game27~登場!宇宙一迷惑な奴と異世界の戦士達~
その日、首都高をウエンブレーで疾走していたツバサ。フェイトの調査協力をして
いたのだがそれも終わり自宅へと帰ろうとしていた。
ツバサ
「んっ?・・・なんだ、あれ?」
エース
「ナンダ・・・・イカン!コウエネルギーハンノウダ ツバサ トマレ!」
ツバサ
「いきなり言うな!!(ってこれは・・・・ッ!)」
そこに現れたのは士達が次元移動に使う際に現れるモノクロの壁のようなものでそ
れがいきなり現れて止まる事が出来ずにそれを通過する。
ツバサ
「なんでいきなり次元の壁が・・・・ッ」
急停止した先はどうやらどこかの大型駐車場らしいのだが外の街並みにも見覚えがない。
エース
「ナゼジゲンイドウヲ・・・。ウエンブレーニコンナノウリョクハナイハズダガ」
?????
「貴様が我らが同胞が言っていた新たに現れた仮面ライダーか?」
ツバサ
「!」
振り返るとそこには銀色の機械の身体に右手は鎌のような形状で銃口がついており、
見るからに分厚い装甲と一つ目が動き、ツバサを見据える。
さらには数人の兵士が現れて見た事が無い戦闘員だがすぐに察しがついた。
ツバサ
「その恰好からするにお前らもショッカーの仲間か?」
シュバリアン
「我らはショッカーではない!奴らとは同盟を組んでいるだけの事。我は誇り高き
クライシス帝国の怪魔界最強の戦士、シュバリアン。仮面ライダーよ、覚悟するがいい」
ツバサ
「まぁ、端から敵だって言ってくれてるなら話が早いね、エース!」
エース
「OK!STARTING READY!」
ベルトモードでツバサの腰にまかれるとナンバーカードを取り出してセットする。
ツバサ
「変!身ッ!」
エース
『KICK OFF!』『№ZERO・・・フォ!ワード!』
シュバリアン
「貴様は・・・・!」
ストライカー
「仮面ライダーストライカー。さぁ、クライシス共・・・試合開始だッ!」
シュバリアン
「いけっ!!我が兵士達よ!」
向かってきた戦闘員達を次々に受け流して裏を取るとクラブガンソードを取り出す。
エース
『GUN MODE!SONIC!』
連射性能を高めたガンモードで一気に戦闘員を薙ぎ払い、裏から襲い掛かってきた
シュバリアンも捌きながらガンソードを腰につけなおしシューズを交換する。
エース
『SHOES!ATTACK!』『HARD SHOES!ATTACK!』
ストライカー
「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オゥラッ!!」
シュバリアン
「むぅ!ふっふっふ、なかなかいい攻撃だが効かぬな~?」
ストライカー
「ちっ!随分と硬いな・・・・頭も固そうだけどね」
シュバリアン
「減らず口をッ!」
鎌のような右手から光線を放ってきてそれを避け乍らツバサもガンモードで応戦し
撃ち合い、そして接近戦にもつれ込みそのまま金網を突き破って外へと飛び出すと
ストライカーが蹴り飛ばして一端、距離を置いてシューズを変更する。
ストライカー
「こいつでもくらえ!」
エース
『GUN MODE!HEAVY!』
今度は大砲型のガンモードへと切り替えて強烈な一撃をシュバリアンにくらわせる。
これにはシュバリアンも後退させられたのだが刹那、反応してガンソードを盾にする。
ストライカー
「ぐあっ!?」
エース
『ゾウエンカッ』
見てみるとそれはすでにヴィリアン化しているルフィアンでヒューマノイド型では
なく、それは人が変身する通常型のヴィリアンだった。
ヴィリアン51
「仮面ライダーの力・・・憎むべき存在・・・排除してやる・・・ッ!!」
ストライカー
「この世界にもルフィアンがいるのか。やはりショッカーと奴らは繋がってやがるな」
エース
『スウテキニハフリダガ イケルナ ツバサ!』
ストライカー
「当然」
だがここで突如として銃撃が襲い掛かり、それに後退させられる怪人達。
ストライカー
「今度はなんだ!」
見てみるとそこには数人の黒尽くめの人間達、というより言うなれば黒子がいた。
ストライカー
「ってひ、火縄銃・・・?どこの戦国時代だよ・・・ってか何で、黒子?」
エース
『ワタシニ キカナイデクレタマエ』
そして奥からゆっくりとこちらに歩いてくるのはツバサくらいの長身でその男が
目の前まで来て立ち止まるとストライカーを一瞥して口を開く。
??
「おい、お前は仮面ライダーでいいんだな?でそっちの機械の外道衆は敵か?」
ストライカー
「外道衆とかいうのは知らないけどこいつはショッカーの1人で俺は確かに仮面ラ
イダーストライカーさ。そっちは?」
??
「俺は・・・・・」
するといきなり黒子が白い陣幕を持ちながら2人の周りを勢いよく走りぬけていく。
ストライカー
「へっ?へっ?な、な、な、なんだ、なんだ!?って、えぇっ!?」
気づいてみると何故かストライカーアーマーの上から白い着物と黒の袴姿にされて
いて隣にいたその男もいつの間にやら同じ姿になっていた。
丈瑠
「志葉家十九代目当主、『志葉 丈瑠』。そして」
手には折り畳み式の携帯電話を取り出してそれが筆のような形態に変わる。
丈瑠
「一筆奏上!」
その筆型の機械で宙に『火』の文字を描くとそれが丈瑠へと向かい焔のエフェクト
と共に赤を基調として火をもじった複眼に腰には特殊な刀を帯刀してフィットスー
ツを全身に纏った戦士に変身した。
シンケンレッド
「天下御免の侍レンジャー、シンケンレッド、参る!」
ストライカー
「シンケン・・・レッド?仮面ライダー以外にもあんな戦士がいたのか・・・」
エース
『コレハキョウミブカイ・・・』
シンケンレッド
「というよりお前、その恰好で戦えるのか」
変身したその上から袴と着物を着ているストライカーを見て剣を肩に担ぎながらや
れやれと言ったような仕草をするシンケンレッド。
ストライカー
「あのな、お前の仲間の黒子に着させられたんだよ!あらよっと!」
服を脱ぎ捨てて元の状態に戻るとシンケンレッドの横に並んで武器を構える。
ストライカー
「とりあえずは味方って事でOK?」
シンケンレッド
「あぁ。同じヒーローとして仲間と交わした約束のため、助太刀する」
さらにクライシスの戦闘員が裏でなぎ倒されてシュバリアンが振り向くとその直後
に自分を踏み台にして後方へと移動した人影を見るとそれは彼からすれば宿敵だった。
???
「世界を滅ぼそうとするクライシス・・・俺は貴様らを許さんッ!!」
ストライカー
「おたくも俺達の援軍って事でいいのかな?」
光太郎
「ああ、俺は『南 光太郎』。そしてもう1つの姿は、変・・身ッ!!」
手を天に掲げる構えからゆっくりと降ろし、キレのある構えからその腰に光り輝く
ベルトのバックルが現れてその体がアーマーで包まれていく。
そして赤い複眼に黒と深緑を基調としたボディの戦士になってベルトに掌をそして
天に片方の手を掲げる構えと共にまばゆい光の閃光が怪人達を襲う。
RX
「仮面ライダー!ブラック!!R!X!!」
ストライカー
「って今度は仮面ライダー!?てか俺の先輩だったのか・・・ッ!」
エース
『ホォ・・・・ナントセンレンサレタボディ・・・エクセレントジャナイカ』
シンケンレッド
「これで役者はそろったな、さて待たせたな。覚悟!」
ストライカー
「あっちのヴィリアンは俺が倒す。下手に他の攻撃で倒すとヴィリアンにさせられ
た人間の素体にダメージが行く、どっちか援護頼めるか」
シンケンレッド
「俺がやろう、そちらの機械の怪人はそっちに任せても大丈夫か?」
RX
「問題はない、クライシスは俺の宿敵。任せてくれ」
ヴィリアン51
「仮面ライダァァアアアアアアアアアア!!!!!」
ストライカー
「ハッ!」
不用意な打撃に腕を関節技で決めて足を跳ね上げてからドラゴンスクリュー、そし
て前方宙返りし、片足ずつ踵落としを繰り出す『斧鉞』を繰り出す。
ヴィリアン51
「くっ――――なっ!」
そこにシンケンレッドが隙無く攻撃をしかけて連斬撃を入れてしゃがんだところに
今度はストライカーが飛び蹴りを叩き込んで相手を転がす。
ヴィリアン51
「こいつで・・・・ッ!!」
【WEAPON RELEASE。DOUBLE CRAU】
するとその両腕に歪な形をした鋭利な爪のような武器が装着されてさらにその両肩
にも同じものが装着されてそれを伸縮自在に伸ばして攻撃してきた。
ストライカー
「不規則な動きしやがってッ。結構、厄介な武器だな、あれは!」
シンケンレッド
「俺が前に出る、お前は後衛支援だ」
ストライカー
「任せろッ」
エース
『GUN MODE!ATTACK!』
貫通力を上げるアタックシューズをセットしてシンケンレッドがその触手爪の攻撃
をシンケンマルで斬り払いながらしのぎ切ったところにストライカーがガンモード
で狙撃するのだがそれを両腕の爪で防ぎながら今度は肩の触手爪で攻撃しながら突
進してきて2人に攻撃を加えて押し返す。
ヴィリアン51
「まずは貴様から消してやる、ストライカー!」
【SPECIAL ARTS!DETHS CRAU】
両腕に溜めたエネルギーを刃として飛ばし、さらに両肩の触手爪を前方に展開した
状態で猪突猛進に突っ込んでくる。
ストライカー
「攻撃が単純すぎるんだよッ!戦闘波紋・・・オーバードライブ!!」
クラブガンソードのソードモードに戻して波紋を帯びさせて以前、なのはの魔力弾
を弾き返した要領でエネルギー刃をヴィリアンに逆に弾き返す。
ヴィリアン51
「ぐあっ!?があああああ?!ウォォォオオオオオオ!!!!」
それでも止まらず突進してくるのに対して今度は腕に波紋を帯びさせた。
ストライカー
「地を這う波紋ッ、仙道波紋疾走オーバードライブ!!」
地を這う波紋の波動によって地面が砕けて足を取られたヴィリアンは突進が地面に
直撃して反動ダメージを受けて地面を転がりもがき始めた。
シンケンレッド
「受けろ」
シンケンマルに獅子の柄が描かれた赤い円盤を取り出しセットして回転させるとそ
の上部の鏡になっている部分に疾走する獅子の画が流れていき、剣が炎を纏う。
シンケンレッド
「火炎之舞!ハッ!ハッ!ハァッ!!」
ヴィリアン51
「ぐああああああああ!!?」
それによって吹き飛ばされて体からスパークを放ち始めた。
エース
『イカン!コレイジョウハソタイニ ダメージガオオキスギル。キメロ ツバサ!』
ストライカー
「おぉ!―――――ッ!」
だが2人は銃撃で襲われて気づいた時には目の前に白いスーツと黒いネクタイ姿の
壮年の男が現れて不敵な笑みを浮かべている。
??
「やぁ、初めましてと言うべきかな。仮面ライダーストライカー」
ストライカー
「お前は・・・?」
ガイ
「この姿ではガイと名乗っておくのだ。だが君には宇宙一迷惑な奴・・・そしてシ
ョッカーの最高幹部・・・、アポロチェンジ」
後ろで手を組くようなポーズを取り円形の炎に包まれると怪人体へと変貌した。
シンケンレッド・ストライカー
「「!」」
シュバリアン
「ぐあああ!?」
直後にシュバリアンも吹き飛ばされて目の前のガイと名乗った怪人の後ろになぎ倒
されて転がっていた。そこにRXも合流する。
RX
「貴様はアポロガイスト・・・ッ!士達に倒されたはずじゃ・・・!」
Hアポロガイスト
「確かにそうだ。だがわたしはある男の手により生まれ変わった、Hヘルティック・
アポロガイストとして・・・むぅんッ!!」
ストライカー
「!(こいつは!?)」
即座に波紋を帯びさせたガンソードで全弾弾き返し、さらに相手も同じ光弾を放っ
て相殺し合い、一度、お互いに間を置いた。
Hアポロガイスト
「生まれて間もないライダーならば容易いと思ったが見くびっていたようなのだ」
ストライカー
「お前、何で怪人で魔導師の技を。さっきのはアクセルシューターか?」
Hアポロガイスト
「はっはっは、察しがいいではないか。また会う事もあるのだ、ストライカー君」
すると士と同じモノクロのオーロラの中にシュバリアン達と共に消えていった。
エース
『ドウイウコトダ・・・?ナゼカイジンガ ナノハタチノツカウワザヲ・・・』
ストライカー
「分からない・・・だがとりあえずは退けたってところだな」
そういって3人とも変身を解いて一息をつく。
ツバサ
「それにしても助かったよ、ありがとう。丈瑠、それに改めて見たら年上の人だ
ったんだな、え~と光太郎さんでいいですよね」
光太郎
「俺の事も呼び捨てで構わないさ。同じ仮面ライダー、堅苦しいのも無しだ」
丈瑠
「それにしてもこの世界にまた仮面ライダーが現れるとはな。それに以前、士達
と倒したはずのショッカーまで蘇っている、何が起きているんだ?」
今までの経緯をそれぞれ説明し合う。
ツバサは突如としてモノクロの示現移動オーロラで転移させられてここに来たが
さっきの事を考えればアポロガイストに連れてこられたようだ。
光太郎はアポロガイストを追って交戦中にこの世界にお互い落ちてそれから奴の
行方を追っていたという。そこに丈瑠とツバサがいたというわけだ。
丈瑠の方は以前戦っていた外道衆とは別の脅威の存在を家の話によればレーダー
のようなものが感知してそれを退けるために出陣、ツバサと遭遇したらしい。
丈瑠
「とりあえずは俺の家に招待しよう、まずはそこで今後についての話だ」
ツバサ・光太郎
「「ああ」」
やってきたのは立派な門構えの大きな日本屋敷で黒子達が列をなして出迎えにでて
きてさらに奥から体格のいい壮年の男性がやってきていた。
丈瑠
「じぃ、今帰ったぞ。紹介する、俺の親代わり、そして家臣の『日下部 彦馬』だ」
彦馬
「これはこれは、殿から連絡はもらっておりました。さ、さ!中にお入りください」
ツバサ
「丈瑠って本当に殿様なんだな。おっそろしく時代錯誤な感じもするが」
丈瑠
「自覚はある。だがこの志葉家は代々の歴史で当主は殿と呼ばれるんだ」
光太郎
「そういう世界というのもあるんだな。だが殿として立派な眼をしてるよ、丈瑠は」
彦馬
「ところでツバサ殿は何をなさっておるのですか?」
お茶を出しながらツバサや光太郎について色々と質問をしてくる。
ツバサ
「元いた世界だとプロサッカー選手です。サッカー選手で仮面ライダー」
丈瑠
「お前もなかなかだと思うがな」
ツバサ
「光太郎は何をやってるんだ?」
光太郎
「俺の世界ではマシンの整備士をやってるよ。後、世界を周る旅をしてる」
彦馬
「旅ですか、いいですな~!殿にも一度は世界を巡る旅をしていただいて世界の広
さ教養を身につけ、立派な殿としてさらなる成長を・・・・」
丈瑠
「じぃ、お前の話は長くなるからそこら辺でやめておけ」
彦馬
「何をいいますか!じぃは殿の事をおもってですね――――」
そこでじぃと丈瑠が一悶着をする光景を見ていた2人はひそひそと言葉を交わす。
ツバサ
「(彦馬さんからするとまだまだ丈瑠も孫なのかね、過保護というか、何というか)」
光太郎
「(孫ってのは可愛いもんだからしょうがい。温かく見守ってやろう)」
丈瑠
「フッ・・・・!フッ、ハッ、ハァッ!」
庭では丈瑠がシンケンマルを手に剣の訓練をしていた。そして光太郎はというと彦
馬と共に縁側でこの世界や今までの丈瑠と仲間達の活躍について聞いている。
ツバサはというとウエンブレーとエースを使って自分の世界へと通信を試みていた。
ツバサ
「どうだ、エース?」
エース
「ウム ツウシンジタイハツナガリソウダガ カイワガカノウナ シグナルノツヨ
サニハマダチョウセイガヒツヨウダナ シバラクジカンヲクレ」
手持無沙汰になったツバサだが丈瑠に声を掛けられる。
丈瑠
「あの剣捌きをみるとお前も心得があると見える。1つ、試合といかないか」
ツバサ
「そうだな、じっとしてるのも性に合わないし相手してもらうかね」
クラブガンソードをエースに出してもらって丈瑠と相対する。
丈瑠
「ハッ!」
ツバサ
「オオッ!」
いきなり互いに激しい剣戟で打ち合いながらツバサの方は体術も含めた変則スタイル
で丈瑠は正統派な剣術スタイルでそれぞれの実力を確かめ合う。
ツバサ
「そんじゃこっちの手の内も少しは披露しようか?」
そういってシューズユニットヲ取り出すとガンソードにセットして起動する。
『SHOES ARMS!KNUCKLE!』
今度はその両手に籠手が装備されて彼としては得意の体術特化スタイルになった。
丈瑠の斬撃に拳撃で応戦し、互いに駆け出して交錯しながら攻撃を相殺しあって砂
地を滑らせる音を響かせながら向き合って一呼吸を置いた。
丈瑠
「こいッ」
ツバサ
「望み通りにッ」
そういうとその右手に波紋が宿り、炎のように燃え上がり、収束して一瞬の閃光が奔る。
直後に一気に加速して拳を振りかぶった。
ツバサ
「ライダーッ!ナックル!!」
丈瑠
「ッ!!!」
強烈な波紋とシューズからのエネルギーを込めた拳を既に防御態勢を取っていた丈
瑠のシンケンマルの上から叩き込んだ。
それを受けきり、衝撃波だけが砂地を駆け貫ける疾風となって互いに動きが止まる。
丈瑠
「やるな・・・お前の拳、かなり響いたぞ」
ツバサ
「ここまで完璧に受けきられるとは思わなかったよ、変身しなくても威力それなり
だったはずなんだが・・・その前の乱撃戦も結構冷や冷やモノだった」
丈瑠
「だがおかげでお前が頼もしい仲間というのも再確認出来た。よろしく頼む」
ツバサ
「こちらこそ」
固い握手を交わしあう2人を見て笑みを浮かべる彦馬と光太郎。
彦馬
「うん、うん、若者達のぶつかり合い紡いでいく友情!素晴らしいですなー!」
光太郎
「ええ、後輩達が頼もしく色々な形に成長しているのを見るのはいいですね」
だがその時、突如としておみくじの形をした丈瑠曰く「レーダー」が音を鳴らして
振り出し、一本のくじが落下してそれを彦馬が拾い上げる。
丈瑠
「また敵か、じぃ」
彦馬
「いえ・・・この反応はさきほどのとは違うようですがこの区域に何かあるようです」
光太郎
「とりあえず事態を確認しに行ってみよう、後はそれからだ」
ツバサ
「分かった。エース、すまないが出動だ、いけるか?」
エース
「ムロンダヨ ツバサ」
丈瑠
「いこう」
頷き合ってそれぞれの乗り物に乗り込み、くじに書かれた区域へと向かう事にした。
到着した一同だったが唖然としてしまう光景だった。
ツバサ
「おい・・・・」
光太郎
「いや・・・言いたい事は分かる・・・」
丈瑠
「俺も大型のからくりは持っている・・・だがこれは・・・・」
ツバサ
「いつからここはジェラシックパークになったんだ・・・?」
そこは海を見渡せる臨海公園でそこにとんでもないものが横たわっていた。
それは赤いボディーの機械恐竜で目を回しているのか見た目に反した可愛げのある
鳴き声を響かせているが直後、いきなり目の前に海辺の方からせり出してきた手が
段差になっている地面のコンクリートブロックを掴んだ。
丈瑠
「敵かッ」
警戒する面々だがその直後に今度は全身ずぶ濡れで上半身裸の自分達くらいの年齢
であろうか男性が陸に上がってきて疲れているのか雄叫びを上げ乍ら倒れた。
???
「あぁぁ~~~!?死ぬかと思ったぜ、つうかいきなり何だってんだ???」
ツバサ
「に・・・人間・・・?」
光太郎
「お、おい、大丈夫か?君・・・もしかしてあの機械の恐竜を知ってたりするのか?」
???
「んっ!?あれ?もしかしてここどっかの街?よかったぜ、見知らぬ変な場所に
飛ばされたらどうすっかと思ったけど人のいる街ならまずOKだ」
自分だけで何か納得したのか笑い出したその青年に困惑顔の面々。
???
「おっと!悪い、悪い。一人で盛り上がっちまった、っと!」
立ち上がると自分をサムズアップで指さしながら自己紹介する。
ダイゴ
「俺の名前は『桐生 ダイゴ』!皆からはキングって呼ばれてる、それとこいつ
は俺の相棒の『ガブティラ』だ、よろしくな!」
底抜けに明るい笑顔で自己紹介し、裏のガブティラも咆哮、挨拶?をしていた。
新たに現れた敵『ヘルティック・アポロガイスト』の罠によって異世界へと飛ば
されたツバサだったが新たな仲間達との出会いもあり、元の世界に戻るための方
法とショッカーを倒すためにもう一度、気を引き締めるのだった。
次回へ続く!!