ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

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 魔剣での実技です。


実戦

 「これが・・・私のマナ・ブレイドですか?」

 「そうだよお!要求通りにマナ・ブレイドを魔杖としての機能を+させただけじゃなくて刀身は精霊石を練り混ぜさせた合金で魔力導体に!!接合して精霊石を

埋め込んだんだけれどまあそれは実際に使わないと分からないから先ずは実戦。

けど上手く行けば刀身に属性付与をする事を補助できるだけじゃなくて普通に魔法を

使う際にも補助できる正に贅沢品!?いやあ私もだけど鍛冶師の人達にも

苦労掛けちゃったよお。」

 そう言うとユフィはこれをと言って手に取って使い心地を感じていると

ああそれとと言ってアニスはユフィに向けてこう言った。

 「先ずは微調整する事で魔杖としての機能とマナ・ブレイドとしての機能を試すから

先ずは中庭に行って・・・ああその前に防護手袋を出さないと!」

 「あ、アニス様お待ちください!そんなに急がなくても!!」

 ユフィはそう言ってアニスを掴もうとすると・・・アニスがユフィの手を掴んで

其の儘走って行くのを見てええとと言ってベルも勉強道具を片付けさせて

アニス達のいる場所に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして中庭に辿りつくとアニスはユフィに向けてこう言った。

 「そんじゃあベル君もだけど先ず元々マナ・ブレイドとは何のためかについて

説明するねえ。」

 それを聞いて一体何なんだと2人共そう思っているとアニスはこう答えた。

 「元々マナ・ブレイドは魔法を使う人間に於いて最も初歩的な魔法なんだ、だけど

それを使うとなると狭い場所では使いにくくてそれにマナ・ブレイドその物の力は弱い。それにそれを使うと両腕をマナ・ブレイドの形成に利用しないといけなくなるからそれを片手でも扱えるようにするって名目で造ったのがこのマナ・ブレイドって訳。

こいつのおかげで今じゃあ騎士団にも重宝されるんだよねえ。」

 アニスがそういいながらユフィ専用のマナ・ブレイドを見るとさてと言って

こう続けた。

 「私がマナ・ブレイドを造った理由が分かったところで早速使って見よう!」

 アニスがそう言うとではとユフィがマナ・ブレイドを手に取るとナニカ・・・

今迄感じた事もない奇妙な感覚がユフィの中で響き渡った。

 この感じが何のかの疑問もその抱いていた思いも何もかもが搦め捕られて

自分の中に埋没されていく・・・心が落ち着く感じを。

 「(決して深いじゃない・・・其れよりもむしろ心地よくて・・・ナニカが

一体化していく感触です。)」

 そう思いながらマナ・ブレイドに魔力を注いでいた、まるで自分の体の一部で

あるかのように・・・魔剣が喜びに震えるかのように・・・その中心は精霊石。

 「アニス様、ベル君。魔法を撃ちますので離れていてくれませんか?」

 「ああはい!」

 ベルがそれを聞いてすぐ様に離れるとアニスはそれじゃあなと言ってこう続けた。

 「あそこにある訓練用の的があるじゃない?あそこ目がけて撃ってねえ。」

 アニスがそう言うとではとユフィは魔剣の切っ先を向けると魔法の行使に必要な

イメージを思いついていた。

 「(先ずは明確なイメージ、イメージは火。そしてそれを精霊に向けて捧げる事、

その後は脳裏に魔法を描いて・・・そして収縮!)」

 そう思っているとユフィの魔剣の切っ先に揺らぎが生まれていきそして・・・放った。

 「(祈り、願い、望み、ここに、精霊に輪が魔力を捧げ形と成さん。生み出すは

焔の珠!)」

 「『ファイアボール』!」

 その言葉と同時に剣先に炎の珠が現れてそして放った。

 炎の珠は其の儘的に当たって燃えたのだ、着弾したのを見届けたユフィはほっとして

緊張していた体から力が抜けた。

 「凄い・・・凄いですよユフィさん!」

 ベルはそう言って眼を輝かせているのを見てそうですかとむず痒い感じをしていると

アニスはほほおと言ってこう続けた。

 「おー、凄い凄い。どうだったユフィ!今の感触!!」

 そう聞くとユフィはそうですねえと言ってこう続けた。

 「とてもスムーズです、魔杖の媒体としては私が使った事のある物の中で

最高の一品だと思います。それに精霊石の細工の御蔭か精霊を知覚する感覚が

高まるように感じました、御蔭で魔法行使のイメージがしやすかったです。」

 「それは良かった良かった!」

 アニスは沿おう行って満面の笑みを浮かべているとそれではと言ってこう続けた。

 「えと、では次に魔剣としての機能も試してみます。」

 そう言うと今度は正眼に剣を構えて剣に魔力を注いでいく。

 「(込めるのは水、水が渦巻くように・・・刀身を纏わせて・・・これです!)」

 そう思って魔剣に魔力を込めた。

 「刀身形成・・・『ウオーターブレイド』!」

 その言葉と同時に魔剣が水を纏ったのだ。

 それを見たアニスはうおおおおお!と興奮するとユフィはそれを見てこう言った。

 「これは何と言うか・・・面白いですね。」

 「私がやってもあんな形にならなかったのにやっぱり凄いよユフィは!」

 「あ、アニス様級に飛びつかれては危ないです!」

 ユフィがそう言うもアニスはずっと抱き着いたままであったが暫くすると・・・寝息が聞こえたので何だろうと思っているとアニスが・・・ユフィに抱き着いたまま

寝ていたのだ。

 「全く・・・この人は。」

 ユフィはそう言ってアニスに膝枕させて眠らせるとこう呟いた。

 「膝枕なんてアルガルド様にもしたことが無かったのですよアニス様?」

 そう言いながら頭を撫でているとユフィはこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「貴方が羨ましいですアニス様。」

 その暖かさと輝きが・・・眩しくてと思いながらユフィはアニスと共に寝かせていると何やらベルがシーツを持って来たのでありがとうとユフィはそう言って・・・

暫くの間寝かせていた。




 次回はこれの続き。
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