ラブライブリスタートシリーズ ロザリオ・レコード   作:しゅみタロス

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第26話 進むべき未来、俺の大切な人。

12月 クリスマスを控えたダイバーシティ

 

心咲「答えは決まったか?」

琴鳴「皆とも話し合って決めた事だから。

 

俺は、ディスク・ドール・シンフォニクスにその身を預ける。虹ヶ咲のスクールアイドル同好会も含めて引き続き関係を進める。王様として、責務を全うするよ」

 

俺の覚悟は全て伝えた、心咲さんはそれを聞くと嬉しそうな顔をしていた。

 

心咲「心配は無かったようだ、流石は王の意思に選ばれただけある。

 

琴鳴君には、今後のアイドル活動に参加するならその技術を活かせる科が2つある。演出科と監査科だ。演出科は舞台装置や最先端の撮影機材やオーディオを自由に作ったり出来るし、監査科はスクールアイドルの活動をしている学校でデータを取ったり、内部で起こるトラブルの仲裁が主な役だ。どうしたい?」

 

どこに入るかはすでに公式サイトを見て決めていた。

 

琴鳴「監査科に入ろうと思ってる、そうすれば虹ヶ咲のスクールアイドル同好会で自分のすべきことも出来る。もちろん、今のリバースも。

 

俺の役目は、俺の築いた楽園に平等をもたらし、皆をもっと誰かの心に残る存在にしたい。それが俺の目標です」

 

すると

 

心咲「ありがとう、君ならその役目を果たせるよ。だが、学ぶことも多い分大変だがついて行けるか?」

琴鳴「任せてください、俺も王様だから」

心咲「よく言った、

 

ようこそ、ディスク・ドール・シンフォニクスへ」

 

 

それは、俺の2つの始まり内の一つだった。

 

琴鳴「後、心咲さんにだけ教えることなんですけど」

心咲「何か?」

琴鳴「実は…………」

 

話を聞いた心咲さんはにこやかに言った。

 

心咲「それなら俺も応援するよ、頑張れ」

 

そう言って心咲さんと分かれた。

 

琴鳴「よし、やるぞ」

 

 

 

当日 クリスマス

 

虹ヶ咲「カンパーイ!!」

 

 

とあるホテルの貸し切りで行われる虹ヶ咲のスクールアイドルによるクリスマスパーティー、俺も呼ばれて来たが完全なゲスト枠である。

 

かすみ「しかし心咲さんは太っ腹ですね~こんな素敵な会場用意してくれるなんて」

璃奈「まさに、特権」

しずく「まあ、来月から私たちはディスク・ドール・シンフォニクスの所属ですから」

栞子「皆さんにも尽くせるように頑張ります」

侑「それで聞いた?琴鳴君の今後の事」

愛「てっきり演出科だと思ったけどまさか監査科とはね~」

せつ菜「むしろかっこいいじゃないですか!!ドラマみたいで!!」

嵐珠「無問題ラ、スクールアイドルを導く意味では合ってるわね」

果林「まさかのグループごと出戻りになっちゃたわね」

彼方「彼方ちゃんは逆に遥ちゃんと一緒の所属だよ~、毎日会える~」

エマ「私は心咲先生と一緒に仕事してたけどホントに所属になっちゃった」

ミア「3年生シンフォニクスとズブズブじゃないか!!」

 

それぞれで思うところはあるだろう?俺も含めて今はこうして思いを打ち明けられる。

 

すると…………

 

1人でジュースを片手に窓を見る上原さんがいた。

 

琴鳴「皆とは話さないのか?」

歩夢「ううん、少し話した。欲しいプレゼントとか、でも、欲しいものは言いづらくて…………」

 

あいにく、俺も欲しいものがある。ここで逃す訳にはいかない。

 

琴鳴「俺から送りたいモノがある」

歩夢「え?」

琴鳴「外に出よう」

 

 

 

 

 

イルミネーションの輝く庭園へやってきた、お互い噴水の前で一息つくと俺は心を整える。心拍数の速さに少し熱くなるがそれを振り切り、言葉を告げた。

 

琴鳴「この一年、俺の中では後悔もあったが意味もあった。一度無くなった虹ヶ咲のスクールアイドルを立て直し、上原さんとの日々が自分の中で無かったモノを教えてくれた。王様としての自分と、ファンとしての自分。どちらが本当の自分か悩む事もあったけど今ならわかる。俺は…………

 

愛に生きる自分だ」

歩夢「!!」

 

琴鳴「だから、俺は今だけじゃ無くこれから先も見ていたい。

 

これからの人生、一生添い遂げる覚悟で前に進む。

 

俺は…………

 

 

 

 

歩夢のことが好きだ!!」

 

歩夢「あ…………」

 

その瞬間、歩夢の眼に涙が浮かぶ。

 

琴鳴「俺と、付き合ってください」

 

 

歩夢「はい…………

 

 

一生、幸せにしてください!!」

 

 

琴鳴「歩夢…………」

 

お互いに抱き合うと同時に目線を合わせる。

 

琴鳴「それじゃあ…………」

歩夢「いいよ…………」

 

 

甘えるようなファーストキス、光が祝福の様に見えた。

 

 

 

これは、俺の始めた物語。それは愛というこの世で一番価値のあるモノを手にした。

 

宮厨琴鳴の物語だ。

 

 

願いの福音(ロザリオ・レコード)、は時を刻む。

 

 

 

 




どうもしゅみタロスです。

今回をもってロザリオ・レコードは完結、応援ありがとうございました。

企画からスタートし、こうして連載に至るまで長かったような短かった様な。歴代シリーズの持つ魅力や設定なども含めてロザリオ・レコードはかなり新しいことをしていたと思う。ただ、これで宮厨琴鳴の物語に区切りがついた一方何かしら多くの伏線がまだ残っています。それについては活動報告で語るとしてロザリオ・レコードはこれで終了です。

歩夢ちゃん、琴鳴君、お幸せに。

どうもありがとうございました。
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