H・ルフィアン40
「戦闘モード・近距離戦闘に設定。目標排除 開始」
エース
「コノフォームニツイテノ カイセキガカンリョウシタ。イケルカ ツバサ」
ストライカー
「もちろん。いくぞ、エース」
そういってまず腕に新たに装備されている菱型のブレス『タクティクス・ブレス』の
中央のスイッチを押すと4か所のカード挿入口が展開されセットする。
『PLAYER SELECT!』
もう一度、中央のスイッチを押すとカードがセットされ画面にそれぞれのナンバーが
表示され機械音が響く。
『FORWARD!』『SPEED STAR!』『GOAL KEEPER!』
H・ルフィアン40
「ハッ」
ストライカー
「まずはこれだ」
『TACTICS!SPEED STAR!』
ブレスのスピードスターの画面をおすと機械音が鳴って粒子を纏うようなエフェクト
と共に高速で動き始め、目にもとまらぬ速度で相手の裏を取り首に腕を回してそのま
ま自分の身体がごと振ってラリアット+叩き付けをくらわせる。
H・ルフィアン40
「反応速度誤差90%補正。補正継続、戦闘レベル6・殲滅を続行」
即座に体を起こして反撃を返してくるのだが粒子のエフェクトと共に行うファンタジ
スタの高速移動に当てる事が出来ずに攻撃が次々に空振りに終わる。
エリオ
「凄い、僕やフェイトさん並の速さ。それにエフェクトで幻惑も効いてる」
スバル
「それもだけどあの速度で相手もかなりの速度の打撃を打ってるのにそれを完全に見
切って避けてる。たぶん反応速度も上がってるんだよ」
エース
「ツバサ シューズトカクフォームトノ ホットラインヲカンセイサセロ。ソレニヨ
ッテ アラタナシューズノチカラガ ソウゾウサレル」
もう片方の腕に装備しているタイムウォッチブレスも新たな形になっており、認識コ
ードラインがブレスから人差し指部分に認識指紋装置があり、シューズの力を発動し
た後にタクティクス・ブレスの画面に触れると能力を合わせたシューズの力が創造される。
ストライカー
「こうか?」
『ATTACK!HOT LINE!FORWARD!MAXIM POWER!』
H・ルフィアン40
「戦速レベル80%へ上昇。集中攻撃を開始」
ストライカー
「撃ち合いか?付き合ってやるよッ!はぁ・・・・ッ!」
全身が赤いオーラで包まれ、素早い連続体術を繰り出すH・ルフィアンにそれ以上の手
数で体術で完全に圧倒する。
一撃を加えて怯んだ直後に怒涛の攻撃密度の連撃を入れて即座に右の拳に紅いオーラの
エネルギーを込めて強烈な右ストレートで吹き飛ばす。
ストライカー
「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!
オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オォラッ!!!」
H・ルフィアン40
「――――ッ!!!?損傷率50%被害・中破。戦闘レベル8へ移行」
ここでルフィアンの方もカードを追加してくる。
【Villain Deathgame・・・KICK OFF!】
H・ヴィリアン40
「第二段階進化シークエンス完了。敵殲滅を最優先。全殲滅開始」
【HOOLIGAN READY・・・!】
ルフィアン102・107
「「グゥ・・・・」」
スバル
「向こうも進化した!それに他のルフィアンも!」
エリオ
「スバルさん、他のルフィアンは僕達で抑えましょう」
スバル
「うん」
さらにここで援軍が現れる。
『ATTACK RIDE!BLAST!』
後方から無数のマゼンタ色の閃光が飛んできて生まれた3桁ルフィアン達を一斉に薙ぎ
掃って振り返ってみるとそこにいたのはディケイドこと士だった。
ディケイド
「随分と賑やかな祭り会場だな。俺も混ぜてもらうぜ?」
そういってスバルとエリオの間に入ると刀身を撫でる仕草をしながら先に行ってしまう。
ディケイド
「あまり遅れるなよ、鉢巻少女、電気系男子」
スバル
「だからわたしはスバルです!もうッ!」
エリオ
「いい加減に覚えてくださいよ、士さん!って行っちゃった、行きますよ、スバルさん!」
他のルフィアンを競り合いでヴィリアンとストライカーから引き離し戦闘を開始する。
H・ヴィリアン40
「スタン・フォース」
両手からスタン・グラスプと同じ色の先ほどより太さのある閃光を放ってきた。
『HEAVY!HOT LINE!GOALKEEPER!WALL HAND!』
ストライカー
「悪いがこっからはシャットアウトだ!ハァッ!」
オレンジ色の通常より巨大なエネルギーハンドがまさしく壁のように疾走しながらス
タン・フォースを包み込みながらH・ヴィリアン40をその手が捕捉する。
それが炸裂して木の葉のように吹き飛ばされて壁に叩き込まれる。
H・ヴィリアン40
「!?!??!ダメージ率78%被害 甚大。戦闘レベル10、対象との消滅開始」
するとその胸に突如としていくつかのラインで書かれた文字のようなものが現れてそ
れが少しずつ減少していく。
エース
「マズイゾ ツバサ!ヤツハジバクヲスルキダ!ヒガイレベルハ ワカラナイガ
ヴィリアンノ エネルギーカラスレバ キケンダ!」
ストライカー
「なら被害の及ばない場所まで蹴り飛ばしてやる!クリアもサッカーの基本だぜ」
『SONIC!HOT LINE!SPEED STAR!』
ここでディケイドが一気に雑魚を一掃する。
『FINALATTACK RIDE!D・D・D・DECACD!』
ディケイド
「ハッ!」
飛び上がり蹴りのポーズでホログラムカードを敵目掛けて展開する。
スバル
「ハァアアアアアア!リボルバーキャノン!」
エリオ
「ストラーダ!スピアーアングリフッ!!」
すれ違いざまに2体に攻撃を加えて直線状に止めたところをディケイドが突撃する。
ディケイド
「はぁああああああああああ!!!」
ディメンションキックがルフィアン2体を一気に巻き込んで跡形もなく爆散させる。
ディケイド
「まぁ、こんなもんか。歯応えがないな」
スバル
「性格が性格だけど士さんってやっぱり・・・・」
エリオ
「はい、かなりの実力者ですね・・・なのはさんとも引き分けたというのも頷けます」
そしてストライカーvsH・ルフィアンの戦いも佳境に入っていた。
ストライカー
「蹴りの波状攻撃、受けて見な!」
するとまた粒子を纏った高速移動から強烈な蹴りで上に蹴り上げ、さらに四方から怒涛
の如く真上へ打ち上げる蹴りの連打を叩き込みながらある程度、打ち上げた直後に一度
地面へ着地し、助走をつけてから強烈なドロップキックを叩き込んだ。
H・ルフィアン40
「ダメージ率90%。肉体構成臨界点突破。危険 危険 危険」
エース
「フィニッシュダ ツバサ!」
ストライカー
「迸れ、ハート!突き抜ける程にヒートッ!!刻むぞ、血液のビート!!!」
全身から迸る波紋にのせてドライバーのエネルギーもフルに発動する。
『GOAL!GOAL!!GOAL!!!』『VICTORY SHOOT!』
ストライカー
「おぉぉおおおおお!!!!」
そのまま飛び上がり、横回転を始め乍ら回転を速めそのままH・ルフィアンへ向かう。
??
「後悔しないことだな、仮面ライダー・・・我らがルフィアンの敵なる者」
ストライカー
「あぁ、決意のシュートだ・・・穢れたる創造を砕く波紋!」
強烈な粒子のエフェクトを纏った左足を高速回転した遠心力を利用し、最大になった
瞬間に渾身の力を込めて振り抜く。
ストライカー
「エンドファンタジア・オーバードライブッ!!!」
強烈な輝きのエフェクトと共に蹴りが直撃するとすさまじい閃光と共にH・ルフィア
ンは大爆発を起こしてその中からゆっくりとストライカーが地面に降り立った。
ストライカー
「勝利のVゴール・・・決めたぜ?(bッ!)」
エース
「(dッ!)」
スバル・エリオ・ディケイド
「「(d・dッ!)」」「(・・・b)」
それぞれとサムズアップで勝利を確認し合う。
インフィ
「ちっ・・・んだよ・・・すげぇ戦いしやがって・・・あたいの時もそれぐらいやっ
みせろってんだ・・・全然、敵わねぇっつうの・・・」
新たな力『ファンタジスタ』によって新型ルフィアン『ヒューマノイドルフィアン』
を撃破する事に成功したストライカーだった。
それから1週間後。
ヤス
「んで結局、その不良グループどうなったんや?」
なのは
「素直に自協してくれたよ。他のグループの潜伏先やルフィアンのドライバーを持っ
ているグループも大体を一掃できたしね」
はやて
「それはええんやけど・・・・あれはなんやの?」
そういって指さした先にはある意味では異様な光景が広がっていた。
ヴィヴィオ
「はい!ゴー!ゴー!ウイングス!ゴー!ゴー!ウイングス!」
不良A・不良B・不良C・不良D
「「「「ゴー!ゴー!ウイングス!ゴー!ゴー!ウイングス!」
ヴィヴィオ
「みなさん、いい感じです(bッ!)」
不良A・不良B・不良C・不良D
「「「「あったりまえだぜ、ヴィヴィ姐ーーーー!!!」」」」
何故か、チアリーダーがよく使うポンポンを振っているヴィヴィオとどこぞの応援団
のような学ラン姿の以前、ツバサ達に逮捕された不良達の姿があった。
さらには何故か彼らから小学生のヴィヴィオが『ヴィヴィ姐』などと言われている。
なのは
「ツバサの提案で彼らの社会復帰適正検査をしてね。逮捕された人達の中では厚生さ
せられるレベルだって事でウイングスのオーナーがわたし達のクラブでまとめて引
き受けるって言って彼らを特別応援団という風に役職つけちゃったみたいで」
はやて
「数日前まで犯罪予備軍みたいなグループだったのを簡単にクラブ所属にするっての
もある意味、とんでもないオーナーやな」
ヤス
「ウイングスのオーナーは、クラブ間でもカリスマオーナー言われてるからな。発足
してわずか数年でリーグ優勝にカップ戦優勝、ツバサだって元々、アマチュアリー
グの選手だったのを見つけてきてトッププレイヤーに押し上げるは、監督だって長
期の政権を見越して経験浅くても才能のある現監督をスカウトしてきたしな」
はやて
「それに一番、驚いたんは・・・・」
そういったはやてが目線を向けた先にはツバサと主力選手2人と一緒にランニングし
ている1人の選手だった。
不良A・不良B・不良C・不良D
「「「「ア・ネ・キーーーーッ!!」」」」
インフィ
「うるせぇええええ!!!一々、大声で呼ぶんじゃねぇ、ドアホ!?」
なんとそこにいたのは不良グループのリーダーをしていたインフィ・レッドであの後
彼女の素錠を聞いたオーナーが「錆も落とせばプレー出来るわね♪」とツバサにコーチ
兼務で彼女を任せる事にした。ポジションも補強ポイントだったトップ下という事で
以前サッカー界を賑わせたサッカー少女と得点王とのホットライン結成を期待したと言う。
ヤス
「おっ、練習試合始まるみたいやな」
1部リーグチームとの練習試合でインフィはトップ下に入った。
試合が開始されて彼女にボールを集めてプレーを見てみる事にしたウイングスなのだが
起点となるポジションなので相手チームの中盤もすぐに潰しにかかる。
インフィ
「(わたしのいた2部の中堅チームなんかとレベル違ぇ!?卑怯一切なしのマジアタ
リ・・・ちっとは体鍛えてたつもりだったけどこれが一部かい・・・!)」
ボールを奪われたが即座にボランチをしているこのウイングスに所属するチームの紅
一点『ミシェル・アンカーズ』。金髪のショートヘアーで小柄ながらフィジカルが強
く、後方からの押上げとミドルが売りの守備的MF。
ミシェル
「(・・・・パチリ)」
インフィ
「・・・・・ッ」
一瞬だったがそのウインクと動きから一度、DFの裏に下がった直後に一気に裏へ抜
け出し、股抜きで抜けてきたボールを見る事もなく最終ラインに張り付いて自分から
パスを要求してくるツバサを視界に捉える。
ツバサ
「・・・・・・!」
インフィ
「上等だ・・・そんなにパスよこせってんなら!全力のパス受け取りやがれッ!!」
今持てる能力を最大限に出した突破からのラストパスを送る。
GK
「(打たせねぇッ!!)」
素早いゴールキーパーのチャージも視界に入れ、ツバサは逆足でボールを軽く浮かせ
チップキック気味のシュートを打ち、強い回転のかけられたパスがハーフボレー風に
効いて地面に落ちたと同時に回転によってゴールに吸い込まれた。
ミシェル
「nice GOAL♪ツバサ!」
インフィ
「・・・・はぁ・・・はぁ・・・ちっ・・・もう息切れしてきやがった・・・」
ツバサ
「1部リーグはこれが普通な試合ペースだぞ。まずは基礎体力メニューからだな」
インフィ
「まぁ・・・今まで遊んでた野郎が出来る程甘かないのは分かってるがね・・・」
ジェンナーロ
「だがなかなか見込みはある。一部相手ににあそこまでくいついてくる負けん気は
気に入った!まだまだ足腰が年寄並だがな、はっはっはっは!」
そこに来たのはチーム最年長で移籍選手ながらすでにチームの精神的な屋台骨にな
っているミシェルとダブルボランチを組んでいる『ジェンナーロ・ガット』。
闘将とも称される荒々しくも堅実なディフェンスを得意とする選手だ。
なのは
「やっぱりいきなりプロレベルの試合ってのも難しいのかな」
ヤス
「だがなかなかめっけもんかもしれへんな~。あの囲まれからのキープ力とミシェ
ルとアイコンタクトで連携できる感覚。パスセンスもなかなかなもんやで」
そして後半に入って終盤。サイドに張ったツバサから大きなサイドチェンジでゆり
動かされた相手チームを見てチームの不動のMF『シュン・ナカムラ』ががら空き
になっていた中央を見逃さずサイドが自分につられたのを見て即座に中央に待って
いたインフィへと鋭いスルーパスを通す。
インフィ
「(トップ下なら点決めてなんぼ・・・!今思い出した、わたしのフェイバリット)」
軸足に軽く当てて利き足のシュートポイントに持ってくると足を振り抜く。
GK
「コースが甘いぜ、2部リーグ上がり――――なっ!」
しかし自分の身体を傾けた方向とはいきなり逆の方向に曲がってゴールに突き刺さる。
インフィ
「へっ、2部上がりだって得意技はあんだよ。見たか、無回転シュート」
チームメートがかけよってきて手荒い祝福で新しいメンバーを歓迎する。
はやて
「なんやかそれなりに上手くいってしまってるみたいやな~?」
ヤス
「ツバサが普段のツートップの右からCMF気味の位置で繋ぎ役やって上手い事、
インフィにトップ下の仕事だけやらせてるな。こりゃ、しっかり一試合を戦えるだ
けのスタミナと一部慣れしたフィジカルがあれば化けるかもしれへんな」
ヴィヴィオ
「ゴー!ゴー!ウイングス!ゴー!ゴー!ウイングス!ワァーーー!!」
不良A・不良B・不良C・不良D
「「「「ゴー!ゴー!ウイングス!ゴー!ゴー!ウイングス!ウォーーー!!」」」」
ツバサ
「ほれ、ファンに応えるのもプロだぜ、インフィ?」
インフィ
「・・・たくっ」
少し恥ずかしそうではあるがゆっくりと手を上げてサムズアップしてみせた。
インフィ
「(bッ)」
ヴィヴィオ・不良一同
「「「「「(dッ!)」」」」」
なのは
「あれがストライカーの能力なのかもね、失った夢と希望のフィールドにまたその子を
導く戦士、それが仮面ライダーストライカー・・・って感じかな?」
はやて
「ルフィアン撃退っていう名目の召集やったけど逆やね、ルフィアン被害者の救出と厚
生・・・本来やらないとあかんのはそれなのかも」
なのは
「そうだね・・・でもまぁ、今はそれより応援しないと折角来たんだし」
はやて・なのは
「「がんばれ~!ウイングス~~!!」」
自分なりの仮面ライダーの道を見出したツバサ。
しかし新たな脅威となるH・ルフィアンも登場し、さらに戦いは激しさを増してくる。
新たなステージへの道はすでに開いていた。次回へ続く!