ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

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 オルファンスの言葉


オルファンスがアニス達に伝える件について

 「お前達について説明しよう。」

 オルファンスの言葉を聞いてアニス、ユフィリア、ベルが姿勢を正すとではまずと言ってアニスを見てオルファンスは・・・はあと溜息交じりでこう言った。

 「幸か不幸か分からぬがお前達が飛び出さなければ被害は拡大していることに

ついてなのだ、」

 「「「?」」」

 それを聞いて一体何がだと思ているとオルファンスはこう答えた。

 「本来ドラゴンの討伐に対してのセオリー・・・まあ早々なくて通常ならばだが、

ドラゴンの魔力切れを狙うしか道は無かった。お前のように魔力刃を主武装として至り

飛行能力を持つ魔法道具があれば良いのだがそれをどちらも持っているのはアニス

お前だけだ。おまけに場所が場所なだけに被害を抑えるという点においてはお前達の行動は結果的に最善だったという訳だ、ベル・クラネルがドラゴンと戦った際の情報だが

ドラゴンは各部位に魔力障壁が常時展開されていて突破するには大出力の魔法が

必要不可欠だと言う事が分かった。だからこそ時間稼ぎではなく短期決戦で倒した

お前達には何かしらの恩に報いらなければいかんだろうが・・・このバカ娘!

よくもまあ事態を引っ搔き回した物だ、おまけにユフィリア嬢だけではなく

ベル・クラネル迄加えてからに。」

 「「待ってください王様・オルファンス陛下!これには理由が」」

 それを聞いてベルとユフィが互いに反論しようとすると待てと言ってこう続けた。

 「儂が言いたいことが分かるかアニス?」

 「・・・言いたい気持ちは分かりますがですがソレデ助かる人間が少しでもいると

するなら」

 「確かにそうだな、そこに至っては褒めたいところだがお前の立場ではそうもいかんし

何よりも・・・お前アルガルドの障壁となってしまったのだぞ?」

 「え?何でアル君が出るんですか??」

 意味わからんと言わんばかりに首を傾げるとああそう言えば知らなかったなと

オルファンスは頭を掻きながら・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アルガルドがドラゴン討伐に強く参加を希望したのだ、王子の身でありながらも

ドラゴン討伐に加わり立ち向かう事で先のユフィリア嬢との結婚破棄を大々的に

したことに対しての落とし前だとか言ってな。」

 それを聞いてアニスは・・・え、まじ?とか言ってこう続けた。

 「父上もしかして私・・・完全にアル君の思惑を潰しちゃったって訳ですが。」

 「然も真っ向からな、其れだけではなく今のはベル・クラネルについても加わる。」

 「え?僕ですか!?」

 一体何でと言うと当たり前だとオルファンスはベルに対してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お前はアルガルドよりも1、2つ年下の14歳でドラゴンの右目を穿ったのだ、既にお前に対して王国が知れ渡っておるぞ。」

 「ほあああああああああ・・・。」

 ベルはそれを聞いてそうなんですかと言って驚いているが不味いぞと

オルファンスがそう言うので何でですかとアニスが聞くとオルファンスはこう答えた。

 「ベル・クラネルには我が国の戸籍が無い、それどころか異世界から来たなどと

分かれば貴族からすれば恰好の獲物だ。戸籍が無いなら自身の養子として

引き取る事も辞さんだろうな。」

 「そ・・・そんなの僕困りますよ!」

 「困るが仕方あるまい、お前達は遣り過ぎだ。おかげでアルガルドは謹慎に逆戻りし

アニスに対しては真っ二つの意見、ベル・クラネルに至ってはお前の存在は正しく

貴族界隈から見てとんでもない爆弾だ。」

 オルファンスがそう言う中私に対しての真っ二つの意見て何と聞くと・・・

イリアとユフィが互いにこう答えた。

 「恐らくですが前者は独断専行した頭が完全に狂っている奇天烈王女でしょうね。」

 そして後者はとユフィに目を向けるとユフィはそうですねと・・・こう答えた。

 「たった一人でドラゴンの討伐に立ち向かった勇敢な王女・・・と

言った処でしょうか。」

 「まあおおむねその認識で良いだろう。」

 オルファンスがそう言う中ちょっと待て!とアニスが止めるとオルファンスに対して

こう言った。

 「ユフィはまだ許せるって言うか完全に褒めているんだけどイリアのあれは

如何かと思いますけど!!」

 そう言うとオルファンスはアニスに対してこう返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「いや、寧ろそっちの方がしっくりくるわい。」

 「しっくりさせないで下さいよ!」

 そう言うがまあそんなもんだろうと言って更に反論しようとして・・・あの事を

思いだした。

 「ソレデですが父上・・・スタンピードでの被害はドウでしたか?」

 そう聞いてきたのだ、今回の戦いは正に死力を尽くした戦いだと言わんばかりの

戦いだ。死人だってバカにならないと思っているとオルファンスはこう答えた。

 「死亡者は騎士が2人、冒険者は若手含めて12人。重傷者は騎士が12人、冒険者は玄人が8名だな。」

 「そうですか・・・そんなに被害が」

 「阿保いうなお前達、お前達は英雄でもなく何でもできる神様ではない。それに

スタンピードのモンスターに加えてドラゴンでこの程度の死傷者ならば無きに等しい。」

 だからとオルファンスはアニスとベルに対してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「自分を責めるな、お前達が自分を責めても死した者は生き返らんのだ。

今は生きている事を噛み締めて次に生かすべきだろ?」

 そう言う中アニスはそうですねと言うと・・・其れはそれでですがとアニスは

オルファンスに対してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ドラゴンの素材は私が倒したから私の物ですよね!?」

 「其れが目的だってのは知っておったが今それ言うかこんなしんみりした時でって

言うがお前あれがどんだけの価値なのか知っとんのかこのバカ娘がーー!」




 次回へと続く。
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