ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

53 / 53
 宣言です。


ベルの宣言

「君は・・・アニスの騎士になるとしたら如何にしてそれを成し遂げたい?」

 オルファンスはベルに対して真剣な表情でそう聞いた、何せいつ戻ってしまうか

分からないだけではない。

 ベルが騎士となった以上アニスの身の回りの安全だけではない、騎士は

主の剣であり盾としてだけではなく時には秘書としての仕事も成し遂げなければ

ならないのだがベルは元々そう言う事などしたこともない。

 ならばどうするべきかと思ってベルに対して何をするべきなのかと考えていると・・・

ベルは暫くしてこう答えた。

 「僕は・・・今迄地図にもならない村でお爺ちゃんと過ごしていました、そこで

毎日朝から夕方まで農業とかしたり遊んだりしていましたけどそのお爺ちゃんが亡くなって独りぼっちになって僕は知識とかそう言うのが無いんです。」

 「ふむ。」

 「だから僕は騎士になったとしても迷惑をかけてしまうかもしれない、其れに

今迄勉強とかも字を読むことしかなかったんですけど・・・其れでも僕を騎士として・・・アニス様やユフィリア様、皆に何かお手伝いすることが出来るんだったら・・・

僕は騎士になって少しでも恩返ししたいです。」

 ですからとベルはアニスに頭を下げてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「僕を・・・アニス様の騎士にさせて下さい。」

 そう言うのを聞いてアニスは了承して・・・今に至る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして今に至る。

 そしてオルファンスはアニスに対してこう言った。

 「アニスフィアよ、此度の功績は見事の一言に尽きる。だがお前には王族としての

責務を疎かにしてしまった事から手放しには褒めれない(お前が先んじて向かったから

私は疲労困憊だよ)事が惜しい、其方は今後王族としても相応しい振る舞いを

心掛けるようにせよ。」

 「この体に流れる王族の血に恥じぬよう務めて参ります。」

 「その言葉が偽りとならぬように励むが良い、だからこそ改めて言おう・・・

大義であったぞアニスフィアよ。お前が所望していたドラゴンの魔石はお前の物だ、まあ全てとは言えぬがドラゴンの素材も受け取るが良い。」

 そう言うとオルファンスは騎士達に指示を出して暫くすると・・・扉が開いて

出てきたのは巨大な何かを包むための布を覆ったナニカが橇と共に出てきたのだ。

 そしてオルファンスが布を取って出てきたのは・・・ドラゴンの魔石の一部であった。

 「アニスフィアよ!お前の望みとして所望していたドラゴンの魔石だ!!一部とはいえドラゴンの素材も受け取るが良い!」

 「(いよっしゃああああああああああ!!)」

 アニスは内心そう思いながら心の中で喝采を上げていた。

 そしてオルファンスは今日出席している貴族たちに対してこう言った。

 「今回我が娘アニスフィアの魔学の研究によって国難を脱することが出来た、

今後も我が国の為になる事を余は望んでいる。そしてユフィリアよ、

今後もアニスフィアの助手としてその手腕を振るってほしい。」

 「承りました国王陛下、アニスフィア王女殿下と共に正しき道を模索していきたく

思います。」

 「うむ、アニスフィアよ。お前がこれから歩む道は険しく未だ誰も拓いたこともない

未知数の世界。故に決して道を違える事無きように。」

 「しかと心に留めておきます。」

 「うむ、そしてベルよ。お前にはこれからもアニスフィアとユフィリアに於いて色々と守る事も諫める事も必要であろう、だがベルよ。お前は未だ幼い・・・だからこそお前は多くの人を頼れ、そして頼ったものはお前を頼りそうやって人は和を築けるのだ。

その事を努々忘れるでないぞ。」

 「ハイ!この心に確かに刻ませて頂きます!!」

 「良かろう・・・では皆の者!今日は宴だ・・・大いに楽しむが良い!!」

 そう言うと同時にアニス、ユフィ、グランツ宰相、そしてベルに対して多くの貴族が

集まり始めるとアニスに対して貴族たちはこう言った。

 「アニスフィア王女殿下、今回のご活躍お見事でございました。」

 「ありがとうございます。至らぬ身には過ぎたる賞賛で恐縮です。」

 「そんな事はございません、私からもご挨拶させて下さい。王女殿下。」

 「ご丁寧にありがとうございます。」

 次から次へと挨拶の声に答えるアニスであったがベルの方は・・・もっと凄かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「貴方がアニスフィア王女殿下の騎士ですね、未だお若いのに素晴らしい

ご活躍ですね。」

 「あ・・・ありがとうございます!ですが自分よりもアニスフィア王女殿下の方が

素晴らしかったです、ドラゴンを相手に真っ向から挑むのですから。」

 「いいえそんな事はないですぞ?我が家にも貴方よりも歳が上の子がいますが

貴方の様に勇気はありません。」

 「は・・・はあ。」

 「そこでドウでしょう?家には貴方と同じくらいの年齢の娘がいるのですが一度

お会いに」

 「お待ちくださいでしたら我が家の娘を」

 「いいえ私の娘の方が」

 「あ・・・あわわわ。」

 ベルは其れに対してどうしようと思っていると・・・グランツが助け船を出した。

 「すみませんが彼は如何やら人酔いをしたらしいのでこれで。」

 グランツがそう言うとベルに対して耳打ちしてこう言った。

 「君はアニス様の方に行くと良い、今の君は騎士としてこのパーティーの中でも

アニス様のお側を離れるわけにはいかないからな。」

 グランツがそう言うとアニスを見つけようとベルは其の儘立ち去って行った。




 次回はアニスの方。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

とんでもスキルでダンジョン放浪メシをするのは間違っているだろうか?(作者:有頂天皇帝)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

何故か異世界に召喚されてしまったベル・クラネル(当時5歳)。同じように巻き込まれたムコーダと共に異世界を旅するのだった。▼5歳という幼さでありながらムコーダの従魔であるフェルを筆頭にした戦闘狂兼飯好きな魔物たちのおかげでとんでもなく強くなったベル。元の世界に戻ってからも義母や両親のいるファミリアの仲間たちによって鍛えられより強くなってしまった。家族と再会しよ…


総合評価:1432/評価:6.93/連載:22話/更新日時:2026年08月03日(月) 12:46 小説情報

最凶のゼロと運命の女神(作者:鵲くん)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

一影九拳、八皇断罪刃の全員のテストケースとして一人の弟子が居た…その男は最強だが…その実力は最強と言うよりも…▼一影九拳と八皇断罪刃の全員から教えを受けた、達人がダンまちの世界に来たら…って話です、一応原作開始四年前からスタートします。▼どうしても思いついた設定覚えてる内に書きたくなったので…▼ゼロ魔の方も続けていくので勘弁してくだしあ▼合う合わないの癖が強…


総合評価:1020/評価:7.33/連載:33話/更新日時:2026年09月08日(火) 20:00 小説情報

草喰みの白兎(作者:リヴィドーカリェー)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

 これは、一人の少年の物語。▼ いつまでも続くと思われた静穏の時に訪れた、少年の心を深く傷つける出来事。▼ それが嫌で、悲しくて・・・許せなくて。▼ ───少年は、癒しをもたらす者となった。▼ ※この作品は白兎の『家族』が『絶対悪』を選んでいないこと、またオリキャラさんの影響もあって、かなり『暗黒期』の歴史、及びキャラの人生が変わっています。▼ 特にダイスの…


総合評価:2267/評価:8.79/未完:78話/更新日時:2026年08月17日(月) 15:01 小説情報

強欲の旅人は神の恩恵を受けない(作者:ルクエリシオン)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

キャスとの戦いの最中、混沌の裂け目に呑まれたバンは、神々と迷宮の世界へ辿り着く。▼そこは、神の恩恵によって人が強くなり、ファミリアに属する冒険者たちが魔石を求めて戦う世界だった。▼だが、バンは神の恩恵を受けない。▼ステイタスもない。▼ファミリアにも属さない。▼それでも彼は、飯を食い、酒を飲み、気に入らないものをどかしながら旅をする。▼魔石より肉。▼名誉より酒…


総合評価:1402/評価:7.67/連載:117話/更新日時:2026年09月03日(木) 12:10 小説情報

ダンまち世界に闇の福音に転生して人類を導くのは間違っているだろうか(作者:魔法少女(偽))(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

令和を生きたアニメやマンガが好きで多少の武道の心得がある社会人がトラ転して前世の武術やアニメの技術を教えたりして色々やらかしたり助けたりして超有名人になっていく▼※他作品のキャラや武器が登場したりします


総合評価:1325/評価:6.94/連載:14話/更新日時:2026年07月16日(木) 09:45 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>