【完結!!】Good Luck‼︎ EDGERUNNERS !!   作:持麻呂

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誤字脱字訂正ありがとうございます!!

えー、ご感想にて頂いたご意見から、なんとなく書いて見ました。
多分続か(ないです)




間話4『小物界の大物に転生したけど、もうダメかもしれない』

「……フゴッ、うぶぶ……ふぁ、今何時だ?」

 

もう朝か、よく寝た。

昨夜も遅くまでサイバーパンク2077をやっていたからなぁ、今日もまたプレイしないと。

 

目覚ましのアラームが鳴っている音で目を覚まし、ぐっと背伸びをして時間を確認するために時計を探すのだが、いつもの場所にあるはずの時計がない。

 

「あれ、壁から落ちたのかな…?…ん?いや、そもそも、ここどこだ?」

 

金属だか樹脂だか分からないけど、起きたら謎の素材で出来ている窓の無い薄暗い部屋に居た。

何を言っているか分からねぇと思うが、俺も何を言っているのか分からねぇ。

つまり全部サッパリ分からねぇ。

 

「えっ、なにこれ、寝てる間に誘拐された?オイラなんか誘拐しても、一般家庭が身代金なんて払えないのことよ!?」

 

混乱しているからか、自分でも支離滅裂な事を言っている自覚を持ちながら、とりあえずベッドから飛び起きて現状を把握しようとする。

が、体が重くて飛び起きれない。

いや違う、主に腹がつっかえてるんだ。

 

起きるまでは、ぴちぴちの大学生でスマートなお腹をしていたのに、起きたらでっぷりとだらしないビールっ腹が、ドデデドンと自己主張激しめにヘソを上にして富士山みたいに鎮座していた。

うわ、なんだこれ…

 

「オイラのウエスト60cmはどこ…ここ?ここはチンチンか。いや、そもそもこれ、自分のチンチン見えんのかな」

 

仰向けの状態でもデカい独立峰なので、完全にメタボリックシンドロームそうなのは確実だ。

なんとなく指で押してみるが、脂肪分がかなり多そうなブニブニした触感がする。

 

ジタバタと打ち上げられたオットセイみたいな感じで、ベッドの上を飛び跳ねながらなんとかうつ伏せになって起き上がることに成功した。

何事も成せばなるってジッチャンが言ってた。

 

「あ、今気付いたけど、俺片手が義手みたいになってる。けど、どっかで見たことあるんだよなぁ」

 

右肘より先が、金属製のなんかカッチョイイ感じの義手になっていたのだ!

これからアイアンマンって名乗れそう。

いかちー!アチョー!

 

一通りアヴェンジャーズのポージングを取ってみたけど、やっぱりサノスの指パッチンの真似がよく似合うのが分かった。

まぁあれは左手だけどね。

しかし、この腹さえ無ければなぁ。

改めて、重力に引かれながらも自己主張激しめなモチモチポンポンを見る。

何度見ても消えてくれなさそうだ。

良い加減、この超見たくもない現実を直視しないといけないのか…悲しい。

 

それはそうと、肌もなんか急に黒人みたいになってるし、腹もデカけりゃケツデカい。

良い加減何が起きているか知りたいから、鏡を探さなきゃ。

 

「うーん、それにしても、どうにも親の顔より見たことのあるテクスチャーなんだよなぁ。特にこのネオンとかこの床に転がってるゴミとか…」

 

鏡を探す傍ら、床に落ちている缶のゴミを四つん這いになりながら手に取ってみると、どうにも昨日までよく見ていた女の子の絵柄が描いてある。

 

「ニコーラ・クラシック…」

 

ニコーラかぁ…ニコーラだっかぁ…

 

「ここサイパンの世界じゃねーか!!なんでや!!死ぬやろ!!」

 

え!というか待ってよ!

オイラ死んだんか!?

なにこれ!?

 

「昨日は普通にゲームした後に、ちゃんと歯を磨いて…あれ?」

 

ゲームをしたあとに歯を磨いて、磨きながら催したからトイレに行こうと思ったのは覚えている。

けど、めんどくさがって電気を付けなくて…あ。

 

「あ、足引っ掛けて転んだよな……。もしかして、歯ブラシ喉に突き刺さって死んだとか言うオチ?まざいンゴ…?」

 

そんなんで、死んじゃったのかよ俺…。

翌日父ちゃん母ちゃんびっくりするだろうな…、先立つ親不孝をお許し下せぇ…。

 

「いや、それもだけど、よりにもよってサイパンの世界は無いって!寿命まで生きれなさそうじゃんか!」

 

もう嫌な予感しかしない。

もう死神が隣に立ちながら、肩に肘を置いてきているような気配がビンビンする。

もうこりゃビンビンよビンビン。

 

「鏡見つかっても見たくねー。もう負けフラグ立ってる気がするって。いいよほんとに」

 

段々とテンションが急降下していく音が聞こえてきそうだ。

ピューン⤵︎って感じ。

でも、現状を把握しないわけにはいかないし、仕方ないので鏡を探すとそれっぽいのがあった。

なんか磨りガラス状でよく見えないのだけど、前に立つと急にクリアになって自分の姿がよく見えるようになる。

うわ、見たくなった。

超見なければよかった感が凄い。

タネポケモンが一枚も入ってなかった手札並みに見たくなかった。

 

「……よりによって、なんでデクスなんだよぉぉう。死ぬじゃん、もうこれ殺されんじゃん!!タケムラに脳天ぶち抜かれたくないよぉぉぉうおうおうおう!!」

 

あんな無様に死にたくなーい!!

死ぬなら、もっとこう、ほら盛大にアラサカごと大爆発みたいな感じがいいよ!!

はっ、それよりも今何年なんだ!?

それによっては、まだ助かるかもしれない!

 

カレンダーを探すが、そんなものはこの部屋には存在しなかった。

そうだ、作中のVも時間はUI上にあったんだから、デクスもなんかすれば出てくるはず。

 

「日付!時間!時計出ろ!なんでもいいからUI出ろ下さい!」

 

すると、視界上に所持金やら時間やらマップやらがブワッと表示されて、逆に今度は前が見えなくなる。

いや、こんなにたくさん出るなんて思わないじゃん。

ちなみに、声を出さなくても思考である程度操作が出来ると知るのは、もう少し後の話だ。

恥ずかしっ!

 

「よし、時計はこれだな。その他は消してっと…今は、2073年か。よしよし!原作の4年前なら、まだなんとかなるかもしれない!」

 

UIに記された/2073/の数字がか細い希望を繋いでいるように輝いて見えた。

 

そこからの行動は早かった。

とにかく死なないと言う事を目標に、会話ログや今の職業などをUIの機能を色々と試しつつ、調べられる範囲で全て調べ上げて、現状を把握することを最優先にした。

それで分かったことは、まだギリギリ中堅に届くか届かないかと言うような、ビミョーな立ち位置のフィクサーであること。

そして、最近パシフィカのミスター・ハンズとアニマルズに対してちょっとした行き違いにより確執が出来てしまったことだ。

これはかなり良く無い。

現に、最初はパシフィカのアパートの上階層に住んでいたようなのだが、命を狙われるかもしれない危険があったので、カブキに住処を移したばっかりらしい。

ここいら辺は、本人の記憶がないので詳しい経緯が分からなかった。

 

「うーん、結局オイラは憑依なのか転生しているのかどっちなんだかわからないけど、このままだとタケムラに殺されるより先に、アニマルズに八つ裂きにされそうなんだよなあ…。なんとか回避するには…ただの善人だと生き残れなさそうだし、何から始めればええんや」

 

そして考えること20分。

 

「せや!とにかく本物の大物フィクサーになって、オイラがナイトシティを世直しすればみんな改心して殺されずに済むかも!(バカ)」

 

決まった!これで勝つる!

なんて考えで、善は急げと早速行動に移すことにする。

まずは、自分の有るのか無いのか、有ったとしても微妙な評判を伸ばすことにしよう!

 

とは言ったものの、中堅とは名ばかりのアニマルズに睨まれている、吹けば飛ぶような木端フィクサーにまともなサイバーパンクが仕事を求めに来るはずもなく…

もちろん仕事もなんじゃこりゃ、って思わず言ってしまう様な酷い仕事も多いので、やって来るサイバーパンクも三流以下のチンピラみたいな連中しか来ない。

こいつらは要するに、他所のフィクサーからも相手にされないような実力も才能も教養も底辺の底辺なので、本当に子供のお使いに毛が生えて時々銃撃があるような依頼でもおまんまを食べる為に喜んで請けるような連中なのだ。

 

まぁ、キラキラやって頭の中がキラキラしちゃってるヤツ以外は、懇切丁寧に教えてやったり、ちょっとした勉強を教えてやると、意外に物覚えが悪く無かったりしてつくづく教育の大切さってものが身に染みて感じたね。

やっぱり日本の義務教育マジですげぇ。

このぷよぷよボデーになってから不便に感じたのは、文盲のヤツが多過ぎ問題。

仕事内容をメールで送っても読めないから出来なかったり、算数を知らないからまともに数字を数えれなかったりするんだぜ。

こりゃもう頭抱えるしか無いでしょ…

そりゃここまで堕ちてくるわけだわ。

今2073年ぞ?

江戸時代の日本人の方が文字読める人多いってどういうことよ…

 

まぁ、情けは人の為ならずって事で、巡り巡って自分の評判に繋がりそうだったので、少しでもこの先楽になりたいヤツや勉強に興味があったけど出来る機会が無かったヤツらを集めてちょっとした寺子屋を並行してやったわけだ。

かつてと違って、視覚機器やら頭の中にちょっとしたクロームを入れてあるのであれば、会話ログやそれの音声再生機能、幼児用の単語アプリなんかも使うことが出来たので、案外集まった連中の大半が中学校1年生くらいの国語力と計算力を身に付けることが出来きた。

いやー、人間やる気があると意外になんとかなるもんすね!!

先生も鼻が高い!

これで、騙されて仕事失敗や契約書の内容違いで報酬がもらえなくなるなんて事も少なくなったり、そもそも仕事の失敗率も減ったりとかなりwin-winな関係になれたと勝手に思っている。

 

連中が俺に恩義を感じてくれているなんて、そこまで頭の中ハッピーでは無いが、何かあった時には助けてくれないかなぁと密かに期待してたりはする。

当たり前だよな!!

お前達は、オイラがタケムラに脳天ぶち抜かれそうになったら、その身を挺して助けに来いよな!!

頼むぞ!!

 

「よしよし、最近は斡旋した依頼の達成率も上がってるし、案外あいつらも育てれば強い事が分かったし、俺の評判も上がってきて良い事ずくめだ!」

 

依頼の達成率が上がったおかげか、少しずつまともそうな依頼も舞い込んでくる様になってきたのだが、ここで俺は手を抜かないぞ!

いつの間にかオイラ所属と言うか、手下みたいに収まってしまった連中に依頼を流す前に、一つずつよくよく調べてみると、一見まともそうに見えるが契約上の罠が仕掛けられていたり、場所がギャングの縄張りのど真ん中に指定されていたりと、どことなく同業者からのやっかみなのか、まだまだ舐められているのかそんな悪意を感じる依頼も紛れ込んでいた。

せっかくここまで育てて来たのに、こんなつまらない事で消耗して、将来オイラをタケムラの凶弾から護るための肉の盾が減ってしまってはとても困る。

 

それに、

 

「ボス!ヤキトリ買って来ました!」

 

「ボス!この酒美味いっすよ!みんなで飲みましょうぜ」

 

なんて言って来る様になった連中になんとなく情が湧いちゃった気がして、そんなくだらない事で死んでほしく無いと言うかなんと言うか…

うーん、こんな筈じゃ無かったんだけどなぁ。

 

寺子屋事業の噂を聞いたのか、サイバーパンクも徐々に集まり始めて、最初は5人くらいしか所属メンバーが居なかったのに気付いたら30人くらいの規模になっていた。

みんな他所で騙されたり、文盲や計算が出来なくて苦労していた連中だったのだけど、類友なのか蛇の道は蛇なのか、同じ境遇だったけど徐々に挽回しつつあるウチの連中の事を知って、ツテを頼りにやって来た奴らばっかりだ。

流石に、やっとこさここを見つけて頼って来た連中を見捨てるのも夢見が悪いし、下手に見捨てると『見損ないました。タケムラに殺されて下さい』ってなる確率が上がりそうだから、断る選択肢がない…

もちろん、キラキラ薬中とかサイバーサイコ野郎とかはキチンとお断りしているので、多分大丈夫と思う!多分きっとメイビー…

 

だけど、人が増えたら依頼の数も増やさないといけない。

座ってても評判が良くなれば勝手に集まる様になるらしいが、残念ながらやっと中堅になれたかな?くらいでは自分から集めに行かないと集まらない。

いやー、まさか本当にしょっぱい依頼以外は取り合いだなんて、そんなん知らないですやん…

 

デカい腹をゆっさゆっさ揺らして(誰得)、あっちにひーこらこっちにへーこらして何とか人数分の依頼を探して来る毎日。

あれ、フィクサーってもっとこう、デデドンと構えて椅子に座って葉巻咥えていれば依頼が来るもんだと思ってたんだけどなぁ。

これなら、普通のサイバーパンクの方が楽してない?

あれれ〜、おかしいぞぉ〜。

 

なるべく、死人やら銃撃戦が起きないような依頼を選んで探して来たり、初期の頃と同じくほかのフィクサーがあまり取り扱わないような子供のお使いに近い依頼もなるべく住民達から請けるようにしたので、段々と町の便利屋さんみたいになってきた。

カブキだけじゃ無くて、コーポプラザやシティ・センターの方までチラホラ依頼が来るようになったのだけど、その中でも一番多かったのは食べ物の宅配だったりする。

ウー○ーイーツかな?

サイパン世界でなんでウー○ーイーツやらなちゃいかんねんと思ったんだけど、どうやら時間のないコーポの社畜共が多少割高でと楽ちんだと思って依頼して来た事が始まりだ。

単純な荷運び依頼なのだが、これが報酬額は兎も角、案外チップが良いと言うことに配下のサイバーパンク達が気付いてしまった。

その結果、交代制で半分の人員はウー○ーイーツをして資金稼ぎをするようになってしまう。

そして、最初こそバイクやらで宅配していたのがこっちの方が速いからと強化腱を使い始めるヤツが出て来た事をキッカケに、次々に脚を置き換えて2段ジャンプで建物を飛び越えたり空中ダッシュしたりして爆速で飯を運ぶ集団に変貌していった。

もちろん、クローム自体はフードデリバリー以外でも有用なので、気付いたら配下の全員が強化腱を使うようになっていてこれは玉下駄門左衛門って感じ。

いや、自分だけ仲間外れかよ!

と思ったりもしたんだけど、よくよく考えたらフィクサーは別にフードデリバリーしないから必要無いよねぇ。

でも疎外感はある…

うーん、既に片腕が生身じゃ無いけど、健康な脚を切ってまで機械埋め込んでもなぁ…

 

会ったこともないけど、親御さんから貰った物を大事にしないとなぁなんて、サイパン世界のアイデンティティを真っ向から否定するような事を考えてしまって、余計に自分もクロームを入れるか悩ましく感じてしまう。

結局、まだ自分には必要無いかもと思ってやめておいた。

いつかその気になったら、ヴィクターの所にでも行ってつけて貰えばいいや。

まぁ、それがいつ来るかはオイラも知らなーい。

 

ある程度お金が貯まって来て、規模も50人くらいになって来た辺りで、最下層の貧しい人達向けに簡単な炊き出しとかやってみた。

いやー、思ったより人が来ないっすねぇ。

多分警戒されているんじゃ無いかなぁと思ってる。

バイオテクニカみたいなヤベェ企業があるから、炊き出しを装って貧民で人体実験とかしてそうだし、実際そう言うことがあったりしてこの炊き出しもそうだと思われてるのかな。

案外それはありそう…

うーん、末世末世。

 

「おいー、オマイらの髪型がモヒカンだから、怖がって出て来ないんじゃんかさー」

 

「えぇー!?ボス、そりゃ無いっすよぉ」

 

「いやいや、だってオマイら服装も世紀末救世主伝説に出て来そうな感じじゃん。麦の種籾欲しさに、ボウガン片手に襲って来そうじゃーん」

 

「いやー、何言ってるか全然わからないっす」

 

「かー、もっと漫画読もうぜー。お、あんな所に幼女発見」

 

少し離れた物陰に、こちらの炊き出しを物欲しそうに指を咥えて見ている幼女を発見した。

ビビビビ、我が幼女レーダーは健在也!ってか。

いそいそと器にトマト味のフードペーストを使ったなんちゃってリゾットをよそい、えっちらおっちらと腹を揺らしながら近づいて行く。

 

「やぁお嬢ちゃん、お腹空いてるんだろう?これをお食べなさいグヘヘ」

 

「なんか絵面が…」

「ボス、それは犯罪臭がするって…」

「ロリコン…いや、ペド…」

「マックス・タックこっちです…」

 

「お前らうるさいぞ!!全部聞こえてんだって!!」

 

外野がうるさいので、後ろに向かって怒鳴ったら幼女がビクついてしまった。

おお、これは可哀想な事をしたゾ!

それでも逃げ出さないところを見るに、やはりお腹が空いているに違いない。

欠食児童ってやつかな?

 

「ごめんね〜、あのチンピラ共が怖くてぇ〜。ほ〜ら、遠慮しなくていいんだよぉ〜」

 

我ながらフードペーストを使って作ったとは思えない具合に、良い匂いをさせているスープと言うかスイトンと言うか、なんかよく分からないドロっとした液体の入った容器を手渡す。

あ、手が触れちゃった!

yesロリータnoタッチの精神なのに、これは失敬!!

 

「「「いーけないんだいけないんだ!!」」」

 

「うるさーい!!」

 

1人食べると、大丈夫そうなのを確認してまた1人また1人とやってくるようになった。

別にこっちは食べちゃいけない物なんて何一つ入れてないので、どんどん食べてほしい。

というか来て下さい無駄になりますお願いします。(早口)

 

いつの間にかゾロゾロと人が集まって来たので、手下のサイバーパンク達を使って簡単な列を作らせる。

一応、横入りなんかをさせない為に銃をわざとらしくチラつかせて、列を囲うように立たせて威圧させておく。

じゃないと、こんな人心もクソも無いような世紀末都市なのであっという間にカオスな奪い合いになってしまうのだ!(ナ、ナンダッテー!)

 

第一回目の炊き出しはとりあえず平和裏に終わったのだが、やった場所がカブキだったのでガッツリタイガークロウズやらメイルストロームに目を付けられた感がある。

こちらの戦力を推し量ろうとしているのか、やけにそこら辺から荒事の依頼が来るのだけど、ちょっと裏取りしたり場所を下調べしたりして、面倒なことになりそうなものだけを弾いて請けるようにした。

ちなみに、弾いた依頼は報酬額だけは良いので、そっと格上の別のフィクサーに横流ししたりしている…

まぁ、罠に掛けようとしてくるんだから、やり返されても文句言えないよヌェ〜。

 

と、楽観視していたのも束の間…

どうやらその依頼の一つが川の流れに流されて、オカダさん家のワカコ婆さんの所に行き着いてしまったらしい。

しかも、何がヤバいってタイガークロウズはオイラが依頼を横流しした事実を知らないまま、ワカコオカダから依頼を請けたサイバーパンクを罠に嵌めて襲撃してしまったらしいのだ。

まぁ、タイガークロウズ側は小手調べなので死んでも良いようなザコを当てて来ていたので、請けた側のサイバーパンクに皆殺しにされたらしいが、どちらかと言うとタイガークロウズに近しい立場のワカコオカダから依頼を請けた相手をその大元の依頼主が罠に嵌めたという事象が問題になったらしい。

で、その依頼を流した先をずーっと辿ってこられた最終端にポが居たのがバレたわけだゾ!

 

………あ、終わった。

 

早速、オイラなんかよりもよっぽど雲の上、本物の大物フィクサーから呼び出しが掛かっております。

超行きたく無いでござる。

これ、行った先でワイ将殺されないっすかね…

もう嫌な予感しかしてこなくなった。

お腹痛いですって言って、行かなくても良くならな〜い?

あっ、ダメ。はい、ダメみたいですね。

 

大人しく出頭するしか無いみたいだ。

 

せっかくデクスに憑依転生したのに、もうダメかもしれない…

 

 

ーー続かない(たぶん)ーー




普段と文章の書き方が違うのは、ネイトとまた違った性格の人間だからというのを表現したかったのですが、思ったように書けませんね。
ACT.1の時とACT.2の時の文章の若干の違いも、これと同じで時間の経過とネイトのサイコ具合を表現したかったつもりでしたが、いやはや、文字を書くって本当に難しいと実感しました。

良かったら、皆さんのご感想をお聞かせください。

ジョニーとの会話は多い方がいい?

  • もっと多い方がいい
  • 多い方がいい
  • このままのくらいで丁度良い
  • もう少し少なくしてほしい
  • ジョニーお前は船降りろ
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