ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ? 作:caose
アニスはぐぬぬとまるで何かから耐えるかのように唸っていた、無論ユフィリアを庇うと決めた以上アルガルドとは敵対関係になるわけだがここでアニスが表舞台に立つと
アニスが王位継承権を放棄していても対立。
更に言えばドラゴン討伐まで成し遂げた以上更にお株が上がってしまい
王位継承権復活というこの7文字が過りしかもその理由がユフィリアの名誉回復と言う
美談が+され話題背は今や青天井知らずである。
悪目立ちし更には高評価・・・今のアニスにとっては最もいらないと言って捨てたい
代物だが・・・まあ自業自得としか言いようがない。
するとアニスは・・・溜息付きながらこう言った。
「はあ・・・嫌だと言っていられないなあ。」
「アニスフィア王女殿下、今回の1件については貸しと言うのはドウでございましょう?」
「貸し?」
「ええ、今回の事とアルガルド王子の失態と合わせて貴方にすり寄ろうとする輩が
出ましょうからベル・クラネルと一緒にして手を打ちますので・・・2つ分貸しを
作ってもらいます。」
「それってさあ・・・何時か返せって事?」
アニスがそう聞くとええちゃんと返してくださいと言うと更にこう続けた。
「ベル・クラネルに対してですが陛下・・・私に一考がありますが宜しいでしょうか?」
「何だ?」
言って見よというとではとグランツはその一考を話して・・・
「な・・・何ですか其れ――――――――――――!」
ベルが大声で驚く結果となった。
「むむむむ無理ですそんな事!其れにアニス様程でしたらそう言う人たちは」
いますよねと言って全員が・・・そっぽ向いたのでええっとと聞くとアニスは
こう答えた。
「私の研究・・・魔学は前に言ったように秘匿性が高いものだから何と言うか其の・・今迄いなかったんだよねえ。」
アニスがそう言いながら笑っているのに対して・・・イリアが違いますよと言ってこう続けた。
「日夜ついてこられるのが嫌なことに加えてこの様な頓智黄な事を平然とする
お方ですよ?並大抵な人間では明らかに力不足です、その為か同性でもなり手が
いない事からそう言うのはいませんし先ほどアニス様が仰っていたように魔学は
劇薬です。下手して外部に漏れればそれでこそ取り返しがつかなくなりますので
出来るだけ信頼できる人間が必要でした・・・ですがグランツ宰相閣下のご提案でしたらベルは条件を満たしておりますし後はアニス様から扱いてもらえば何とか
なりましょう。」
「扱きですか?!」
「はい、扱きです。グランツ宰相閣下もおっしゃられていたでしょう?アニス様は
軍部に対して好意的に見られていると。扱くにはうってつけの環境です。」
頑張って下さいとの言葉を聞いてベルはアニスに対してこう聞いた。
「あの・・・僕でも良いんでしょうか?」
そう聞くとアニスはベルに対してこう・・・聞いた。
「ベル君、君はどうしたいんだい?」
「・・・え?」
一体何故聞くんだと思っているとアニスはベルに対してこう続けた。
「これは君の今後の未来に大きく関わる奴なんだ、だからこそこれは君自身で
判断すべきことだと思うよ?」
だけどねとアニスはベルに対してこう続けた。
「君がどんな答えを出したとしても私は口出ししない、これは君が考えて
そして描く君だけの物語なんだ。君自身が描くのなら私は何も言わないよ、
だからこそ君は君自身の意思で聞きたい。」
どうしたいと聞くとベルは暫く俯いて・・・こう答えた。
「僕は・・・神様の元に帰りたいと今でも思っています。」
「・・・・」
「だけどその方法は今でも分かりません、そして何よりも僕は・・・アニス様のお陰で僕自身が冒険者として何をしなければいけないのかを学びたいんです!だから僕を」
そうの続きを言おうとした瞬間にガタガタと窓から風の音が聞こえるが全員は
ベルの言葉を聞くと・・・アニスは笑顔でこう答えた。
「其れが君の決めた事なら・・・好きに生きなさい。」
「あ・・・ありがとうございます!」
頑張りますとそう言うとそれではとオルファンスはイリアに対してこう言った。
「イリア、貴様はベルに少し社交辞令を学ばせておくれ。今後必要になるで
あろうからな。」
「畏まりました。」
「そしてアニス・・・貴様には罰があったな。」
それを聞いてええととアニスはそっぽ向くがオルファンスはこっち向けと言って・・・その内容を言った。
「貴様の罰は今回の火消しで今度開かれる祝賀会の強制参加だ!ドレスから振る舞い迄王女としての責務を果たせ!!」
「うえええええええええ!祝賀会で主役だなんて嫌だああああああ!」
「駄々をこねるなバカ娘!そしてその場でユフィリア嬢を正式にお前の
助手となった事を公表させる!!ユフィリア嬢!アニスのマナーについてしっかり
見張っとれよ!?こ奴は直ぐに逃げるからな!」
「畏まりました陛下。」
「ああああああああ嫌だあああああああああ!マナーの復習とか嫌だああああああ!」
「其れとダンスも覚え直させる!王族として恥ずかしくない程度にみっちりと
扱かれろ!」
「いーーーーーーーーやーーーーーーーーーーーだーーーーーーー!」
アニスの断末魔めいた抗議の声は暫くの間響くがこの後もアニスはユフィ、
ベルはイリアからみっちりと扱かれる事と相なったそうだ。
次回は・・・祝賀会です。