game9~通りすがりな男と失われた技~
ツバサ
「はぁ・・・、何で俺が・・・」
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「ご、ごめん・・・俺からもしっかりと言っておくから(汗。」
その日、ツバサは深いため息をついていた。というのもいつものように朝練をしてい
たのだがいきつけのコーヒーショップに来ると騒動が起きていてその騒動に巻き込ま
れて事態の収拾に努めていたというわけだ。
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「コーヒーにあれだけ砂糖とミルクを入れるのは邪道だと言っただけだ」
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「人それぞれなんだから一々、言わなくたっていいだろ!お前は毎度、毎度、行く先
々で騒動起こしやがって!俺が毎回毎回、大変な目にあうんだぞ!」
一人はパーカーとジーンズに黒髪、もう1人は茶髪に黒いジャケット、シャツとズボ
ンに二眼レフのカメラを下げている2人組の男性だ。
うちの1人がかなりの俺様キャラでオブラートに包むという言葉を知らないようだ。
ユウスケ
「とにかくありがとう、俺は『小野寺 ユウスケ』。よろしく」
士
「『門矢 士』だ」
ツバサ
「俺はツバサ・ハヤカゼ。まぁ・・・これについてはあまり気にしないでおくよ」
とりあえず事態を収拾したツバサはようやく落ち着いてコーヒーを飲み始める。
ユウスケ
「そういえばさっきもニュースでやってたけどルフィアンって怪物の被害、結構酷い
みたいだな。この間も公共施設が大損害を受けたってあったけど」
ツバサ
「まぁ、どうにか事態も落ち着いたし、改修工事も進んでいるみたいだしね」
士
「仮面ライダーストライカー・・・か。この世界にも仮面ライダーが知れてきたな」
その言葉に少しの違和感を覚えたツバサが聞いてみる。
ツバサ
「というより士、お前、仮面ライダーを前から知ってる・・・?」
士
「ふっ」
懐から一枚のカードを取り出してクイッとスナップしてみせた。それには英語表記で
「MASKD RIDER DECAD』と仮面ライダーの写真が写っているカード
で懐に戻すと何事もないように口を開く。
士
「通りすがりの仮面ライダー、『仮面ライダーディケイド』だ」
さらに。
ユウスケ
「えっと俺も一応、仮面ライダーで『仮面ライダークウガ』だ、改めてよろしく」
ツバサ
「まさかこんな身近に仮面ライダーがいるなんて・・・お前らの他にもいるのか?」
ユウスケ
「この世界には俺達3人だけ・・・というよりツバサ1人だけだな。俺達は元々、別
の世界からここに旅がてらやってきただけだから」
ツバサ
「だから通りすがり・・・ってわけか」
士
「他にもいくつもの世界があってそこにそれぞれライダーがいる。それぞれの世界で
自分の戦う理由とそこに住む者達のために戦っている」
ツバサ
「俺の先輩がそんなにたくさんいたのか。というか他にも世界があるってのが何だか
不思議な気がするな」
ユウスケ
「俺だって自分の世界からいきなり他の世界に飛んだ時は驚いたけど今になって思え
ばよかったと思うよ。色々な世界を見て経験して前より強くもでかくもなれた」
そんなユウスケの言葉を聞いてツバサにも思うところはあるようだ。
士
「まぁ、最初からすでに強くでかい男だった俺にとってはさらに男を上げてしまう旅
だっただけだがな。それなりに悪くない旅だった、今までを思い返すとな」
ツバサ
「こいつって本当に普段からこんなキャラなのか?」
ユウスケ
「あぁ、こいつは何事もこんな感じの俺様キャラだ、だからほっとけないんだよ」
ツバサ
「もう士の保護者だな、ユウスケは・・・・(苦笑。」
ここでツバサが腕時計を確認しておもむろに立ち上がる。
ユウスケ
「どうしたんだ、ツバサ?」
ツバサ
「いや、今日は訓練日だったのを忘れてた。ちょいと厳しい練習仲間がいるんでね、
遅くなると何言われるか分かったもんじゃない」
ユウスケ
「もしかして戦闘訓練かなんかか?なら俺も一緒に行っていいかな、ストライカーが
どんな風に戦うのかも見てみたいし」
ツバサ
「って俺がストライカーなのも知ってるのか」
士
「大分前からお前の事は知ってる、この世界の仮面ライダーに相応しいか見せてもら
ったってだけだがな」
ユウスケ
「お前だってまだ仮面ライダーに相応しい人格者とかでもないだろうが!」
ツバサ
「まぁ、来るなら来いよ。案内する」
ツバサの案内で士とユウスケの2人も彼の特訓風景を見学する事にした。
なのは
「あっ、来た、来た。おーい!ツバサく~ん!」
フェイト
「お~い」
ツバサ
「どうも、高町さ・・・・なのはとテス・・・フェイト」
やってきたのは時空管理局地上本部内にある陸上・航空魔導訓練場ですでになのはと
フェイトにその同僚という『シグナム』というワインレッドの髪をポニーテールにま
とめて剣士のような服装の女性がいた。
シグナム
「今日もまずはわたしとの1対1からだ。剣技だけの近接戦闘でやるぞ」
ツバサ
「ひぇ~・・・いきなりシグナムとかよ・・・HARDだね、こりゃ」
なのは
「あれ?そっちの子達は?」
ツバサ
「え~と俺の知り合いで門矢 士と小野寺 ユウスケ。2人共、俺の訓練仲間兼友達
の高町 なのはとシグナムだ」
士
「ほぉ~、戦闘訓練か。面白そうだな、俺も混ぜてくれよ」
なのは
「えっとツバサくんは訓練を受けてるからだけど一般の人がこれからやるのは危険な
気がするんだ・・・うん、結構なハード訓練だから」
ツバサ
「え~っとたぶん大丈夫だと思います。とりあえず変身か、エース!」
エース
「サァ キョウモイッテミヨウカ ツバサ」
士
「ハードか、望むところだ」
そういって白と黒カラーのバックルを取り出して腰に当てるとベルトが展開された。
シグナム
「あれは・・・ツバサの使っているドライバーと似ているな」
ユウスケ
「たくっ、しょうがないな・・・フッ!」
なのは
「もしかして・・・そっちの2人も!?」
士
「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!変身ッ!」
『KAMENNRIDE D・D・D・DECAD!』
ユウスケ
「変身!」
『STARTING READY?』
ツバサ
「変!身ッ!」
『KICK OFF!』『№ZERO・・・フォ!ワード!!』
バーコードをイメージしたようなヘッドにマゼンタと黒、白のアーマー姿になった士
、赤い複眼に紅い鎧と黒のライダースーツ姿にユウスケが変わる。
なのは
「戦う前に自己紹介してもらっても・・・いいかな?」
レイジングハートを構えながらそれぞれのライダー名を尋ねるなのは。
ディケイド
「仮面ライダーディケイドだ」
クウガ
「仮面ライダークウガ、よろしく!」
ストライカー
「そんじゃ、ライダーチームいきますか」
ディケイドvsなのは、クウガvsフェイト、ストライカーvsシグナムが始まる。
シグナム
「ハッ!」
ストライカー
「とッ!」
シグナムとストライカーは予定通りに近接戦闘のみの剣術勝負を繰り広げる。基本的
に我流体術だけなのでなのはからの提案で武器のクラブガンソードを有効に使えるよ
うにシグナムに剣術指南を頼んでいる。
他にもフィジカル訓練などもなのは指導で行い、サッカー選手としての能力アップに
も一役買うのでなかなか一石二鳥なところでもあるのだ。
ストライカー
「これでいくか」
『SHOES!SONIC!』
ソニックシューズに切り替えて機動力を上げ乍ら近接戦闘に入る。
シグナム
「(フォワードでソニックシューズは体力減少が激しいと言っていたが)」
高速移動しながら左右から続けざまに攻撃をしかけ、乱打戦を繰り広げているが一向
にアクセルは落ちずにさらにギアが上がっていく。
なのは
「前はそろそろ動きが落ちてきたのに維持してる。やっぱり一流のプロ選手だから訓
練すると伸びがすごいね」
ディケイド
「おい!1つ言っていいか!」
なのは
「何かな?」
ディケイド
「弾数多すぎるだろうが!!訓練初参加者にどんな仕打ちだ、おい!」
無数の魔力弾を先ほどから止めどなく撃ってくるのだがそれをライドブッカーソード
で斬り払いながら一端、距離を置くと一枚のカードを取り出す。
ディケイド
「そっちが空中戦ならこっちも空中戦でいかせてもらうぜ?」
『KAMENNRIDE SKYRIDER!』
するとディケイドの姿が変わって滑空を始めた。
なのは
「姿が変わった!?なんだか随分と面白い能力持ちなんだね!」
ディケイド
「魔力ってのは知ってるが随分と馬鹿魔力って言葉が似合う力だな」
そして一方でクウガとフェイトも近接戦闘で訓練を行っていた。
フェイト
「(ただのパンチなのに物凄く重い・・・!スバル並のパワーだ!)」
クウガ
「(フェイトさん、速いな。攻撃が当てにくいし、戦い方も上手いぞ)」
そして距離を置いたクウガは落ちていた鉄パイプを掴みだした。
フェイト
「そんな鉄パイプじゃ、わたしのバルディッシュは防げないよ!」
クウガ
「超変身!」
するとその姿が急速に変化して鎧騎士のような姿になり鉄パイプも大振りの専用武器
『タイタンソード』に変化してフェイトの突進斬撃を真正面から受け止めて逆にその
まま押し返し、薙ぎ払って構えなおす。
エース
「ツバサ ハカセニタノンデ ツクッテモラッタ アタラシイシューズガアル。フツ
ウノソードモードヨリ キミニアッテイルトオモウゾ」
ストライカー
「俺に合ったモード?これの事か」
『SHOES ARM!DUAL BLADE!!』
すると持ち手と刃だけの長剣の二刀に変化してそれが装備された。
ストライカー
「二刀流ってやつか?えぇい、やったことないが男は度胸ッ!」
そういってまたシグナムに向かっていく。
シグナム
「急増の剣術でまともな訓練になるか、あまり訓練といえなめるなよ!」
シグナムの攻撃を防いだ瞬間に何か感じるモノがあったのかすぐに笑みを浮かべた。
ストライカー
「なるほどエース、なんか剣を使ってて動きがスムーズな気がしなかった理由。空い
てたもう片方の扱い方に困って無理やり体術入れてたの分かってたのか」
エース
「キミハ モトカラタイジュツシカ ヤッテイナカッタカラネ。ソウビトハイエ ソー
ドモードハ タダフルッテイルダケデ ソノタメニ シグナムニクンレンヲ タノン
デイタガ ニトウデ コウゲキシュダンガ ドチラモメイカクナラ タタカイヤスイ
ダロウ。アルイミキミハ アタマガカタイカラネ」
ツバサは飲み込みが早くメキメキ腕を上げてはいたのだが一刀で空いている手が手持無
沙汰になっていた。上手く動きに体術を入れようとして逆に無駄になっていたりしたの
が彼にとって動きがギクシャクしていた原因だったようだ。
ストライカー
「ハッ!セイッ!ラァッ!」
シグナム
「なるほど・・!ある意味、石頭というのは理解した。片方の攻撃手段が埋まった途端
に動きが違ってくるとはッ!」
なのは
「向こうも中々、白熱してるね。そっちはまだまだ小手調べみたいな感じだけど」
ディケイド
「スカイライダーの速度と同等なだけでも中々、手ごわい相手だ。まぁ、俺は以前にこ
の速度を迎撃した事はあるがね」
そういって駆け出したディケイドになのはもアクセルシューターの弾幕で応戦しながら
接近し、ぶつかり合った瞬間に近接戦闘用のパターンに持ち込もうとした。
なのは
「(ぶつかった瞬間にバインドをかけてそこを一気に叩く)」
激突の刹那。動いたのはディケイドの方だった。
『ATTACK RIDE!INVISIBLE!』
突如としてディケイドが目の前で消えると目標を失って急ブレーキをかけるなのは。
なのは
「なっ!?一体、どこ―――――」
『FINALATTACK RIDE!D・D・D・DECAD!』
完全な死角からホログラムのようなディケイドの画が描かれたカードが自分に向かっ
て迫ってきてそこをディケイドが同じ軌道で通過しながら襲ってくる。
ディケイド
「ハァァアアアーーーーッ!!!」
なのは
「シール――――」
大爆発の後に奮迅を突き破って空中で互いに急停止する。
なのは
「さっきの何?いきなり気配も完全に消えて最後のも自動追尾・・・反則だよ」
ディケイド
「その言葉、そのまま返すぜ。きっちり反撃まで返してくるとは恐れ入った」
さらにはシグナムと戦っていたストライカーも新技を発動する。
ストライカー
「あれやってみるか、リオの家で見せてもらった秘伝書の技」
エース
「ナンドカシッパイシテイタガ ダイジョウブカ ツバサ?」
ストライカー
「やってみなきゃ分からないさ、それに今は調子がいいからな!」
そういうと何か特殊な呼吸法を始め、双剣にスパークが奔り始めた。
シグナム
「どんな技法かは知らないが面白い、どんなものか見せてもらおうか」
斬りかかってくるシグナムに呼吸を整え、流れるような構えを取り、動きが停止する。
シグナム
「ハァッ!!」
ストライカー
「オォォオオオオ!!(感じる、精神統一で感じられるようになった自分の生命エネルギー)」
するとストライカーを包むように黄金色のオーラが放出され、二刀を振り抜く。
シグナム
「そんな真正面からの攻撃、甘い――――ッ!?」
しかし剣と剣がぶつかり合った瞬間にストライカーの二刀から黄金色のオーラが自分目
掛けて放出されて直後に体に衝撃が走った。
ストライカー
「迸るぞ、ハート!突き抜けるほどヒート!!」
そして体から迸るエネルギーが一気に爆発し、シグナムに遅いかかる。
ストライカー
「戦闘波紋!波紋疾走オーバードライブ!!」
黄金色の波動とドライバーエネルギーの双方が放出されてそれにシグナムは吹き飛ばさ
れビルに叩き込まれて粉塵が舞った。
なのは
「な、何今の!」
ディケイド
「見た事が無い技だな・・・魔力とも気とも違う・・・なんだ、今の技は」
瓦礫からシグナムが出てきて剣を構えるとさっきの技について早速聞いてきた。
シグナム
「何だ、今の技はベルカ、ミッドチルダ魔法ともお前の持つライダーの力でもない。
わたしも今までに見た事が無い技だ」
ストライカー
「以前、ヴィヴィの友達のリオの家に遊びにいった時、秘伝書が多く貯蔵されている
倉庫を見せてもらってその中の一冊にあった『波紋』と呼ばれる仙道の一種で自身
の生命エネルギーを独自の呼吸法で活性化させ、肉体をも強化することが出来る術」
エース
「モトモト シゾウサレテイタモノダッタガ ヒジュツショニアッタ ベンリサナド
カラヤッテミルコトニシタノダガ ナカナカニ ナンカイナジュツダッタヨ」
だが実際に戦闘でも使われていた術らしく、リオの祖父が若い頃に出会った青年からそ
の技を見せられ、興味を持った祖父が知識として術書を作ったらしいのだが祖父には適
正が無かったらしく、ほとんど碌に波紋は使えなかったらしい。
ストライカー
「最初は分からなかったが術書の呼吸法をするうちに自分の中に流れる生命エネルギー
の流れ、微量な魔力の流れを感知し、理解できるようになった。さっきのように力を
引き出して技として放出出来るようにもなったしね」
フェイト
「確か失われた技法って言っていたけれどそれをもう実践レベルに持ってきたなんて」
なのは
「(プロアスリートだからって思ってたけど元々から戦闘のセンスもかなり高い。こん
な短期間でスバル達だって疲れを見せる訓練を平然とこなすし、フェイトちゃんの話
だとあの波紋っていう技はもう使える人がいない、そんな技まで実践できるなんて)」
さらに突いてきたシグナムのデバイス『レヴァンテイン』の切っ先にみずからの剣先を
正確に合わせてそこから相手に波紋を流し込む。
ストライカー
「基本は末端から相手に流し込む事が波紋の技。故に切っ先どうしなら波紋が流せる!」
シグナム
「ッ!な、手に力が・・・!」
瞬間的にスパークが奔ったかと思うといきなり手の力が抜けて剣を持つ手が緩んだ。そ
こをもう一刀で接近し、ギリギリで刃を止める。
ストライカー
「ようやく一本、ってところかな」
シグナム
「まったく・・してやられたな、ツバサ・・・・」
なのは
「それにしても凄い技法を我流で完成させたものだね、ツバサくん。驚いちゃった」
訓練が終わった後、なのはと2人でコーヒーを飲みながら談笑していたツバサ。
士とユウスケの2人はフェイトとシグナムの2人に管理局を案内してもらっていた。
ツバサ
「ただ波紋事態は破壊の力じゃないから多少の岩とかぐらいなら壊せても牢獄とか堅牢
な硬さがあるものは壊せない。試してみたけど肉体の強化は魔力でやるより俺は強く
なったし、まぁ、リオの爺様の話だと若い頃にあった人はもっと凄かったらしいけど」
だがツバサとしては別の目的があったらしい。
ツバサ
「ヴィリアンBとの戦いでグリッドアイアンがあったから勝てたけどあの後、結構全身
にダメージを受けてしばらく動けなくなったんだ、あの後」
通常形態で勝てなかった相手だがグリッドアイアンの一撃で撃破まではいったが反動の
ダメージが大きくこのフォームだけに頼ると自分も危険と判断したらしい。
なのは
「だから波紋法を?」
ツバサ
「貯蔵所にあったのが大概は物理的な技のものばかりでまぁ、歩行法とかのもあった
から参考にはなったけど・・・そんな時に見つけたのがこの波紋の呼吸だった。こ
れ自身に大きな破壊力は無くても強化する力はかなり強いんだ」
破壊には使えないが自身のエネルギーを増幅させるには有効で彼自身の身体能力もま
だまだ未熟な波紋法ながら格段に上がったらしい。
ツバサ
「それに練習試合だったけど動きの中でも波紋の呼吸を乱さずに波紋で肉体操作をす
る練習も同時にしてたからそれなりになってきたよ」
なのは
「あれ?マジックサッカーってルール的に波紋はどうなの?」
ツバサ
「マジックサッカーって言っても独自の歩行法だったり古い技法を取り入れている選
手もいるし、俺のもそれのうちの1つに入ってるみたいだしね、もう確認済み」
なのは
「でもシーズンが始まったらどうするの?試合と仮面ライダーの両立って難しいよね」
ツバサ
「それについてはオーナーが算段を打ってくれたみたいでさ、重要な試合だったり、
危機的な状況になった時以外は他のメンバーで回して後は出れる時に試合勘が鈍ら
ない程度に出ることになったから」
攻撃陣の補強も進んでいて自分の立場も危ぶまれるところだがそれも望むところと少
ない時間でも活躍できるという自信のもとそれを承諾した。
ツバサ
「それにここでの訓練はサッカーにも役立つトレーニングにもなるから一石二鳥だよ」
なのは
「そういえばこの間のスバルとのフィジカルコンタクトの訓練でも全く力負けしてな
かったものね。結局、最後までスバル勝てて無かったし」
ツバサ
「あれは体の使い方とか、押し引きの問題もあるし俺の方がそれは巧かっただけさ」
しかしそれ以来はスバルにフィジカルトレをよく頼まれ相手をするのだがさすがに
スバルのパワフルさには驚いていたようだ。
ツバサ
「まぁ・・・俺に対しての羞恥心がもう少し持ってくれると助かるんだが・・・色々
と男として意識してないのか、色々と困る事がな・・・(汗。」
なのは
「ふぅ~ん・・・ツバサくんも男の子だね~?」
ツバサ
「や、やかましい!」
エース
「カノジョニ ミッチャクサレテ イッカイフカクヲトリソウニナッタシネー」
ツバサ
「黙れ、エース!!」
なのは
「うんうん、君も健全な男の子なようでなのはさんも安心したよ、ふふ~♪」
エース
「フフ~♪」
そういってなのはの頭に乗ると互いに口笛を吹きながら前を歩き始めた。
ツバサ
「おい、待て!人の話聞け!てかお前ら、いつの間にそんな仲になった、おい!」
そんな2人を見つめる人影達。
スバル
「う~ん・・・やっぱりなのはさんがユーノさん以外の男の人とあんなに仲良く話し
てるなんて初めてみた、やっぱりいい感じな気がするんだけどな~」
この青髪のショートヘアーの少女が『スバル・ナカジマ』。ノーヴェの姉にあたり、
なのはの元教え子でもある。
ティアナ
「わたし的には弟かなんかをからかってる気がするけど弟さんもいるし」
こちらのロングヘアーの少女は『ティアナ・ランスター』。執務官をしていてなのは
の元教え子でスバルとは今現在でもコンビを組んでいる仲。
シグナム
「うむ・・・恋愛・・・という奴か」
士
「ツバサの奴は鈍感そうだから気が付かないだろう、なのはがそうでも」
ユウスケ
「お前が言うな、お前が」
なのは
「みんな、何してるのかな?」
一同
「えっ?」
振り返った一同の先には黒い微笑みを浮かべたなのはと私は知らないとでもいうような
顔文字画面のエースと引きつり顔のツバサがいた。
なのは
「ちょっとわたしとO☆HA☆NA☆SI☆なの♪」
その後、地上本部で阿鼻叫喚の叫びが聞こえて一時、騒然となったのは別の話。
次回へ続く!