【完結!!】Good Luck‼︎ EDGERUNNERS !!   作:持麻呂

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どうも初めまして。
持麻呂と申します。
良かったら読んでいって下さい。

サイバーパンクエッジランナーズを観てたら急に書きたくなって書いた、行き当たりばったりの小説ですが、なんとか最後まで執筆していきたいと思います。
どれだけ時間が掛かるかわかりませんが、良かったらお付き合いください。



ACT.1
第一話


 ある所にCyberpunk 2077をこよなく愛していたヤツがいた。

 どれだけ好きだったかと言うと、プレイ時間は軽く1000時間を越え全てのエンディングを見た上でサイドストーリーや細かい依頼、アイテムを全種類3個ずつ揃えるなんてアホみたいな事をするくらいだった。

 ソイツはある日、テレビで外伝作品のCyberpunk Edgerunnersというアニメを観て笑い、結末に涙した。

 その後ゲームがアップデートされ、2077にEdgerunners のキャラクターの足跡が追加された事で、登場キャラのショットガンで何回もアダムスマッシャーに御礼参りをしたりしていた。

 

 ソイツはアダムスマッシャーをいつものようにカーネイジGUTSで“ファック”した後に、もう何度目になるかわからないくらい考えた「この自分なら彼らを幸せにできるのになぁ」という自問をして、ある意味日課のようになっていたゲームをやめて、疲れに任せて眠りについた。

 まさか、起きたら本当にそうなる事になるとは知らずに…

 

 

ピピッ…ピピッ…ピピッ…

 

『…Good morning!! Night City!昨日の死亡者数クイズは…』

 

 うるさいな…もう少し寝かせてくれよ…

 せっかくの休みなんだからもう少し寝てたいんだからさぁ。

 

 どこかでアラームが鳴っている。

 面倒すぎて起きる気力が湧かない。

と言うか、休みの日にわざわざ決まった時間に起きたくなんてない。

 

ピピッ…ピピッ…ピピッ…

 

『…なんかワトソン地区でサイバーサイコとマックス・タックがガチンコバトル!そんでもって…』

 

 面倒でしばらく鳴りっぱなしにさせていたのだけど、延々となり続けているアラームにだんだんと腹が立って来た。

 

「はぁ、うるさいなぁ…いい加減にしてよ」

 

ピピッ…バンッ!!

 

 渋々起きて、目覚ましをバンと力任せに叩いたら、目の前でまさかの木っ端微塵になってしまった。

 

「うぇぁ!?なんじゃこりゃ!!」

 

 破片が飛び散ったのでびっくりして手のひらを見たら、自分の手のひらが知らない機械パーツで構成されているではないか。

 慌てて周りを見渡すと、妙に見た気がするような知らない天井と知らない部屋。

 声もなんだか自分の声じゃ無いような気がする。

 恐る恐る鏡に近寄っていくと、古代エジプト人みたいな髪型のプラチナブロンドに江戸紫に輝く重瞳のキロシ。

 寝る前までやっていたCyberpunk 2077のプレイヤーキャラクターVのキャラメイクそっくりの顔だった。

 

「な、なんで… 昨日は普通に寝てたはずなのに… しかもこの部屋、コーポプラザの自宅じゃないか」

 

 くるりと部屋の中を見渡すと、ぱっと見でもだいぶ高級そうな調度品が存在感を放っていた。

 だが、内装が正規版と微妙に違っている。

 

「これ、MODが当たってるやつだ」

 

 どうやら自宅の内装modが当たっているようだ。

という事は、寝る前に遊んでいたゲームには、かなりの数のmodが導入されていたので、もしかしたらそれらも適用しているかもしれない。

 などと考えていたら、突然、頭痛と視界にノイズが走る。

 

「ぐぁっ…!?なんだッ…!!」

 

 次の瞬間、脳内に大量の情報が爆弾のように投下されて様々な記憶がフラッシュバックする。

 あまりの情報量に痛むはずもない脳みそが痙攣している感覚に陥る。

 耐えられずに膝から地面に転がり、吐瀉物を撒き散らしながらのたうち回ることしかできなかった。

 

「がぁっっっ!?ウェッッ…」

 

 次々に脳裏に現れるもう1人の人生の追体験。

 ちゃんと情報を落とし込む余裕は全く無いけれど、どうやらこの身体の本来の持ち主の記憶のようだった。

 ゲームで遊んでいた最後のキャラクターと同じようにライフパスはコーポのようだが、半年ほど前にアラサカをどうやってかわからないが穏便に退職したらしい。

 それから半年間、この家でリパードクの試験勉強に明け暮れていたらしいのがわかった。

 その試験が無事に合格して嬉しさのあまりに神経ブースターを使ってハイになりながら、ウイスキーやらボリシェヴィキウォッカを浴びるように飲んで寝落ちしたのが最後の記憶だった。

 …そりゃあ、そんなことしてたら前世の記憶だとしても思い出すわ。

 なんとなくわかったが、どうやら今の自分の意識は、前世の記憶に引っ張られた人格らしい。が、記憶を思い出した事で人格がごっちゃになった感覚がある。

 

「はぁ…はぁ…まさか前世かぁ。私は寝たまま死んじゃったって事ねぇ」

 

 嘔吐物塗れになりながら地面に寝っ転がる。

あまりの倦怠感に動く気力もない…

 はぁ、つまりmodの変更点とかは転生特典って事でOK…??

 見慣れたUIがキロシを通した視界の左上で、バーが急速に回復していくのを見て考えるのをやめた。

 

「あれだけの頭痛と嘔吐で減ったのはスタミナだけか…」

 

 

 

 翌日、ゲロの臭気で目を覚まして、服を全部コーポプラザのオプションサービスであるクリーニングに出し、シャワーで全身洗い流してやった。

さっぱりした後に再度鏡を見る。

 最初見た時はパニック状態だったから気付かなかったが、髪型が髪型追加MODにあるクレオパトラみたいなやつだった。

 まぁ、現実なんだから髪型なんて無限大なんだろうけど…なんだかなぁ。

 ここまでコーポVの要素があるので、まさかと思って後耳介筋あたりにあるチップソケットを触るが、どうやら〈relic〉は刺さってないらしい。

 良かった…これで刺さっていたら、自分の今の人格を疑ってしまうよ…

 これを含めてだが、改めて再確認することが多くあることに気が付いた。

 

 まずは先立つもの。つまりエディーを確認しなければいけない。家は最悪なんとかなるけど、明日のおまんまが食べれるのかは最大の懸念事項だからね。

 

「…確かゲームだと最後は2億€$あったはずなんだけど…しっかりあるね」

 

 うーん、1€$が150円だとしても300億円かぁ…

 一個人のお財布に入ってて良い金額じゃないよなぁ。と言うか、前世を思い出した時点でmodやらの追加要素が加わったと思うのが正解なのか、はたまた今世の投資能力とかがめっちゃすごくて単にお金持ちなのか…

 なんか真面目に考えるだけ無駄な気がして来たぞ…

と言うか、こんなに大金を持っていたら死ぬまで何もしないで暮らせるな。

 

 どうやら、今世の私の年齢は20歳らしいし、サイバーパンクの世界だと全身クロームにすれば150年くらいまでは生きれるらしい。

 現に、アダムスマッシャーも結構な年齢だしな。

 

「まぁ、お金は無問題なのは分かった。歳も20歳のピチピチぼでーでおっぱいはデカいな」

 

 モミモミと自分のおっぱいを揉んでみるが、なんか虚しくなって来たのでやめる。

 

「それで、いまは一体何年なんだろうか??」

 

 そこで、右上に円形のマップと時間がUIとして出ている事を思い出して、意識して時間のところに合わせると、カレンダーが出て来た。

 

「使い方もわかるな…今年は2072年か。と言うことはデイビッドはまだ15歳ってところかな??アラサカスクールはこれから入学するって感じかな??いや、そもそもアラサカスクールってハイスクールなのかな??…うーん、わからん」

 

 とりあえずそこら辺は置いておいて、武器とかの所持品を確認しよう。

 問題を先送りにして保管庫を漁りに行くと、出るわ出るわランク5〜5++のアイテムの山が…

 

「ゲームだとメニュー画面とか…ファッ!?」

 

 ほんとに出てきてしまった。親の顔より見たメニュー画面のUIが…

 まぁ、そうだよなぁ。modも適用されてる位だしなぁ。もうこのぐらいでは驚いちゃだめなのかなぁ。

 インベントリに意識を向けると、武器の装備画面やら所持品が出てくる。

 装備自体もゲームの最終プレイ時と一緒だった。

 

「さすがにリパードクmodは適用されてないみたいだね…」

 

 その代わりにリパードクの資格と知識と経験なのかもしれない。

 インベントリと言う摩訶不思議があるのに、リパードクmodが適用されない差は一体何なんだろうか?

 どうやら、装備メニューを使うと服装も瞬時に着替えることができるみたいだ。

 武器は大型のものに関してはどこからともなく現れるようで、ピストルのような小型の武器は服の下などに隠して持ち歩けるようだ。

 かなり使い勝手が良いように思える。

 

 インプラントの画面も見てみると、これはまた見事に全身クロームだらけで、おまけにインプラントスロット増加modを入れていたせいか、基幹システムにサンデヴィスタンとバーサークとサイバーデッキがそれぞれ刺さっている。

 

「これはもうサイバーサイコシス待ったなしなのでは…?」

 

 明らかに人間性を喪失しそうな量のクロームが全身に入っている。

 UI左側のサイバーウェア限度も上限目一杯になっているのがわかる。

 なんで自分が発狂していないかわからないけれども、多分前世の記憶を思い出したことで、人格2つでコストを分担しているのではないだろうか。

 何にせよ、サイバーサイコシスにならなければ大丈夫だ、問題ない。

 とにかくこれだけめちゃくちゃなら、今世では色々と史実改変とかできそうなのはわかったぞ。

 

 そうとなったらやる事は1つ。…いや、2つ3つあるかな。

 

「まずはH4メガビルディングのマルティネス家の隣の部屋を抑えとこ。

それと、エル・コヨーテ・コホでジャッキーと友達になっておくこと。

後はフィクサーたちに顔を知ってもらえるような傭兵になること位かなぁ」

 

 その後はまぁおいおい考えるとして、早速行動を開始する事にした。

 

 最優先目標であるマルティネス家の隣の部屋は、住民を札束の往復ビンタで揉めることなく、一瞬で解決した。所要時間は2時間。かかった費用は3万エディだったからまぁ安い。(高い)

 必要な家財は、通販で適当にポチったから、それが到着するまではまだここには住めない。

 UIの時計を見ると、16時になってた。

 ちょうどお腹も空いてきたし、エル・コヨーテ・コホにご飯を食べに行こう。

 適当にグレンあたりにいそうなファッションを見繕って、外に出た。

 ビークルの呼び出し画面から、お気に入りの金田バイクを呼び出す。

 1分ぐらいで、駐車場の方から特徴的な赤いシルエットのバイクが1人でに走ってやってきた。

 思わずニンマリしてしまった。

 前世でも作ってる人がいたけど、自分では作れないし、死ぬまでに1度は乗ってみたいナンバーワンだったからね。

 

「美しい…これだよこれ」

 

 ぺろぺろ舐め回したいのをグッと我慢して、手で撫で回すだけにしておく。

 それでも周りからは、奇異な視線が送られているのがわかる。

他人の視線なんかどうでもいい、こいつの前にはなぁ!!さんをつけろよ、デコ助野郎!!

 たっぷり30分は撫で回した後、颯爽と跨りアクセル全開でエル・コヨーテ・コホに向かう。

 このバイクは電動なので全くうるさくないが、アクセルを全開にするとモーターからスパークが飛び散る仕様になっていてとてもかっこいい。

 ずっと乗っていたいが、あっという間に着いてしまった。

適当に駐車し、防犯のために勝手に触ると高圧電流が流れるようにする。

これで泥棒もイチコロだぜ!

 

 薄暗い店内に入っていき、ジャッキーの姿を探す。

ちょうどドンつきのカウンターの端に特徴的な後ろ姿を発見する。

 あのへんちょこりんなチョンマゲ頭とデカいガタイは、一度でもゲームをした事のあるチューマ達は絶対に見間違えるはずが無い。

 思わず目頭が熱くなるが、ここで泣いたらただの情緒不安定なやばい奴なので、奥歯を噛み締め我慢して初めての客を装いながら、ジャッキーの隣に腰掛ける。

 見たことないバーテンダーに、二コーラ・クラシックとタコスを注文した。

 先に二コーラ・クラシックの缶が出されて、タコスが出来上がるまでに1口飲んでみた。

 これが結構うまい。ペプシにドクターペッパーのような風味を加えた味がする。

これはハマりそう…

 グビグビ飲んでしまっておかわりを注文していたら、さっきからチラチラとこちらを伺っていた隣のジャッキーがついに話しかけてきた。

 

「よぉ、チーカ。あまり見ない顔だが、最近ここに来たのか?」

 

「ん?そうだよチューマ。最近になってグレンにも家を持つようになったんだ」

 

「ようこそ、グレンへ!まぁ、死んでる街だがな。…俺はジャッキー、ジャッキー・ウェルズだ。よろしく頼むぜチーカ」

 

 テキーラをグイッと飲み干したジャッキーがサムズアップしてくる。

 

「私はネイトよ。ネフェル・アスカイ(飛鳥井)。長いからネイトって呼んでね。一応、日本人とギリシア系エジプト人のハーフってところ」

 

 今世の記憶だと、思い出す限りそうなっている。

ただし、両親の記憶は随分と曖昧だ。

なんとなく顔を見たら両親かもって思う程度。

 幼少期からアラサカのエリートスクールに通っていたようで、成績はそれなりに優秀だったようだ。

 なんで穏便に退社出来たのか余計に理解不能である。

 

「ネイトか…良い名前じゃ無いか。ネイトはどうしてグレンなんかに家を持ったんだ??」

 

「そうねぇ。強いて言うなら、本格的にフリーの傭兵を始めるにあたっての拠点作りかな」

 

「おいおい、マジかよ!そいつはツイてるな!実は、俺も傭兵を始める所だったんだ」

 

「そうなの?」

 

 そこから、ジャッキーはいかにして自分が傭兵を始めることになったかの話と、ここで一旗揚げてナイトシティでメジャーになる夢をテキーラのショットグラス片手に熱く語り出した。

 その話はとてもユーモアとジョークに富んでおり、周囲の人を惹きつけ気が付いたら店内の客の半分が自分たちの周りで囃し立てながら聞いていた。

 私とジャッキーも肩を組みながら、テキーラをボトルでラッパ飲みしてるし…

あれれ??おかしいぞ〜

いつの間にか、友達になってるじゃないか!

何と言うコミュ力、私じゃなきゃ見逃しちゃうね。

 

 それから意気投合した私たちは酔ったノリと勢いで、エル・コヨーテ・コホの裏路地に屯していたまだ自分の店を持っていないミスティを見つけたのでついでに拉致して、ジャッキーの紹介と言う体でヴィクターの診療所に突撃し、馬鹿騒ぎをした。

 最初は面倒くさそうにしていたヴィクターも、気付いたら乱痴気騒ぎに率先して加わっていて、ミスティはなんで自分が巻き込まれたか訳もわからずずっと目を回していた。

 

 ある程度ノリが落ち着き、ヴィクターとはリパードク談義で盛り上がり何故サイバーサイコシスになるのかと言う話題でお互いの意見をぶつけていると、さすがに専門用語だらけで飽きてきたジャッキーはいつのまにかミスティといい感じになってる。

 ゲームだと、ミスティとジャッキーが交際して1年で死別する事になる。

 この世界にVが居るかは分からないけれど、2人が幸せになるところを見てみたいし守りたい。

 数年2人が交際するのを早めても大した問題は起きないだろう。

 

 ヴィクターは、途中から私が目を細めながら2人の背中を見ているのに気付いていたが、何も言ってくることはなかった。

やっぱり良い男だね。

ちょっと誤解されてそうな気はしないでも無いけど…

 

 その後、拉致った手前ミスティと色々話をしたけど、ゲーム同様スピリチュアルなところは5年前の時点で健在だった。

 オーラとかチャクラとかは相変わらずよく分からないけど、ミスティの勘はかなり優秀なのは間違いない。

 話をしていてもすごい優しい子なのも改めてわかった。

 聞くと今は自分の店を持つ為にバイトなりをして資金を貯めているらしい。

 パトロンも募集中だとか…こうなったらやることは一つしかないよね。

 

 思い立ったが吉日、パトロンになる事を立ち上がって大声で宣言して、酔っ払ったジャッキーとヴィクターから拍手喝采。

 ミスティの占い屋になる前の店舗に行って、店長を札束で往復ビンタ(2回目)してやった。

 最初は渋ったり値段を釣り上げてこようとしたから、100€$紙幣千枚のレンガで物理的に往復ビンタして立場を分からせてやったら素直になったよ。

 パワープレイは気持ちがいい、またやってやりたいぜ。

 ミスティは流石に10万エディを見た時点で真っ青になってたけど、まぁ問題はないでしょう。

 

「……どうして、私みたいなよく分からない小娘に、10万エディなんてつかえるの?それに、ネイトのオーラを見ていると喜び、悲しみ、懐かしさがごちゃまぜになった色が見えるの……」

 

 やっぱり勘が鋭すぎる。

 ミスティはニュータイプなんじゃなかろうか。作品間違えてるよミスティ…

 不安そうに、両手を胸の前で握っている優しく解いて、両方の手のひらで包み込んだ。

 それと同時に店の権利書とパスキーをミスティに送信する。

 

「理由はまだ言えない。だけど、いつか必ず説明するよ。1つだけ言えるのは、君の知らないところで私は君に救われていたんだよ」

 

「それってどういう…」

 

「さて、これでこの店は君のものだよ。お金の事は気にしなくていいから、たまに占って欲しいかな」

 

「…うん。わかった。ありがとうネイト」

 

 とてもいじらしいので、ぎゅっとミスティを抱きしめて、ついでに耳元でこうささやく。

 

「……ジャッキーいい男でしょ?ミスティに気があるみたい。よかったら仲良くしてあげて」

 

 少し赤くなったミスティーが小さくうなずいた。

 それを確認してからパッとミスティから離れて、酔っ払いジャッキーに振り返る。

 

「ジャッキー!アミーゴ、NCPDからの依頼が幾つかあるけど、一緒に組むかい?報酬は折半だけど」

 

「マジかよ!ヘヘッ、こりゃ俺にもツキが回ってきた証拠だな!」

 

「オッケー。じゃあ行きましょうか」

 

「おいおい、お前さん達アルコールを抜かなくて大丈夫か?…まぁ、止めはしないが気をつけて行ってこいよ」

 

 呆れているヴィクターに2人でサムズアップして、颯爽と診療所を出て行った。

 その後、ヴァレンティーノズのシマ以外での暴力事件を次々にハシゴして、ギャングどもの死体で屍山血河を築き上げ、サイバーサイコ野郎はダルマにして荒稼ぎして行った。

 2人の通った後には、蜂の巣かバラバラの惨殺死体しか残らなかった。

 流石にやり過ぎたのか、ギャング達も警戒して翌日はナイトシティの犯罪発生率が過去最低になったとかならなかったとか…

 

「いや〜、稼いだ稼いだ」

 

「お、おいネイト…ちょっとやりすぎじゃねーのか…?大丈夫なのかよこれ」

 

「平気平気。大体、一般市民に通報されるくらい堂々と強盗やら殺人やら、警官襲撃やらやってるのが悪いでしょ。それに、そんな事してるのも食い詰めてるギャングの末端で、こちらもNCPDの正式な委託依頼だから連中からの報復もないと思うよ。それに、万が一も考えてヴァレンティーノズには手を出さなかったから、何があっても守ってもらえるはずだよ」

 

「そんな事まで考えてたのか、チーカ。…すまねぇ」

 

「大丈夫大丈夫。これから依頼の受け方とか一緒に覚えていけばいいんじゃない?よろしくねチューマ」

 

「…あぁ!よろしく頼むぜ!」

 

「じゃあ、これ今日の報酬の折半分ね」

 

ジャッキーに11万エディを送金する。

 

「……これを1日で稼いだのは信じられねぇな…」

 

「Welcome to Night City…メジャーになろうね。ジャッキー」




と言うわけで第一話はジャッキー回になってしまいました。

ネイトの性自認は半々です
肉体としては女性です

ネイトの髪型は『Beanie's CCXL Salon - 20 Fem V Hairstyles - All in One』と言うMODのBEANIFBBY - BRAIDED BOBと言う髪型です。
アイメイクは16番です。

他の顔の造形は皆さんのご想像にお任せしますが、需要があるようでしたら、ゲーム内のキャラクリの設定をお教えします
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