悪虐少女は自由に生きる   作:卓球さん

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こんにちは、最近暇なのでもう少し書こうと思います 公安は本当に東京都にあるのだろうか?


悪魔と暗殺者

神奈川銀行強盗事件の経過

2月13日

銀行強盗犯4人ら神奈川県内にあるマンションから車を盗む

神奈川銀行の現場付近の監視カメラに盗まれた車が映っているのを確認。下見だと思われる

2月14日

午前、神奈川県内の駐車場に盗まれた車を確認

正午ごろ、銀行強盗事件発生

銀行強盗が終わった後、近くに居合わせた水理 涼子(5)が個性を暴走させ銀行強盗犯4人らに危害を加えた。すぐさま駆けつけたヒーローや救急車により銀行強盗犯4人らの死亡を確認。水理 涼子は重症だったところを母親と一緒に都内の病院に運ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この事件どう思う」

 

「––––––––––––––––––––––––」

 

「そうじゃない水理 涼子についてだ」

 

「–––個––––––––––制御–––––––––––」

 

「そんなことは分かってる。」

 

「––––––公安–––––––預か––––––だ」

 

「そうだ。だから我々の息がかかってる東京病院に移動させることにした。」

 

「–––––––了解」

 

 

 

 

 

 

 

「彼女が目覚めた時に暴れられたら困る。念の為、目覚めたと報告があったら君が様子を見に行ってくれ。……もしもの時はしっかり頼むぞ、レディ・ナガン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月16日

水理 涼子の症状安定を確認。ヒーロー公安委員会会長の指示により東京都にある病院に移動。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…あぁ?……また知らない天じょ…いったぁあああ!!!!!」

痛い痛い、全身が痛えぇ!!!なんだこれどうなってんだ!?体を動かさないようにしないと…。ああぁ何があったんだっけ?

 

……。やべ、俺…人殺した?逮捕?やばい、冷や汗が止まらないし体いってぇ

なんで俺殺したんだろ、実は快楽殺人鬼だったのか??いやまて……俺がおかしくなったのって個性使ってからだったよな?

 

…そうか、個性が強すぎるからか。個性が強いと反動があるんだっけ?緑谷の個性も最初は腕が紫芋みたいになってたし、耐性がついてなければ荼毘みたいになる。それにOFAの継承者は寿命が短いんだっけ?俺の個性って正直チートだし、5歳の幼女が使えきれるもんじゃねーよな。もしかして個性を使うと脳に負担がかかって前頭葉とかの理性を司る部分とかがうまく働かなくなって欲望に忠実になるとかなのかな?あまり使いすぎないようにするしかないな……

それにこの体の痛み。俺はあの時攻撃を受けてなかった気がするし、個性の代償だとしか考えられないよな。まぁあんな無茶な動きしてなにもなしってのもおかしいか……寿命もゴリゴリ削れてそうだなぁ…。

せっかくなろう系主人公になれると思ったのに。また俺なにかやっちゃいましたぁ??(煽)とかもやってみたかったのに!!こんなんじゃする前に死んじまうよ

 

 

 

「あれ、起きたの?」

 

!?あぁ看護師かビビらせんなよ。いきなり声かけてきやがって…

あぁ…怒るな怒るな俺は今5歳の幼女…

 

「かんごしさん?こんにちはー!」

 

「あら、元気いっぱいね!今お医者さん呼んでくるから待っててね。」

 

屈辱だ

 

でも今までの反省を活かして幼女らしい振る舞いをすることにした

それにしてもこの部屋監視カメラ多くない?

 

 

 

 

 

 

 

 

「うん、呼吸、脈拍、意識共に問題なさそうだね」

 

「ありがとう!おいしゃさん!」

 

「そうだ、今からここにお母さんと事件のことを聞きに来る人がいるからお話ししてあげてね。」

 

事件のこと……間違いなく警察か公安だな

レディ・ナガンとか来ないかなぁー。そんなの不可能かー

 

「??はーい!やったぁ!おかあさんにあえるー!…あ!そうだおいしゃさん!今日ってなんにち??」

 

「今日は2月21日だよ。君が眠って1週間くらいだね」

 

「ありがとうおいしゃさん!!」

 

また1週間かよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかあさん!!!」

 

「りょうこちゃん!!」

 

目の前まで母親が走って来る。犬か貴様は

しかし俺は全身の骨にヒビが入っているのでこの母親は俺のことを抱きしめられない。怪我も悪いことだけじゃないんだな

 

「りょうこちゃん痛くない?大丈夫??お母さんになんでも言っていいんだからね?」

 

「ぜんぜん大丈夫だよ!!おかあさ…」

 

……!!後ろにいるのってまさか

 

 

 

 

 

 

 

「やあ、水色のお嬢さん。」

 

青紫とピンク色に揺れるポニーテール…

 

ムチムチな太もも…

 

なんと言っても脇の空いたあのエッッな衣装!!!!

 

 

 

 

「やったねりょうこちゃん!あのレディ・ナガンが会いに来てくれたよ!」

 

 

 

いよっしやゃゃゃゃゃゃゃゃゃー!!!!!!!!!!!!!!!

「うわああ!綺麗なお姉さんだ!嬉しい!!!」

 

「ふふ、元気ね。りょうこちゃん!お母さん嬉しいよ」

 

 

これでこの世界がどの時間帯に位置するか…なんとなくわかったな。俺はアニメ勢で見たのもだいぶ前だからほとんど内容なんて忘れちまったけど、この人のことはよく覚えてる。レディ・ナガン…美しき脇の王子様だ…!この人がポニーテールだったのはホークスが小さかった頃。おそらくそれより少し幼いであろう俺は主人公たちと近しい世代なんだろう。それにしても……公安の暗殺者…だよな?え?俺殺されるん?まああんだけ個性暴走させて人殺してんだから妥当か……。確かに会いたかったけどこのタイミングでは世界1会いたくねぇよ?!

 

「すまん、ここからは…」

 

「ええ…分かってます。りょうこちゃん!今からお母さん仕事に行かなくちゃいけないの。だからそのお姉さんと話しててね!」

 

「うん!待ってるね!お母さん!」

 

 

しかも1対1 もしや詰んだ?

 

 

 

そのままレディ・ナガンは椅子を持ってきて俺のベッドの横に座った

 

「さあ水色のお嬢さん、沢山お話しよう」

 

「えっと…うん!!」

 

やべぇ、胸デケェ…!緊張してうまく話せないかも

 

「水色のお嬢さん、名前教えてくれるか?」

 

「私ね、水理 涼子って言うんだよ!!よろしくね、お姉さん!!」

俺は満面の笑顔をレディ・ナガンに向ける。レディ・ナガンはヒーローの精神を持ってる。きっと子供の笑顔は好きなはずだ。それに可愛いものが好きなんだっけか?それなら水理 涼子の可愛い顔面は効くだろ??沢山好感度上げていきますよーー。好感度上げたい理由は特にあるわけじゃないけど美女と仲良くなりたいのは男として当然だ。もう男じゃないけど

 

「涼子ちゃんか。いい名前だ」

 

そう言って撫でてくれようとする。しかし、レディ・ナガンは途中で手を止めた。可愛いねぇ… 俺は殺人をして罪に苦しんでるレディ・ナガンも大好きなんだけどなあ

 

「ありがとう、お姉さん!!」

 

「それで私が聞きたいことなんだが、涼子ちゃんはこの間初めて個性を使ったのか?」

 

「…うん。あのね、私あの人達に連れていかれそうになったの。それでたくさん抵抗してたらね、いつのまにか眠っちゃってたんだ!」

 

あの後いつのまにか気絶してたんだよな。どこかで個性の訓練できないかな

 

「……それは怖かったな。もう大丈夫か?」

 

「うん!心配してくれてありがとう!……それでね、お姉さん。私悪いことしちゃったのは分かるんだ。お姉さんは『ヒーロー』だもんね…悪い子の私をやっつけにきたんだよね?」

 

ここから、核心をついて話していく。頭の良さが幼女並じゃないとバレないように少しづつ…レディ・ナガンの弱点につけ込むんだ。こういう時に5歳の幼女の肉体は役に立つな。こういうのギャップ萌えって言うんだっけ?

…さぁ、どこまで揺さぶれるかな

 

「いや、そんなことはない。」

 

「お姉さん、ありがとう。でもすごく…苦しそうな顔してるよ。私みたいな悪をやっつけるのを迷ってくれてるんだよね?」

 

「そんなことは…ない。」

 

レディ・ナガンの瞳が若干震える。そりゃそうだ、今の俺は5歳の可愛い幼女。そんな小さい5歳の女の子が自分を気遣い、人を殺した罰を受け入れようとしている。効くだろうなぁ???沢山殺した君には…ね?しかしそれでも表情はそこまで崩れてない。まだ足りないのか

 

 

「お姉さん、だいじょぶ…大丈夫だよ。私ね、どんなことがあってもお姉さんのこと大好きで味方だから!」

 

骨にヒビが入ってる腕を使って沢山レディ・ナガンの頭を撫で撫でする。かなり痛いけど可愛い可愛いクール系美女を撫でられるなら問題なんて何もない。これにはレディ・ナガンも表面上は上手く取り繕ってるけど動揺してるんじゃないのか?多少顔色が悪いようにも見える。そりゃそうだ、こんな小さな子が自身の感情を見抜ぬいて慰めようとしてくれるのだから。君がいる時点で殺される可能性が低くてもあるってことくらい分かってる。だからそれを逆手に取る…出来るだけ私の好感度を上げて彼女が沢山思い詰めるようにしないと。曇らせも見たい

 

「お姉さんは、きっと私の『個性』を見に来てくれたんでしょ?もし…私が個性を暴走させたら…お姉さんは躊躇わないでほしいな。」

 

「な…っ!」

 

ここで相手のしたいことを言い当てる。会話の主導権は俺が握らなければ…少しでも悪い方向に思考を持って行かせる。幼女がいきなりこんなこと言ったらビビるんじゃない?彼女の頭の中は今どうなってるかな?…ヒーローの救援が間に合わなかったせいで手を汚した守るべき可愛くて綺麗な5歳の女の子にこんなこと言われてるんだからさ笑

可愛くて綺麗なものが大好きなレディ・ナガンは今の俺を見て何を感じるかな??あははは!

 

「でも大丈夫だよ! 今ね、多分個性がしっかり扱えそうなんだ!だから、お姉さんを笑顔にできるよ!!お姉さんには笑顔が似合ってるから!!」

 

そう言って右手から水を出して、ふわふわ浮かせる。そして…水の形を変えていき、綺麗にレディ・ナガンを小さくしたような形にしていく。こんなに正確に個性をコントロールするのは、個性の訓練すらまともにしたことない5歳児には『不可能』だろう?

 

「これが私の『個性』だよ。水をこうやって出したり自由にできるんだ!!えへへ、お水で出来た小さいお姉さんだよ!可愛いね?」

 

「そうか、ありがとう…!」

 

レディ・ナガンは心底安心したような笑顔を私に向ける。俺が個性を暴走させなければ殺さなくていいのだろう。わかりやすい 正直かなり不安だったからその反応は助かる。まあこんな幼女普通は殺したくないよね。笑顔も可愛いね

 

「良かった!お姉さんを笑顔にできた!!笑顔のお姉さんはいつもより素敵だよ!いつも"悪"を倒してくれてありがとう!『ヒーロー』」

 

「ああ…!」

 

ついには少し泣きそうになっている……のかな?なんにせよ、ついに君はついに認められたんだ。何年も苦しみ続けられた殺しという罪を初めて"綺麗で可愛い子供"に認められた。ヒーローとして、これ以上ない幸せなんじゃないか?笑

 

 

 

 

「お姉さん、どんなことがあっても私が味方だからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、原作通りレディ・ナガンは公安委員会会長を殺したそうだ。

うーん…なぜ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから、私こと水理 涼子は我儘姫として公安に名を轟かせることになる

 

 




うーん… レディ・ナガンのエミュが難しい
すやすやりょうこちゃん(5)

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