ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

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 ドラゴンが刻んだのは・・・強い願い


ドラゴンを倒した件について

 『如何か・・・呪われておくれ。』

 ドラゴンの言葉と共に・・・アニスとベルの体に強い痛みと何かが頭と・・・

胸の向こうにある見えないナニカに直接刻むような感じであった。

 「アニス様!ベル・クラネル!!」

 ユフィリアがそう言って2人に近づくとドラゴンは首事頭を地面に倒れ伏すと

こう言った。

 『ああ・・・口惜しや口惜しや、お前達の果てを見れなきことに・・・なんとまあ・・・無念とも言える・・・ああ・・・如何か・・・如何か・・・如何か・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・我が刻みし力を持って苦しみ迷いそして・・・切り開いて欲しい。』

 ドラゴンはそう言って・・・息を引き取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アニス様!ベル・クラネル!!お二人とも!?」

 ユフィリアは2人が倒れたのを見て駆けつけると暫くして・・・アニスが目を覚ますとこう言った。

 「ユフィ・・・ドラゴンは?」

 「数分前に倒れました、恐らくは討伐したかと。」

 「そう・・・ユフィは聞こえた?ドラゴンの言葉。」

 「言葉?何のことですか??」

 ユフィの言葉を聞いて聞こえなかったのかなと思っていると・・・うううと・・・ベルが魘されるのを聞いて

アニスが声をかけるとベルはこう答えた。

 「だ・・・大丈夫・・・じゃないかもしれない・・・いたたた!」

 「当たり前でしょう!貴方はあれ程の重症の中戦ってたのです!!本来ならば砦に強制に戻らさなければ

いけない程の重症なんですよ!?」

 「す・・・すみません。」

 ユフィの叱りを聞いてベルは謝っているとユフィはこう続けた。

 「私が怒っているのは・・・貴女が自分を蔑ろにするからです。」

 「・・・へ?」

 「貴方はどんな思いであったとしても自分が無理をすればいいとか考えないで下さい、貴方に何かあると

悲しむ者がいます。アニス様、イリアさん、そして私に・・・貴方の神様と言うお方もです。」

 それを聞いてベルは・・・心の底から嬉しかった、自分を悲しんでくれる人などもういない。

 唯一の家族である祖父を喪ったベルにとって自分が消えたとしても悲しんでくれるような人はいないと言う

ある意味達観した思想に辿り着いていたベルにとって・・・今の言葉今迄の中で最も言われたかった

言葉だったのだ。

 「だからこそ生きるための最善を間違えないで下さい、今一瞬をどうやって生きれるかを考えるのも

また必要な事なのですから。」

 それを聞いてベルははいと答えると・・・さてととアニスはベルに対してこう言った。

 「其れじゃあさあ・・・ドラゴンの魔石を取ろうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アニスと共にドラゴンの魔石を取ったがそれはまた巨大な・・・魔石であった。

 ベルの世界であればヘスティアファミリアで現在はベル一人であるが為今後470年間の税が

一括で支払われる(ロキやフレイヤの所ならば約40年間)計算になる程の巨大な魔石が心臓と共に

見つかったのだ。

 「ほわああああ・・・大きい・・・ですね・・・。」

 「これは・・・どうやって運びましょう。」

 ユフィは引き攣った表情でそれを見ていた、何せ通常の魔石でもアニスの顔クラスはあるのだ。

 其れがドラゴンクラスともなればその大きさは正にちょっとした大岩位であり重さだってそれ位は

間違いなくある為どうやって運ぶかを考えていた。

 すると遠くから・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アニスフィア王女殿下ーー!ユフィリア様ーー!ベル・クラネルーー!」

 パカラパカラと馬の蹄の音が聞こえるのを感じたアニスは運搬はあっちに任そうと考えるとアニスは

ユフィに対してこう聞いた。

 「ねえユフィ・・・スタンピードのモンスターは?」

 「既に殆どが討伐、残った僅かなモンスターは森に戻りました。」

 「そうかあ・・・じゃあちょっとばかし眠るから・・・後で起こして・・・・。」

 アニスがそう言って・・・眠りにつくとユフィはアニスに対して・・・笑みを浮かべてこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・ホントウニお疲れ様です、アニス様。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後にパレッティア王国ドラゴン強襲未遂事件とも呼ばれたこの戦いはアニスの冒険者としての名前を

高める事となりそして討伐者にはユフィとベルの名前も刻まれた。

 この冒険はベルにとって冒険者にとって・・・ソシテ人間性と・・・レベル的な1歩と繋がった。




 次回は第1巻のエピローグ的な所です。
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