悪虐少女は自由に生きる   作:卓球さん

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少し久しぶりの投稿。
ついつい沢山書いてしまいました


悪魔と小さな旋律

 

 

 

 

 

 

俺はあれから、緑谷たちとよく遊ぶようになった

 

「なぁ、緑谷」

 

俺は、公園のベンチに座りながら、ふと思ったことを口にした。

 

「緑谷の家って、どこにあるの?」

 

「えっ?」

 

緑谷は驚いたようにこっちを見る。

 

「え、えっと……ここからそんなに遠くないけど……」

 

「ふーん?……じゃあ、今日行ってもいい?」

 

「……は?」

 

緑谷の表情が、一瞬で硬直する。

 

「い、今、なんて……?」

 

「だから、緑谷の家に遊びに行きたいって言ったんだよ」

 

俺はさらっと言ったが、緑谷の顔は真っ赤になっている。

 

「えっ、えええええ!? い、いや、えっと、その……」

 

「なんでそんなに慌てるんだよ」

 

「だ、だって、家に女の子が来るなんて、そんなの……!」

 

「私が家に行くの、そんなにダメ?」

 

「ち、違う違う! そういう意味じゃなくて……」

 

「私のこと好きなの?笑」

 

緑谷はわたわたと手を振り回して、顔を赤らめている。

隣で爆豪が「チッ」と舌打ちした。

 

「うっぜぇ。好きにしろよ」

 

まぁ、爆豪にとってはどうでもいい話なんだろう。

でも、俺にとっては違う。

 

俺はこの世界のことをもっと知りたい。

そして、この世界の"未来のヒーロー"をもっと知りたい。

だから、緑谷の家に行くのは俺にとって意味のあることだった。

 

「……でも、ママがなんて言うか……」

 

「じゃあ、電話して聞いてみたら?」

 

「えっ!? い、今!?」

 

「そりゃそうでしょ?」

 

緑谷は動揺しながらも、仕方なくスマホを取り出し、通話を始めた。

……さて、どんな反応が返ってくるか。

俺はちょっと楽しみにしながら、それを見守った。

 

【緑谷家】

 

「ただいまー……」

 

「出久、おかえりなさい! っ……ええっ!?」

 

玄関を開けた瞬間、緑谷の母・引子さんが驚いた顔をした。

当然だろう。

いままでモテそうになかった息子が、可愛い女の子を連れて帰ってきたのだから。

 

「お母さん、えっと、紹介するね……」

 

緑谷はもじもじしながら俺の方をチラチラ見ている。

 

「水理涼子です。よろしくお願いします」

 

俺は軽く会釈した。

 

「え、ええっ!? 出久のお友達って女の子なの……!?」

 

引子さんは明らかに混乱していた。

 

「え、えっと……そ、その……出久!? どういうこと!? い、いままで女の子と遊んだことなんて……!」

 

「え、えっと、あの……か、かっちゃんと一緒に……!」

 

「爆豪くん!? でも、でもでもでも……!」

 

引子さんの視線が俺と緑谷を行ったり来たりして、明らかに脳内処理が追いついていない。

 

「は、はじめまして……水理ちゃん、ですよね?」

 

「はい」

 

「そ、そう……え、えっと……出久と仲良くしてくれてありがとうね……?」

 

「あはは、まぁ、普通に友達って感じですけどね。」

 

「と、友達……!?」

 

……なんか、この人すごく困惑してるな

 

まぁ、いきなり小学生の息子が美少女を連れて帰ってきたら、親としては驚くのも無理はないか。それにしても、この頃の引子さんってそこまで太ってなくて綺麗だなぁ

 

「そ、それよりも! お、お茶入れるわね! お菓子もあるのよ!」

 

「ありがとうございます」

 

俺たちはリビングに通された。

 

部屋は小奇麗で、家庭的な雰囲気が漂っている。

 

壁には幼い頃の緑谷の写真、そして本棚には大量のヒーロー雑誌が並んでいた。特にオールマイトのものが多い気がする

 

(なるほど、やっぱりヒーローオタクか)

 

「す、すごいね……ヒーローの本、めちゃくちゃ多いね」

 

俺が感想を口にすると、緑谷はちょっと恥ずかしそうに笑った。

 

「え、えへへ……小さい頃からずっと好きだから……」

 

「"どうやったらヒーローになれるのか"みたいな本もあるんだね」

 

「う、うん……僕は個性がないから、どうやったらヒーローになれるのか……そればっかり考えてたから……」

 

緑谷は本棚を見つめながら、ぼそっと呟いた。

 

……その横顔は、いつものヘタレな緑谷とは違い、ほんの少しだけ真剣な雰囲気があった。

 

「……ふぅん」

 

俺は軽く頷き、湯飲みを手に取る。

 

「……それで、答えは見つかったの?」

 

「え?」

 

「無個性でもヒーローになれるのか、って答え」

 

「……それは……まだ……」

 

緑谷は、少しだけ悔しそうな顔をして俯いた。

 

「……でも、諦めたくないんだ」

 

「……そっか」

 

俺は微笑んだ。

 

この世界が原作通りに進むかは分からないが……

 

少なくとも、こいつの"ヒーローになりたい"という想いは、本物なんだろう。

 

 

「じゃあ、答えを見つけるまで、頑張れよ」

 

「っ! うん……!」

 

緑谷は、強く頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

——監視カメラの映像は完璧。

 

ピンクハウスの小さなリビングのモニターには、俺が机に向かって高校受験のための勉強している映像が流れている。

 

もちろん、これは本物ではない。

 

あらかじめ撮っておいた長時間の勉強動画を違和感のないように監視カメラに導入して公安の目を欺いている。俺の個性も、こういう使い方なら代償はほとんどないから、とても使い勝手がいい。

「……よし」

 

『肉体改変』

 

身体を18歳くらいまで成長させるイメージ

 

髪色はやっぱり黒髪ロングかな?

 

水色の瞳も、黒い宝石のように

 

声のトーンも変える

 

——これで、俺はもう"水理涼子"ではない。

 

鏡には、お母さんに少し似ている…美しい少女が映っていた

 

あぁ…そうだ。これだと…まだ足りない。

俺はそう思い、白い狐の仮面とかっこいいローブを作り出す。これで正体不明の神秘的美少女の出来上がりだ。厨二センスが光るところだな

 

 

 

俺は薄く笑い、そっと家を抜け出す。

公安の監視をかいくぐる第一段階、成功。

 

俺は、自分自身を鍛えるために不良狩りをすることにした

 

 

 

「さて……次は」

 

人気のない路地裏。

人目につかない場所に入っていく…。

 

試すべき、鍛えるべき『本当の個性』

 

俺は軽く息を吸い、意識を集中させる。

 

——瞬間移動。

 

「……っ!」

 

次の瞬間、俺の体は一瞬のうちに数メートル先へと跳ぶ。

 

「……これは使えるな」

 

この世界には『ワープ』系の個性を持つ者も多い。

 

だが、俺が今試したのは『短距離限定の瞬間移動』

範囲が少ないなら、負担も少なくテレポートできる。しかし、この代償レベルでテレポートできるのは5メートルくらいだろうか…

 

「これなら、奇襲や撤退に使えるな……」

 

俺は口元を歪め、小さく笑った。

 

さて、そろそろ"実験"といこうか。

 

 

 

 

 

 

深夜の裏通り。

 

「おい、金出せよ」

 

「ちょ、やめっ……!」

 

……相変わらずこの世界の治安終わってんなぁ

 

暗くてよく見えないが、小さい女の子を壁に押し付け、何人かの男が取り囲んでいるように見える。

不良グループか?それともチンピラか?…というより小さい女の子にお金をねだってどうすんだよ笑 アホすぎん?

 

——どちらにせよ、俺の実験台としてはちょうどいい。

 

俺は静かに影の中から様子をうかがう。

 

「……さて、どこまで試せるかな?」

 

俺はゆっくりと拳を握る。

 

まずは瞬間移動から。

 

——ヒュン!

 

次の瞬間、俺の体は影の中から一気に前方へと跳んだ。

まるで影から生まれた亡霊のように、俺は不良たちの背後に立っていた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

「……!」

 

「やあ、こんにちは」

 

不良の一人が、気配に気づき振り向く。

その瞬間——拳が唸る。

 

——ドガァッ!!!

 

『身体強化』

 

「ぐっ……!!?」

 

男の体が吹き飛ぶ。

 

……『身体強化:2倍』は強力だ。それでいて、反動も少ない。

拳一発で、人は簡単に転がる。

 

「て、てめぇ誰だ!!?」

 

残りの不良たちが俺を睨みつける。

俺は仮面の奥で小さく笑い、低く呟いた。

 

「これから、死にゆく君たちには…関係ないだろう?」

 

「……っ!!」

 

不良たちの顔が一瞬青ざめる。ただの脅し文句なのにな

——刹那、俺は相手の1人を引き寄せる

 

「こっちにおいで」

 

『摩擦操作』『遠隔操作』

 

地面の摩擦を0に近い状態にして、少しの遠隔操作の力で相手を引き寄せる。強制スケートリンクだ。

…ただし、俺にラジコンのように動かされるという条件付きでな。流れに抵抗できず…なかなか怖そうな顔をしていて、とても唆る。

しかし、以前のように理性を失うことはない。訓練の成果だな

 

『重力操作』

 

ボゴォッ!!!

 

「がっ……!!?」

 

滑ってきた男を片足で思い切り踏みつける。男が悶絶し、身体からバキバキと音が鳴る

俺の足にかかる重力を少し上げた一撃。

 

「……っ、こ、この野郎!!」

 

残る不良がナイフを取り出し、俺に向かって突進してくる。

——しかし、遅い。

 

『影中移動』

 

俺は影に潜り、相手の背後に回り込む。影が濃い場所じゃないと使えないけど、夜中なら使いやすい…!

 

「……何っ……!?」

 

男の動きが止まった瞬間——俺は冷たく囁いた。

 

「俺の"実験"に付き合ってくれてありがとうな」

 

次の瞬間、俺の拳が彼の後頭部を捉えた。

 

バキィッ!!!!

 

男がそのまま意識を失い、崩れ落ちる。

 

……終了。

 

「ふぅ……」

 

俺は小さく息をつく。

 

——やはり、とても高い強度で個性を使わなければ代償はまだ少なさそうだな…。銀行強盗の時のあれは、やはりやりすぎだったんだな。

これだけ個性を使っても、かなりの目眩と身体が軋んでるだけだ……。いや、やっぱり『重力操作』は少しきつかったかも…気持ち悪い。

それに、『摩擦操作』と『遠隔操作』の同時使用もあまり良くなかったな…。今日の間は、ほとんど個性を使えないだろう。

……チート個性だけど、持久力がなさすぎる。これじゃあAFOやOFAには遠く及ばない……。

 

そして、俺は一度周囲を見回した。

 

「……さて、撤退だ」

 

公安にバレるわけにはいかない。

 

 

「あの……」

 

 

 

 

不意に、か細い声が聞こえた。

 

 

俺は振り向く。そこには、小さな女の子がうずくまっていた。

乱暴に扱われたせいか、服は少し汚れ、膝に擦り傷ができている。

 

「……怪我は?」

 

俺はしゃがみ込み、彼女の顔をよく見た。

 

小さな身体。肩まで伸びた黒髪。そして、左右に垂れた不思議なイヤホンのような器官——。

 

……まさか

 

俺は心の中で驚きを隠せなかった。

耳郎響香…?

将来、雄英高校の1年A組の一員として活躍する少女

 

——まだ、幼い……。そりゃそうか、俺と同い年くらいだもんな

 

なんで、こんな場所の夜遅い時間に…?

俺は内心複雑な気分になりながらも、平静を装い…優しく声をかける。

 

「……立てるか?お嬢さん」

 

「う、うん……」

 

耳郎は少し怯えた様子だったが、それでも頷いた。

 

小さな手をそっと伸ばし、俺の手を掴む。

その瞬間、彼女の体がピクッと震えた。

 

「……っ」

 

「怖がらなくていい」

 

俺はそう言いながら、彼女をそっと立ち上がらせる。

 

「もう大丈夫だ」

 

「……ありがとう」

 

耳郎は俺の仮面をじっと見つめながら、ぽつりと呟いた。

彼女の手は、まだ少し震えている。

 

……さて、どうする?

 

このまま放っておくわけにはいかない。

家まで送るか……? いや、住所なんて知らないし

 

俺が少し考えていると、耳郎がそっと口を開いた。

 

「……お姉ちゃん、ヒーロー?」

 

俺は少しだけ考えた後、微笑んだ。

 

「ヒーローじゃないよ。ダークヒーロー」

 

「……ダークヒーロー……?」

 

耳郎は不思議そうにその名前を口にする。

 

「うん。君のことを助けるためだけの、仮初のヒーローさ」

 

俺はそう言って、すっと立ち上がった。

この子が、あの"耳郎響香"。可愛い……

 

未来のヒーローか……

 

なら、この子がこれからもヒーローを目指せるように、俺は少しだけ手を貸そう。

 

「……夜は危ない。家まで一緒に帰ろう」

 

「……っ」

 

耳郎は少しだけ迷った様子だったが、やがてこくりと頷く。

 

「……ありがとう、お姉ちゃん」

 

その言葉を聞いて、俺は思わず口元を緩めた。

 

「……ふふっ」 可愛いなぁ…!!!

 

——未来のヒーローにお姉ちゃんって呼ばれるのも悪くないかも…!!!!

 

 

 

 

 

………………………

 

……………

 

……

 

 

 

 

響香ちゃんと並んで夜道を歩く。

 

さっきまでの緊張感とは打って変わって、静かな時間が流れていた。

 

響香ちゃんはまだ少し怯えた様子だったけど、俺の袖をそっと掴んで歩いている。かわいーーーー!!!

 

「……どこに住んでるの?」

 

「えっと……この道をまっすぐ行って……」

 

少し戸惑いながらも、ぽつぽつと自分の家の方向を教えてくれる。

やはり…まだ幼い。

 

俺と同い年くらいのはずだけど、こうして見るとすごく小さくて可愛らしい、好き。結婚しよう

 

そういえば、"耳郎響香"は将来、あのイヤホンジャックを自在に操るヒーローになるんだよな。

今の時点でも少しは使えるのだろうか……?

 

「……さっきのやつら、怖かった?」

 

俺は何気なく尋ねてみた。

 

「……ちょっと……怖かった……」

 

愛しの響香ちゃんは正直に答えてくれる

 

「でも……お姉ちゃんが来てくれたから……もう大丈夫……」

 

「そっか」

 

俺は小さく微笑んだ。

 

……"お姉ちゃん"か。

 

………ぐはっ…!!!

 

そう呼ばれるのは凄い嬉しいけど、俺は精神的に男なのでちょっとむず痒い。

それでも、あの"耳郎響香"にそんな風に慕われるのに比べたらどうでもいいことだ。

 

「……なぁ、響香ちゃん」

 

俺はふと気になったことを聞いてみた。

 

「ヒーローになりたいの?」

 

「え?」

 

耳郎はびっくりした顔をして俺を見上げる。

 

「そ、その……まだちゃんと決めてないけど……でも、ちょっと興味はある……」

 

「そっか」

 

確かヒーローか音楽の道かで迷ってるんだっけ??そんな覚えてないや

 

「……あのね、お父さんとお母さんが、音楽やってるの」

 

「ああ、知ってるよ」

 

「え?」

 

やべっ。俺は思わず口を滑らせたが、慌てて誤魔化す。

 

「……いや、なんとなくそんな感じがした」

 

「そ、そっか……」

 

…少し不思議そうな顔をしながらも、それ以上は追及しなかった。

 

「だからね……私も音楽、好きなんだ」

 

「へぇ」

 

「でも……ヒーローも、かっこいいなって思う……」

 

耳郎は小さな手でイヤホンジャックのような器官を触りながら、少しだけ寂しそうに笑った。

 

「……でも、私の個性……役に立つのかな……」

 

俺はその言葉を聞いて、少しだけ考える。

 

……未来の彼女は、音を駆使して戦うヒーローだ。

当然、爆豪や轟のような派手さはない。

 

でも、耳郎響香は"音"を武器に状況を把握し、戦いを有利に運ぶ戦術型のヒーローになる。それにイヤホンジャックを使った体内爆音攻撃もあるわけだし……万能型で優れた個性だ。

 

俺はふっと笑い、耳郎の頭をポンポンと軽く撫でた。

 

「……役に立つかどうかじゃなくて、どう使うかだろ?」

 

「……え?」

 

「響香ちゃんの個性は、まだどんな風に活かせるか分からない。でも、それをどう人を助けるのに使うか…それがヒーローなんじゃないの?」

 

響香ちゃんは目を丸くして俺を見上げる。

 

「……そっか……」

 

 

 

少し間が空き、気になっていたことを聞いてみる。

 

「……そういえば、こんな時間に何してたの?」

 

「……別に。ただ、ちょっと……」

 

「ちょっと?」

 

「……家で、色々あって……」

 

家で色々って言ったら親と喧嘩しかないよな。気持ちは分かる

 

「ふーん。親と喧嘩か?」

 

「……っ!! ち、違うし!」

 

そう言って、響香ちゃんは明らかに目をそらした

かわいい…!

 

「へぇ?」

 

 

そんな話をしているうちに……

目の前に、一軒の家が見えてきた。

 

「あ……ここ、私の家」

 

響香ちゃんが指さしたのは、落ち着いた雰囲気のある普通の住宅。

 

その玄関先に、二人の人影が見えた。

 

「……お父さんと、お母さん……?」

 

響香ちゃんがぽつりと呟く。

 

——見たところ、かなり心配している様子だ。 お母さんが必死に携帯を握りしめて、お父さんが周囲を見回しながら焦っている。

 

「……心配かけちゃったな」

 

響香ちゃんが申し訳なさそうに呟いた。

……うん、これはさっさと帰した方がいいな。

 

「ほら、早く行きな。響香ちゃんが無事なら、それが一番なんだから」

 

「……うん」

 

響香ちゃんはこくりと頷くと、一歩前に出る。

その瞬間——

 

「響香!!」

 

母親が彼女の姿を見つけ、駆け寄ってきた。

 

「どこに行ってたの!? 心配したのよ!!」

 

「ご、ごめんなさい……」

 

「もう、夜に一人で出歩いちゃダメって言ったでしょ……!」

 

父親もホッとしたように肩を落とす。

 

「無事でよかった……」

 

響香ちゃんは申し訳なさそうに俯きながらも、両親の腕の中に収まった。

——よし、これで一件落着。

 

俺は後ろを向き、静かにその場を離れる。

響香ちゃんの両親が俺に気づく前に——。

 

「……さて、次はどうしようかな」

 

俺は暗闇の中へと消えながら、小さく笑った。

——また会おうな、響香ちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰った後、俺は嬉しさのあまり枕に顔を埋めてジタバタしていた

 

 

 

 




耳朗ちゃんは最強に可愛い
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