ラブライブリスタートシリーズ ロザリオ・レコード   作:しゅみタロス

18 / 26
琴鳴「昨日作者がXでSwitch2の購入に成功したらしい」
孝道「ずっとゾンビみたいに電気屋回ってたみたいだからね。手に入ったからにはやっぱ遊b」
琴鳴「させねえよ?」


第18話 不吉な予感、君にはどう感じる?/離れていくような、悲しい予感が心を突き刺す。

駅前大通 書店

 

ドス!!

 

琴鳴「よろしくお願いします」

 

レジで数点の漫画の会計を済ませ、紙袋に漫画を入れて店内の雑誌コーナーに目を向ける。情報誌には先日から始まった虹ヶ咲のユニット計画についての特集が組まれている。話題の中心にいることはとてつもない優越感を感じる。

 

そんな中、スクールアイドルとは無関係のある雑誌を見つけた。気になっていたが今までの俺からすれば縁の無い雑誌だ。

 

琴鳴「ラブチューンズか」

 

身も蓋もないことを言ってしまえば若者向けの恋愛情報誌だ。とはいえ、今の俺にはこの気持ちがある程度恋に傾いているのは事実だ。

 

そう考えつつ、ラブチューンズを手に取ると中身を開いた。

 

琴鳴「…………」

 

ごめん、コレ俺からすれば地雷の本だった。ていうか若者向けの恋愛情報誌でこんなディープなネタもやるのか?今の恋愛情報誌って皆こうなの?行くところまで行ってないか?コレ?

 

栞子「やはりあなたは王様の適性がありますね?」

琴鳴「!!!!!!!!」

 

唐突に現れる1人の少女、ガラじゃ無い取り乱しかたをしつつ雑誌を棚に戻す。

 

琴鳴「君は確か?革命派の…………」

栞子「はい、三船栞子です。琴鳴さん」

琴鳴「三船さんか、唐突に何か?」

栞子「はい、実はお願いしたいことが」

 

 

 

自宅 夕食時

 

歩夢「じゃあ、温水プールに栞子ちゃんと?」

 

明らかに目が笑ってないのは見えている。俺とて当然三船さんと二人きりでプールなんて行かない。

 

琴鳴「だから、上原さんも一緒にどうかなって?」

歩夢「一緒にプール、連れて行ってくれるの?」

琴鳴「三船さんには話を通してある。屋内だから10月の今でも暖かいよ」

歩夢「それなら一緒に!!」

 

 

決まりだな、とりあえず水着を準備しておくに限る。

 

 

その頃

 

果林「それじゃあ、私たちのユニットイベントは…………」

侑「温水プールで全力で遊ぶ。今の時期でも屋内だから暖かい、そこで2人には温水プールで思いっきり仲を深めてユニットの息を合わせてほしい」

愛「愛さんも遊ぶの大好きーー!!ガンガン行こうよ、でしょ?カリン?」

果林「そうね、そうさせてもらうわ」

侑「じゃあ、よろしくね」

 

 

金曜日 ダイバーシティ

 

歩夢「ど、どうかな?」

琴鳴「どれも、可愛いと思う。でもやっぱり、ライトピンク、好きだな」

歩夢「じゃあ、コレにする」

琴鳴「俺が買うよ」

歩夢「いいの?」

琴鳴「その、俺が気に入ってくれたもの、つけてくれるのは嬉しいから」

歩夢「…………」

 

お互い顔が見れなかった。

 

 

土曜日 温水プール

 

プール、何気に学校の授業以外で入ったこと無いな、それも女の子2人と入るなんて。どちらにしてもアイドルとプールに来てる男って時点で後ろから刺されたりしないよな?

 

そう思いながら待っていると…………

 

歩夢「お待たせ」

琴鳴「ああ、俺もいま…………

 

え?」

 

栞子「琴鳴さん、すみません、更衣室で2人と…………」

果林「話は聞いたわよ、革命派にも手を出して、ホントに罪な男♡」

愛「ナリナリ来てるって聞いたから身体目当てでご一緒しまーーす!!」

 

何故明日のライブを控えたユニット組がここに、どちらにしても面倒ごとの予感しか無い。

 

琴鳴「えっとこれ、誰の差し金?」

果林「え?私たち侑に言われてユニットイベントでここに来たんだけど?」

愛「もしかして聞いてない?」

琴鳴「当たり前だろ、唐突に2人と行き先被るとか何が起きてるかわからん」

栞子「それですよ、琴鳴さんの力」

琴鳴「どういうことだ?何を知ってる?」

 

三船さんは俺の腕を掴む。

 

栞子「王の意思の力は導くモノ、それは2人が意図しないときに出会ったり、偶然の繰り返しで生まれる引力みたいなモノです。お互い惹かれ合いながら自分で何かを選ぶことが出来る。

 

今日私が琴鳴さんをここに連れてきた意味、それはこういうことなんです。自分の仲に眠る力、わかりましたか?」

 

王の意思ってこう聞くとある種魔法染みてるな。導く…………力…………

 

琴鳴「仮に王の意思で人を導くって、誰かの運命を変える事も出来るのか?」

 

三船さんにそう聞くと何故か自慢気な顔をする。

 

栞子「言ったじゃ無いですか?何かを選ぶ力、それは誰かの未来を選ぶことも出来れば自分の意思で未来を変える事も出来る。当然

 

ランジュの願いを君が果たすことも」

琴鳴「だから、俺をリバースの王様にしたいんだな」

栞子「そう、かつて選択によって未来を掴んだ王様、心咲護や海道陸のように」

 

そうか、俺の前の世代に王様も、選択によってあれだけになったのか。

 

栞子「考える時間はあります、どうか、自分なりに考えてください」

琴鳴「そうする」

歩夢「改めて考えてみると話の次元すごい高い気がするけど」

愛「でも、ナリナリなら大丈夫だよ。愛さんも応援するから」

果林「改めて考えてみると、王の意思はホントにチートスペックね。私じゃ絶対受け止めきれないわ」

 

どちらにしてもこんな力を持っている俺が一番驚いてるよ。どこで目覚めたんだろうな?この力。

 

果林「さて、お待ちかねの」

 

ぎゅむ♪

 

栞子・歩夢・愛「!!!!!!」

 

琴鳴「あ、あ、朝香先輩何を!!」

果林「こんなスポーティーで無駄の無いスタイル、男の子の身体の中では芸術品ね。体力もありそうだし、女の子との夜も力強そう」

栞子「ここここ、こんな破廉恥なの…………」

歩夢「果林さんだめえええええええええ!!!!!!!」

 

温水プールで知ってはいけない何かを知ってしまった。

 

 

翌日 シンフォニクス・ユニゾン 

 

観客席

 

観友「愛さん、ユニットではどう魅せてくれるッスかねぇ」

孝道「果林先輩とユニットなんだよね?」

涼助「だからこそ期待できる、準備は良いか?」

琴鳴「ああ、

 

彼女たちの凱旋だ」

 

 

ワアアアアア!!

 

愛・果林「皆さんこんにちわーーーーー!!DiverDivaです!!!!」

果林「今日はあなたたちにホンモノを魅せるわ!!」

愛「愛さんと続きたい人!!ついてきて!!LADYGO!!」

 

DiverDiva・歌「Hey, I want you to see me Feel the heartbeat..Yeah

“Let's go!” 3,2,1, DD!!!

 

One million lights この世界で教えてくれたのは That's you

楽しいキモチ 楽しい景色 そんな顔しないで Look at me now

 

殻に閉じこもる君を 連れ出してあげるよ Let it go We go その笑顔

なんだか待ちきれないみたい!

 

理解し合いたい 互いのオモイ

だけど round and round 悩んで

 

(Cause I can't stop) 心の声 見つけたんだ(You'll find a way) 望むがままでいいじゃない?

ってそうじゃない? so いいじゃない?!

 

“Ready?”

 

Let's go! Step into the new world 偽りのない姿見せて

手を伸ばしてみてよ ほらYou're the only one 素敵だよ

Let's go! Step into the new worldねえ、気づいて欲しい(身体中で感じて 歌うよ全力で)

伝わるまで!

確かなキズナ 感じてる

どこまでも時をこえて.. Eternal Light」

 

ワアアアアアアア!!

 

ライブ後

 

愛「いやーーーー楽しかった!!!!」

果林「久々に熱くなったわね」

愛「とりあえず、この後ウチに来てよ。ごちそうする」

果林「それならぜひ琴鳴君も呼ぼうかしら?」

愛「良いね、呼ぼうか?」

 

カラン

 

嵐珠「それなら、ランジュも一緒に混ぜてくれない?」

愛・果林「え?」

 

嵐珠「ライブお疲れ様、2人に話があるの」

 

 

俺は知らなかった。これが虹ヶ咲の災いになることを。

 

 




次回、虹ヶ咲解散の危機。

どうもありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。