【完結!!】Good Luck‼︎ EDGERUNNERS !! 作:持麻呂
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誤字脱字訂正いつもありがとうございます!!
久しぶりの日間ランキング一桁入りありがとうございます!
読者の皆様のおかげですm(_ _)m
これからもこの作品をよろしくお願いします。
前回も後書きで書きました通り、残酷な表現があります。
特に、児童が酷い目に遭っているシーンがありますので、苦手は方はスキップして下さい。
顔の下から頭のてっぺんまで、徐々に肌色や顔の輪郭、髪型髪色まで変わって行くのを見てマチルダがびっくりした顔をする。
まぁそう思うのは仕方がない。
FIA肝入りのびっくりドッキリメカで、画面の向こうのアレックスが突然別人に変身するシーンは、私だって驚いたのだから。
「どうなってんだそりゃ…」
「まぁ、深く知らない方が身のためだね。私は、君の心意気やら性格を見て、君自身を信用することにしたから仲間にも秘密にしているクロームを見せたんだ。私の言いたい事は分かるね?」
「あぁ…誰にも言うつもりは無いし、大半の事については忘れる」
「宜しい。それだけは、くれぐれも心するように。はてさて、そしたら早速動くとしようか。もしかしたら、まだ生きている子供達が居るかもしれないからね」
「分かった」
飲み終わったビール缶をテーブルに置いて、マチルダが見つけたスカベンジャーの拠点に早速向かう事にした。
マチルダは、スカベンジャー程度にはアニマルズを動員する気は無いようで、防弾性のあるタンクトップとジャケットを着直してサスカッチのハンマーだけを手にして付いてきた。
アニマルズの連中は、人によっては脳筋過ぎて敵を見たら命令を忘れて襲いかかってしまうらしく、それで生きている子供を人質にされたりしたら困ると言う。
なるほど、まぁどこにでもそう言うやつは、組織には一人くらいは居るだろうな。
メイルストロームなんか、そんな奴だらけなイメージだけど、最近は少し寺子屋チックな事を構成員にし出して、識字率やら知能指数やらが上がり始めたとか…
ダム・ダムも苦労してるな。
GIMの外に出て金田バイクを呼び出すのだが、バイクに跨ってからマチルダと2ケツしようとしてハッとする。
デイビッドのノリでマチルダを後ろに乗せようと思ったが、よくよく考えるとガタイがよすぎるのと重すぎる。
壊れるって事は無いだろうが、流石に2輪で二人の体重を支えるのはサスペンションへの負担が大き過ぎるだろう。
跨るのをやめて、改めてデラマンを呼び出した。
マチルダが困惑している。
あくまで隣の地区なので、歩いて行っても良いのだが面倒臭いのと、マチルダがデカ過ぎて普通に人目を引き過ぎてしまう。
やるなら、直接横付けして突っ込んで行ってスパッと仕事をした方がいい。
暫く待っていると、タクシータイプのデラマンがスーッとGIMのターミナルに入ってくるので、私は助手席に座ってマチルダを後部座席になんとか押し込んだ。
車内は広いのに普通に座って居られないので、体を縮こませながら後部座席に半ば横になるようにしている。
これはこれで、日常生活が不便そうだ。
デラマンに行き先を伝えた上、後部座席の窓をスモークにしてなるべく中が外からは分からないようにしてもらう。
高級車なので、電流で色や透度を変化させられるガラスを使っているのだ。
その状態で、目的のスカベンジャーが仕事で使っている雑居ビルに向かった。
手前には数台の車が路駐してあり、地下駐車場への入り口が塞がれているので、私が降りて行って前輪を持ち上げそっと移動させる。
数人の通行人が、私の作業姿を見て絶句して居たが無視してさっさと路駐車両を退かした。
再びデラマンに乗り込み、地下駐車場まで降っていく。
地下は3階構造になっており、半分が駐車場で半分は何かしらの施設になっているようだ。
全く訳の分からない構造になっているな。
一度地下1階駐車場の端に停めて、監視カメラをクイックハックする。
幸いな事に、更に下の階の監視カメラもカメラ切り替えで覗くことができた。
これで楽に索敵と捜索が出来そうである。
パッとみた感じ、連中のアジトはどうやら地下の2階3階部分のようだ。
ライフルやショットガンを持って、地下1階より下の地下駐車場に車が降りてこないかを警戒しているスカベンジャーが3人ほどおり、更に監視カメラを切り替えていくと、地下3階の部屋の中を見れるものがあった。
ちょうど解剖室だか手術室のようなところが映っており、14歳くらいの少年が腹部を切り開かれて、新鮮な内臓を摘出されている最中だった。
ギリギリまで生きて居たのか、殺してから切り開いたのか分からないが、腹の底の方がグツグツと煮えたぎるような感覚が私を襲う。
「地下3階が臓器やらを抜き取る部屋らしい。少年が1人、内臓を抜かれている最中だ」
「殺す」
「同感。他の部屋も一応確認する」
髪の毛を逆立てて、地鳴りのようにマチルダが唸り、車から出て駆け出そうとするのを押さえ込む。
一瞬瞑目してから、素早く他の部屋を確認した。
二つの部屋に、小さい子供が4人ほど閉じ込められているのが分かった。
しかし、衰弱しているのか床に横になってピクリとも動かない。
監視カメラの画質だと、呼吸しているのかも判別できないので、一刻も早く助けた方がいいだろう。
まずは逃げられないように、地下2階の連中から片付ける事にする。
一度車から降りて、2人で屈みながらスロープを下がり駐車してある車の影に隠れながら、慎重に見張りに近づいて行く。
4人の見張りが別々の場所に居るので、左右に分かれる事にした。
私は光学迷彩を起動して、素早く一番後ろの見張りに近付き首の骨を圧し折る。
そっと地面に横たわらせてから、手前にいたスカベンジャーの延髄に短刀を突き刺して即死させた。
こちらが手早くやったのを確認してから、反対側でマチルダがサスカッチのハンマー片手に音も無く手前の見張りの死角から走り寄り、すれ違い様に柄を短く持った横振りで頭を砕く。
そのままの勢いで、前方にハンマーを投擲して見張りの最後の1人を物理的にペシャンコにした。
グシャッと大きめ水っぽい音が鳴ったが、幸いな事に誰にも気づかれていないようだ。
マチルダも良く音も無く走り寄れたなと思ったら、どうやら靴を脱いで素足になっていたらしい。
忍者かな?
手早く見張りを片付けたので、クイックハックで地下2階の施設に侵入してスカベンジャーを皆殺しにすることにした。
たとえ電子錠で扉がロックされていたとしても、カント君にかかればチョチョイのチョイだ。
コンマ数秒で鍵は役目を放棄して、扉は我々を迎え入れる。
施設の中は、中央に通路があって左右に何かしらの部屋がある形のようだ。
一番奥の突き当たりはトイレとエレベーターホールのようなので、手早く手前の部屋から制圧して行く事にして、また左右の部屋を手分けして掛かる。
光学迷彩を持ってすれば、大変簡単なお仕事だ。
スッと開けてサク。これでお終い。
扉が開く音に振り返っても、光学迷彩で見えないのでそのままサヨナラだ。
背後の方でも、グジャッと湿っぽい音と共に血液が飛び散る音が聞こえてきた。
軽く部屋の中を調べてみると、ちょうどこの部屋は見張りの詰め所だったようで、監視カメラとオートタレットの制御用コンソールや武器ロッカーなんかがあった。
監視カメラはすでに乗っ取ってダミー映像を走らせているので、オートタレットをオフラインにしておく。
間違っても潜入中にフレンドリーモードを切り替えてはいけない。(戒め)
武器ロッカーの中身も根刮ぎインベントリに仕舞い込む。
没収だ没収。
これは後で分解するか、そのままマーケットに流すかしてしまおう。
ランクが最高でも3しか置いて無いなんて弛んどるな。
ついでに、金目の物も軒並み掻っ攫っていく。
端金だが、スカベンジャーに残していても碌なことにならない。
そうやって、次々に地下2階の部屋を2人で皆殺しにしてまわり、悪事の証拠やあまり見たく無い物を見つけることができた。
コイツら、どうやらジャパン・タウンだけでなくあっちこっちから見境無く子供を攫って来ているらしい。
中には、保存された行方不明になっていた観光客の子供の遺体なんて言うのも見つけてしまった。
趣味の悪い事に、中身をくり抜いて剥製のような感じにされてしまっていて、さしものマチルダも顔色を失っている。
人間の剥製なんて、機械化伯爵に殺された鉄郎の母くらいで充分だ。
他にも、何に使うのか分からないが、冷凍保存された子供達(女児)の遺体やらリアルスキン用に剥ぎ取られた子供達のと思われるキメの細かい皮膚やら、眼球やら内臓やらも見つかる。
この光景を見て、私は頭がどうにかなってしまいそうだ。
確かに、コーポ達は好き放題やって市民はドラッグとアルコール、セックスに溺れて殺しもする。
だが、それでも大半の連中は子供を誘拐して内臓まで抜き取ってなんて考えていない。
まぁ、バイオテクニカのように試薬テストをするために、妊婦を新しく用意させるなんてビチグソも居るがそこまでやるのは、どちらかと言ったら少数派だ。
ナイトシティから情報が飛び出したら、一瞬でスキャンダルになる。
一度火が付いたら、ライバル企業の思う壺なのだから。
基本的に、倫理を成層圏まで吹っ飛ばせるのはメガコーポか報道機関に圧力を掛けれる程度には大きいところだけ。
そうでなければ、そこのシマを持っているギャングに潰されてお終いだ。
自分たちが率先して仕切っているならともかく、他所の連中が勝手にやってたら戦争になるに決まっている。
それに、大半のギャング達は子供の殺しやらなんかは、事故を除けば御法度も御法度。
児童性的虐待犯なんか、刑務所に入れたらまだマシな方。
ここではNCPDに捕まった時点で、路地裏で警官に袋叩きに遭ってそのまま殺されて放置。
その時の報告書には、警官に暴行を振るって脱走しようとしたから已む無く殺した…だろう。
まぁ、たとえ刑務所に収監されたとしても、メリケンでは児童の性的虐待犯に対しては人権が停止されるのは伝統芸能。
特にここでは殺しへの抵抗感はないに等しい。
翌日の朝陽が拝めたら御の字…といったところかな?
マチルダを見たら、額にはぶっとい血管が浮き出てて顔はどす黒くなるほど血が昇っている。
せっかく止血した傷跡は、高血圧で開いてしまってピューッと小さく血が飛び出している。
サスカッチのハンマーを握り直して、部屋を飛び出して行くので慌てて後ろをついて行くと、首の骨を折られて死んでいるスカベンジャーの死体目掛けて、何度も何度もハンマーを振り下ろし始めた。
いかん!このままだと下に気付かれてしまう。
「こらこら、気持ちは分かるけど落ち着いて!暴れると、下にいるまだ生きているかもしれない子供達を救えなくなるかもしれない!」
そう言うと、絶叫して最後のひと叩きを完全にタコせんべいになった元スカベンジャーに叩き込んだ。
マチルダは大きく肩で息をする。
「あぁあぁ、酷いねぇこりゃ。これが元々人の形をしていたなんて、言われなきゃ絶対に分からないくらい潰しちゃってさ。返り血もこんなに飛び散っちゃってまぁ」
ペシャンコになった元スカベンジャーを足でつつく。
靴の先にべっとりと血が付いたので、壁に擦り付けてこそぎ落とした。
マチルダの身体前面にかなり血が飛び散っているので、顔だけでも拭くようにとハンカチを取り出して渡そうと思い、近づいて行くと足元に少し違和感を感じる。
なにか、地面が柔らかくなっている気がする。
心なしか、ピシピシと音も鳴っているような気もする。
ハンカチを差し出して、固まっている私に首を傾げて、マチルダが一歩こちらに踏み出した時だった。
散々サスカッチのハンマーを振り下ろされたコンクリの地面は、放射状に亀裂が入っておりそこに合計で400kg近い重さがピンポイントで乗っかるとどうなるか。
答えは一つ。
手抜きだったのか元々そういう工法だったのか、鉄筋が入っていなかった地面が抜けて地下3階に垂直に落下した私達は、真下に居た3人ほどのスカベンジャーを瓦礫と共に押し潰し、ダイナミック入室をぶちかました。
たまたま壁際に居て無事だったスカベンジャーと目があったが、向こうもこっちもポカーンとしてしまって思わず頭を下げてしまったら、向こうも思わずといった感じで頭を下げて首を傾げながらおずおずと部屋を出ていった。
唐突の惨劇に脳が追い付いてなくて、現実逃避をしてしまったらしい。
あのまま家に帰って寝そうだな。
マチルダも瞬きを繰り返していて、思わず我々も顔を見合わせたが、とりあえず部屋から出る事にする。
ちなみに、押し潰されたスカベンジャーは3人とも即死したようだ。
外の廊下に出ると、さっき見たスカベンジャーは駐車場に出て行くところで、すぐに扉が閉まって見えなくなってしまった。
まぁ、なんか拍子抜けしてしまったので、アイツはそのまま帰してやろう。
それよりも、突然の轟音に何事かと各部屋から顔を出している連中に、両手からモノワイヤーを投げ付けて顔面を膾切りにする。
3人ほど同時に殺したところで、マチルダがラリアットでさらに2人の首をもぎ取った。
ラリアットで首がもげるところなんて初めて見た。
今度私も試してみよう。
子供達が閉じ込められている部屋の前をマチルダに死守するよう命令して、出口側から一部屋一部屋粛清して回る。
「た、助けてくれ!子供がいるんだ!」
「子供を殺して内臓抜いてるヤツが何いってんだ?」
「や、やめ…ぐぴゅ」
命乞いを斬り捨てて、貫手を腹に突き刺し背骨を握って一気に引き抜いてやった。
肋骨は簡単に剥離して、背骨と頭蓋骨が身体の内側からずるりと抜き取られる。
「はー、これが田中脊髄剣ってか?」
目玉がついている頭骨がむかつくので、一振りして壁に頭蓋骨を叩き付けて粉々に砕く。
そのまま背骨はポイ捨てして、残りの地下3階駐車場に居る見張りの適当にサンデヴィスタンとエラッタで始末したら、この施設からはスカベンジャーはいなくなった。
インベントリからリアルウォーターを取り出して、マチルダに持たせて手を綺麗に洗う。
改めて見ると、廊下は肉片と大量の飛び散った血液で、ジェイソンも顔負けのホラーハウスに早替わりしている。
むせ返るような濃厚な血の匂いが鼻をつく。
先ほど監視カメラで見た、現在進行形で内臓を抜かれていた少年の亡骸のお腹を閉じて縫い合わせてやり、涙の跡と口元の吐血した跡を拭って清めてからシーツをそっと被せた。
解剖台の脇には、乱雑に内臓を抜かれて皮膚も一部剥ぎ取られて死んでいる子供達が3人ほど積み上がっている。
それらも、なるべく平らなところに移動させて、少しでも尊厳を回復出来るように処置を施してから、インベントリにある布で包んだ。
私ももう少しナイトシティにアンテナを張っていれば良かったかな。
ワカコさんも、遠慮せずにもっと早く私を頼ってくれれば良かったのに。
タラレバだ。それはよく分かっている。
これ以上は感傷に浸っても、考えても仕方がない。
軽く手を合わせてから、この胸糞悪い部屋を出る。
それから残りの子供達が監禁されている、鍵のかかっている扉を物理的に引っこ抜いて中に入った。
部屋の中には、水分を貰って居ないのか唇がカサカサで虚な顔をした小学生くらいの男の子が1人と、中学生くらいと3歳くらいの女の子が2人居た。
特に、男の子と中学生くらいの女の子の衰弱が酷い。
マチルダに周囲を警戒させておいて、リアルウォーターとニコーラを適当に割った物をゆっくり飲ませていく。
本当はスポーツドリンクがあれば良いのだが、生憎な事にインベントリにある食品関係は大半がゲーム中に買った物なので、自律型欲求充足機に行けば売っているのだが、近くには無いし持ち合わせが無かった。
水分の気配を感じたのか、飲み口に吸い付こうとするのを押さえて、窒息しないように少しずつ飲ませる。
マチルダにも教えながら同じようにさせ、一通り飲ませたところで3歳くらいの女の子を見ると、小汚くて謎の造形をしている小さいぬいぐるみを抱いて、虚空を見つめてブツブツ言いながらちょこんと座っていた。
うーん、よろしくない状況なのかな?
この子もそれなりに衰弱していそうだか、2人よりは比較的マシに見える。
2人が、自分より更に小さいこの子をなんとか生かそうとしたのかもしれない。
「これ、少しでも飲めるかな?」
リアルウォーターのボトルの半分に、ニコーラを入れて割ったものを口元に運んであげる。
あまり焦点の合ってない目がこちらを向いて、にへらっと笑った。
小汚いぬいぐるみを床に置いて、ちっちゃなおててをこちらに伸ばしてくるので、軽く持たせて補助しながら飲ましてあげた。
これまたちっちゃなおくちで、頑張って水分を摂取するので適度に口から離して、ゲップを出させてあげる。
「けぷっ、おいちい」
「んん〜、おいちいねぇ〜」
「バカやってねぇで、反対側のあと1人も助けるんだろう」
「そうそう。いや、忘れては無いよ」
一旦ボトルを預かり、こちらにおててを伸ばしたままの幼女の頭を軽く撫でてから、もう一つの部屋を開けたのだが、酷い悪臭がした。
思わず顔を顰めてしまったが、床に倒れているこれまた3歳児くらいの子供を確認しなければならない。
もう死んでしまっているなんて言うの勘弁してほしい。
恐る恐る首筋の頸動脈に触れると、弱々しいが確かに脈を感じ取ることができた。
思わずホッとしてしまった。
部屋を見ると、悪臭の原因はトイレ代わりのバケツに入っていた汚物のようだ。
コーポスーツが汚れるのも気にせず、ぐったりした子供を抱き上げて部屋を出てからすぐに扉を閉めた。
ぐったりとしている子は、軽く揺さぶっても意識が戻らないのでかなり危険な状況らしい。
デラマンを呼び出して、救急AVを大至急で手配してもらう。
一先ず生存が確認出来ている子供たちは、この場にいる4人で全員だったので急いでデラマン病院に全員を連れて行く事にした。
私に肩車されている3歳児以外は、全員酷く衰弱し切っていて水分を取らせた2人とて、今に死んでしまってもおかしくない容態なのだ。
マチルダからサスカッチのハンマーを預かってインベントリに仕舞い込み、それからマチルダに年長組を持たせて、私が幼児2人を抱える。
一応、施設脱出前にワカコさんに連絡を入れる事にした。
『ご連絡遅くなりました。下手人その1であるスカベンジャーの拠点を制圧して、まだ生存していた子供達を保護しました』
『なんやて!?ようやってくれたわ!それで、場所はどこなんや?』
『今メールに座標を送りました。場所はウェルスプリングスです。この雑居ビルの地下2階3階が連中のアジトでしたので、証拠を探して場所を保存する為の部隊を回して下さい。保護した子供たちは衰弱が深刻なので、このままデラマン病院に搬送します』
『ほんまに助かったわ。ネイト、感謝するで。部隊は息子たちに言って直ぐに向かわせる。子供達を頼むで』
『はい、お任せを。ではまた改めて』
そう言ってからコールを切った。
話し終わってから外に出ると、既に外にはデラマンの救急AVが待機しており、気を利かせたのか一緒にトラウマチームも着いてきていた。
子供達をトラウマチームに預けて、なんとしても命を助けるように伝えて救急AVを見送る。
私が肩車をしていた幼女は、離れる際すごい嫌がってしがみついて来たので、後で必ず会いに行くからと説得をして離れてもらうと言う一幕もあった。
「この後はどうする気だ?」
「このまま別のスカベンジャーを潰しに行っても良いんだけど、情報が回って逃げられても困るから、先にブードゥーを始末しに行こうか。根拠地も近いしね」
「ふん、アタイはあんたについて行くだけだ。好きにしろ」
「まったく〜、素直じゃないんだからさ。ま、善は急げだから、さっさと殺しに行こうか」
地下駐車場に置いて来たデラマンを呼び出して、再び乗り込んだ。
この世界は、現実と同じでゲームとは違い倫理的なセーブは存在しません。
我々の生きるこの世界でも、実際にこのようなことが沢山とは言えないでしょうが起きている事は事実です。
もし、憤りを覚えることがあるのであれば、是非その心を一生忘れないで頂けたら、世の中は少しでも良い方向に進むのではないかと愚考致します。
いつか、世界中のすべての子供が、暴力や性加害、搾取等の理不尽な被害から無縁の世の中になることを願って
この作品は、犯罪を助長する目的で作成されていません。
現実世界でのあらゆる暴力は犯罪です。
幼女はこの小説に
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いらない