というわけで本編を進めていきたいと思います。こちらでもある意味ではライダー大戦
のようになります・・・というかバトライドウォーみたいな感じかな・・・?
流れ的にまだ公開しておりませんが劇場版後なのでSAOメンバーも関わらせていき
さらには士達以外のRIDERもここから参戦していきます。
さぁ・・・・派手に行こう(´_ゝ`)
game20~大戦のその後、新たなライダーシーズン~
ツバサ
「はぁ・・・!はぁ・・・!」
その日、いつものように公園のランニングコースを走ってウォーミングアップを
していたツバサが前に普段は見かけない人物がいるのに気付いた。
ツバサ
「あれは・・・アルトか?おーい、アルトー!!」
アインハルト
「・・・・ッ!・・・ッ!・・・?あっ、ツバサさん、おはようございます」
ちなみに『アルト』と言われているのは『アインハルト』の事で名前が長いとい
いう事でツバサが縮めて呼び始めたのだ。
そして横に並んで一緒にランニングを始める。
ツバサ
「いつもは海岸の方走ってなかったか?」
アルト
「この前のルフィアン事件でしばらく進入禁止になってしまって」
ツバサ
「あぁ~・なるほどね。アルトは今度の大会に出るんだっけ?」
アインハルト
「はい、チャンピオンも出るとこの事だったので、リベンジマッチです」
さらにはこの大会では特別試合も組まれていた。大会の優勝者と準優勝者の2人
は六課を代表する二大エース、なのはとフェイトの2人と模擬戦が出来るという
のだ。しかも通常は制限が付くが制限なしの全力全開状態だという。
アインハルト
「ヴィヴィオさんのお母様方とは前にも戦いましたがかなり制限をつけてですし
本来のお二人と戦えるというのも魅力的だったもので」
ツバサ
「本当にスポ魂的青春送ってるね~。よきかな、よきかな」
アインハルト
「ツバサさんは全力全開のお二人と戦ったことがあるんですよね?」
ツバサ
「まぁ・・・ね。勝ったには勝ったけど二度とやりたくない」
エース
「ファンタジスタフォームハ モチロンダガ ドライブカラユズリウケタ シフ
トカーノニダンキョウカタイノ ファンタジスタデ ゲキツイダッタカラネー」
最後の最後は2人が決め技に大きな技を撃つ瞬間を狙った一撃離脱戦法でどうにか
勝利は治めたもののしばらくは全身筋肉痛という地獄を味わった。
アインハルト
「ドライブ・・・?以前、一緒に戦ったという方ですか?」
ツバサ
「まぁね。まぁ・・・いろいろあったけどライダー友達が出来たのは良かったかな」
ドライブというのは以前、共に巨悪と戦った別世界で戦う戦士『仮面ライダードラ
イブ』の事でその際に彼の仲間から親睦の証としてドライブの装備の1つである特
別製のシフトカーを渡されたのだ。
システム互換性の高いストライカーシステムに合うものらしい。
???????
「!」
すると目の前に自ら道路を形成しながら並走してくるのは地球儀のマークをもした
蒼いボディーのミニカーでクラクションを鳴らしながら立ち止まったアインハルト
の周りを走りながら広げた両手の中に停車した。
アインハルト
「このミニカーは・・・」
ツバサ
「俺の新しい仲間でシフトカー『ワールドクラス』だ。人懐っこい奴だからよろしくね」
ワールドクラス
「!」
アインハルト
「アインハルト・ストラトスといいます。よろしくお願いします」
ワールドクラス
「!!」
アインハルトの挨拶にクラクションを鳴らして応答する。それにちょっと驚いた。
アインハルト
「ちゃんと意志があるんですね、驚きました」
エース
「カンジテキニハ ワタシミタイナモノダネ。ジンコウAIニニタモノダヨ」
アインハルト
「ちょっとかわいいですね」
そういって指でなだなですると喜んでいるようだ。
ワールドクラス
「~♪」
ツバサ
「こいつも男だな・・・・」
エース
「ソウダネ~・・・・」
そのままランニングを続けてしばらく走った後に今度は組手試合をする事になった。
アインハルト
「フッ!」
ツバサ
「っと」
さすがにヴィヴィオほどではないにしろ身長差があるので身体強化で大人モードに
なり、魔法無しの白兵戦形式で戦う事になった。
アインハルト
「ハァッ!!」
打ち込んできた拳に合わせて動きを取り、パリングという技法を応用して肘で拳を
流れるように受け流し、その動作のまま踏み込んで強烈な肘内を打ち込む。
アインハルト
「ツバサさんも一拍子の技法を?」
ツバサ
「技法の事までは知らないがサッカーと同じだよ、相手の動きを利用して相手のさ
らに前に出て優位な状況を生み出す。それを体術でもやっただけさ」
はっきり言うと驚いていた。ヴィヴィオから話は聞いていたがあのなのはやフェイ
トはもちろん、前回は体調不良で参加出来なかった模擬戦大会では彼女がチャンピ
オンと呼ぶ世界大会優勝者『ジークリンデ・エレミア』を初めとする世界ランカー
1位、2位、3位を悉く破ったのも最初は信じていなかったのだが実際に戦ってみ
てその巧さに驚く。さらには温和な顔に拘らず放つオーラに気押された。
アインハルト
「ハッ!――――ッ!?」
受け流した直後に体を回転させてバックブローが頭の上を通過し、さらにミドルキ
ックのフェイトから前蹴りで蹴り飛ばされて地面を転がる。
アインハルト
「つ・・・強い・・・!ハッ―――」
気づいた時にはツバサは飛び上がって前方宙返りをしているところで即座の回転か
ら気合諸共、波紋を帯びた飛び蹴りを放った。
ツバサ
「おりゃあああああああああああああああああ!!!!!」
アインハルト
「―――――ッ!」
インフィ
「おい、ツバサ!!」
しかし途中で声がかかり、それによって蹴りの方向を無理やり曲げて足が地面に叩
き付けられて重い音が響いてそこで中断された。
インフィ
「そろそろ全体練習の時間だぞ!今日はナイトゲームなんだからさっさと行こうぜ!」
どうやら迎えのバスが近くに来ているようで自主練中の彼を拾いにきたようだ。
ツバサ
「分かった、今行くー!悪いな、アルト~!また今度やろうぜ~!」
そういってバッグをもってインフィの元に駆け寄りながら手を振って走り去っていった。
アインハルト
「・・・・(最後の蹴り・・・恐らく防御した上から蹴り抜かれていた・・・)」
下を向きながらそんな風に考えるアインハルト。
先ほど叩き付けられた彼の蹴りの痕は派手な破壊痕などはないものの深く抉りとられ
たように穴が空いていた。変身前の状態ですらこの威力である。
アインハルト
「でも試合前にいい実践が出来ました。おっと教えていただいたのだから」
そういってツバサが走り去った後に向かってぺこりとお辞儀で彼に礼をした。
その日の試合はウイングスの大勝で成績は第24節が終わり、19勝4敗1分けと
なって首位を独走していた。
チームの個人としても好調でインフィが得点ランキング3位につけ、ツバサも途中
の事件でしばらく抜けてはいたが5位につけていた。
アシストランキングでもシュンとシンジの2人がかなり稼いでいるようだ。
監督
「ツバサ、お前に電話が来てるぞ?」
ツバサ
「俺にですか?誰だ、こんな時間に」
しかしここで監督がにやりと笑みを浮かべながらその答えを口にする。
監督
「お前の勝利の女神様からだ♪」
面白いモノをみるような邪悪な笑みを浮かべて受話器を渡された。
詩乃
『もしもし?』
ツバサ
「なんだ、シノンか。随分と久しぶりじゃないか、あれ以来か」
詩乃
『ってシノンは向こうの時でしょ。現実でその呼び方だと色々、おかしくなるわよ』
電話口の相手は『朝田 詩乃』。仮面ライダードライブと共に戦った事件で知り合
い、『別世界』で相棒として戦った仲間の1人で彼にとって『いい人』でもある。
ちなみに『シノン』という呼び方はアバターの名前でまだ間違えるらしい。
ツバサ
「あぁ、悪い。んでどうしたんだ、こっちの連絡先渡してたっけ?」
詩乃
『えっとね・・・・これを・・こうだったかしら?』
すると彼が持っている携帯端末に着信が入ってそれをエースに起動してもらうと空間
に映像パネルが現れてそこに映っていたのはなんと詩乃に加えてその事件で知り合っ
た仲間が勢揃いで画面に映ろうとギュウギュウ詰めになっていた。
ツバサ
「なんでお前が俺の携帯の番号知ってるんだ?てかこの端末は同型じゃないと映像が
映らないのに。そっちに何でその端末があるんだよ」
直葉
「この前、ティアナさんが来てね。みんなのリハビリもそろそろ大丈夫だろうし、久
々に連絡取れるように地球とミッドチルダの通信を通してくれたんだって!」
出てきたのがアバター名『リーファ』こと『桐ケ谷 直葉』。
ある意味、彼らと知り合うきっかけをよくも悪くも作った人物でゲーム仲間だ。
珪子
「ツバサさんもお元気ですかー?」
ネコピナ
「にゃ~」
そしてお次は『シリカ』こと『綾乃 珪子』。そして彼女のリアルのペットで通称
『猫ピナ』だ。
ツバサ
「猫ピナも元気そうじゃないか、そして相変わらずちっさいな、シリカ!」
珪子
「こ、これでも身長伸びましたーーー!?」
ツバサ
「何cm」
珪子
「・・・・1.5cm」
ツバサ
「まぁ、がんばれ」
珪子
「扱いが酷いですー!?」
里香
「まぁ、まぁ、落ち着きなさいって、珪子。まだまだ可能性はあるって」
次に画面二せり出てきたのは『リズベット』こと『篠崎 里香』。アバターはピンク
色の髪だったのだがリアルでは茶髪、性格は姉御肌で一緒に闘っていた時は彼女の恋
路の応援などを応援した事もある。ちなみに今現在でも進行中である。
里香
「今日の試合見たわよ、大活躍だったじゃん!」
ちなみに今日の試合でツバサは2ゴール、3アシストを決めている。
ツバサ
「そういえばお前らが来てるのってウイングスのユニフォームじゃないか。確かスグ
にはプレゼントしたけど・・・ってまさか作ったのか?」
里香
「まぁ~、わたしと明日菜の力作ってやつよ。エンブレムとか難しかったけどね」
明日菜
「そうそう、結構苦労しちゃったよ~」
ツバサ
「おう、明日菜も元気そうだな。相変わらずハーレムで女王様か」
明日菜
「何がハーレムよ!?てか女王様ってなに!」
彼女は別世界で名の知れたプレイヤー『閃光のアスナ』こと『結城 明日菜』。
和人
「久しぶりだな、ツバサ。お前のおかげで皆、早期に生活復帰出来たよ、ありがとう」
そして彼がその事件の別世界で有名だった『黒の剣士・キリト』こと『桐ケ谷 和人』。
ツバサ
「てかちゃんと食ってるのか?お前が一番女っぽい体型してんぞ、おい?」
和人
「こ、これでもちゃんと体重も増えてるんだよ。ちゃんと筋肉はついてるっての」
琴音
「でも確かにツバサのリアルの体格と比べるとまだ女の子っぽいよね、和人」
和人
「あのね・・・プロスポーツの第一線でプレイしてるアスリートと一緒にするな」
さらにさらに出てきたのは『フィリア』こと『琴音』である。
エギル
「すまねぇな、ツバサ。本当はシノンだけだったんだが妙に集まっちまって」
クライン
「おいっす、ツバサ!」
そして次に出てきたのは強面の黒人男性で名前を『エギル』リアルでもその呼び名
であり、向こうにいた頃もかなり世話になった人物だ。
もう1人は『クライン』こと『壷井 遼太朗』である。
ツバサ
「相変わらず店がたまり場で賑やかそうだな、エギルの苦労も絶えなさそうだ」
エギル
「まぁ、売り上げには貢献してるから文句もねぇんだがな・・・それよりたまには
こっちに珈琲飲みにこいよ。いい豆が手に入ったんだ」
ツバサ
「ああ、次のオフ日にでもいかせてもらうよ。後、いつものセットでな」
そしてしばらくするといきなり裏から衝撃が来て振り返るとやはりの人物だった。
ストレア
「やっほーーー!!皆、元気~?」
裏から来たのはイヤーバイザーが特徴的な姿の女性で彼女も事件で仲間になった1
人であり、その体は人工樹脂や人工関節などで作った人型のボディーにAIデータ
をインストールした見た目は普通の人だがロボットの『ストレア』である。
明日菜
「へっ!?ストレアさんが何で現実世界に?確かお人形サイズの身体だったんじゃ」
ツバサ
「あれから博士とマリーさんがストレア用の人工ボディを作ってくれたんだ。んで
それからはこっちの身体で博士の手伝いとか、ウイングスのチアガール部の手伝
いをしてもらってるんだよ」
ストレア
「そうそう。こっちは楽しくやってるよ~♪」
さらに明日菜と和人、そして珪子にとっても嬉しい人物達も現れた。
ピナ
「きゅるるう~~~!」
ユイ
「パパ、ママ、皆さん、お久しぶりです♪」
現れたのは小さな少女に小さな飛龍でその2人の姿を見た3人の顔が明るくなった。
和人・明日菜
「「ユイ・ユイちゃん!」」
珪子
「ピナ!」
この1人と一匹も同様に体を作ってもらってこちらの世界で暮らしている。彼らと
生活をさせたいところだが人工ボディに機械的な部分もあり、色々と問題が起きる
のと調整整備の問題があった。というよりピナに関してはSF生物である。
珪子
「ピナにも体が出来てたんですね、元気?ピナ?ほら、この子が猫ピナだよ~!」
猫ピナ
「にゃ~」
ピナ
「きゅるる!」
画面同士で突っつき合いながらお互いに挨拶をしているようだ。
和人
「ユイ、元気だったか?寂しくないか?」
明日菜
「ユイちゃんだけコンバート出来なくて不安だったけどそっちで元気にしてたんだね」
ユイ
「はい、ストライカーのナンバーカードにデータ状態で保存してもらっていたのをそ
の後にこの体にインポートしてもらったんです」
ここで他のメンバーに下においやられていたあの人が怒り心頭でせり出してきた。
詩乃
「あんたらわたしの上に乗りながら話し込むなーーー!?」
一同
「あぁ、ごめん、ごめん」
ツバサ
「あぁ、お前、いたのか」
詩乃
「あんた・・・今度ログインしたら裏に気をつけなさい・・・?フレンドリーファイアに」
とても素敵な黒い笑顔を浮かべながら握り拳がフルフルとしている。
ツバサ
「どこの世に殺意バリバリのフレンドリーファイアがあるんだ、おい」
ここで明日菜がパンパンと手を鳴らして皆を制すると部屋から出て行くように促す。
明日菜
「折角、退院して恋人さんと会えたんだから2人っきりにしてあげないとね(ニヤリ」
それに詩乃の顔が瞬間湯沸かし器のように真っ赤になって他のメンバーもニヤリと笑み
浮かべながら部屋から出て行った。
一同
「ごゆっくり~♪」
詩乃
「うっさい!!」
持っていたバッグを投げつけるて肩から息をしている映像が流れてはっと我に返っ
たツバサが裏を振り返ると同じようにニヤリと笑みを浮かべているチームメートと
監督の姿があった。
一同
「ごゆっくり~♪」
ツバサ
「てめぇら、シュート練習突き合えやあああああ!!!」
そういって持っていたサッカーボールをボレー気味にシュートするがミシェルが絶
妙なトラップでボールを止めてそのまま部屋から出て行った。
ツバサ・詩乃
「「はぁ・・・・・。・・・・ぷッ」」
お互いに深いため息を吐きながら顔を見合わせるとおもわず笑ってしまった。
ツバサ
「たくっ、相変わらずだな、お前らは」
詩乃
「あなたのチームメートさん達だって話に聞いてた通り、面白い人達なのね」
ひとしきり笑ってお互いに近況報告になった。
詩乃
「リハビリも大体、済んでもうそろそろ一般生活に戻れるらしいわ。でもしばらく
はSAO生還者を集めた学校に通う事になったわ、そっちは?」
ツバサ
「俺も少しリハビリはしたけどすぐにチームに合流したよ。チームも首位は独走し
てるし俺もそれなりに結果は残してるからな。問題とすれば・・・」
あの戦い以来、ルフィアンに交じって別の怪物が現れるようになったのだ。
戦いの最中にルフィアン達と別の怪人達が共闘していたのだがどうやら今度は向こ
う側にも味方が出来てしまったらしい。
ツバサ
「実際、苦戦してるってのが本音だ。妙な能力を使う奴らが増えているし、士達が
いるからこっちも助かってるが手が回っていないのも問題だな」
首都の守りはおろそかに出来ず、ヒューマノイド型ではなく、ルフィアンの力に感
化された一部の人間が売人に接触して自らルフィアンになるケースもあって彼らを
救う力は現状、ストライカーとエアマスターの2人だけなので各地に出られると奔
走せざるえない状況になって疲弊する事もあるらしい。
詩乃
「そっちはかなり大変な事になっているのね・・・力になってあげたいけど」
ゲームとは違いリアルの彼女には戦う力もない。彼の力になりたいと思っても自分
がどうにかできる範囲を超えてしまっていてどうしようもない。
ツバサ
「心配すんなって。何とかするさ、お前はしっかりと学生の本分を全うしなさい」
なんだか先生の口調でそういうのだが詩乃はチロッと下をだしてあっかんべ~をする。
詩乃
「でも気を付けてね、なんかあったらわたしは・・・」
ツバサ
「詩乃・・・・」
だがここでシノンとツバサの2人が同時に同じような顔をしてそれを見たお互いが
察しがついたのか裏をバッと振り返る。
一同×2
「(ニヤニヤ)」
そして同じ叫びが木霊した。
ツバサ・詩乃
「「 ( 0w0) ( 0w0)ナズェミテルンディス!!」」
なのは
「ヴィヴィオ、今日は何がいい?」
ヴィヴィオ
「う~ん、何がいいかな~?」
今日は親子2人でお買い物。お昼をどうするかなどを考えながら2人で道を歩いていた。
なのは
「あれ?あれは・・・・」
少し先に何故か屋台があった。何か祭りがあるわけでもショッピングモールなわけ
でもなく唯の道端に屋台が鎮座していた。
その屋台の前に言ってみるとそこには少しウェーブがかったミディアムヘアー風な
なりに服はいわゆる和装姿だったのだが売っているのはホットドッグだった。
なのは
「丁度いいし、今日はこれにしようか」
ヴィヴィオ
「うん!」
なのは
「すいません、ホットドッグ2つ」
??
「まいどあり、さぁ、仕事だ。ピクルスとオニオンを刻んでくれ」
その声と同時に飛来してきたのはカブトムシ・・・と思ったのだが機械で作られた
カブトムシ型のロボットだった。
しかもそれが高速でピクルスとオニオンを刻んで機械音?声を上げた時にはすでに
見事な下ごしらえを完了したところでその横に自慢げに着地していた。
ヴィヴィオ
「カ、カブトムシのロボットがお料理したー!」
??
「ふっ、この世界にありえない事はない、料理をするカブトムシだっていてもいい」
なのは
「(このムシ型ロボット・・・エースに近いエネルギーを感じる)」
??
「ところでお前達に聞きたい事がある。この付近にまるでシルクのような舌触りの
豆腐が売っていると聞いた、今晩の夕飯にしたいんだが」
とりあえず見当がついたのでそこに案内すると申し出たら屋台をたたみ始めた。
なのは
「あなたの名前は?わたしは高町 なのは。こっちは娘のヴィヴィオです」
ヴィヴィオ
「よろしくお願いしまーす♪」
??
「ああ、よろしく頼む。そういえば自己紹介がまだだったな」
徐に人差し指を立てながらその指が丁度、太陽を指し示す。
天道
「天の道を行き 総てを司る男・・・・天道 総司」
フェイト
「~♪~♪♪」
フェイトは鼻歌交じりに公園を散歩中。今日は非番でゆったりと楽しんでいた。
フェイト
「・・・・!あれは・・・煙?まさか火事・・・・ッ!」
慌ててその現場に急行し、開けた場所に高速移動する。そしてその煙がでている
場所に飛び出して即座に消火作業に出ようとしたのだが・・・・?
??
「・・・・・」
???
「・・・・・」
フェイト
「・・・・・」
3人して止まっていた。そこにはたき火をして魚を焼いて食べている青年2人が
いて1人は黒髪にエスニック風の服装の男性と金髪と茶髪の混ざった髪を特殊な
髪型で紅いズボンに白のジャケットと黒のシャツそして何故か右腕が異形のモノ
という完全に不振極まりない。
フェイト
「・・・大人しく手を上げなさい。即刻、事情聴取をします」
???
「なんだ、この女。斧みてぇな武器もって、キコリか、なんかか?」
フェイト
「(ガクッ!?)誰がキコリですか!?わたしは時空管理局地上本部所属の魔導
師です!こんなところで許可も無く焚火をして火事になったらどうするの?」
??
「あぁ~、すいません!ちょっとお腹が減って保存食の干物を焼いてたんですけ
ど、あぁ、不審者じゃないです!危ないモノ持ってないし、え~と!ほら、今
日使う分くらいのお金とえ~とドライバーと一張羅のパンツ!」
そういって棒で作られたモノにパンツがあたかも帆のようにぶら下げていた。
フェイト
「パ、パ、パ、パンツ!?!?そんなものを女の子に何の抵抗もなく見せないで!?」
??
「あぁああああ!?すいません!」
???
「バカにバカが合わさるとツッコミきれねぇな、静かにしろデカ○女」
フェイト
「だ、だ、誰がデカ○女なの!?も、もう許しません!一緒に来てもらいますよ!?」
???
「魚食ってるだけで何で逮捕されんだ、おい!大概にしやがれよ、この――――」
??
「あぁーーーもう!!アンク、お前はもう余計な事言うな!ややこしくなる!」
アンク
「ふん」
右腕が異形のモノになっている青年は『アンク』というらしい。
フェイト
「アンク・・・?」
映司
「えっとこいつの名前で俺は『火野 映司』って言います、よろしく」
??
「プレーンシュガー、1つ。後、プレミアム珈琲」
???
「プレーンビター、1つ、頼むぜ?後、プレミアム珈琲」
同時に注文する声が響いてお互いに見合う。ここは広場に出ている出店のドーナッ
ツ屋でここでは限定数量で豆にこだわったプレミアム珈琲というメニューがあって
見てみると後1つしかないようだ。
???
「おいおい、甘い子供の洋菓子をご所望の奴にプレミアム珈琲は似合わないぜ?こ
の芳醇な香りの珈琲はハードボイルドでビターな味と合うもんだ」
??
「いや、関係ないし。てか、あんたはどう考えてもハードボイルドって雰囲気じゃ
ないだろ。口調も軽そうだし、なんての、ハーフボイルド?」
相手は中折れハットをかぶった男でもう1人は指に特殊な造形の指輪をはめた男で
そこで一悶着が始まった。
???
「ここはハードボイルドな大人の男である俺のいう事を聞いた方がいいぜ、BOY?」
??
「対して歳変わらないだろうが。てかビターなら甘めの方が合うっての」
???
「だぁー!だからお前はお子様なんだっての!ビターな味わいを深く美味くするの
がこの珈琲なんだよ!大人しく普通の珈琲でも飲んでろよー!」
??
「どうやらあんたとはちょいと語り合わないといけないみたいだね」
何となくだがお互いに何者なのかを感じ取ったようだ。一種のシンパシーのような。
ツバサ
「プレミアム珈琲1つ、それとシュガーとビター、それとオールド1つずつ」
店員
「毎度ありがとうございます。ツバサ選手、昨日も大活躍でしたね♪」
ツバサ
「どうも」
そういって言い合っている間に青年が3種類頼んで最後のプレミアム珈琲も買って
さっさと席について食べ始めた。
???
「おぉぉおーーい!?そこのお前!何を人の珈琲勝手に飲んでやがんだ」
ツバサ
「?」
??
「最後の一個・・・・」
ツバサ
「悪いがこれも勝負の世界、チャンスを逃した方が悪いんだよ。お二人さん」
気にも留めずに珈琲を飲みながらドーナッツを優雅に楽しんでいた。
だがその直後。
一般人
「「うあああ!?」「きゃーーー!?」「助けてー!?」
いきなり阿鼻叫喚の声が聞こえてそちらに視線を向けてみるとルフィアンが一般人
を薙ぎ払いながらこちらに向かってくるところだった。
しかしその型が今までのとは違うタイプでどうやら新型のようで3体が襲っている。
ツバサ
「まったく優雅な午後の一時を過ごそうと思ったのに無粋な連中もいたもんだ」
そういって立ち上がるとそこにボール状の物体が跳ねてきて足元に停止する。
エース
「ドウヤラシンガタノヨウダナ。コノマエニダッシュサレタ タネノカケラノハ
ンノウヲ カンジル キヲツケロ ツバサ」
ツバサ
「欠片とはいえ、あれの力を組み込んでいるなら油断できない相手だな、エース!」
すると変形して腰にドライバー形態でエースが巻かれる。さらに左右に2人の男性
が並んでそれぞれ手首を鳴らしたり、柔軟をして笑みを浮かべていた。
ツバサ
「おたくらもしかして戦う気か?」
???
「生憎、ああいう奴らとは日常茶飯事に戦ってるんでな~、やらせてもらうぜ?」
??
「俺も腕には覚えがある。今は一時休戦で共闘といこうか」
指輪の青年が腰にある手形のバックルに指輪を翳すと発声音が響き、同じように腰
につけていたバックルを帽子の青年があてるとドライバーになった。
『ドライバー オン!プリーズ!』
『シャバ・ドゥ・ビ・タッチ・ヘンシーン!シャバ・ドゥ・ビ・タッチ・ヘンシーン!』
???
「さぁ、始めようか。ハードボイルドに決めるぜ?」
『JOKER!』
ツバサ
「一応、自己紹介しておこうか。ツバサ・ハヤカゼ、そして・・・・」
エース
『STARTING READY?』
ツバサ
「変!身ッ!」
エース
『KICK OFF!』『№ZERO・・・フォ!ワード!』
変身が完了して自らの真の名を名乗る。
ストライカー
「仮面ライダーストライカーだ。さぁ――――」
晴人
「相馬 晴人。魔法使いで・・・・・変身!」
『フリィィム!プリーズ!ヒー!ヒー!ヒー!ヒー!!ヒー!!!』
そして宝石を象った水晶体にそれと同じ色のアーマーと黒を基調とした魔導衣を
纏った戦士に晴人が変身する。
ウィザード
「仮面ライダーウィザード、さぁ――――」
翔太郎
「左 翔太郎、ハードボイルド探偵で切り札を持つ男・・・俺、変身」
『JOKER!』
ハードロックな音楽と共にスパークと疾風に包まれるようなエフェクトに包まれ
て現れたのは黒と紫を基調としたボディにWの装飾が施されている姿の戦士だ。
ジョーカー
「仮面ライダー・・・・ジョーカー。さぁ――――」
?ルフィアン30・35・32
「目標を確認。破壊対象・仮面ライダー」
その眼が紅く輝き、ゆっくりと加速しながらこちらへと突進してくる。これに3人
はそれぞれ世界を泣かせる悪へ宣告する『あの言葉』を言い放つ。
ストライカー
「試合開始だ!」
ウィザード
「ショータイムだ!」
ジョーカー
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
大戦を終えたのもつかの間新たなステージはすでに開幕していた。そしてこの魔法
世界に集まりつつある仮面ライダー達、そしてルフィアンと共に世界を蝕む者達が
このフィールドに加わり、物語は激動のシーズンへと向かう。
次回へ続く!