仮面ライダーストライカー   作:自分不器用ですから

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game5 ~魔の手を呼ぶ魔の手、そして開幕~

 

ヤス

「アスカ・エイセイ・・・過去成績インターミドル都市準々決勝4位入賞。結構な実

 力持った子やな、戦闘スタイルは剣弓型デバイス『アルテミス』を使った全レンジ

 で戦えるオールラウンダータイプ」

 

その日、ハイポクシー杯を3日後に控えてヤスとツバサの2人は今現在の情報を整理

していた。被害者の一覧や現れたルフィアン、そしてアスカが言った意味深な言葉の

意味など謎は未だに多くあった。

 

ツバサ

「あれから何度か会いにいったんだけどなかなか話が出来なくてな、でも何とか友達

 くらいにはと思ってサッカーに誘ってるのには来てくれてるんだが」

 

そのサッカーには付き合ってくれるようで最近では彼にそれを頼まれるのでヴィヴィオ

やチームメートの数人を誘ってミニゲームなどをして友達感覚で遊ぶ仲になっていて事

件の事を聞くことは出来ないが彼がする質問や疑問にも出来る限りこたえていた。

 

ヤス

「何か知っとるのには違いないんやろうけどなぁ~・・・子供に無理やり聞き出すって

 のも色々と問題になりそうやし。まいったもんやな」

 

今現在出来る事とすれば出場者達を見回って襲われないかを見守ることぐらいしかない。

 

ツバサ

「ヤス、お前の方でも出来るだけ出場者の動向を追ってくれ。俺もヴィヴィやその友人

 周りをあたって注意を呼び掛けておく、それと街の巡回だな」

 

ヤス

「それはええけどお前、ちゃんとオフ練習出来とるんかい。これに掛かりっきりでチー

 ムのエースが来シーズン不調とか勘弁してくれや?」

 

ツバサ

「そこら辺はふまえてるよ。いくらなんでも公私に区別はつけるさ」

 

ヤス

「それを聞いて安心したけどやな・・・まぁ、考えてても埒があかん、行動開始やな」

 

ツバサ

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからいつものオフ練習場の公園にやってきたツバサだったのだが声を掛けられる。

 

「すいません、ツバサ・ハヤカゼ選手ですよね?」

 

ツバサ

「ええ、そうですが」

 

サイカ

「わたし、アスカ・エイセイの母でサイカ・エイセイと言います。初めまして」

 

ツバサ

「アスカの!?俺に何か?」

 

サイカ

「・・・・もうあの子に会わないでいただけますか?」

 

ツバサ

「・・・えっ?」

 

サイカ

「あの子は大事な大会を控えた大事な時期なんです。あの子、この間、あなたとサッカ

 ーをしていたと言っていてあの子の将来にもつながってくる大事な事だというのをあ

 の子は分かっていない、だからあなたからも言って格闘戦技だけに集中を―――」

 

アスカ

「母さん!」

 

その声に振り向いてみると顔に怒りをにじませたアスカがズカズカと歩み寄ってくる。

 

アスカ

「ツバサさんには僕が望んでサッカーに付き合ってもらってるんだ。ちょっと息抜きに

 体を動かすとモヤモヤも抜けて僕にとってはプラスになる、勝手な事をしないで」

 

サイカ

「あなたは今まで何のために頑張ってきたの?今はしっかりと集中しないといけない時

 期で今を耐えればとても素晴らしい未来が約束されているんだから、ね?」

 

アスカ

「それは僕の夢じゃない・・・もううんざりだよ、強く、強くってずっと思っててそれ

 でも一向に伸びない。母さんが言うとおりに自分を追い込んだってどんどん墓穴をほ

 るだけで・・!ツバサさんの話は母さんなんかより強くなるための理論や信念があっ

 た、母さんの言う僕の夢は・・・戦技者になれなくなった母さんの夢だッ!!」

 

そういったアスカはどこかへと猛ダッシュで走り去ってしまった。

 

ツバサ

「お、おい!アスカ!待てって!」

 

慌ててツバサもアスカの後を追って駆け出した。

 

サイカ

「・・・・・アスカ・・・何で分かってくれないの・・・」

 

2人の後姿を見つめながら涙をぬぐいつつも嗚咽を漏らす母であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ

「おーい!アスカ!どこ行ったんだ、アスカー!!」

 

アスカ

「うわぁああああああ!?」

 

ツバサ

「!」

 

叫び声に気づいて急いで走って向かうとアスカの前にルフィアンが刃を振り下ろそう

としていて即座にエースがベストな高さに跳ねてツバサも足を振り上げる。

 

ツバサ

「エース、頼むッ!」

 

エース

「ワタシハ カタイゾ ルフィアン!」

 

ルフィアン??

「ぎゃっ!?」

 

エースのシュート攻撃を食らってルフィアンが裏に転がり、彼の前に立ちふさがる。

 

ツバサ

「バックナンバーが69?また新しい奴か!次から次へと!」

 

ルフィアン??

「まったく今のうちに邪魔な出場者を削っておこうと思ったのに何なんだよ、どこぞ

 の高給スポーツマンが何のようだよ、お前も潰すよ?」

 

ツバサ

「そういうのは・・・・」

 

するとエースが即座にその腰に巻きついてベルトモードになる。

 

アスカ

「ツ、ツバサさん?一体、何を?」

 

『STARTING READY?』

ツバサ

「変!身ッ!」

 

変身ポーズをとってエフェクトが発動し、ストライカーへと変身が完了する。

 

アスカ

「変身した!?」

 

ルフィアン69

「な、なんだ、お前は!?」

 

ストライカー

「仮面ライダー・・・ストライカー!さぁ、ルフィアン、試合開始だ」

 

組み合うと見せかけて流し、肘内を至近距離から食らわせて素早いパンチのコンボを

入れて前に蹴り飛ばし、さらに飛び上がって飛び蹴りを入れて後退させる。

 

ルフィアン69

「こい、下僕共!!」

『HOOLIGAN READY・・・!』

 

そういって2枚の黒いカードを取り出してドライバーに挿入すると機械音と共に禍々

しいホイッスル音が同時になって3桁のルフィアン達が現れる。

どうやらルフィアンにもナンバーカードに似たモノがあるようだ。

 

ストライカー

「ハッ!ハァッ!!オラッ!!」

 

下段蹴りで片方の態勢を崩し、もう片方を中段蹴りで怯ませ、体勢を崩した先ほどの

1体に上段蹴りを頭部に叩き込んで転がし、向かってきた69には怯ませた方を力任

せに放り投げて抱えさせてドロップキックで同時に蹴り飛ばした。

 

ルフィアン69・107・110

「調子に乗んな、怪人が!」「ムゥンッ!」「ガッ!」

 

3体同時に光弾を放ってきてそれを後退しながら回避して抗議の声を上げる。

 

ストライカー

「お前らに言われたくないんだよ!これでもくらえ!」

 

クラブガンソードを取り出してガンモードの乱射で反撃を返し、ここでエースがスト

ライカーを静止させて画面に「COME on!」の文字が浮かんだ。

 

エース

「ハカセガ カイハツシタ アタラシイシューズダ。タメシテミヨウ」

 

ストライカー

「新しいシューズ?おぉ、腰のホルダーにセットされてる、どんな能力なんだ?」

 

そして1つのシューズを取り出すとアタックシューズと交換する。

 

『SHOES!EDGE!』

 

すると鋭利な刃が付いたシューズが装着されて鋭い斬撃音のコールが響いた。

 

ストライカー

「何だか物騒なシューズだな、おい。まぁ、いいや!まずは試しだ!」

 

ルフィアン69

「いけぇッ!!」

 

向かってきた107に対してエッジシューズの蹴りを繰り出すと刃の部分が反動で動

き、薙斬りのように斬り裂いて返し蹴りにも合わせてエッジが直撃して火花が散る。

どうやら連結部分が動くようになっていてヌンチャクのように振り回して使うようだ。

 

ストライカー

「ならこれでどうだ!」

 

『HARD SHOES!EDGE!』

 

その場で逆立ちすると足を広げ、両手を利用してブレイクダンスの要領で回りながら

周囲にエッジ蹴りを放ちながら3桁2体を薙ぎ払う。

 

ルフィアン69

「それがどうしたってんだ、雑魚と俺は違うぜ、オラッ!!」

 

力任せに剣を振り抜いてエッジの攻撃と相殺させて回転を崩し、後退させられたスト

ライカーは体勢を整えるのだが間髪入れずに鍔迫り合いに持ち込んでくる。

 

ルフィアン69

「やれッ!!」

 

ルフィアン107

「ムゥゥォオオオオオオオ!!!」

 

ストライカー

「ぐはっ!!」

 

猪突猛進と言ったように全速力で体当たりをストライカーに叩き込んで地面をボディ

から火花を散らしながら転がり、さらに110の光弾でダメージを受ける。

 

ストライカー

「うああああッ!!?くっ、なら今度はこのシューズだ!」

 

だがここでエースから指示が出る。

 

エース

「ツバサ ソレハクラブガンソードノ ゲートスイッチニセットスルンダ」

 

言われたとおりにゲートにそのスイッチをセットすると機械音が響く。

 

『SHOES ARM!KNUCKLE!』

 

するとシューズブレスをベースにクラブハウスが姿を変えてナックルガードに変化し

て右腕を包む、アーマーへと変化した。

 

ストライカー

「何はともあれ、まずは試しだ。くらえッ!」

 

強烈なボディーブローに107の体がくの字に折れ曲がり、連続で拳を叩き込み続ける。

 

『HARD SHOES!KNUCKLE』

ストライカー

「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オウラッ!」

 

ルフィアン107

「グア?!!?」

 

ストライカー

「まずは1点」

 

全身からスパークを放出させてそのまま爆散する。そしてさらに。

 

アスカ・アルテミス

「アルテミス!」『Allight.VARISTOR SHOT』

 

いつの間にかアスカもセットアップしていてその姿が少年から青年くらいにまで伸び

ていた。どうやらヴィヴィオと同じような身体強化の一種らしい。

服も迷彩色を基調としたバリアジャケットに大型の弓型デバイス『アルテミス』を装

備して弓を引くと矢じりの先に魔力が集中していく。

 

アスカ

「ハッ!」

 

強打の射撃で110を射抜き、接近すると今度はアルテミスを持ち手の部分から2つ

に分けて今度は双剣モードに切り替える。

 

アスカ

「円舞!」

 

自身をコマのように回転させて突進回転斬りで懐に切り込み、即座に弓に換装し直す。

 

アスカ・アルテミス

「こんなのはどうだい?」『BOMB ARROW』

 

数本の赤い矢を放って110に命中するのだがダメージを受けたようではなく、何が

起きたのか分からず?が浮かんでいるようだ。

 

ルフィアン69

「なんだってんだ、ただのこけおどし――――」

 

ルフィアン110

「グア!?ガ!ガガッ!?」

 

しかし時間差で爆発が起きてそれにダメージを受け、地面を転がりながら悶絶する。

 

アスカ

「ボムアローは元々設置式の地雷の矢でね、密かに地面に撃って相手を誘き寄せてか

 ら爆発に巻き込みそこを・・・畳みかける!」

 

さらに弓撃の連打を食らわせて隙を与えない。

 

ストライカー

「やるじゃないか、アスカ!よし、今度はこれだ」

『STARTING READY?』

『KICK OFF!』『№NINE・・スピード!スター!』

 

スピードスターになり、ガンソードモードに切り替えてさらにシューズも変える。

 

『SHOES!SONIC!』

『HARD SHOES!SONIC!』

ストライカー

「隙を見せた瞬間の高速カウンター、その身で味わえ!」

 

ルフィアン110

「ガァアアアアアア!!?ガッ――――アァッ!?」

 

四方八方から高速に乗ったガンソードの斬撃を食らわせ、完全に隙を露呈したところ

を連撃の集中砲火を浴びせかけてトドメの牙突を食らわせ壁に叩き付け爆散させる。

 

アスカ

「2点目・・・ッ、でいいですか?」

 

ストライカー・エース

「(d・bッ!)」

 

サムズアップでアスカに応え、残った69に構えを取る。

 

ルフィアン69

「上等だ、俺が相手になってや――――何ッ!?」

 

しかし突如として横槍を入れてきた影があり、それを認識してストライカーが驚く。

 

ストライカー

「お、お前は!」

 

ルフィアン60

「・・・・・」

 

アスカ

「あいつは・・・ッ!」

 

そして何故かアスカも現れた60を見て驚きの声を上げていた。

 

ルフィアン69

「なんだ、てめぇ、邪魔すんなッ!同じルフィアンだろうが!こいつは敵だぞ!」

 

ルフィアン60

「お前の行動はわたしの計画の邪魔になる、消えてもらうぞ・・・フンッ!!」

 

武器であるメイスの一撃を食らい、69が火花を散らしてダメージを食らい、さらに

怒涛の如く、攻撃をしかける。

それを見るとかなりの手練れであることが伺えて相手になっていなかった。

 

ストライカー

「何だか分からないけどこの隙に一気に決めるッ!」

『STARTING READY?』

『KICK OFF!』『№ZERO・・フォ!ワード!!』

 

ゼロ・フォワードフォームに切り替え、ドライバーのラッシュスイッチを押し、ドラ

イバーマウスを押し込んで必殺技を待機状態にさせる。

 

『GOAL!GOAL!!GOAL!!!』『VICTORY SHOOT!』

 

拘束用のエネルギーボールを形成して打撃戦をして注意が逸れているところを2体同

時に拘束しようと蹴り飛ばした。

 

アスカ

「ッ!」

 

だがその時、アスカが援護をしようとしたのか矢の乱撃を放って2体を攻撃し、強打

を食らった60が吹き飛び、69はその場に倒され、同時拘束を狙っていたエネルギ

ーボールは69だけを拘束した。

 

ルフィアン60・69

「ぐっ!?」「くそ、あのクソガ―――グアッ!?」

 

ストライカー・エース

「なッ!こうなったら奴だけでも倒す!」「コレデ フィニッシュダ!」

 

全エネルギーを込めた最高速の蹴りで69を蹴り貫き、土埃と急停止の火花を散らし

ながら止まると激しいスパークと共に69は大爆発を起こした。

 

ストライカー

「ストライク・アサルト!!」

 

ルフィアン69

「グアッ!?・・・ぐぐぅ・・・!?――――ウアッ!!?」

 

爆風に紛れて破壊されたドライバーの破片が待ったのを見ると撃破したようだ。

 

ストライカー

「Vゴール・・・決まったぜ?」

 

そして中から学ラン姿で派手に髪を染めている不良が倒れてきて気絶したのだが以前

のロビキーンの時のようなスピリッツボールが現れない。

 

ストライカー

「どういう事だ、エース?前みたいにオレンジ色のボールが出てこないぞ?」

エース

「アレハ モトモトスポーツマンスピリッツヲ モッテセンシュヲシテイル モノダ

 ケニアルンダ。オソラクハ モトカラ モンダイジダッタンダロウネ」

 

気づいてみると60の方はすでに姿を消していたようで倒し損ねてしまった。

 

アスカ

「・・・すいません、ツバサさん・・・攻撃の邪魔を」

 

ストライカー→ツバサ

「いいよ、いいよ。俺の技の特徴を教えて無かったしね、あいつは今度現れた時に倒

 せばいいから・・・まぁ、アスカも無事でよかったよ。でも強いな、アスカも!」

 

そういって頭をぐしゃぐしゃと撫でると複雑な顔をしていたが少し笑ってくれた。

 

エース

「(ソレニシテモ アノルフィアン・・・カレヲタスケタヨウニモ ミエタガ)」

 

あのルフィアンの行動を怪しがりながらも落ち込んでいると見えたのかアスカに向け

て笑顔の画面をだしながらエールを送る。

 

エース

「ソンナ クライカオヲシテハイケナイ。スグニタイカイモ アルンダ。シッカリト

 シタキアイヲイレテ イケ!アスカ!ソウダ ヒカルニ オイシイスイーツデモ 

 オゴッテモラエバ ゲンキモデルゾ」

 

ツバサ

「おい、エース・・・お前、今度、小学生の群れに蹴りこんでやるから覚悟しとけ」

エース

「キモモ ナカナカ ハードナコトイウネ・・・。ア、アクムガ・・・・」

 

どうやら小学生の群れに何やらトラウマがあるのか「>△<」のマークが浮かんだ。

 

アスカ

「ぷっ・・・ふふっ・・・ふふふっ・・・!」

 

エース

「キミノセイデ ワラワレタジャナイカ ツバサ」

ツバサ

「お前のせいだろ、お前の!」

 

一騒動はあったがルフィアンの1体を撃破したツバサ。だがもう1体のルフィアンを

倒し損ね、相手も大会の参加者を狙っていた個体であることもあってか、まだまだ警

戒を怠れないと気を引き締めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして大会当日。

 

????

「なぁ、ヴィヴィオ。その友達ってのはまだこないのか?」

 

リオ

「なんだか珍しいよね、わたし達以外に自分から友達紹介するのって?」

 

この大会に出場する予定のヴィヴィオやリオ達は集合場所に集まっており、その中に

1人、背丈の高い女性がいた。

彼女の名前は『ノーヴェ・ナカジマ』。彼女達のコーチを受け持っており、この大会

でもセコンドとして指示を出すことになっている1人でもある。

性格はつっけんどんなところもあるが優しいお姉さん・・・といったところだ。

 

ヴィヴィオ

「へへっ~♪みんな、びっくりすると思うよ~!」

 

コロナ

「え~?そんなに有名な人なの?魔法戦技者の有名選手とか・・・?」

 

アインハルト

「ちょっと楽しみではありますね」

 

すると裏の方からエンジン音が聞こえてきて振り返ると入り口を抜けて一台の特殊な

バイクに乗った人物が現れてヴィヴィオ達の前に止まった。

その後部座席にはもう1人乗っていて降りるとそちらはすぐにわかったようだ。

 

アスカ

「どうも、ヴィヴィオ。友達の皆さんも初めまして・・・ですかね」

 

リオ

「アスカさんだ~!去年のインターミドルシップで4位入賞で一躍有名になった」

 

コロナ

「同じ学院だとは聞いていましたけど初めてお会いしました、ご、ごきげんよう」

 

アインハルト

「実力は噂で多々聞かせていただいてます。今日、対戦する時はお願いします」

 

アスカ

「こちらこそ、全力でお相手します」

 

ノーヴェ

「まさか都市大会のランカー組の1人とはな・・・この子が紹介したい友達なのか」

 

ヴィヴィオ

「アスカさんもそうだけど本当に紹介したかった、友達はこちらの方で~す!」

 

そういって手で注目させて一同が視線を向けると何やら気恥ずかしそうな感じでおず

おずとヘルメットを取ったのだが瞬間に一同は唖然として固まってしまう。

 

ツバサ

「どうも、ヴィヴィオの友達のツバサ・ハヤカゼです。初めまして・・・かな?」

 

一同

「・・・・・・・・・」

 

ヴィヴィオ

「来てくれてありがとうございます~♪」

 

ツバサ

「妹分の晴れ舞台を見ないわけいにもいかないしね、それにアスカも頑張れよ?」

 

2人の頭をくしゃくしゃと撫でてにかりと笑って送り出そうとするのだが固まってし

まっている面々を不思議そうに見つめるツバサ。

 

ツバサ

「ど、どうした―――」

 

一同

「えええええええええええええええええええええええええええええ!!!?」

 

ツバサ・ヴィヴィオ・アスカ

「「「(ビクッ!?)」」」

 

いきなりのマジックサッカー・スタープレイヤーの『ツバサ・ハヤカゼ』が現れれば

こうなるのも当然でその叫び声に気づいた他の一般客や出場選手にも分かってしまい

それからしばらくの間、サイン攻めにあって大会関係者から『指導』を貰ってしまっ

のは言うまでもない。

 

ツバサ

「何で俺が・・・・(汗。」

 

アスカ

「もうちょっとお忍びで来た方が良かったかと思われます」

 

ツバサ

「ごもっともです・・・ガクッ」

 

ともあれハイポクシー杯は開催され、ヴィヴィオ達も意気込んで試合を待つ。

起こらないと思いながらもツバサはヴィヴィオ達の応援と共にルフィアン60が行動

を起こさないか目を光らせ、会場へと入って行った。

だがこの大会に潜む魔の手は確実に迫っていた。熱い魔法少女・少年達のバトルと先

に待つ栄光を護る事が出来るのか・・・次回へ、KICK OFF!

 

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