強烈な出来事ばかりでしたから………」

「………確かに、普通じゃない事がたくさん起こりましたね。………まさか、三人の女の子から好意を向けられるとは思いませんでしたよ………」

ベロニカ「これが、モテる男はツラいって言うヤツですかね?」

「そんな言葉、どこで覚えてきたんですか……?………当然、責任は取りますよ。女を侍らせてるクズ男にはなりたくありませんし。」

ベロニカ「ネドラさんに対して、そんな風に思う人はいないと思いますけどね?………アンさんなんて、ネドラさんじゃないと成り立たないと思いますし………」

 

 

ベロニカさん……?アンは嫉妬心と、独占欲が強いだけの女の子なんですよ?………ゲームで彼氏と心中する事には……目を瞑ろう。うん。

 

ベロニカ「私は、むしろネドラさんの方が心配ですよ……責任を感じて、精神が病んじゃうんじゃないかと……」

「病みませんよ……アンもメタランも、そしてセーニャさんの事も大変だとは思ってますけど、俺の事を想ってくれてるのは嬉しいですから。」

 

 

まぁ、受け入れるしかないか。アンも許可しちゃったし………本当に俺の意見は介入していないけど………

 

嬉しい事は事実だけど………ああー……未来の事を考えるのがしんどすぎる!!一人につき一人で用量がいっぱいなのに!!!

 

 

 

セーニャさんは気絶から回復し、俺に謝ってきた。セーニャさんは悪くないという事を話すと、「次こそは失敗しません!!」と意気込んでいた。……そんなに気合いをいれる事なんだろうか?

 

 

テドンに帰った後、アンの埋め合わせをした。しんどかったです…………

 

 

……………………………………

 

 

 

アン「ネドラ?どうしたの?なんだか、元気がなさそうだけど…………」

「………察してくれ。セーニャさんはともかく、連日メタランとアンに体力使ってるんだからさ………」

アン「それは………ごめんね?でも、私……ネドラを独り占めしたくて…………」

「アンの事は分かってるつもりだけど………どうして、セーニャさんにまで許可を出したの?独り占めしたいなら、許可を出さないと思うんだけど。」

アン「………メタランと話し合った時、思っちゃったんだ。メタランの想いも強いし、絶対にメタランは退かないって。実力行使も、結局失敗しちゃったし………でね?セーニャも、ネドラの事が好きなのは分かってたんだけど………レイアムランドの島の外に、出られない事に同情しちゃったんだ。メタランだけ、優遇するのもおかしいって思っちゃったの………」

 

 

…………なんと言えば良いか……普通じゃない事が起きているけど、当人たちで解決しちゃっているからな……俺抜きなのは疑問だらけだけどな!?

 

アン「その………ネドラに負担をかけちゃってごめん。でも、お願い。私を愛して……?私にはネドラしかいないの………」

「言われなくてもそのつもりだよ?見捨てるなんて、俺の考えにはないよ。」

アン「本当に?こんなに面倒くさい女でも?」

「俺だって………その、愛してるんだからさ。」

 

 

俺はふくろから、ふしぎな鍛冶で作った女神のゆびわを出して、アンに渡した。

 

「こういう事をするヤツだぞ?俺は。結婚指輪を自作しちゃうぐらい、イタいヤツだ。」

アン「!!!ありがとう!!ネドラ!!」

 

 

アンの左手の薬指に、女神のゆびわをハメる事になった。………大きさが可変式な事は、いつ見ても驚かされるな。

 

 

 

絶対に責任を取る。もちろん、悲しませないようにもするし、これからも努力をしていかないとな。

 

 

 

…………ちなみに、またアンがツヤツヤに、俺はげっそりした。本当に俺の体がもつんだろうか?これで、死ぬなんてイヤだなぁ………

 

 

 

 

 

 




………ネドラは理解してますが、クズ男になりたくない……そんな状態に。アンが許可を出しましたが、ネドラの意志はどこへ行ったんでしょうね……?

ベロニカはネドラに対して、恋はしていませんが家族のような親愛を感じています。


また、透明文字を使ったので探してみてください。見なくても問題ありませんよ?
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