ラブライブリスタートシリーズ ロザリオ・レコード   作:しゅみタロス

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涼助「今回からスクフェスだが俺たちの出番は無いらしい」
観友「どちらにしてもシナリオの制約上俺たちはモブっすね」
孝道「いや、メインキャラだけど?」


第20話 時は来た、君の選択に後悔は無いか?/彼女のためなら喜んでこの身を捧げる。

スクフェスを翌日に控えた今日、俺は1人の時間を過ごしていた。それはわかっての通り、俺の選択はとてもじゃないけど誰もがやりたがる役じゃ無いからだ。

 

それは昨日の虹ヶ咲での事だった。

 

 

 

 

せつ菜「ステージに立つ?革命派と」

侑「そして、私は琴鳴君の歌う曲を書くって事?」

琴鳴「事は一刻を争うんだ、頼む。虹ヶ咲と革命派を両方救うために…………

 

力を貸してくれ」

せつ菜「それなら、サプライズ登壇で手を打ちましょう。きっと驚きますよ!!」

侑「琴鳴君がやってくれるなら任せて、暖めてたアイディアがあるからそれを使おう。明日、音楽の調整に協力して」

琴鳴「出来る事なら」

 

 

 

これをきっかけに今日の早朝から昼過ぎまで侑につきっきりで音楽を仕上げた。俺の覚悟を伝えるなら対等な形で伝えたい。そう思っての音楽だ。

 

ベンチで紅葉を見上げながら思う。

 

琴鳴「まさか、自分で歌うときが来るなんてな…………」

 

どちらにしても、遅かれ早かれこうなる運命だったのかもしれない。王様の力と言うのはつくづくお節介且つ面倒な力だな。

 

ガタッ

 

琴鳴「?」

 

???「振り向かないで、そのまま、話を聞いて」

 

俺の後ろに立ち、背中合わせで声をかける謎の人。声的にスクールアイドルか?

 

琴鳴「誰だ?」

???「ある人に頼まれてね、君のことを聞いて伝えたい事があるの。いわばメッセンジャー」

琴鳴「そのことを知ってるって事は、シンフォニクスの誰かって事か?」

???「そうだね、その人は君のことを聞いて心配してるんだ。だからこそ、伝えたい言葉がある。

 

君がもし全てを捧げて革命派を救うなら、せめて、隣にいる大事な人だけは、絶対に泣かせないで。守るなら、最後までその想いを忘れないで」

 

隣にいる、大事な人か…………

 

琴鳴「その約束までは保証できないけど、

 

その人に伝えてくれ、ありがとうって」

???「わかった、それじゃあ最後に一つ

 

私の信じてるその人は、君と同じだよ」

琴鳴「??」

???「じゃあね、宮厨琴鳴君」

 

振り向いたときには誰もいなかった、一体、何者だったんだ?

 

 

その夜自宅では…………

 

デデーン!!

 

歩夢「今夜は明日に備えて奮発しちゃった♪」

琴鳴「ローストビーフ、初めて見た…………」

 

どうやら気合い十分らしい。

 

琴鳴「上原さん、明日のスクフェス。革命派の事は俺に任せてくれ。自分全開で、ファンに見せつけてやれ」

歩夢「もちろん、琴鳴君もスクフェスでのステージ。期待してる」

 

この時、俺は上原さんに自分の選択の件は伝えなかった。でも、今はそれでいい、俺が守るべきはこの笑顔だから。

 

 

 

翌朝 スクールアイドルフェスティバル 開催。

 

 

せつ菜「皆さん、お待たせしました!!この晴れ舞台に来てくれたファンたち!!ネットのライブ配信を見てくれてるファンたち!!テレビの前のファンたち!!ついにこの日を迎えられ、非常に気持ちが高ぶっています!!だからこそ、私たちはこのステージに立っています!!これが皆さんの大好きで生まれた奇跡のイベント。それに花を添えましょう!!今ここに、

 

スクールアイドルフェスティバルを開催します!!」

 

ワアアアアアアアアアアア!!!!

 

多くのファンが夢見たこのステージ、俺のやるべき事はこの後だ。

 

 

せつ菜「そして、オープニングを飾るのは」

しずく「私たち」

歩夢「虹ヶ咲ユニット」

 

3人「A・ZU・NAです!!」

歩夢「それでは、聞いてください」

せつ菜「素敵な時へ」

しずく「ご案内します」

 

A・ZU・NA・歌「世界中に降り注ぐ いろんな色の星のかけら

その瞬きが空を照らしていく! ぜんぶ、ぜーんぶ拾い集めよう!!!

 

I believed it ただただまっすぐに「行き先はひとつだけ」 夜駆けるワタリドリ

 

熱いおもいに 馳せるんだ 流れの中で 絡み合って どの風に乗るのが答えなの?

 

したいこと、好きなことだから (Over days) たくさんの可能性と かくれんぼしたよ (Lalalala...)

胸がぎゅうっとなって不安だった この景色を知るまでは! (So, Let's) Go around!

 

幾多の旅へ続くトビラは いつだって開いていると 気づかせてくれた

これが本当の自分 限りないミライが待ってるんだ

 

いっせーの!思い切ってぜんぶ Try 前人未踏でもいいんじゃない?!

あれも これも Do! Do! Do! We Do! Do! 未来図(シナリオ)はムゲンダイ☆

 

ハイタッチ!味方につけてくよ Wind むずかしいことは置いといて (Fly away!)

確かじゃなくていいんだ ココロに聞いて ときめく空へ

Infinity! Our wings!!

 

空を見上げてみて チョイスもミライも無限に広がっています!

ぜーんぶ 抱きしめちゃいましょう!そう!どこまでもいこう!」

 

 

ワアアアアアアア!!

 

上原さん、このライブだけは、どんな形であれ、笑顔で見れてよかった。コレで、俺の覚悟は決まった。

 

 

琴鳴「ちゃんと正しい未来に導いてやらないとな。

 

王様として」

 

ごめん、上原さん、俺は行くよ。

 




革命派事変、開始。

どうもありがとうございました。
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