【完結!!】Good Luck‼︎ EDGERUNNERS !!   作:持麻呂

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誤字脱字訂正、いつもありがとうございます!!m(_ _)m

間話お楽しみ頂けたようでなによりです。
今度は、デイビッドくんの恋愛模様とか書けたら良いなぁ


第二十五話

あのチキチキ恋バナ会の後、ルーシーの態度が少し軟化した。

相変わらず憎まれ口を叩くのは変わらないが、目が合っても逸らされたり、そもそも目線が合わないなんていうことも無くなった。

それに、よく笑うようになったしレベッカとサーシャとの仲も良好そうだ。

どちらかと言うと、私からの『開幕ホラーBDハラスメント被害者の会』という形で仲良くなった感は否めない。

デイビッドがまだフリーというのもあって、澄ました顔をしているがルーシーも積極的にアプローチを掛ける算段のようだ。

レベッカとルーシーは恋敵になりそうだが、デイビッドの好きそうな甘酸っぱいデートをしているレベッカの方が、いまは有利そうである。

元々、ルーシーとデイビッドのカップルはお互いの傷の舐め合いのようなものなので、グロリアさんが生きてピンピンしている上、ピラルがチンポ丸出しのオッサンに脳みそぶち撒けられてもいないので、そもそもトラウマになる出来事が起きていない。

なので、ああいう形で恋愛は進展しない気がする。

ルーシーもデイビッドからしたら年上のお姉さんだが、妙に大人ぶっているクセに処女ガールなので、年下とはいえほぼ同年代の男の子とどう接して良いのか悩んでツンツンしてしまっている。

まぁ、そこもなんとなくデイビッドのツボにハマっているのか、少しキツイ事を言われてもニヨニヨしているから、それはそれで良いのかもしれない。

まぁ、若者3人の行く末に幸あれとしか言えないな。

サーシャに関しては、猫みたいなのでイマイチよく分からない。

 

そんなみんなの恋愛事情はさて置き、弱小とは言えコーポを傘下に収めたことで一気に事業が拡大した。

既に、2箇所の病院の改装(改造)工事も完了しており、サリバンCTO率いるカルトのような技術者集団が、バイオテクニカの機密情報を基に新しい薬品の創薬をおこなっている。

デラマンの演算能力も借りて、現行の二段階は上の性能の人体シミュレーションモデルやら組成分析が出来るようになったらしい。

これがかなり強力で、短期間にバイオテクニカ製の薬品一種類を副作用が無いものに改良出来た。

そのような下地が出来たので、早速調略を仕掛けていこうと思っている。

 

すっかり忘れていたわけでは無いが、ローグからもバイオテクニカの反体制派リストが届いていたので、ちょうど良かった。

リストには30人ほどの名前が書いてあったが、数十万人もの社員が居てここナイトシティでも数万人の従業員がいるにも関わらず、たった30人だけとは…と思ったのだが、どうやらローグが役に立ちそうな連中だけを上手くピックアップしてくれたらしい。

バッチリ、ジャンの名前はリストに載っていた。

 

さすがにこの頃になると、バイオテクニカ側の混乱も落ち着いてきたらしく、新しいサーバーを用意してそちら側にクリアリングの済んだファイルを次々に移していくというゴリ押しで解決したらしい。

それまでに、一体どれほどのネットランナーを使い潰したのか想像も付かない。

少なくとも、今回の件の犯人をネットウォッチは血眼で探しているに違いないが、現在のネットウォッチでは我々に辿り着くことは不可能だろう。

現状でも、使っている機材の性能が段違いすぎるからだ。

 

ところでジャンの恋人であるイングリッドの実家の件なのだが、バイオテクニカ側の混乱中はまだ大丈夫であったのだが、混乱が収まったので遂に契約解除を告げられてしまったらしい。

一応、既に契約している分は納入しないといけないので、それが終わり次第取引終了となる。

それに合わせて、業績悪化が懸念されていて株価も下落気味になり、イングリッドの残り寿命もあと僅かになってしまった。

もうあまり時間が残されていないようだ。

 

一応、彼女をリリースする際にカント君MK6謹製の追跡デーモンを仕掛けているので、いつでも居場所を確認することが出来る。

元々NCサンダーランド・ヘルスケアサービスと薬品製造の原料購入で取引があったようなので、業績悪化のなか引き続き取引をすると伝えさせて恩を売っておいた。

その裏で、デラマンに指示して空売りを繰り返させて株価を下落させ続けている。

底値近くになった時に、また同じように株を買い占める算段だ。

悪どいやり方だとは思うが、別に法を犯しているわけでもないし、どこの世の中でもやっていることだ。

 

混乱が落ち着いたことで、株価がすこし反発することを予想して底値でバイオテクニカの株を買い漁り、5%の上昇で利確しているのでこれまた大儲けしている。

信用買いもしていたので、合わせて巨額(500億円)の売りが一度に発生した事で再びバイオテクニカの株価が乱高下してしまった。

株価操作は気持ちがいい。

その出た利益で株を売買し続けるので、原資が減らずに実質タダみたいなものだ。

株は金持ちのマネーゲームってはっきりわかっちゃうんだなぁ。

デラマンのAIの演算能力を使った相場予測もかなり正確に近いので、余計にウハウハである。

 

そんなわけで、莫大な資金を笠に着て、ジャン以外の有能で人格的なバイオテクニカ社員を調略していく。

札束でビンタしながら、ウチの会社ではアナタの方針に近い動きをしていますよ、と囁いて引き抜いていく。

しかし、一度裏切らせている手前、簡単には信用しない。

万が一発覚して誘拐された時に救出出来るようにするためと言い張って、半強制的に追跡デーモンを入れさせて、ついでにこっそりとログの監視用デーモンも注入する。

こちらも、デラマンがメールやコールの内容を監視するためのものだ。

金だけ貰って、はいサヨナラなど決して許さない。

 

ちなみに、簡単に裏切らせないようにするために、裏切り者の末路はどうなるかというのを知らしめるために、依頼で捕らえたスカベンジャーを尋問する様子をBDに収め、その醜悪なスナッフBDを必ず観せることになっている。

大半が、ゲロを撒き散らして引き抜かれたことをすぐに後悔するが、時は既に遅い上に裏切らなければ良いだけなので、優しく語り掛ければきちんと頭を縦に振ってくれるのだ。

 

中々バイオテクニカ側がイングリッドに仕掛けないので、遂にはジャン以外の調略が全て終わってしまった。

とは言っても、調略自体は3日しか掛かっていない。

一応ここは新合衆国なので、要らなくなった社員は簡単にクビ宣告できるのだが、どういうわけか動きがない。

一度イングリッドの動向を探るために、通勤通路を張ってみたりだとか、バイオテクニカに再度潜入してみたりしたのだが、相変わらずセカセカと働いている姿しか見せなかった。

 

そうこうしているうちに、1週間が経過して漸くバイオテクニカが動きを見せた。

イングリッドに仕掛けた追跡デーモンが、バイオテクニカを出た帰り道の途中で急速に移動を開始したのを知らせる。

今までは普通の平社員だったので、社用車も無く毎日の通勤は数キロを徒歩で移動していたのを知っているから、途中でこんな急速に移動するのは少しおかしい。

たぶん、依頼を受けたギャングかスカベンジャーに誘拐されたのだろう。

 

金田バイクに跨って、UIに道案内をさせながら急いで向かう。

イングリッドが殺された時点で、計画は大幅な変更を求められる。

いまからまた面倒な事をしたくない一心で、バイクに齧り付き先を急いだ。

 

イングリッドはジャパンタウンで拉致された後、北西の方角に向かっている。

最初はタイガークロウズだと思ったが、そのまま行くとワトソンのノースサイド北部工業地帯に行くルートなので、メイルストロームの可能性が出てきた。

これは少し面倒なことになるかもしれない。

メイルストロームはとにかく人体改造を好むので、クロームを入れまくっているやつも多い。

私やアダム・スマッシャーレベルのサイボーグは居ないだろうが、それでも改造率50%なんてやつが居たら、イングリッドを守りながら戦うのは少々骨が折れるだろう。

トーテンタンツなんかに運び込まれたら、そりゃもう大変だ。

 

グレンからシティセンターを抜けて、ワトソンカブキをすっ飛ばす。

カーブを曲がるのに邪魔だった車を蹴っ飛ばして、道に廃車を作りながら無理矢理押し通っていく。

UI上に浮かぶ光点が、徐々に近付いてきた。

道路の先には、赤信号を律儀に止まるバンが一台いるのが見えた。

どうやら、人目を惹かないように一般車両を装っているらしい。

後ろから爆走してくる私を見たのかどうか、青信号に変わる前に見切り発車で、急加速して逃げようとするが車両の性能が違い過ぎた。

余裕で追いついて片手でブーリャを抜き放ち、駆動輪の左前輪をエンジンブロックごと吹き飛ばす。

車輪が一つ丸々無くなってエンジンが破壊されたことにより、火花を散らしながらつんのめるようにして2、3人の歩行者を跳ね飛ばし、最後には街灯に突っ込んで停車した。

 

デラマンに礫者救助の救急車を頼みながら、エラッタでサイドのスライドドアを解体する。

案の定、5人くらいのメイルストロームが目を回しながら這い出てきたので、手前の1人の顔面を蹴飛ばす。

やたらめったらに装着した視覚機器が粉砕され、血を撒き散らしながら車道にすっ飛んでいった。

それを見ていた七眼のメイルストロームが、引き攣りながら両手を挙げる。

 

「ママ〜、手を洗ったよ〜って?」

 

「ち、違ぇって!そんな意味じゃないことくらいわかってんだろ!ア、アンタ、サイバーパンクのネイトだろ?取引しないか?」

 

「取引だぁ?私が全員の首を刎ねてからでも遅くないんだけど。弱者は死に方を選べない。だろう?」

 

エラッタの刀身の腹で、ペチペチと頬を叩いてやる。

すると、なんと狭い車内で土下座しやがった。

ほかのメイルストローム達も困惑した様子で、左右を見渡していた。

 

「頼む!オレはアンタに敵対するつもりはこれっぽっちもねぇ!オレ達が依頼で攫った女に用があるんだろ?それもそのまま引き渡す!」

 

「お、おい、そんなことしてロイスにバレたら…」

「オメェは黙っとけ!!」

 

なるほど、メイルストロームにも頭のキレる奴がいて、情報収集もしっかりとやっていたわけだ。

ふむ、生かしておいたら、なにか私の役に立つか?

 

「…名前は何て言うのかな?」

 

「ダ、ダム・ダムだ」

 

ダム・ダム!

どこかで見たような気はしていたけど、まさかのネームドだとは思わなかった。

いつもメレディス・スタウトとのロマンスを見たいが為に、ロイスの頭を吹き飛ばして戦闘になってしまっていたから、思い出せなかったのだ。

こいつはある意味ツイてるかもそれない。

ダム・ダムは、ロイスの腹心としてVとのストーリー冒頭に絡んでくるが、人望があるけど弱腰のブリックと、人望はないが力のカリスマがあるロイスをちょうど半分にして割ったような、良い塩梅の男だ。

確かに、ここで殺すには惜しい男なのも理解できる。

 

「いいだろう。今日のところは、お前に免じて許してやるよ。イングリッドをこちらに引き渡せ」

 

「た、助かる…いま渡すぜ」

 

バンの後ろから、ずた袋を頭にかぶせられて後ろ手を縛られているスーツ姿の女性が降ろされた。

最後の事故で身体をあちこちぶつけたのか、よろめいている。

頭のずた袋を剥ぎ取ると、猿轡を噛まされ不安そうで今にも泣き出しそうな青い眼が私の眼と合った。

確かにイングリッドである。

 

 

「よし、これは私が連れて帰る。…それとダム・ダム、お前にはもう一つ条件をつける」

 

「ま、マジかよ…後出しとかそりゃないぜ」

 

「なんだ、やっぱり今死にたいみたいだね」

 

「ウソウソ!冗談だって!勘弁してくれよぉ」

 

ダム・ダム以外の3人をシステムリセットで気絶させ、ほかに聞かれないようにする。

一瞬で仲間が無力化されたのを見て、ダム・ダムが生唾を飲み込んだ。

相当な無理を言われると思っているのだろう。

まぁ、近からずと言えども遠からず。

 

「ダム・ダム、お前メイルストロームのヘッドにならないか?」

 

「バッ、バカ!なんてこと言いやがる!無茶言うなって、オレなんて簡単に殺されちまうよ!」

 

「そうか?私相手に咄嗟に取引を持ち掛けてきたのは、お前くらいだったよ?判断力もあれば地頭も悪くなさそうだ。ブリックやロイスよりも、よっぽど群れを率いるには向いていると思うのだけどね。金や武器、一部クロームも融通してやっても良い……どうする?」

 

「か、考えさせてくれ……」

 

「今直ぐ答えを出せとは言わないが、なる早で頼むよ。私の堪忍袋の緒は短い」

 

ダム・ダムに私の連絡先と追跡デーモンを送り込んで、バイオテクニカには依頼をこなしたように見せろとだけ伝えた。

ついでに2万エディも渡しておく。

偽装工作をするにも金は必要だろう。

 

その場を後にしてデラマンタクシーを呼び出し、イングリッドを中に押し込んでから診療所に向かうよう指示した。

まだ騒がれると困るので、イングリッドの猿轡と拘束はそのままにしてある。

ノースサイドからリトルチャイナまでは直ぐそこだ。

数分もしないで診療所に着いたので、抱きかかえながらタクシーから降りて二階の診療室まで連れて行く。

ここは完全に個室だし、防音壁も完備されているので会話が外に漏れることはない。

まずは猿轡から外した。

 

「……だ、誰なんですか?」

 

一応、私が今直ぐにどうこうしようとは思っていないらしい。

診察台に腰掛けさせる。

 

「まぁ、君の出方次第だけど、君に手を出すつもりはないからまずは安心してほしい。私のことはさておいて、君は今自分が置かれた状況を理解しているかな?」

 

「分かりません……なんで私が誘拐されるんですか?」

 

「そこからか…」

 

やはり、バイオテクニカ側も重要な案件に一切関わらせてこなかったからか、巨大企業の闇をあまり知らないらしい。

自分も中小コーポの経営者一族なのにである。

よっぽど箱入りで育てられでもしたのか?

 

「ふむ、まずは君はどうやって誘拐されたのかな?」

 

「えっと…いつも通り部長に、社員が起こした不祥事の後始末をしに行くように言われて、私には社用車は使わせてもらえないので歩いて向かっていたんです。そしたら、急に横にバンが停められて、逃げようとしたら捕まってしまいました……」

 

「なるほどねぇ。君はお父さんの会社が、バイオテクニカとの契約更新を断られたのを知っているかな?」

 

「えっ?…いえ、そんなことは父から一言も聞いてないです」

 

「それが答えだよ。君はハッキリ言って、コネ入社なのは分かるね?会社との取引が終わることによって、そのコネも無くなるわけだ。しかし、特に不祥事を起こしていない社員を切るにも、退職金は払わないといけない。しかし、払いたくない又は着服したいとなると、あとは言わなくても分かるね?」

 

「そ、そんな…そんなことって……ジャン、私はどうしたら……」

 

顔を青褪めさせて、メソメソと泣き始めたイングリッドを落ち着かせる為に、ニコーラ・サクラを手渡した。

本当はホットココアとかが良いのだろうが、ここにはそんな洒落たものは存在しない。

とりあえず糖分さえ摂取出来れば、少し落ち着くだろう。

 

自分もニコーラ・クラシックを飲んで、泣き止むのを待つ。

10分ほどしてから漸く泣き止んだので、本題を切り出す。

 

「実はね、君の誘拐には恋人ジャンも少し関係があるんだよ」

 

「ジャ、ジャンが?」

 

「あぁ、勘違いはしてあげないでね。ジャンが直接関わっているわけではなくて、ジャンに言うことを聞かせる為の人質のようなものさ。まぁ、バイオテクニカは君を生かしておくつもりは無かったみたいだから、殺しておいて後でAIの映像でも見せておくつもりだったんだろう」

 

「…そう、ジャンが悪いわけじゃないのね」

 

「それは間違いない。そもそも、彼は今君がこういう事態に巻き込まれているのも知らない筈だ」

 

連中は徹底的にこの件を隠蔽するだろう。

なんなら、親にも急に遠方へ出張になったとか言って、偽装メールなりAI動画なりを見せてそれらしく振る舞うくらいはする。

それで、適当な時期が来れば事故にあったとして死亡通知だけが届くというわけだ。

骨なんかは、そこら辺の死体を焼いて渡しておけばバレないだろうからね。

そういう意味では、あの日私に顔を借りられたから、今死なずに済んでるというところでイングリッドは運に恵まれているのだろう。

 

「それとなんだがね。ジャンがいま会社でどういう立ち位置に居るか知っているかな?」

 

「ジャンの立ち位置?製薬部門の副主任っていうわけじゃなくて?」

 

「そう。彼は相当な天才なのに、なんで副主任なんだろうねぇ?」

 

「それは……」

 

「バイオテクニカ製の薬品には、酷い副作用を無かったことにして販売しているものが多数ある。それを彼はそのまま販売するのに、かなり反対しているんだ。だから、昇進と降格を続けていて、ずっと主任になれないわけだね」

 

はっとして、イングリッドが顔を上げた。

 

「それで、私を人質にして反対意見を封じようとしているのね」

 

「正解。彼は上層部から、かなり目障りな存在になってきている。代わりが見つかり次第、君と同じような結末を辿るだろうね」

 

「そ、そんな……ねぇ貴女、きっと有名なサイバーパンクなんでしょ!私が依頼を出したら、受けてくれるわよね!?」

 

ほう、私に依頼ねぇ。

そう来るとは思わなかった。

 

「面白いね。受ける受けないは別にして、とりあえず言ってみなよ」

 

「お金でも何でも払うわ!ジャンを助けてあげて!」

 

「依頼内容が抽象的すぎるね。どこまでが助ける範囲なのか指定されていないから、やりようがない」

 

ダメ出しをすると、なんとか頭を捻って考え出す。

特に急いでないので、缶に入っているニコーラを飲みながらゆっくりと待つ。

 

「……私とジャンが、バイオテクニカから逃れる手伝いをしてほしいの」

 

思わず、口角が持ち上がるのがわかった。

鴨がネギを背負って、向こうから懐に飛び込んできてくれると言うのだ。

しかも、恩をしこたま押し付けることも出来る。

こんなに愉快なことはない。

 

「委細、承った」




悪魔と契約をしてしまったイングリッドちゃん。
その幸薄そうな運命はいかに…

Vは

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