ダンジョンが異世界と繋がりそうなんだけどどないしましょ?   作:caose

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 アニスが物申します。


失敗を帳消しするために出来る事を物申す件について

アニスがオルファンスを落ち着かせるために魔導式ポットで温かくさせ直してから紅茶を淹れるとグランツがお待ちをと言って自分が淹れますと言うがアニスは

良いよ良いよと言ってアニスは其の儘紅茶を淹れて席に座るとさてとと言って

話を続けさせた。

 「そんじゃあユフィリア嬢に関してだけどさ・・・今凄いピンチなんだよねえ。」

 「済まなかったユフィリア嬢!グランツ!!儂の見立てがガバガバであったがために

この様な」

 「陛下ともあろうお方がそう簡単に謝罪を口にしてはなりません・・・

そうであるなユフィリア。」

 「・・・はい、お父様。」

 グランツは土下座するかの如く椅子の上で頭を下げるがグランツは静かに首を

左右に振らせると・・・廊下の向こう側から声が聞こえた。

 「陛下、イリアでございます。医者と共に参りました。」

 「おおすまんすまん、入ってくれ。」

 オルファンスがそう言うと城の医者と共にイリアが入ると窓の惨状と共に

アニスを見て・・・はあああと溜息付きながらアニスに向けてこう言った。

 「アニス様、等々やってしまわれましたか?窓から突入したとなれば陛下、

医者などはいらないでございませんか??」

 「不敬だよイリア!父様聞きましたか!!今の完全に不敬ですよねえ!?」

 そう言うがオルファンスはアニスに向けて・・・何言っとるんだと言ってこう続けた。

 「寧ろ儂の代わりに意見してくれるだけお前にとってはいい薬であるが。」

 「酷いよ酷いよ皆酷いよ!私の事なんだと思ってんの!!」

 アニスが全員に向けてそう言うとオルファンスはこう答えた。

 「ああ・・・

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・儂の胃と頭を破壊しまくる魔王候補?」

 「誰が魔王ですか誰だ!」

 アニスはオルファンスに向けてそう言うが当の本人はしれっと紅茶を啜っていた。

 ぐぬぬとアニスはオルファンスを睨んでいるが話が続かないなと・・・アニスは

グランツに向けてこう言った。

 「グランツ公宜しいでございましょうか?」

 「何でございましょうかアニスフィア王女?」

 「今現在ユフィリア嬢は突然のことで前後不覚に陥っております、ですから

グランツ公はユフィリア嬢に対して少し柔らかく接してあげてくれると

ありがたいのでございます、それにユフィリア嬢も・・・突然のことで

驚かれておると思いますがもっと気を楽しておいて良いんだよ?私もだけど

この部屋にいる皆が私の味方なんだから。」

 だからねと言うとユフィリアはアニスフィアに向けて顔を上げて

何を言っているのかという表情になっているがアニスフィアはユフィリアを

怖がらせないように網を浮かべてこう言った。

 「さてと、先ずはお父様に合わせるために情報整理しなきゃね!」

 「お前が言うと何故だろうな・・・釈然とせん。」

 オルファンスがアニスに向けてそう言うとええと大声で悲鳴めいた声を上げて

こう続けた。

 「酷くないですかお父様!」

 「自業自得だ愚か者!まあ偶然とはいえユフィリア嬢を保護してくれたことに

対してだがお前が夜会に突撃した件を不問にさせるように努力しよう。」

 「ありがとうございますお父様!」

 其れを聞いてアニスフィアは打って変わってありがたく深々とお礼を言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「先ずアルガルドについてだ、あ奴は謹慎させるが問題は・・・その当時いた者達だがそっちも事情を聴いて王命として口を閉ざしてもらうように注意させる。だが問題は

それだけではない・・・そうだなアニス?」

 オルファンスがアニスに向けてそう聞くとそうですねと言って・・・ユフィリアに

目を向けるとこう言った。

 「ユフィリア嬢の今後・・・ですね?」

 それを聞いてユフィリアが肩をぶるっと震えるのを見てアニスは少し申し訳なさそうな表情となるがこればかりは今言わなければいけないと考えてあえて言ったのだ。

 ユフィリアの将来は完全に打ち止めだ、婚約破棄・・・それも王宮の・・・

王子の婚約破棄など国民からすれば嘲笑の的だ。それもその相手がユフィリアであると

するならば・・・更には生家であるマゼンタ侯爵家は侯爵の名に

恥じない功績をっ持つ名家ならば尚の事だ。

 一度袖にされれば今後の令嬢人生が暗礁に乗り最悪は結婚しない儘生涯を

過ごすこととなるだろうがそれはそれでマゼンタ侯爵家にとって最悪な内容だ。

 おまけにユフィリアの才覚は同年代の中でも出来が良い令嬢、礼儀作法・魔法・武芸は一流で然も見た目も申し分ない。

 美貌・佇まい・見た目に相応しい白銀の髪と白い肌、目つきは鋭いが威厳漂う

その風格が多くの人達から王族として認めて貰っているのにそれが破語された事から

何処にも嫁ぎ場所がなく他国など論外であろう・・・そんな中であっとアニスはある事を考えてオルファンスに向けてこう言った。

 「お父様!私に明暗がございます!!」

 「・・・何だそれは?」

 オルファンスはアニス野言葉を聞いてげんなりした様子であった、又何か

恐ろしいことを思いついたのかと思っていると・・・アニスはこう言った。

 「はい、現座のユフィリア嬢の立ち位置は微妙です!婚約破棄を突きつけられ

貴族令嬢として決して浅くない傷を負っており更にユフィリア嬢の才能から見て

次の婚約者・・・アル君以上となりますと先が見通せません!更に言えばユフィリア嬢がこの婚約破棄を諫められなかったことも要因の一つ!!」

 「お前・・・それだとユフィリア嬢にも責任の一端を背負う羽目に」

 「いえ・・・それは事実でございますから。」

 「まあ一度どでかい失敗をしまいましたが・・・取り戻す・・・つまりは

これを帳消しにする最優良の方法が一つだけあります。」

 「つまりお前は何言いたいんだ?はっきり物申せ??」

 オルファンスは速く言えと言わんばかりにそう言うと・・・アニスは胸を張って

こう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「では単刀直入に物申しましょう父上・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・ユフィリア嬢を私に下さいませ!」




 次回はこの言葉の意味。
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