ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ? 作:caose
「・・・あ、れ?」
ユフィが目を覚ますと既に外は真っ暗であった、部屋にともっているのは魔道具で
作られたランタンの様な形状から淡い光が見えた。
既にアニスがいなくなっていた事から恐らく相当の時間が経過したことが伺えた。
「・・・喉が渇きました。」
ユフィはそう言ってベッドの傍にアル備え付けテーブルの上にあったコップに手を取って水の魔法で水を出してコップに入れるとそれを飲むことでユフィは喉を潤して
何をするべきなのかをベッドの上で考えている中・・・扉が開いたので見てみると
そこで目にしたのは・・・イリアがそこにいたのだ。
如何やら軽い食事を持って来たのであろう食事のある台車を持っている
ベルの姿も見えた。
「お目覚めでしたかユフィリア様。」
「イリアさん・・・私はその・・・どれだけ寝ておられたのでしょうか?」
ユフィがそう聞くとイリアはこう答えた。
「ほぼ半日でございます、姫様もおっしゃっておられましたが気疲れが
大分出てきたようでございます。環境の変化に加えて心境の変化も加わったので
ございましょう、姫様も心配しておられておりましたが・・・
どうかご自愛をして下さいユフィリア様。今のあなたは姫様にとってもですが・・・貴方はまずご自分を大切にしないといけません。」
「あの・・・ユフィリア様、僕も自分を大切にして欲しいです。ある意味僕も自分の事を大切にしませんでしたけど・・・僕は目の前で苦しんでいる人を放ってなんて
したくないです。」
2人の言葉を聞いてそうですかとユフィは2人に向けてこう言った。
「・・・後日その・・・お礼を伝えたいと思います、そしてイリア、ベル・・・
貴方達にも感謝を。」
「恐縮でございます・・・・ナニカお茶でもご用意致しましょうか?」
イリアの言葉を聞いて暫く逡巡して・・・ユフィはこう言った。
「・・・でしたらその・・・宜しくお願いいたします。」
それを聞いてイリアは設置されている保温ポットに魔力を注いで起動させる間ユフィはその光景を眺めていた、するとイリアはそんなユフィを見て何かと聞くとユフィは
いえ特に何もと答えたのでそうですかと言ってイリアはユフィに向けてこう言った。
「では私が何か喋りたいのでどうか話題を振ってください。」
「・・・・はい?」
なんつう無理難題だとアニスがいれば間違いなくそう言うであろうこの光景に
ベルはええとと思っていると丁度いいですねと言ってイリアはベルに向けてこう言った。
「ベル、貴方も入りなさい。」
「ええと・・・宜しいのでしょうか?」
「ええ、丁度良いので貴方も入りなさい。」
イリアの言葉を聞いてベルは良いのかなと思いながら中に入るとさてとと言って
イリアはベルに向けてこう聞いた。
「ベル、貴方は私を見て幾つか分かりますか?」
「「?」」
それを聞いてベルもだがユフィもええとと思いながら・・・ベルがこう答えた。
「アニス様とはそんなに歳離れて無さそうだから・・・20くらいですか?」
そう聞くと成程と言って・・・こう答えた。
「私は今年で27となります。」
「「!」」
それを聞いてベルどころかユフィですら目を大きく見開いて驚いているとイリアはこう説明した。
「これもまた魔道具における恩恵です、私に何時でも若いままでいて欲しいとか
言ってきまして作られた魔道具を使うおかげでこの見た目となりました。さてと・・・
ユフィリア様貴方については中々の重症ですね。」
「重症・・・私がですか?」
ユフィがそう言うとそうですと言ってこう続けた。
「ええ、昔の私を思い出すようで背中アガむず痒くなります・・・
役割以外の事をするのは中々難しいですか?」
「・・・」
それを聞いてユフィはまるでナニカに思いっきりぶつかった様な衝撃を覚えて何故と思っているとまさかとユフィはイリアに向けてこう言った。
「そう言う方を引っ掛ける事についてあの人は趣味なのか因縁なのか
分かりませんがそう言う定めなのでしょうね。」
「・・・イリアはアニス様とどの様なご関係なのでしょうか?」
ユフィがそう聞くと主従関係ですかねと言うがいえと・・・ユフィがイリアに向けて
こう言った。
「其れに至りましてはその・・・不敬なのでは?」
「あのお方は敬まわれるのが嫌いな性で御座いまして、私といたしましては心の底から尊敬したいのでございますが適度にふざけておかないと姫様も息が御詰まりになります。だからこそおふざけにおつきあいしているのでございます。」
ベルはそれを聞いてほわあああと何か尊敬しているかのような表情をしているがそれは違いますよとユフィは心の中でそう思っていた。
するとイリアはこう話し始めた。
「私は当時は型に嵌った様な人間です。」
「型に嵌った・・・ですか?」
「ええ、親の言う事に疑問を抱かずに親から玉の輿を狙えと言わればそうですし
支援をする事を引き換えに私を求めた好事家のご老人に嫁げと言われても疑問を
持とうとも思いませんでした。」
「これって・・・今その話する状況なのでしょうか?」
それを聞いてイリアはどう反応すれば良いんだろうと思っているとイリアは更に
こう続けた。
「其の為に私はこの城に来ましたがその時に出会ったのです・・・アニス様に。」
続きます。