仮面ライダーストライカー   作:自分不器用ですから

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緊急告知・第五弾!~SAO&ライダー通信~

シノン・なのは

「「SAO&ライダー通信!」」

 

なのは

「・・・・あれ?なんでシノンちゃんがいるの?」

 

アスナ

「なんだかアスナがツバサの仲間の士さんの仲間で海東さん?にお宝写真を盗まれ

 たとかでものすごい剣幕で追いかけていったけど」

 

なのは

「あぁ・・・大樹君は泥棒だからね~。あらゆる分野のお宝を集めてるから」

 

ツバサ

「なんだ、なのは知らないのか?お前の幼少時代の写真を一部のマニアに頼まれて

 盗んでった―――――」

 

なのは

「あのコソ泥ライダーとちょっとO☆HA☆NA☆SIしてくるなの♪」

 

そういって司会進行の台本を放り投げてエクシードモードでスタジオの天井をぶち

抜き、諸悪の根源である『仮面ライダーディエンド』こと『海東 大樹』とお話す

るために行ってしまった。

 

ツバサ

「それとほい」

 

シノン

「?何よ・・・写真・・・、ッ!?」

 

写っていたのは水に濡れて服が透けている状態であられもない姿やらツバサと2人

で昼寝をしていて膝枕をしてもらっている写真だった。

 

ツバサ

「とりあえずお前のだけ買い取っておいた。あと一発殴っておいた」

 

シノン

「とらいえずよくやってくれたわ、相棒」

 

リズベット

「あんたも自分の嫁だけは過保護に護るわね」

 

シノン・ツバサ

「「だから相棒と言っているだろ(でしょ)」」

 

リーファ

「とりあえず今回はちょっとラブコメ風な展開ですよ~」

 

ツバサ

「というかリズにリーファ、ゲストが勝手に入ってきていいのか」

 

リズベット

「だってMC2人が居ないし、止めに入ったスタッフは全員、病院送りでこれ以上

 番組進行出来ないでしょ。とりあえずカメラはクラインに任せたけど」

 

クライン

「任せろ!お前らのナイスショットは俺がカメラで押さえてやるからよッ!」

 

女性陣一同

「「「・・・・・・・なんか心配」」」

 

ティアナ

「大丈夫よ、3人共(にっこり)」

 

進之介

「下手なマネしたら逮捕するぞ?(にっこり)」

 

クライン

「は、はーい」

 

リズベット

「それではシノンとツバサの惚気物語、始まり、始まり~」

 

シノン・ツバサ

「「おい」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OVA版 第三話・前編『彼女の悪夢と晴らし方』

 

 

 

ツバサ

「・・・・・・・・・はぁ~~~~ぁぅ・・・まさかこっちでも寝不足になるとは」

 

恐ろしく寝不足で目に隈が出来た顔で大欠伸をしながら眠気覚ましにコーヒーを飲

んでいた。そこにリーファがやってくる。

 

リーファ

「ど、どうしたの、ツバサ・・・?」

 

ツバサ

「あぁ・・リーファか。別に何でもない・・・眠りが浅かっただけだ・・・」

 

リーファ

「ってさっきから珈琲飲み過ぎじゃない?飲み過ぎも体に毒だよ?」

 

ツバサ

「一応は眠気覚ましになるし、こっちなら飲み過ぎ毒はねぇだよ」

 

アスナ

「ってなんだか言葉がおかしくなってるよ、ツバサ。久々にアレだったの?」

 

リーファ

「アレ?」

 

ツバサ

「まさかまたアレがくるとは思わなかった。もう吹っ切れたと思ったんだがな」

 

話しは昨晩に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エース

「ツバサ、ツバサ」

 

ツバサ

「・・・んっ?エース・・・・どうしたんだ・・・・?」

 

エース

「ダレカキタヨウダゾ」

 

ツバサ

「こんな時間に・・・?誰だ・・・?」

 

眠い目を擦って扉を開けるとそこに立っていたのはシノンだった。

 

ツバサ

「どうしたんだ、相棒・・・なんか用・・っと」

 

何も言わずに胸に飛び込んできて以前として黙っていたが何となくは状況を察した

のか、そのまま肩に手をおいて中に招き入れてソファーに座らせた。

 

ツバサ

「何か飲むか?」

 

シノン

「(コクッ)」

 

そしてエースの方も場を呼んだのか部屋から出て行き、部屋は2人っきりになった。

 

ツバサ

「で?どうしたん・・・って、おい」

 

やはり何を言うわけでもなくツバサの隣に座って彼に凭れ掛かってくる。

 

ツバサ

「はぁ・・・・落ち着いたら部屋に戻れよ?」

 

シノン

「(フルフルッ)」

 

ツバサ

「(なんだか以前に戻った感じだな・・・前より刺々しくないだけで)」

 

仕方がなくそのままシノンのさせたいようにさせて自分も珈琲を飲みながらこの世

界にある書物を広げて読みながら時間だけが過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ

「それで結局、シノのんがそこで寝ちゃって枕代わりになりながらずっと眠れなか

 ったってわけね。というより寝るまで付き合うツバサの忍耐もすごいわ」

 

リーファ

「それでシノンさんは?」

 

ツバサ

「朝になっていつも通りに戻ってたんだが出て行く時に」

 

「ごめんなさい・・・でもそこにちゃんといて安心できた・・・」

 

アスナ

「どういう事?」

 

ツバサ

「相棒の奴は前、いやな夢を結構見ててな。吹っ切れた後は見てなかったんだがた

 ぶんまたそんな夢でも見たんだろ、まだトラウマではあるんだろうし」

 

リーファ

「それで大丈夫なの?今日のリベリングやめようか、また今度でも」

 

ツバサ

「別に大丈夫だ・・・相棒の奴もキリト達と討伐クエストに行ったみたいだし、悪

 いんだが1時間だけ寝させてくれ。少しは楽になるだろうからな」

 

そういって自分の部屋に戻って行ったツバサをアスナとリーファも心配そうに見つめる。

 

リーファ

「あんだけ大切にしてるのに相棒だって言い張ってるのも凄いですよね、ある意味」

 

アスナ

「そうでもないよ?2人っきりになってる時みたけどお互い安心したような顔でず

 っと話だとか昼寝だとかしてたし・・・気恥ずかしいからそうは言ってるけどた

 ぶん、お互いに気持ちは分かってるんだと思うな」

 

リーファ

「シノンさん、幸せですよね。・・・それに比べてこっちは・・・はぁ・・・」

 

アスナ

「っはっはっは・・・まぁ・・・キリトくんより鈍感ではないよね、ツバサ」

 

すると店にリベリングのPTを組むことになっていたリズとフィリア、クラインの

3人がやってきたのだが姿の見えないツバサに気づいて不思議がる。

 

リズベット

「あれ?ツバサの奴どうしたの?いつも待ってて愚痴をいうくらいなのに」

 

アスナ

「あっ、ツバサは・・・・」

 

今までの経緯を2人にも説明して1時間ほど寝てくるというのも言うとそれまで待

つ事にした。

 

フィリア

「キリト並みにツバサも攻略とか、クエストの手伝いに奔走してたから疲れがでた

 んじゃないのかな?クエストやらない時でもユイちゃんの相手とか、店の手伝い

 なんかもこなしてたみたいだから。そこに寝不足まで来たら無理だよ」

 

リズベット

「なんでもできちゃう奴だけど仇になってるんじゃない。1時間と言わずに起きて

 くるまで寝かせてあげましょうよ、レベル上げはいつでもできるしね」

 

クライン

「身体は動かしてなくても脳は動いてんだし、疲れだってたまるだろうよ~」

 

リーファ

「そうですね」

 

そして起きてきたツバサ用に遅めの朝食のサンドイッチを用意して待つ事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ

「むぐ・・・もぐ・もぐ・・はぁ~~!食った、食った!睡眠もとって完全回復だ」

 

リズベット

「あんたの超人さにはある意味、呆れるわ」

 

ツバサ・エース

「褒めてくれるなよ、リズ」「テレテシマウジャナイカ ッハッハッハ」

 

リーファ・フィリア

「「褒めてない、ほめてない」」

 

アスナ

「何・・・?この定番漫才みたいな流れ・・・(汗。」

 

そして1時間ちょっとの睡眠と食事をとったツバサはどうやら回復したようでリー

ファ・リズ・フィリア・クラインの大人数で行くことになった。

 

アスナ

「ツバサ、あんまり無茶だけはしちゃだめだからね。キリトくんと似たとこあるんだから」

 

ツバサ

「心配性だね~、お前も」

 

クライン

「よっしゃ!そんじゃ大人数リベリングPT、行こうぜ!」

 

一同

「おおおおーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト

「ハッ!!」

 

一方で討伐クエストに行ったキリト、シノン、ストレアの3人は無事クリアしていた。

 

シノン

「おつかれさま」

 

ストレア

「おっつかれ~♪」

 

キリト

「意外と早く片付いたな。レアアイテムも結構出たし、収穫はそこそこ・・・・」

 

シノン

「・・・・・・・(ソワソワ)」

 

キリト

「ツバサの事が心配なのか、シノン?」

 

シノン

「えっ?いえ、大丈夫。ちょっと・・・ね」

 

キリト

「前にツバサの奴から聞いたけど昔の嫌な夢でもまた見たのか?」

 

シノン

「ッ!」

 

シノンと合流する前に宿に一度戻ったキリトが完全寝不足で窓際の席で珈琲をがぶ

飲みしていたツバサを目撃していたらしい。

 

シノン

「出て行くときは大丈夫そうな顔をしてたけど・・・無理してたのね」

 

キリト

「あいつはシノン絡みだと無理無茶いくらでもやるぞ?前にシノンが和解する前に

 ダンジョンに入ってピンチになった事あっただろ、あの時だって単身で乗り込ん

 でMH一掃してたけどかなりダメージ受けてたし」

 

ストレア

「何だかんだで一番親しみがあるのってシノンだもんね。いつも気にしてる感じだし」

 

キリト

「というか本当に何があったんだ?もう吹っ切れて夢も見なくなってるって聞いたけど」

 

それからしばらく黙っていたシノンだったがその『夢』の話を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ

「ツバサが死ぬ夢?」

 

その後、部屋に戻ってきたキリトはアスナにシノンから聞いた夢の話をした。

 

キリト

「誰かとツバサが戦っていて自分が駆け寄ってもう少しで手が届くところであいつ

 が剣で貫かれて消える夢を見たらしい」

 

アスナ

「ツバサの存在の比重が大きい分、不安になっちゃったんだね、シノのん」

 

キリト

「良くも悪くもツバサ依存だからな、シノンは。強くはなってるけれどツバサとの

 コンビを組んでる時よりは落ちてる感じはするし」

 

彼女にとっては初めて出来た心を許せるパートナーであり、彼が始まりでキリト達

とも今では仲間として付き合う事が出来るようになっている。

以前とは違う夢ではあったが一番、ウィークポイントに入ってしまったらしい。

 

アスナ

「そういえばシノのんどうしたの、それから?」

 

キリト

「今はシリカとかと一緒に下でお茶してるよ。大丈夫そうではあるけど・・・」

 

アスナ

「後は、ツバサが無事に戻ってくればいいんだけどね。無茶するから彼」

 

一抹の不安はあったがツバサなら大丈夫だろうと帰りを待つ事にする2人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ

「たくっ!実力以上の場所に狩りに来るからだ!下がってろ!」

 

女刀使い

「す、すいません」

 

片手剣使い

「助かったよ・・・」

 

レベル的に厳しいエリアに来ていたペアが窮地に陥っていたのでツバサ達が助けに

入り、逃がすとベテラン組のクラインと前に出て一気に押し返しにかかる。

 

ツバサ

「フィリアはアンカー!リーファとリズは妨害スキルメインで頼む!クライン、俺

 らでどんどん削るぞ!」

 

クライン

「あいよッ!」

 

『STARTING READY?』

『KICK OFF!』『№ONE!ゴール!キーパー!』

 

ゴールキーパーフォームに変身してオーラハンドでエリアボスであろうオーク型の

モンスターの動きを押さえつけて力任せに投げ飛ばす。

 

クライン

「幻月!」

 

暗闇と出血効果を付与するソードスキルで追撃し、さらに起き上がろうとした相手

をさらにオーラハンドのパンチを顔面に入れて怯ませ、そこに今度はリズとリーフ

ァが駆け出し、連続でソードスキルをくらわせる。

 

リズベット

「はぁあああ!!パワーストライク!」

 

リーファ

「バーチカル・スクエア!」

 

スタン効果のある棍スキルと高麻痺効果の片手剣スキルでステータス異常を加算する。

 

オーク型モンスター

「ゴオオオオオオオオオ!!」

 

その巨大な斧を振り下ろしてくるのに対してオーラハンドで真剣白羽取りで防ぐ。

 

クライン

「フィリア、右足狙え!俺は左足だ!」

 

フィリア

「了解!」

 

2人で得物を抑えられて動けないオーク型の両足を斬撃で攻撃し、バランスを崩す。

 

ツバサ

「剛腕に宿す力の波紋・・・!パワードアーム・オーバードライブ!!」

 

オーラハンドに波紋の力を流し込んでオークに放ち、物理的なダメージに波紋エネ

ルギーを流し込んだ二十ダメージを負わせる。

 

オーク型モンスター

「ゴオオオオオ!?」

 

『STARTING READY?』

ツバサ

「こんだけ周りに足場があればこいつのスピードコンボがいかせる!」

『KICK OFF!』『№NINE!スピード!スター!』

『SHOES!SONIC!』『HARD SHOES!SONIC!』

 

スピードスターの最高速で木や岩、そして壁面などを利用して四方八方から空圧弾

を浴びせかけてバトルスキルと組み合わせた必殺を発動する。

 

ツバサ

「フィリア、頼む!」

 

フィリア

「任せて!アーマーピアス!」

 

さらに防御力DOWNの短剣スキルでツバサの攻撃への補助をし、突撃する。

 

ツバサ

「スターセイバー」

エース

『GOAL!GOAL!!GOAL!!』『VICTORY SHOOT!』

ツバサ

「ストライクセイバー・アサルト!」

 

超高速の飛び蹴りの連打をくらわせて最高速に乗った蹴りで蹴り貫き、大ダメージ

を与えて一気にエリアボスのHPをレッドゾーンにまで減らす。

 

リーファ

「やっぱりツバサいるとすっごい狩りが安定するね、こっちも安心して動けるし」

 

リズベット

「あいつが前で必ず抑えてくれてるからだけど。わたし達はバックアップ怠らない

 ようにしないと、出来る事からどんどんやってくわよ!」

 

フィリア

「うん!」

 

だがこのモンスターは特殊型だったらしくここに来てそれが発動した。

 

オーク型モンスター

「オオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

オーク型モンスター2

「ゴオオオオオオオオオオ!!!」

 

クライン

「なっ、に、二体目だとッ!?」

 

最初のオーク型が咆哮を上げるといきなり別の同型モンスターがポップする。その

モンスターは色違いで武器を最初のと左右逆に持っていた。

 

ツバサ

「特殊条件で相方をポップさせる二体一対型のモンスターだったのか、まずい!リズ!」

 

リズ

「しまっ――――」

 

『HARDSHOES!SONIC!』

 

刹那、猛スピードでリズに駆け寄り、腰から抜いたリズの剣を抜いてその攻撃を防

ぐのだが元から軽量化されて防御も全フォーム中低いスピードスターフォームで受

けてしまったために踏ん張り切れずに吹き飛ばされる。

 

ツバサ

「ぐっ!?」

 

オーク型モンスター

「オオオオオ!!オオオオオオ!!!」

 

すると赤いオーラを纏ったモンスターが猪突猛進に突進してきてパリングを発動し

たのだが防ぎきれずさらに吹き飛ばされる。

 

ツバサ

「ぐあああッ!?がっ!?」

 

壁に激突してライフを削られてしまい、隙を露呈してしまう。

 

ツバサ

「呼吸が乱れて・・・波紋がぁ・・・ッ」

 

オーク型モンスター

「オオオオオオオオオ!!!!」

 

オーク型モンスター2

「ゴオオオオオオオオオ!!!」

 

2体が同時に襲い掛かり、反応が遅れたツバサは応戦しきれない。波紋の呼吸が

乱れてしまい、今攻撃をもらってしまうと危機的状況だったのだが今度はそこに

リズが立ちはだかってメイスを掲げてスキルを叫ぶ。

 

リズベット

「そうはさせないわよッ!プロテクションアーマー!」

 

一定時間比ダメージ回避の支援スキルとしてはリズの切り札を発動し、それにより

攻撃はツバサには通らずにこの危機を回避する事が出来た。

 

リーファ

「回復結晶!ツバサ、今のうちにフォームを切り替えて!」

 

ツバサ

「・・・ッ・・・すまない、一気に決めるぞ、エース!」

エース

「ユダンシタガ モウヘタハフマナイ。グリッドアイアンダ ツバサ!」

 

『NEWFIELD RIDER!』『CALL!グリッード!アイアーン!』

 

ツバサ

「おおおおおおッ!!」

 

レッドゾーンにもっていった1体にΔタックルをくらわせて弾き飛ばし、その前へ

の加速を利用してリズの剣を構えてさらに地を蹴り、加速する。

 

ツバサ

「スターQプロミネンス!!」

 

突属性の6連撃でトドメを刺し、1体目を撃破。さらに2体目に怒涛の如く、Δタ

ックルを浴びせかけてそこにクライン達も続いた。

 

クライン

「羅刹!」

 

リズベット

「ハートビートブレイカー!!」

 

リーファ

「サベージ・フルクラム!」

 

フィリア

「シャドウ・スティッチ!!」

 

次々に防御力ダウン付与の技を重ねて最後にフィリアが麻痺効果付与の一撃を入れ

て動きを封じたところにツバサが波紋と必殺を重ねた技を発動する。

 

ツバサ

「迸れ、ハート!突き抜ける程にヒートッ!!刻むぞ、血液のビート!!!」

『GOAL!GOAL!!GOAL!!!』『VICTORY SHOOT!』

 

リーファ・フィリア・リズベット・クライン

「「「「決めろッ!」」」」

 

ツバサ

「トライエンド・ドライブ!!」

 

ストライカーの必殺技が炸裂し、凄まじい衝撃音と大爆発が辺りを包むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ

「あっ、リーファちゃん達、帰ってきたみたいだよ?」

 

夕方頃になってリーファ達も宿に戻ってきたのだがツバサとリズの姿だけが見えない。

 

フィリア

「もう少しでリズさんのレベルが上がりそうだからって少し楽な狩場で1レベルだけ

 上げてから戻るって」

 

キリト

「そうか。何事もなく戻ってきたみたいだし、安心したよ」

 

クライン

「まぁ、俺とツバサのベテランコンビが組めば大船に乗ったつもりで大丈夫だろうぜ」

 

リーファ

「え~、ツバサは大活躍だったけどクラインはそこそこじゃないの~?」

 

クライン

「酷ッ!?俺の扱いが相変わらず酷ッ!?」

 

だがここでリーファがシノンの姿が見えない事に気づいた。

 

キリト

「シノンならツバサが戻ってきた時にって好物のクレープ買いに行ったよ。まぁ、

 すぐに戻ってくるだろうから俺達は夕飯の準備をしておこうか」

 

一同

「おおおーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リズベット

「ツバサは眠ってる、エース?」

 

ここはいつも利用しているエギルの宿とは別の宿。向こうに移る前に利用してた

宿で今でもクエストなどを引き受けている。

ここでツバサとリズの2人はエギルの宿に戻る前に休息をとっていた。

 

エース

「アア ユックリトネムッテイルヨ。コキュウモオチツイテイル」

 

あの後、ボスモンスターを撃破したまではよかったのだがツバサが思った以上に

ダメージを受けていた。ライフというより精神的なダメージでだ。

 

エース

「ツバサノアバターハ レベルガイネンガナイ ツバサジシンノチカラヲ ハン

 エイサセルガ ソノブン ホカノアバターヨリ ノウトノリンクガタカインダ

 ゲンジツノストライカートオナジ チカラヲツカエルブン ダメージヲウケルト

 ノウノヒロウ ダメージガオオキクナル。ダカラソレガ ヒロウトシテデンダロウ」

 

リズベット

「それって結構ヤバい事なんじゃない。他のプレイヤーよりダメージが大きく影響

 が出るって。今回だって疲労でこんな事になってるわけだし」

 

エース

「ワタシモコレホド NPCモンスターノレベルガ アガルトハオモッテイナカッタ

 イヤ・・・ ドチラカトイウト レベルガキュウゲキニヒキアゲラレテイル 

 ソンナキガスル ココサイキンデ オモッタコトダガ」

 

リズベット

「確かにね・・・90層手前だけどモンスターのポップ効果とか、キーモンスターが

 増えてたり、強敵と戦う回数がかなり増えた気がする」

 

今回も不意打ちでボスが襲い掛かってきたのもありこの苦戦だった。

 

エース

「ファンタジスタノカードガ ツカエレバイイノダガ イマハツカエナイ」

 

リズベット

「ファンタジスタ?」

 

エース

「イマゲンザイノ ストライカー サイコウフォームダ。ダガソノタメニハ カレヲ

 カメンライダーヲ ヒーローデアリ ユメトキボウノソンザイトシテ ニンシキサ

 レテイナケレバイケナイ。ゲンジツデハカレヲ カメンライダートシテ ヒーロー

 トシテ ニンシキシ オモウモノタチガ オオクイタ。ダカラコソ ツカウコトガ

 デキタノダガ コチラデハアマリニモ スクナスギル」

 

ファンタジスタとは自らなれるものではなく、多くのサポーター、ファン達から自然

と呼称され、認められた者が名乗る事が出来るモノ。

現実世界ではヴィヴィオ達多くの仲間や世界も仮面ライダーは怪物達から自分達を守

ってくれる正義のヒーローという認識がされている。だからこそ博士はこのファンタ

ジスタのカードを託して『皆のファンタジスタ』にと言ったのだ。

 

リズベット

「こっちだと仮面ライダーって認識してるの一部のプレイヤーにわたし達くらいなも

 んだけどそれだけじゃ足りないって事なの?」

 

エース

「ファンタジスタノカードダケ ロックサレタジョウタイヲミレバ ソウダロウネ」

 

ツバサ

「・・・・・んっ・・・・」

 

リズベット

「あっ、起きた、起きた。気分はどう?飲み物あるけど飲める?」

 

ゆっくりと起き上がって用意してくれた飲み物を受け取り、喉に流し込んでいく。

 

ツバサ

「どれくらい寝てたんだ・・・・?」

エース

「アレカラ 3ジカンホドダナ。クラインガハコンデクレタンダ」

 

ツバサ

「後で一発お礼でもしてやらないといけねぇかな・・・・」

 

リズベット

「恩を仇で返すとはよく言ったもんだわ。まぁ、そこまで冗談言えるなら大丈夫そうね」

 

手を借り乍ら起き上がって動作を確認するとどうやら通常レベルには戻ったらしい。

 

リズベット

「ごめん・・・わたしももっと気を付ければ良かったわ。助けてくれてありがとう」

 

どうやらさっきの戦闘で窮地に陥る要因になったのを言っているようだがあれはポップ

条件が分かっていなかったし、仕方がないとツバサは笑って流した。

 

ツバサ

「良かったな、キリトの時じゃなくてよ。俺の時で失敗すりゃ、あいつの隣に立った時

 はもっと上手く立ち回れるだろうさ、まぁ、今でも強いけどな、リズは」

 

リズベット

「もう・・あんたって奴は・・・(汗。あんたはわたしやキリト達にとっても大切な

 仲間なのよ。あんたの時だろうと何だろうと護れるくらいに強くなるわよ、もっとね」

 

そういって胸に拳を当ててきてにかりと笑ってみせる。それに苦笑してしまった。

 

ツバサ

「やっぱりお前は強いよ、リズ。俺も頼りにしてるぜ、マスターメイサー様(笑。」

 

リズベット

「このぉ・・・調子のんなッ!」

 

ツバサ

「痛ぇっ!?」

 

手痛いローキックをくらい涙目になりながらエギルの店に戻る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト

「おっ、ツバサ達が戻ってきたみたいだぞ。おかえり、リズ、ツバサ」

 

シリカ

「遅かったですね、お二人共、大丈夫でしたか?」

 

ツバサ

「まぁ、リズがドジっ子スキルを取得したみたいでやらかしてくれてたからよ~?」

 

リズベット

「あ~ら、こんなところにいい野球ボール、がッ!!」

 

メイスのフルスイングが炸裂したがそれをスウェーで回避し、シノンと目があった。

 

シノン

「おかえりなさい、相棒・・・・」

 

まだ少し引きづっているのか少し表情が固いようで溜息を吐きながら目の前に立つ。

 

シノン

「・・・・・?」

 

すると頭を引き寄せてその額に自分の額を軽くくっつけて笑みを浮かべながら口を開く。

 

シノン

「ちょ、ちょっとツバサッ・・・何するのよ・・・!?」

 

ツバサ

「一々、時化た顔するなっての。前にも言ったろ、信じてくれれば死なないし、負け

 ないって。俺が今だに信用できないのか?」

 

シノン

「そんな事ない、信じてるけど・・・でも・・・」

 

ツバサ

「でももへったくれもない、だから一々、めそめそするな、ていッ」

 

軽くチョップをくらわせて頭をクシャクシャと撫でながら今度は優しく頭に手を置

いて耳元で何かを囁いた。

 

ツバサ

「・・・・・・・・・・・さ、だから安心しろって」

 

何かを囁かれたシノンは沸騰したヤカンの如く真っ赤に沸騰したようになっていた。

 

シノン

「・・・・・・・・・・ッ(///(照」

 

屈託のない笑顔でケラケラと笑いながらいつもの口調に戻る。

 

ツバサ

「そんなしみったれた顔してるよりいつものクールぶってる方が俺は好きだがね?」

 

シノン

「だ、誰がクールぶってるよ!てかこっ恥ずかしい事、真顔でいうなッ!?」

 

顔面パンチを繰り出そうとしたのだが軽々と止められてその場でくるりと回れ右を

させられ、膝裏に膝を当てるひざかっくんを受けてその場に倒れてしまう。

 

ツバサ

「まだまだ甘いな~?」

 

シノン

「ぐぬぬっ~~~~・・・・ッ!!ぜったいにヌッコロす!!?」

 

そういって足払いから身体を駒のように回して回し蹴りをするのだがそれも回避さ

れてその場でシノンの方が食って掛かる喧嘩試合が始まってしまった。

 

エギル

「お~い、人の店内で痴話喧嘩すんなー?よそでやれ、他所で」

 

シノン

「誰かが痴話喧嘩よ!?変な事言ってんじゃないわよ、エギル!あっ、待ちなさい

 ツバサ!!話は終わってないわよ!てか一発殴らせろーー!!」

 

ツバサ

「鬼さんこちら、手の鳴る方へ~」

 

シノン

「絶対、ぶん殴る!!?」

 

完全に怒り狂ったシノンは出て行ったツバサを猛追するように店から出て行ってしまった。

 

アスナ

「あれ?シノのんにツバサだ」

 

ツバサ

「ちょっと相棒が運動したいらしいんで鬼ごっこしてくるー!」

 

シノン

「望み通りに鬼のように裏から猛攻してやるから覚悟しろおおおおおお!!」

 

アスナ

「鬼ごっこはいいけどちゃんと夕飯までに帰って・・・いっちゃった」

 

猛スピードで追いかけっこをしにいってしまった2人を見送るアスナだったのだが

ある意味、それをみて安心したような苦笑した顔になる。

 

アスナ

「結局、シノのんの事を解決出来るのはツバサだけだったみたいね、まったく」

 

追いかけるシノンの顔はもう暗さはなく、色々と吹っ切れたそんな表情だったよう

でツバサの方もいつもの調子を取り戻した相棒をみてまんざらでもないようだ。

悪夢に一時は落ちかけていたシノンだったがツバサからの言葉にそれも晴れてまた

走り出した、まだゴールは先だが少しずつ近づくその場所へ彼女はまた走り出す。

このろくでもないと思った世界で出来た『居場所』と一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場一同

「ひゅーーー♪ヒュー―♪ヒュー―♪」

 

ツバサ・シノン

「「・・・・・・・(照」」

 

お互いに顔を紅くして黙り込んでしまい、何だかこそばゆい雰囲気が流れる。

 

 

進之介

「もうお前ら、結婚しちまえよ(笑。」

 

ツバサ

「アホか!?」

 

ティアナ

「あんたどうせ、この後、浮いた話はないんだからここ逃したらもうないわよ?」

 

ツバサ

「何その製作者側コメント、怖い」

 

リズベット

「で?あの時、何ささやかれてたのよ~?あんなに嬉しそうに顔真っ赤にしてさ~?」

 

シノン

「う、うるさいわよ!!そんなことより次よ、次!はい、後編スタート!!」

 

そういって画面上から幕と題名パネルを引き下ろすという番組側真っ青な行為にでた。

 

クライン

「力ずくで進めやがった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OVA版 第三話・後編『彼の隣に・・・故にスパルタ!!とやはり惚気か』

 

 

ツバサ

「はい、もう一回!」

 

リズベット

「は、ハンマー・シェラーク!!」

 

激しい激突音が響いてリズベットとツバサの2人が激しい打ち合いをしていた。

それというのもリズの願いを叶えるための訓練でホロウエリアのオリジナルソード

スキル機能を使い、ツバサが使っているスキルをスクロール奥義書にしてその技の

いくつかをリズに覚えさせて今現在は実践で使えるように訓練中だ。

 

ツバサ

「今度はこいつを防いでみろ、波紋疾走オーバードライブ・・・ッ」

 

波紋を練り上げてそれを左足に纏わせると飛び上がり、前方宙返りと共に蹴りを放つ。

 

ツバサ

「おりゃあああああああああッ!!」

 

リズベット

「ちょっ!?SPヤバいんだけど、えぇいッ、プロテクション!」

 

武器を翳した前方に紅い盾のエフェクトが入ってそれに蹴りが防がれて反発した。

 

リズベット

「ちょ・・ちょっと・・はぁ・・はぁ・・訓練頼んだけど・・・これ・・はぁ・・

 はぁ・・、スパルタ過ぎるってのよ・・・ッ!?」

 

訓練が始まってから熟練度を上げるために一心不乱の打ち込みに防御動作の徹底指

導をぶっ続けで行っており、マスタメイサーというのもあって片手棍以外の武装は

使っていなかったのだがスキルを取るために他の武器も使わせている。

 

シノン

「はーい、リズ。次の訓練行くわよ?(ガチャッ。」

 

リズベット

「・・・・あの~・・シノンさん?その両手に持っているのは・・・・」

 

シノン

「ええ、クラブガンソードのディアルガンモードよ。はい、訓練開始」

 

刹那、銃声が響いて慌ててそれを回避する。

 

リズベット

「ちょっ!?待ちなさいって!?何でいきなり銃まで導入す、危なッ?!んの、オッ!?」

 

エース

「アンシンシタマエ ジュウソクハ ワタシノホウデ モクニンデキルホドニ 

 オトシテイルカラネ。キミノハンノウソクドデモ ミレルダロウ?」

 

リズベット

「見れるとか見れないとか関係ないわよー!?きゃっ!?あわ?!ぎゃーーーす!?」

 

とはいったものの今までのスパルタ特訓が少しは効果があったのか、リズムよくステ

ップを踏んで準弾を回避していく。

 

ツバサ

「うんうん、3時間ぶっ続けのリズム感覚強化ダンス訓練をさせたかいがあったな」

 

見物していた面々がかなり複雑そうなかわいそうなモノを見る目で見つめる。

 

シリカ

「何なんですか・・・・3時間ぶっ続けのダンス訓練って・・・(汗。」

 

リーファ

「この前は確か、ツバサの教官さんからやられてたっていう弾幕を回避し続けるっ

 て訓練でなんか雨霰な攻撃が降り注いでたけど・・・あれを実際に現実でやった

 人も何を考えてるのか、わけがわからないよ」

 

そしてそれから十分後。

 

シノン

「おつかれ、初めて全弾回避したわね、リズ」

 

シリカ・リーファ

「「(シノンさん、マジ鬼教官・・・・!?)(ガクガクブルブル」」

 

シノン

「なんか言った・・・?(にっこり)」

 

シリカ・リーファ

「「イイエ!シノンサンハ トテモステキナジョセイデス!」」

 

完全なる恐怖政治である。

 

ツバサ

「すでに調教してやがるな・・・相棒の奴・・・(汗。さて、おい、生きてるかー?」

 

リズベット

「あのね・・・本当に死にそうだっつうの・・・はぁ・・はぁ・・・」

 

そういうリズに回復ポーションと書かれた瓶を渡して飲ませる。

 

リズベット

「ん?これってラムネ?」

 

ツバサ

「俺の発明品だ」

 

リズベット

「前々から思ったけど無駄なところに才能掛け過ぎじゃない」

 

ツバサ

「褒めるなよ、恥ずかしい」

 

リズベット

「ほめてない、ほめてない」

 

そういって隣に座り、自分もラムネポーションを飲みながら何故か、正座のままで

教育を施されているリーファとシリカを苦笑いでみつめていた。

 

ツバサ

「冗談はさておいて前より随分と動きが良くなってきたみたいだな。前はあのタイ

 ミングで蹴りを放った時、防ぎきれていなかったけど」

 

リズベット

「そりゃ、何日もあんたらのスパルタ訓練受けてれば嫌でも強くなるわよ・・・っ

 てあんなの本当に現実で受けてたの、ツバサ?」

 

あまり信じていないリズに対してその記憶を思い出したのか顔が青ざめてくる。

 

ツバサ

「はっきり言えばこれぐらい軽いもんだ・・・たとえば・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは

「はーい、それじゃ、ここからゴールまで攻撃を避けて走って駆け抜けよー!」

 

スバル

「はい!」

 

ストライカー

「まぁ・・・ぼちぼちいきますかね」

 

なのは

「2人共、余裕だね~♪それじゃ」

 

そして直後に轟く轟音と爆発と出来たクレーター。

 

スバル・ストライカー

「「・・・・・・・・」」

 

なのは

「濃密な訓練しても大丈夫そうだね♪」

 

笑っているのに笑っているように見えない極上ブラックスマイルが開始を告げる。

 

なのは

「アクセルシューター!!」

 

弾幕レベルの魔力弾の雨霰が四方八方から襲い掛かる。

 

スバル

「おおおおおおおおおおおおお!!!一気に走り抜ける!!」

 

ツバサ

「これぐらいはまぁ・・・余裕はあるな」

 

なのは

「クロスファイア!シュート!」

 

そこに今度は指をさす構えからまだ・・威力の低い砲撃魔法が襲ってくる。

 

スバル

「うひゃ!?あぶなっ!?」

 

ツバサ

「よっ、ほっ、あらよっと」

 

なのは

「ディバイーーン!バスターーーーー!!」

 

ついには代名詞の主力砲魔法まで飛び出した。

 

スバル

「きゃああああああああああーーーーーー!?!?ちょっ、なのはさん、卑怯!?」

 

なのは

「2人が避けるからだよ~♪」

 

ストライカー

「最早、目的が俺達の回避能力向上じゃなくてお前の私的FPSになってんだろうが!」

 

なのは

「それじゃツバサに当てたらボーナスでお昼奢ってもらおうかな~?」

 

ストライカー

「おい、まて!?俺、何も得ないじゃん!?損だけじゃん?!つうか、下手したら

 身体的重症に財布的重症のダブルパンチじゃん!?」

 

スバル

「どっちかというとそっちの方がいいので撃墜されてくださーーーーい!!」

 

ストライカー

「おい、まて、そこの鉢巻娘ぇええええええええええ!!!」

 

なのは

「ストライク・スターズ!!」

 

今度は無数の魔力弾に加えて砲撃の同時攻撃をしかけてくる。

 

スバル

「ちょっとツバサさん、こっち来ないで下さいよ!?巻きこまれるでしょ!?」

 

ストライカー

「お前って結構、薄情なのねーーーーーーーーー!!」

 

なのは

「2人共なかなかいいねー!!それじゃ弾幕も砲撃もどんどん増やしていってみよー♪」

 

スバル・ストライカー

「「お前が一番自重しろおおおおおおお―――――ぎゃああああーーーーす!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ

「ってな事があってな・・・・今考えても非常識極まりない訓練だった・・・」

 

青ざめた顔で思い出してさらに深いため息をはいてげんなりしていた。

 

リズベット

「なんだか、あんたが無茶苦茶な強さなのが今更ながら理解出来たわ・・・それと」

 

ツバサ

「?」

 

そういって指さした先を見てツバサが別の意味で蒼い顔をしていた。

 

シリカ・リーファ

「「シノンサンハウラオモテノナイステキナヒトデス シノンサンハウラオモテノ

 ナイステキナヒトデス シノンサンハウラオモテノナイステキナヒトデス」」

 

シノン

「はい、結構です」

 

リズベット

「なんか・・・シノンの性格が最初と正反対というか・・・口調とか、その他もあ

 まり変わってないけど元の性格が明るくなったわね・・・うん」

 

ツバサ

「無理にいい方向に持っていくな、苦しくなってるぞ、リズ・・・(汗。」

 

2人して乾いた笑いを浮かべたのだが結局、溜息交じりに苦笑いになった。

 

ツバサ

「まぁ・・・俺的には今の()()の方がいいとは思ってるがね」

 

だがここでリズの方がある事に気が付いた。

 

リズベット

「んっ?詩乃・・・・?」

 

ツバサ

「んっ?シノンの奴がどうかしたのか?」

 

リズベット

「・・・?・・・?うん、うん、何でもない。さてとわたしもう少し反復練習して

 スキル練度上げることにするわ」

 

そういって腕まくりをするポーズでにかりと笑って拳を突き出した。

 

ツバサ

「いくらでも付き合ってやるよ、お前の目指す場所に立てるまでな」

 

リズにとっての夢のフィールドは、キリトの隣。共に戦い、護られるだろうがその

分、時分も彼を護り、護られ、共に駆ける事で以前は踏み出せず外から眺めるだけ

だったが今は違う。そのフィールドに入り、ゴールを目指す最中だ。

元から彼女を応援していたツバサとすれば踏み出した彼女を応援しないわけもない。

 

リズベット

「てかおたくの嫁様、ついに2人にまで訓練し始めたわよ」

 

ツバサ

「きっと楽しくなってきたんだろうな、教官プレイ」

 

苦笑いを浮かべながら立ち上がるといつものように訓練のラストとしてフィールド

に出ての実践練習に入る事にした。

 

ツバサ

「まぁ、さっさと片付けてくれば問題ないだろ、あっちはゆっくりと地獄を味わっ

 てもらって俺らはゆったり練習といこう」

 

リズベット

「あんたも十二分に薄情よ、うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてアークソフィアよりは上層部の階層でリズベットの訓練の予習復習を始めた。

 

ツバサ

「あれやってみるか、特殊条件ありだったけど作れた奥義技。いけるか?」

 

リズベット

「いつでもOK-!」

 

同時に駆け出したリズとツバサの2人が目標にしたモンスターに基本攻撃となる4

連続をほぼ同時のタイミングで繰り出し、最後の4撃目が当たった瞬間。

 

リズベット・ツバサ

「「共鳴奥義リンクアーツ!」」

 

直後に2人は左右に散って即座に接近戦に持ち込み設定していたスキルを2人同時

に連続で繰り出し続ける。

 

リズベット

「かなり痛いわよ!一発!二発!三発!これはおまけよッ!!」

 

ツバサ

「それで済むか!覚悟しろよ?」

 

上から振り下ろす強打の3連撃の後にスタン効果のある打撃を加えたところへ一気

にツバサが飛び込んで眼にもとまらぬ連続体術にリズの剣による斬撃も絡めた隙を

与えない攻撃速度と回数で圧倒し、斬り抜けるとブレーキをかけて2人同時に飛び

上がってスキルエネルギーを込めた最大火力の一撃を振りかぶった。

 

リズベット・ツバサ

「「爆砕斬・至剛!!」」

 

強烈な同時振り下ろし攻撃でモンスターを撃破し、向き合うとハイタッチを交わす。

 

ツバサ

「なかなかいい感じだな」

 

リズベット

「そうね。にしても技名とかよく考えたわね、エース」

 

技命名はエースなようで他にもいくつかのスキルを考えたのだが本人がかなりノリ

ノリで命名をしていた。スキル作成同様に楽しくなっていたらしい。

 

エース

「ナカナカ ファンタスティックナ スキルメイトハオモワナイカナ?」

ツバサ

「楽しそうだな、お前・・・・」

 

それからしばらく戦闘を続けたところでツバサがリズにストップをかける。

 

ツバサ

「さてとそれなりに訓練も出来たし、ちょっと気分転換できる場所いくか」

 

リズベット

「気分転換・・・?何するの?」

 

ツバサ

「ついてくればわかるさ、いこうぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ

「おーい、どうだ、リズ~?」

 

リズベット

「う~~~ん・・・!いい気分だわ、気持ちぃぃ~~~・・・・」

 

彼が連れてきたのは安全エリアにある天然温泉だった。一応、一枚岩で男女分かれ

ているのでそれぞれ別々の方で着替えて疲れをいやす事にしたのだ。

エースの方は一応、外の方で見張りをすると装備を外れて出て行った。

 

リズベット

「フィールドの方にも温泉があるなんてね~・・・ふぅ~・・・いい感じ」

 

ツバサ

「前に相棒と見つけてたまに入りに来るんだ。意外とお気に入りみたいでな」

 

ただ本物の温泉とはさすがにちょっと違うらしく少し不満はあるらしい。

 

リズベット

「へぇ~、なかなか温泉を分かってるじゃない。わたしも好きで結構入りにいくのよ」

 

ツバサ

「その歳で温泉巡りっておばさん臭いぞ、リズ」

 

リズベット

「ほとんど歳変わんないくせに何いってんのよ、そっちこそおっさん臭―――んっ?」

 

途中で言葉が止まってその直後に何か変な声を上げ始めた。

 

リズベット

「きゃっ・・・はははっ・・ちょっ、やめ・・・わははははっ!?」

 

ツバサ

「(やっぱり現れたか、あいつら)」

 

リズベット

「わはははっ、ちょ、マジ無理、やめてっての!?もうダメ!?わひゃー!?」

 

そういって思わず立ち上がって逃げ出そうとしたのだが頭から欠如していた隣には

ツバサが入っている事に。気づいた時には思いっきり肌を目の前にさらしていた。

 

ツバサ

「・・・・はっ?」

 

リズベット

「ちょ、ツバ――――はっ」

 

激しく動いたせいか、何故か、そういう仕様になっているのかバスタオルが落ちる。

 

ツバサ

「・・・・・・・・・」

 

リズベット

「・・い・・・い・・・ひぃ・・・・・・ッッ!!!?」

 

ツバサ

「・・・・・意外と着痩せ――――」

 

リズベット

「きゃあああああああああああああああああああああああああ!?!?!?」

 

そして振り下ろされる鉄槌。

 

ツバサ

「ぎゃあああああああーーーーーーーす!?まて、落ち着け、リズ!?てか、うおっ!?」

 

リズベット

「馬鹿!?アホ!?変態!?痴漢!?覗き魔ーーーー!?!?」

 

ツバサ

「アホか!?俺は覗いてねぇ!!お前がこっちに来たんだろうが!?」

 

スキルやら大振りの振り回しやら覚えたSPを消費しないアーツ技などを繰り出し

始めてまだまだ甘かったはずの技練度がいきなり上がっていた。

 

ツバサ

「てか最初からそれやれ―――どわ!?おい、まずは服か、タオル――危ねッ!?」

 

リズベット

「うっさい!?こっち見んなーーーーーーーーー!?!?」

 

ツバサ

「だから服着ろやああああああああああああああああ!!!?」

 

だがそこで誰かが入ってきた時の入場音が聞こえて組合になった状態で止まると湯

気の向こうから声が聞こえてきた。

 

リーファ

「うわ~~♪本当に温泉だー!」

 

シリカ

「こんなところがあったんですね」

 

シノン

「この前、相棒とクエストをやった後に見つけたの。結構気に入ったのよね」

 

どうやらシノンとリーファ、シリカのようで何故か2人は岩陰に隠れてしまい、さ

らには何故かツバサの方も気が動転したのか、リズベットを抑え込むような格好に

なってしまって傍から見ると彼女を無理やり抑え込んでいる形になる。

 

リズベット

「(アホー!?何を誤解しか生まない格好で隠れんのよ!?)」

 

ツバサ

「(うるせーーー!?俺だってなんでこうしたのか、わかんねぇよ!?)」

 

しかも退路も断たれていた。

自分達側には先にあるのは崖でここから出るには向こうに回らなければならないの

だがそれでは確実に見つかる上に確実に誤解される。特にシノンに。

 

ツバサ

「(こうなれば先に入っていたという定で何食わぬ顔で会話をするぞ)」

 

リズベット

「(シノンは2人で口車合わせて無理やり納得させるわよ、いいわね)」

 

何故か、2人の間で妙な連帯感が生まれているのが謎である。だがここで狙った

ようにお邪魔虫が迫っていた。

 

リズベット

「ひゃう!?」

 

リーファ

「ん?さっき何か聞こえませんでした?」

 

シリカ

「別に何も聞こえなかったけど・・・・」

 

シノン

「気のせいじゃない?」

 

自分で口を押えて声を押し殺し、視線を下に向けるとさっき声を上げさせた原因

でこの露天風呂のプログラムに入っているドクターフィッシュだった。

 

ツバサ

「(アホ!?変な声だすな、あっちにバレるだろうが!)」

 

リズベット

「(しょうがないでしょ・・・!?いきなり脇腹つっつか)ひっ!?」

 

また突っつかれているのか手で払うと水音でバレるのでツバサが波紋を流してな

んとかドクターフィッシュ達を追い払って事なきをえたのだが油断していたせい

で自分に迫っていた一匹に気づかずそれにわきをつっつかれてしまう。

 

ツバサ

「いっ!?」

 

リズベット

「うひゃう!?!」

 

ツバサ

「ぐげ!?」

 

さらには場所が狭く、向こうに見えないようにリズの腰を支えていたのだがそ

のフィッシュの一撃に力が入ってしまい、腰を触られたリズはさっきより素っ頓

狂な声を上げ、挙句に顔を上げた勢いでツバサの顎に入ってそれにリズも巻き込まれる。

これによって大きな水音を立ててしまい、さすがにこれにはシノン達も気づいた。

 

リーファ

「何!」

 

シリカ

「こっちの方から聞こえましたよ・・・・ッ」

 

シノン

「安全エリアのはずなのに・・・まさかバグで敵が・・・!」

 

緊急事態と思い、緊張感の中でその岩山の後ろに回り、武器を構えて飛び出した

面々の先にはある意味、衝撃映像が待っていた。

 

シリカ

「はわわわっ・・・・!?」

 

リーファ

「へっ?」

 

シノン

「・・・・・・・・・・(絶句)」

 

そこにはタオルも巻いていない状態のリズの上にツバサが覆いかぶさっている処

でリズはリズでツバサに抱き着くような格好になっている。

 

シノン

「あんたら・・・・一体・・・何してるの・・・・?」

 

リズベット

「げっ、シノン。ちょ、ちょっと待ちなさい!?理由を説明するから!これには

 深いわけがあるの!だから落ち着いて!落ち着いて話を聞いて!」

 

ツバサ

「うぅ~~~~・・・・・」

 

リズベット

「ちょっとツバサ!!気絶してないで早く起きて、あんたも説得手伝えっての!」

 

ぐわん、ぐわんと体を持って上下に振ったところで意識が覚醒する。

 

ツバサ

「あ・・あれ?俺は一体・・・なんか顔面に直撃して・・ってここどこだ・・?」

 

リズベット

「寝ぼけてんじゃない!?ここ露天風呂!そして今、わたし達、生命の危機!」

 

ツバサ

「そういえばリズと露天風呂に来て確か相棒たちが来て・・・隠れ・・・はっ!」

 

ようやく頭が追いついてきたのか目の前で仁王立ちしながら殺意のオーラを放って

いるようなシノンに気が付き、顔面蒼白で自らの危機的状況を理解した。

 

ツバサ

「待て、相棒!落ち着け!俺達の話を落ち着いて聞け!お前の考えているような事

 は一切ない!こいつが好きなのはキリトであってこれは偶然の重なった―――」

 

リズベット

「あんたはどさくさに紛れて何言ってくれてやがんのよ、おい!?」

 

シノン

「リズ・・・ちょっと出て行ってくれる・・・?そこの2人も」

 

リーファ・シリカ

「「ヒィィィィィイイイイイイ!?!?」」

 

隅っこでガタガタブルブル震えていた2人は一目散に出て行き、リズも走った。

 

ツバサ

「おい、リズ!?お前、戦友を置き去りにして逃げる気か!?敵前逃亡か!?」

 

リズベット

「後で骨は拾ってあげるから潔く死になさい、じゃ!」

 

素敵なスマイルで脱衣所へ消えていくリズを見送り、目の前に迫るシノンに岩山へ

と追い込まれて逃げ場がなくなって目と鼻の先にシノンが立った。

 

シノン

「相棒・・・」

 

ツバサ

「だから落ち着け・・・!なっ?誤解と言っても説得力ない、衝撃現場だったのは

 分かる!リズとはそういった間違った行為はしてない!だから落ち着―――」

 

しかし顔を上げたシノンはちょっと拗ねたような怒ったような顔で少し涙目だった。

 

シノン

「ツバサのバカ・・・ッ。リズに抱き着かれてデレデレして鼻の下伸びきってッ」

 

ツバサ

「あのな、デレデレしたつもりも鼻の下伸ばした覚えも――――」

 

何となくリズに抱き着かれた時の事を思い出してしまい、何だかんだで出ていると

ころは出ていたので感触も思い出して少しのぼせ気味になる。

 

シノン

「ほら、やっぱりじゃない。ツバサの変態・・スケベ・・・唐変木・・・ッ」

 

ツバサ

「いや、それはすまんと思うが誤解は・・・・」

 

シノン

「分かってるわよ、ツバサがそんな事しないの。でも・・・仲間とは言え、他の子

 とこういうところに2人だけで来るとか・・・考えなさいよ、バカ・・・」

 

そういうとツバサに抱き着いてそのまま湯船に倒れるかたちになった。

 

ツバサ

「おい、相棒・・・・ッ、抱き着くな、離れろ」

 

シノン

「何よ、さっきはリズとしっかり抱き着いてじゃない、こうやって」

 

おもいっきり密着するように抱き着いてきたので胸板にあたる感触に顔の表面温度

が急上昇しているのが分かった。それと同時に鼓動も高くなる。

 

シノン

「ふふっ、相棒・・・心臓の音、凄い事になってる。ゲームでもちゃんとこういう

 細かいところまで再現されてるのね・・・わたしでもドキドキする?」

 

ツバサ

「あ、あのな・・・。お前だって同じだろうに・・・・」

 

彼女の顔も紅くなるがツバサより余裕な表情は崩さずに答える。

 

シノン

「惚れてくれてる男の人に抱き着いてるんだもの、結構恥ずかしいわよ」

 

ツバサ

「~~~~」

 

今更ながら彼女を元気づけるために密かにあの時、囁いた言葉を臆面もなくこうい

われると逆にツバサの方が恥ずかしくなってきてしまった。

 

シノン

「あの時は恥ずかしくて慌てたけど今はとっても心があったかくなる言葉よ、ツバ

 サが言ってくれた想いの言葉・・・遅くなったけど」

 

そういって彼の上に覆いかぶさるように見下ろして笑みを浮かべる。

 

シノン

「わたしもあなたに惚れてる・・・心の底から。これがわたしの想いよ、相棒」

 

今まで見た事がないほどに優しい穏やかな笑顔とゆっくりと近づき、距離が無くなる。

少しの静寂の後に重なった事を理解した。

それが数秒だったのかそれとも何分もだったのか、時間の感覚が曖昧になるような

不思議な出来事、それから少しして距離が戻りまた見つめ合う。

 

シノン・ツバサ

「「・・・はははっ」」

 

互いに笑いあって額をくっつけ、じゃれ合うように見つめ合った。

 

ツバサ

「なんだか・・・幸せな奴らだよな、俺らって」

 

シノン

「くすっ・・・そうね、幸せな奴らよ、わたし達って」

 

そしてまた2人の距離は無くなった。名残惜しい、そんな気持ちになってしまったから。

そんないい雰囲気だったのだが・・・・・?

 

リズベット

「おーい、大丈夫、あんたら・・・(汗。」

 

シノン

「うぅぅ~・・・・・」

 

ツバサ

「ゆ・・油断した・・・・」

 

あの後、様子を見に来たシリカとリーファが湯船でのぼせて浮かんでいた2人を

発見して急いで助け出し、今現在は2人にうちわで風を送ってもらっていた。

どうやら2人して甘い時間を過ごしていたはいいのだが温泉と自身の熱でのぼせ

てそのまま溺れかけるというバカップル極まりない醜態をさらすのだった。

 

リズベット

「あんたらもれっきとしたバカップル認定ね、こりゃ」

 

ツバサ・シノン

「「だ・・誰が・・・・ッ、うぅ~~・・・・」」

 

リズベット

「何から何まで仲がいい事で・・・やれやれね」

 

そんなリズの呆れた溜息が響いたある日のSAOの一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リズベット

「え~と突然ですがMC代行の2人が逃げ出して誰もいないのでわたし達が代行

 の代行を務めます~」

 

リーファ

「といってももうすぐ終わりですけどね」

 

進之介

「いいなぁ~、青春だな~ッ。あぁ~・・・俺もあんな甘酸っぱい青春送りたかった」

 

リズベット

「あんたはティアナさん、いるじゃない」

 

ティアナ

「はぁ?!なんでわたしが出てくんのよ!こんな熱血バカとペアにしないでよ!」

 

進之介

「誰が熱血バカだ、このツンデレ娘!!」

 

ティアナ

「誰がツンデレよ!?」

 

進之介

「だったらお前のツンデレ名場面集でも作って全国放映してやろうか、あぁん!?」

 

ティアナ

「あんたそんな事やったらどうなるか分かってんでしょうね・・・・?」

 

などと向こうでも痴話喧嘩を開始したのを見て溜息交じりのリーファとリズ。

 

リズベット

「まぁ~、そんなこんなで第五弾SAO&ライダー通信」

 

リーファ

「ここらでおひらきとなります、それでは」

 

リズベット&リーファ

「「まったね~~!」」

 

次回もお楽しみに。

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