ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

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 講座が始まります。


アニスの魔法講座をすることになった件①

 「えええとアニス様・・・今何と?」

 ユフィがアニスに向けてそう聞くとアニスはこう答えた。

 「え?私が魔法を使えないのは精霊が私の魔力を好まないからって理由?」

 「そうそれです!」

 「「?」」

 アニスとベルは何だろうと思っているとユフィがアニスに向けてこう言った。

 「魔法を使えない原因なんて私は初耳でございます!そのような事聞いた事

ありません!!」

 「ああそれねえ、機会がなかったしそれにこんな事言ったところで徒に

騒がしちゃうだけだから知ってるのは父上がグランツ宰相と精霊とか魔法を研究する機関の重役さん程度だからねえ。」

 だからとアニスはユフィに向けてこう言った。

 「私達って見ているのが違うじゃん?だからこその認識の摺合わせなんだよ、

これから一緒に研究したりするからお互いの認識を合わせないと造るものも

作れないからねえ。」

 「・・・成程、理解いたしました。」

 ユフィがアニスに向けてそう言うとありがとうと答えてさてとと言ってアニスは

ベルに向けてこう言った。

 「あ、ベル君。ちょっと悪いけど黒板出すから手伝ってくれない?」

 「黒板って・・・何処にあるんですか?」

 ベルがそう聞くとあれだよと言うとそれをみて・・・ええと呟いていると

イリアはベルに向けてこう説明した。

 「其れもアニス様がお造りになったものです、一々黒板に書くよりも移動式にして

使えるようにしたいと言われまして造ったものです。」

 便利ですよと言いながらイリアはベルとユフィの紅茶を淹れるのを見てありがとうと

アニスはそう言いながらベルがキャスター付きの黒板を持ってくるとこう言った。

 「さて先ず大前提として私達の魔法は精霊の力を使う事で行使する事が出来る?

そうだよねユフィ君ベル君?」

 「・・・・君?」

 「ノリだよ!」

 「・・・・はあ。」

 いきなりの事でユフィは困惑している中ベルは一応ながらおおと言うとユフィは

アニスに向けてこう答えた。

 「ええとですが、魔法は世界中に点在しています精霊に働きかける事で私達の持つ

魔力を代価にすることで魔法と言う形を成しますが魔法の適性は=精霊と適合する

魔力性質によって成り立っていると教わっております。」

 「そう、そこまでは一般的な話なんだよね。けどその精霊と相性が良いかどうか

分からないけどそれは魔法の属性が得意かどうかって基準なんだよね?」

 「はい、学院でも私はそう教わっていました。」

 「その通りだよユフィ!けどね・・・私は其処からさらに一歩踏み込んだ認識

何だよ。」

 「踏み込んでいる・・・其れは一体何なんですかアニス様?」

 ユフィがそう聞くとアニスはユフィに向けてこう聞いた。

 「ユフィ?そもそもの話だけど精霊に適合する魔力ってどういう風な感じで

決めているのか分かるかな?」

 「・・・それは分かりません、体質や遺伝ではないかと言われる事しか私には

できません。」

 「ああ御免ねユフィ、ちょっとばかり意地悪な質問をしちゃったようだね?まあ確かに魔法の適性ってどうやって決まるかどうかは確かにそうかもだけど・・・

そうじゃない事もあるんだよねえ。」

 けどそれに対する答えが無いのもまた真実なんだよねえと呟きながらこう続けた。

 「それでは本題、何故私が使えないかだけど先ず私は精霊の気配を感じるどころか

存在とかも感じ取れません!」

 えっへんとアニスは胸を大きく前に出しながらそう言うとそれを聞いてユフィとベルは互いにどう言おうかと考えていると・・・アニスは更にこう続けた。

 「それでだけど、魔法を使うには精霊に対する祈りも重要となってる。どんな魔法を

使うかを明確なイメージを精霊に伝える事が必要になってくるんだけどユフィ

そこんところどうなの?」

 アニスがユフィに向けてそう聞くとそうですねえとユフィはこう答えた。

 「はい、魔法の認識を深めるために最初は詠唱を読み上げる事が推奨されています。

熟練者であれば詠唱等は不要となりますが大規模な儀式などには詠唱を読み上げなければ発動できません。」

 それを聞いてベルはへえと思っていた、ベルの世界の方の魔法はその全てが詠唱を

必要としており魔法は其の詠唱が無ければ発動できないのだ。

 「それでだけど私は精霊の気配が分からないのかだけどまず初めに私が感じたのは

『精霊とは何か?』からだね。」

 「精霊とは・・・ですか?」

 精霊は精霊じゃないですかと思っているとアニスは更にこう続けた。

 「精霊は世界が創世された頃からってなってるけど精霊は何?生き物??

自然現象の具現化なのかとかってユフィは精霊が存在する理屈や根拠を筋道立てて

説明できるかな?」

 それを聞いてユフィは困った様な感じでいるとアニスは更にこう続けた。

 「精霊は昔からいるしそれが当たり前って皆は疑問に思わないかもしれないけど・・・私にとって精霊は未知の存在であるからこそ私は調べていきついた答えの一つが・・・

精霊が魔法を使わしてくれるのは精霊にとって私達の魔力って・・・糧にもなるんだって事だよ。」

 「魔力が糧と言う事は精霊にとって私達の魔力を食料としているって事と

なりませんか?」

 「その通り!じゃあ魔力って何かなんだけど・・・何だと思う?」

 それを聞いてええととユフィは答えを出そうとするも其れが何のかを

考えようとして・・・アニスはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「答えは血液だよユフィ、そして魔法とは精霊に魔力と言う血液を与える事で

魔法と言う形を成す・・・つまり私達の世界の魔法は単純に零れ落ちた魔力と

その大本・・・魂と結んでいるからだよ。」




 Ⅱへと続く。
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