ラブライブリスタートシリーズ ロザリオ・レコード 作:しゅみタロス
孝道「それだよね、作者僕たちの事前書きだけの存在だと思ってない?」
観友「と言うよりかは俺自身が東雲のファンだから扱いづらいとか?」
孝道「作者が東雲を避けてるのは何故だろうか?」
観友「意図が読めねえッス」
倉阪電気高校 フードコート
涼助「これより、明日のシンフォニクス・ユニゾンに向けてのミーティングを行う」
孝道「おお、熱を感じるねえ」
6月の中で現在は梅雨シーズンを控える中で、屋内でのスクールアイドルイベントは今も熱が冷めない。かくいう俺も付き合っているが現在のような真面目にスクールアイドルのファン活動に熱心になるのは1年前じゃあり得なかったことだ。実際もう俺は明日のシンフォニクス・ユニゾンの第2部に興奮している。そう感じながら俺は上原さんのお手製のポテトチップスとリアルゴールデンを嗜む。
観友「俺の感じ入るところはもう察しがついてると思うッスけど」
涼助「ならば言ってみろ、好きなモノには筋を通せ。全部受け止めよう」
観友「やっぱり東雲のステージがダントツだったッス、神谷理華ちゃんと浅見知得のセンスは心をくすぐられる。虹ヶ咲も新メンバーの初陣でかなり盛り上がったッスけど今は東雲推しは変わらないッスね」
涼助「俺は虹ヶ咲のスクールアイドル同好会の新メンバー、朝香果林には心を打たれたよ。実際優木せつ菜追い続けてきた身としては推し変本気で考えたけどやっぱり優木せつ菜を裏切れないから結局そのまんまだった。新生虹ヶ咲のスクールアイドル同好会。やってくれるぜ」
琴鳴 パリッ「…………」
今更思ったが、ここまでに至るまで俺って関わりすぎてないか?
歩夢side
歩夢「じゃあ、入部のきっかけは琴鳴君が?」
果林「彼、案外芯が通っていて良い男の子だったわ。是非とも貰いたいぐらいなんだけど」
歩夢「も、貰う!!」
琴鳴君、一体何を?不用意に関わりすぎてるせいで結構危ない人に目をつけられたんじゃ?
果林「なんてね、冗談よ。私は他の子から男の子を盗っちゃおうなんて思わないから。でも、うかうかしてると本当に盗られても知らないわよ。
頑張ってね」
歩夢「うう…………」
公開処刑だよ、これ…………
ガチャ
愛「失礼しまーす」
歩夢「???」
突然入り込んできた二人の生徒、すると
ガシャッ
せつ菜「お待ちしてましたー!!新入部員さん!!」
歩夢「ええ!!」
侑 パチ「新入部員!!」
侑ちゃんまで目が覚めちゃった、そう言えばこの前シンフォニクス・ユニゾンの前に新メンバー募集してた(ほぼ侑ちゃんの独断)んだよね。まさか果林さん入部のタイミングで後2名来てしまうとは。
侑「えっと、経歴書の通りだと」
愛「宮下愛だよ、よっろしくー☆」
璃奈「天王寺璃奈、愛さんの誘いで来た。よろしく」
せつ菜「ようこそ、スクールアイドル同好会へ。それじゃあ、こちらに」
二人が席に座ると侑ちゃんとダンスレッスンを始める。その様子を見ながら私は今日のご飯の献立を考えていた。
愛「どうだった?」
侑「基本はバッチリだね、それじゃあ、明日のライブの曲を用意しておいたから頭に入れておいて。コレがそのデータ」
愛「さっすが音楽科だね。情報処理学科の愛さんたちも負けてられないね」
果林「へ~、そう言うハングリー精神で何でもやるの。嫌いじゃ無いわ」
璃奈「それだけ、情報処理学科は新しいモノに飢えてるから」
リリリリリリリリ
愛「???」
歩夢「あ、ごめん。、ちょっと電話に出るね」
私はそう言うと部室を出て隣の階段に出た。
歩夢「もしもし、琴鳴君」
琴鳴「やあ、上原さん。今ちょうど講義が早く終わったからダイバーシティにいる。今日は依頼も無いし少し早めに家に来ないか?」
歩夢「わかった、おいしいご飯。期待しててね」
琴鳴「わかった、じゃあいつもの自販機前で。待ってるから」
歩夢「うん、すぐにいく」
電話を終えると後ろには…………
愛「お~、まさかスクールアイドルの身で彼氏持ちとかギルティだね~」
璃奈「りなちゃんボード、照れ照れ」
ぜ、全部バレた!!
歩夢「いや、彼氏とかじゃ無くて…………」
愛「え?違うの?」
璃奈「明らかにそれっぽい、りなちゃんボード、したり顔」
しょうが無い、バレちゃった以上は話すしかないよね。
私は以前に撮った写真を見せた。
歩夢「これが、他校の私の友達。宮厨琴鳴君だよ」
愛「へーどれど……
ええ!!ナニこのルックス偏差値レベチなイケメン!!しかも制服改造されてるけど倉阪電気高校の生徒じゃん!!ウチの学科の恋人候補は大体ココの生徒大半なんだよね。超絶掘り出し物!!」
歩夢「電子メカニクス学科って言う機械を直す学科にいるんだって。今は依頼されたモノを無条件で直す修理代行をダイバーシティでやってるんだよ」
ガシッ!
歩夢「え?」
愛「彼、紹介してよ」
璃奈「りなちゃんボード、興味津々」
歩夢「ええ…………」
こうして断ることは出来ず、琴鳴君に連絡して紹介することになった。
琴鳴side
琴鳴「また新たなスクールアイドルか」
歩夢から連絡を受け、新入部員のスクールアイドルと出会うことになった俺は自販機でリアルゴールデンを飲み干しつつ、立ち上がる。
すると
歩夢「お待たせ」
琴鳴「ああ、えっと…………」
愛「ほぉわ~超イケメン~。初めまして、宮下愛だよ。愛さんって呼んで」
璃奈「天王寺璃奈、初めまして。りなちゃんボード、ニヤニヤ」
琴鳴「ああ、よろしく」
接したことの無いタイプの女子が来たな。まあ、とりあえず普通に接しよう。
愛「同世代とは聞いたけど、背が高いんだね。大学生かと思った」
琴鳴「よく言われる」
璃奈「君、モテるよね。でも女の子の気配がしない。りなちゃんボード、不思議」
琴鳴「俺ってモテるタイプなのか?あんまし自覚無いんだけど」
愛「へ~、じゃあ、歩夢にはどうして振り向いたの?少なくとも君は自分から女の子にアプローチするの苦手に見えるけど」
隠す必要なんて無い、少なくともこの2人の前なら。
琴鳴「振り向いたのは俺にとって上原さんが好きなことに臆病だったから。だから背中を押したんだ。押した以上は自分も守っていく責任がある。上原さんについて行くのはそれが理由だ」
すると上原さんが俯く。
歩夢「琴鳴君、やっぱり言ってること選んで」
琴鳴「いや、本心だけど」
歩夢「もう」
その様子に宮下さんは…………
ぽん
琴鳴「なんで肩を叩く」
愛「責任取りなよ、守るなら腹くくりなさい」
璃奈「りなちゃんボード、オラオラ」
翌日
会場 指定席
涼助「ようやく、4人座れたな」
孝道「前は別行動だったからね」
観友「あれ、琴鳴先輩ペンライト買ったんスか?」
琴鳴「ただの付き合いだ、深い意味は無い」
そしてその時は来た。俺は即座にペンライトの色を変える。
観友「おお……」
何かを感じたのか江沢の目が変わった。目の前に現れた宮下さんは声を上げる。
愛「みんなー、愛さんのついてきて。夢を見よう!!」
愛・歌「朝が来て ヒカリ溢れたら 走りだそう Go together
Ohhhhh! HIGH FIVE!! ハロー!(Hey! Hey! Hey! Hey!) ハロー!(Hey! Say!)
ほら 始まるよ Sparkling day!
揺れる日差し Sky So Blue 晴れた空に深呼吸
ねぇ 今日はどんなたのしーこと始めちゃおっか!
(Let's go! Here we go!) 眠ることさえもね(na na..)
もったいないってくらい!(マジで) ワクワクとウズウズ(Ai! Ai!)とまらナイッ&デイ(Because of your heart)
その笑顔がパワーの源なんだよ(ダイスキ)
24-7 どんな日でも ずっと まぶしく輝いて…
太陽 降り注ぐよ さぁ 行こう! 愛が Sun Sun と ハロー!ハロー!ハロー!ハロー! ココロからのスマイル 見たいよ 笑った顔 サイコー! そのハート照らす
(Woh Woh, Woh Woh)
太陽になりたいよ」
歓声と共に曲が終わる、俺もかなりテンションに乗せられてしまった。
その横で…………
江沢がとても笑っていた。どうやら気に入ってくれたみたいだ。
ゲート入り口
愛「お待たせ、どうだった?」
琴鳴「全くもって、サイコーだよ。文字通り」
愛「ふふっ」
そう言うと宮下さんは笑顔を向ける。
愛「行こうよ、打ち上げ始まっちゃうよ?」
琴鳴「今行く」
久々に孝道&観友の登場回でした、この先観友は虹ヶ咲のスクールアイドル同好会に鞘替えです。あと、ちらっと理華ちゃん名前が出てきたけど今後の登場予定は無いです。
東雲を避けているのは、まあいずれお話しします。