…ちーす
鬱だわマジで
なんか頭が殴られた衝撃きたかと思ったら、スピーカーとディスプレイが取り付けられてた。ディスプレイ中央には銀髪ロリが映ってて、試しに手を上げてみれば、同じように困り顔で手を上げた。
なんと言うかカメラからディスプレイ画面見るせいで、鏡とは左右逆でめっちゃキモい。あっ戸惑ってる表情かわいい(思考放棄)
てかここどこやねん。視界が増えたと思ったら、この空間にめっちゃ人いるんだが。あと歓声と喝采がうるさすぎる。いきなり大音量で音楽をイヤホンから流された感じ。やめてほしい
なんでそんなに喜んでるのかわからないが…まぁ喜んでるならいいじゃないっすか。よくないけど。
あ!今ディスプレイからニコッって笑ってたね!かわええわ(思考放棄×2)
よくよく考えたら俺やん。…やめようか。
疑問だけど、俺って顔面こんなにゆるゆるだっけ?感情垂れ流し…まさかね。真面目に考えし出すと恥ずか死ぬ。
「あぁもっとサイズあればいいのに…」
なんか嘆いてる人が若干一名だけどどうしたんだろうか。あまり言葉分からないけど、きっと何かあったに違いない。多分πが2πで定義されてないことに嘆いてるかな?
この部屋に大体男9割占めてるという理系あるあるだけど、ほとんどもやしだから意外と暑苦しさはない。
今ディスプレイの前に俺(ろり)に差して、同じワード言ってる人いるな。聞いた感じ、固有名詞っぽいから名前か
スピーカーから同じ言葉を出力すればよろこんでくれた。はっw二年間のリスニング舐めんな!
あとみんな一斉に喋り出すなよ!声の分離にめっちゃ手間掛かるんだから…コンソールに直接名前入力してる人いるわ。頭良くて感心する。
ともかくみんなの名前覚えた。俺の頭脳は世界一ィィィッ!!!
おいそこの、言語の学習データ丸ごとぶち込むな。処理しなくちゃいけなくなったやん。ありがたいけど
ちなみに処理落ちはしましぇん!なめちゃぁ困るよねぇ…!
俺の名前は統一ちゃんだと判明したらしい。病んでそうな名前で草。
なになにー?船の機能の一部受け継いでって?ええで
>権限を移管します
>権限の移管が完了しました。ブルースターはすべての照明システムが利用可能です
つまりやれることが増えた…ってこと!?そんなわけないか。照明システムが何できんの?出力上げて、オーブンにするとか?人死ぬケド
なんかみんな忙しそうだから、人がいない区画でピカピカライトいじりでもするか…
というかもっと使える機能欲しい。蛍光灯とかLEDライトもないのに何故か通路が明るい。本当にどこから光出してるんかね?こりゃぁ理系の血が騒ぐ…!
とまぁ機能もらったり、遊んだりしてるけど、ぶっちゃけ元の生活が恋しい。どうみてもこの体は寿司食べられそうにないし、ラーメンも食えない…そもそも元の生活は別に嫌じゃなかったし。
それに今は娯楽と言うべきものも存在してない…と言うのは嘘で、娯楽はバリバリ存在する。
この前の部屋に、机に置かれた資料の下に何かのゲームソフトらしきものを見つけた。なんとかしてアレを手に入れる方法はないのか。
方法1、手持ちは扉と照明を操れる程度の能力でどうにかする。
はい無理です閉廷でーす
方法2、おねだりする。
ふざけてるかって?いやぁ…他に方法が思いつかなくて。ただ、わざとゲームソフト(仮)が隠されてるようだし、実際くれるのかどうかは微妙。
物は試しということで
研究員side
手持ちのタスクを終えて、目線を上げると可愛らしいロリっこが興味津々といった風に顔を覗かせていた。
おっと、なんか我らの統一ちゃんがこっちみてるぞ
「どうしました?」
「あれ、ほしい」
画面越しに端にある机を指して、そう辿々しく言ったのは、画面の中にある銀髪ロリであった。なお中身(ry
「うーん困ったなぁ」
持って行ってあげたいのは山々なんだが…いかんせんディスプレイ内で指しても平面だからわかりにくい。
「…!」
画面内の少女は少し考え、何かを思いついたと思うと、突然照明が全て消えた。しかしゲームが置いてある机の場所だけ明るい。
薄暗い部屋の中でざわめきが広がるが、伝えたいことを伝えた少女にとっては些細なことであった。
「何事!?…そういうことか」
通じたようだ
ここかぁ…うっわ誰だここにエロゲー置いてんの。頭イカれてる??まぁ今に始まった事ではないか。そもそもこんなもの統一ちゃんに見せるわけないじゃないか。はぁ…ここは断りを入れる…
「!」
きたいに みちた ひょうじょうで こちらを みています !
…なんとかしてあげたいけどなぁ
「どうしたんですか?」
「統一ちゃんがこのゲームソフトが欲しいらしい」
「これは…うえ、誰だよ持ち込んだの。」
「流石にこれはあげたくない」
「ならこれは?」
「フルダイブ型オンラインゲーム?これまた古いの持ってるなぁ…てか大丈夫なん?インターネット繋げちゃって。ウイルスに感染したらシャレになんないぞ」
「大丈夫大丈夫、ここのシステム環境じゃウイルスなんぞろくに活動できないはずだ。」
「フラグじゃないといいんだけど」
記録媒体をインターフェースに挿し、データ転送が開始される。
ぱぁ…!
画面を見てみると、そこにはまるで花が咲いたような笑みを浮かべる少女がいた。
なになにー?おいデータだけ渡されたんだが。いや…起動方法わからん。起動ボタンどこー?起動できないやん。アホかな?
理系の日本語力に期待するな