ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

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 今回はあれが来ることから始まります。


厄災が来る。

 パレッティア王国の歴史は精霊と=となっている、初代国王が大精霊と契約し精霊を

友として、そして最強の力として人々を導く旗印となったのが建国の始まりである。

 そしてその偉業は今日まで至っている、だからこそ発掘される精霊石はありがたく

神の恵みの如くとして扱っているのだ。

 そしてそんな精霊石の採掘は上物であればあるほど自然豊かな奥地へと

向かわなければ取れずそうした自然の奥地には魔物・・・ベル風に言えば

モンスターであるがベルの世界とではある意味違うのだ。

 例えばモンスターとは魔石の質が違う、地上では生物として少しずつであるが魔石が

小さくなりダンジョンでは壁や至る所から生まれる事から大きさは上に行けば行くほど

大きくなり質もあるが・・・この世界では違う。

 魔物と言う動物とよく似た生態を持っており人類の脅威でもある、そしてそれらは魔法を使い尚且つ凶暴である事から精霊石の採掘は魔物の討伐とも相まっている。

 更に言えばこいつらは内容にもよるが・・・レベル1では即死間違いないレベルの・・それでこそミノタウロス以上がうじゃうじゃとおり魔石無しでも第7階層以降

16層までの実力を持ち魔石持ちであるならば・・・中層・下層レベルのモンスターが

うじゃうじゃと生息する正に「あれ?オラリオで冒険者しなくてもこっちでも十分に

強く成れるんじゃね?」が多く点在してある。

 これに伴い国は騎士団や冒険者を派遣させたりして魔物狩りや精霊石の採掘に

支援を出さなければならなくなるのだ。

 だが時として冒険者や騎士団は時として残酷なまでに自然が・・・魔物から

牙を剝く事となるが今がそれだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「畜生畜生!あんなの聞いてねえよ!!ああ畜生がーー!!」

 冒険者の中年はそう言いながら苛立ち混じりの辛い声を上げていた、

華々しい活躍事こそしていないが御年44歳と言う現役としては珍しい程の年長者だ。

 地味であるが堅実に・・・だが確実に功績を上げていた、これに伴い王国では彼を次の冒険者育成として彼の名が上がっている。

 だがそんな彼は現在採掘エリアとなっている『黒の森』、ここでは開拓が

進んでおりこの『黒の森』は新人冒険者の下積みや教育学習とかに使われている。

 『黒の森』は其の所以、背の高い木々が生い茂っており更に奥へと行けば行くほど

陽の光が差しこむ事もない暗闇が日中ある事がそれである。

 そしてその大森林を超えた先には未開拓地である山脈群が存在しているが

そこ以降は現役で上位の冒険者であっても立ち入ることが出来ないのだ。

 まあ採掘する事がメインである事からそこにはいかない中・・・何故そんな冒険者達がいるのかと言うと理由は新人教育である、『黒の森』がどういう所であるかを

教習するのが目的であるのにも関わらず彼らはまるで何かに追い立てられるかのように

森をつっきっている彼らは焦燥や恐怖と言った表情で歪んでいた。

 「り・・・リーダー!どうするんだよあれは!!」

 「どうもこうもねえよ!先ずは森に出てそれから騎士団とギルドにも報告するんだ!」

 若い冒険者が動揺して走りながら泣いているとベテラン冒険者はそんな彼を

 責しながらも動揺していたが若い冒険者は・・・ナニカにっ恐怖しながらこう言った。

 「「でも『あんなの』騎士団でもどうにかなるのかよ!」

 「そんなの人をかき集めてでもどうにかするしかねえだろうが!」

 「じぇど!」

 「それに『あんなの』がのさばらせてみろ!村どころか・・・街が・・・小国が

滅びちまうよ!」

 ベテラン冒険者はそう言いながらも自身の義務感と責任感で奥歯を砕いてしまいそうな勢いでベテラン冒険者は苛立ち混じりで・・・こう言った。

 彼らが恐れている・・・パレッティア王国に迫る脅威が・・・厄災が・・・

ベル達の世界でも最悪の種族が迫っているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『ドラゴン』なんて・・・冗談も大概にしやがれ此畜生がーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユフィがイリアの言葉を聞いて数日後、アニスは体調を戻した事からマナ・ブレイドを構えて体をほぐしていた。

 型稽古であるそれはアニスが騎士団から習った剣術に自身の今までの冒険者としての

経験から編み出された剣術を一通りやっていると・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うわあ・・・凄い。」

 「?・・・あれベル君?おはよう~~。」

 「お、おはようございますアニス様!あの・・・何しているんですかアニス様?」

 ベルがそう聞くとアニスはこう答えた。

 「ああこれね?私研究バッカしていると思ったでしょう?まあ運動も兼ねてこうやって武器の調整もしてるんだよねえ、どうしたの??」

 アニスがそう聞くとベルはこう答えた。

 「ああはい!僕冒険者してるって言いましたよね?」

 「うんそうだねえ。」

 「けどその・・・僕今迄ナイフとかしか持った事なくて其れにその・・・

武器の扱い方が全然でしたけど教えてくれる人がいなくて・・・どうしたら良いのかなと思うんです。」

 ベルの言葉を聞いてそうだねえとアニスはベルに向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「じゃあ私が教えよっか?」

 「ええ、良いんですか!」

 「うんまあねえ、教えておいて損は無いだろうし君もマナ・ブレイド使えるって

分かってるから・・・じゃあ・・・始めようか?」

 そう言ってアニスはベルに2振りのマナ・ブレイドの片方を渡して・・・

特訓と言う名のしごきが今始まった。




 次はユフィら辺からです。
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