アークギアス   作:カロリーメイトねこ味

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プロローグ 魔神 が 転生した 日

 光和2年。C.C.によって復活し、ジルクスタン王国の陰謀を阻止。そして自分の名を捨て、その日からL.L.と名乗りC.C.と共にギアスの欠片を回収する旅に出た。

 それから数年、各国を転々と放浪しギアスの欠片を回収、ある時はギアスを与えていた。そんな日々を送り、以前では考えられないような生活が日常になっていた。

 

 「ルルーシュ、ここで回収できそうな欠片はなさそうだ。明日には別のところへ移動するぞ」

 

 「ああ、分かった。なら今日は早めに宿を取ろう。...最近所持金が妙に減っている気がするがお前、余計に使っていないだろうな?」

 

 「さあな、何のことかさっぱりだ」

 

 この魔女と思いながらも付近にある宿を取り、まだ夕方ではあるが早々に床に就く。移動手段はどうすべきか、何処へ行くべきかと思考を巡らせた後、意識手放す。

 

 意識が戻り、重い体を起こそうとする。だが体が動かしにくいと同時に凍えるように寒いことに気付く、今いる地域は寒波とは無縁であったためC.C.による悪戯であると思い込む。

 朝日が昇る前に移動を開始しなければいけないというのに、呑気なヤツだ。

 

 「おいC.C.、寝起きに悪戯はやめろと言って...?」

 

 さっさと悪戯を辞めさせるために目を開け文句を言うとした。しかし暗闇で何も見えない、それどころか身動きが取れない程狭い場所にいると理解する。違和感を覚え、手で周りの壁を触り今いる場所を把握し始める。大きさ的に縦長の箱又は棺で、石材できたようなものに閉じ込められていることがわかった。目の前にあるであろう壁を力強く押してみると、微妙に動いたことから蓋であると理解しなんとか横にずらそうと奮闘する。

 やっとの思いで蓋を退かし周りを見る、予想通りと言うべきか当然そこは宿ではない。それどころか手術時に使うような医療機器があり一瞬病院と勘違いする。

 

 「ここは一体...現在使われている病院というわけではなさそうだ、放置されて随分と経つ場所だな。俺は廃病院にでも拉致されたのか」

 

 まずはC.C.を探すか、脱出を優先すべきか考えていると複数の足音がこちらに向かっているのが聞こえてきた。

 しまった、普段顔を隠すためのフードがない。相手が皇暦世代、つまり悪逆皇帝ルルーシュを知る人間だった時生きていることが世界にバレてしまう。ならばギアス【絶対遵守】を使い逃れるしか手段がないと扉を凝視する。

 

 「ここです!ドクターはこの部屋の中にいます!」

 

 予想に反して少女の声が聞こえてきた、そして何故このような場所に少女がいるんだという疑問も浮かび上がる。扉が開いたその瞬間、うさぎの耳を付けたバニーガールのような少女と目が合う。

 そして表情が一瞬曇ったが、次はこちらに対し手を向けてきて、明確な敵意を送ってくる。

 

 「貴方は誰で、ここで何をしていたんですか?正直に答えてください」

 

 後から来た者も武器をこちらに向けてくる、下手な言動をすれば殺されると感じ取れるほどに。刺激しないために両手を上げ、敵意がないことを示す。

 

 「俺の名はL.L.、目を覚ますと棺の中にいて、先ほど蓋を退かし起き上がったところだ」

 

 沈黙が流れる、10秒も経っていないぐらいなのに途方に暮れるほど長い時間と感じるほどに。

 そして突然少女が膝から崩れ落ちる、何が起きているのか困惑するが依然として武器を向けられているため行動ができない。

 

 「そんな...じゃあドクターは、一体どこへ...これからどうすればいいんでしょうか...」

 

 絶望したような、光を失ったような、未来が消えたようなそんな声が溢れる。初対面であっても彼女にとってドクターという人物は、人生においてなくてはならない存在だということがわかる。

 同時に彼女の気持ちが痛いほどにわかる、妹のナナリーを取り戻そうとした第二次トウキョウ決戦のあの日。結果的に生きていたが、フレイヤが発射され、トウキョウ租界の一部が壊滅したあの瞬間、全てに絶望した。何の為に頑張ったのか?と今までの行動を否定されたような感情。

 知っているからこそ、目の前にいる少女に言わなければならない。

 

      「違うな。間違っているぞ」




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そして書くの難しい、20話以上やってる人凄い
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