ラブライブリスタートシリーズ ロザリオ・レコード   作:しゅみタロス

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涼助「前回は休載だったから久しぶり、今週から最スタートだ」
琴鳴「ただし前書きネタは本日で終了だけどな」
涼助「え?このコーナー終わるの?」
琴鳴「作者の傾向からこのコーナー打ち切りはよくあったし今更だよ。

それではどうぞ」
涼助「前書きこれにて終了」


第9話 自分が今独りよがりを嫌っていると思うかな?/その独りよがりが俺を前に進めてる。

 

7月 ダイバーシティ

 

BAN BAN SHOOTING 4!!

 

愛「よし、行くよー!!」

 

銃を手に、VRゴーグルをつけてアクションを決めながら遊ぶVRFPS バンバンシューティング4。俺を含め高咲さん、上原さん、宮下さん、天王寺さんのメンバーでチームスワットに挑戦していた。

 

ただ、経験のない上原さんは明らかに苦戦している。まあ、コレについては慣れだからな。

 

俺は助け船とばかりに上原さんのサポートに回った。

 

結果、キルスコアは2位。まあここまでなら当然か。

 

侑「いや~楽しかったね~」

歩夢「うう、怖かった…………」

琴鳴「無理をさせた、ごめん」

歩夢「ううん、琴鳴君のおかげで助かった」

 

その様子を一点集中、真顔で見る彼女。天王寺璃奈が駆け寄ってくる。

 

璃奈「琴鳴さん、もしかして神室集の実況動画とか好き?」

琴鳴「お、よくわかったな」

璃奈「プレイスタイル、若干亜流も入ってたけど概ね動きは同じ。だから気付いた

愛「さっすがだね~」

 

ゲーム実況は好きだし機械いじりも好き。天王寺さんとは少し気が合いそうだ。

 

すると…………

 

璃奈「それじゃあついでにお願いを一つ、私の家、いやガレージに来て欲しい。きっと面白い気がする。りなちゃんボード、わくわく」

琴鳴「いや、JKの家に上がるとか男子高校生にナチュラルに地雷誘ってるようなもんだからな。経験的に」

侑「なら、私たちも行こうよ」

歩夢「そうだね、ついてくよ」

愛「りなりーのガレージ久々だ~」

琴鳴「そういうことなら」

 

周りの一押しもあり、俺はみんなを連れて歩き出した。

 

天王寺家 りなちゃんガレージ。

 

 

 

璃奈「ここ」

 

ガレージの中は俺の部屋とは違い、ガラクタの巣窟だった。でも機械の多くは手入れが届き、俺自身も感心してしまう。

 

すると天王寺さんはパソコンに接続したマスクを見せる。

 

琴鳴「これは…………」

璃奈「シンフォニクス・ユニゾンの前に完成させようとしてるりなちゃんボード。電気系のシステムが課題で未だに完成できていない」

 

りなちゃんボード、未だに自分でも謎の解けない天王寺さんの特性。

 

少し踏み込んでみるか。

 

琴鳴「どうして、自分の顔を素直に見せないんだ」

璃奈「自分が完璧じゃ無いから」

琴鳴「完璧?」

璃奈「私は琴鳴さんみたいに自分を持っていない。だから感じるモノはあっても顔で表現する事が出来ない。だからそのせいで周りに良い印象を持たれていない。だから自分の顔をりなちゃんボードで表すしか無い。だから完璧じゃ無い。大事なモノを知らないから」

 

完璧じゃ無いか、自分を持たないって意味では確かに浮いて見えるよな。

 

 

 

琴鳴「俺の事を完璧だと思って諦観してるなら、それは違うと思うぞ?」

 

璃奈「どうして?」

 

琴鳴「あいにく、俺も小学生から人生ソロプレイだったし機械いじりしかせず何も知らないままここまで来たからな」

璃奈「じゃあ、友達いないの?」

琴鳴「少なくとも小中一貫して機械ばっかりで人と接することはなかった。友達出来たのも高校進学した1年前だし、どう考えても周りから見れば誰とも異なる部分もあったと思う。それに、

 

俺の生まれた場所は静岡の沼津にある町工場の玩具屋だから、そうした環境が俺をここまでにしたんだ。違うのも無理ない」

 

璃奈「じゃあ、同じだね」

琴鳴「お互い様だ。

 

なあ、そのボード。俺にもやらせてくれよ」

璃奈「良いけど大丈夫?」

琴鳴「安心しろ、ラフな組み立てなら5時間。完全に仕上げるなら1日で終わる」

愛「それなら愛さんも加わるよ~、電気周りの分析なら任せて」

琴鳴「よし、取りかかるぞ」

 

家の厨房

 

歩夢「沢山作らないとね」

侑「3人分のおにぎりって10コも必要かな?」

 

 

その後、俺たちは可能な限りでりなちゃんボードの完成に向け。アップデートとテストを繰り返した。宮下さんの考案で外付けバッテリーを小型化するやり方を取り入れ開発を進めた。夜にも関わらず、続けた後。

 

計6つの予備バッテリーとりなちゃんボードをフルスペックで使えるようになり、ようやく完成した。

 

 

夏休み 屋内ステージ。

 

観友「お、来ましたね」

孝道「待ってました」

涼助「最後のユニゾンだからな」

琴鳴「さあ、俺たちも行こう」

3人「…………」

琴鳴「あ…………」

 

バチっ!!

 

突如、照明が消える。すると目の前には…………

 

璃奈「みんなー、お待たせ!!会場のみんなとコネクトしちゃうよー!!」

 

璃奈・歌「はずむ ココロ! 飛ぶようなテンション! さぁ Connect しよ!

 

アレ? いま こう思って、言って、あぁ そうじゃなくって…(ええと あの…)

つたわんないや、なんでだっけ? どうするんだっけ…(あ。あ。あ。。)

 

しっちゃかめっちゃか Thinking ぐるぐる Now Loading...[Ctrl]+[Z]きかないし

複雑カスタマイズ 足りない? 何かインストールとかできたらなぁ

 

なんて不完全で(セイカイハナンダッテ…) なんて不確実で(コタエハドコダ?ッテ…)

説明書なんてないよね まずは 始めてみようカナ…

 

チガウスガタ チガウカタチ なのにどうして

オナジキモチ!!(〃>v<〃)繋がってる 実感

分け合う 温もり ありがとう思いっきり 伝えたいんだ

カラフル!笑顔!心地いいな♪繋がってく みんなと ココが私の好きな場所

 

はずむ ココロ! 飛ぶようなテンション!

 

今 Connect しよ!」

 

ワアアアアア!!

 

ライブ後

 

カパッ

 

琴鳴「お疲れ、やっぱ機械オタクにはおでん缶だよな~」

璃奈「久々に食べた、おいしい」

琴鳴「少しは、自分、見つけれたんじゃ無いか?」

璃奈「うん、良い自分を見せれた気がする。りなちゃんボード、満足」

 

琴鳴「好きなモノだけは、好きって示せ。俺も応援する」

璃奈「琴鳴さん、何でもかんでも関わりすぎ、お節介、そのうち誤解されちゃうよ?」

琴鳴「う…………」

 

ちょっとだけ、自分の今の状況が見えた気がする。

 

 

虹ヶ咲の生徒会室。

 

侑「それじゃあ、こちらの企画。ようやく実行できる目処がついたのでお願いします」

菜々「それじゃあ、これで受理と言うことで。開催は夏休みの8月、是非良いイベントにしましょう」

侑「はい、スクールアイドルフェスティバルに向けて、邁進していきます!!」

 

 

 

 

 




これより次からスクフェスに移行。どうもありがとうございました。
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