とりあえず書いてた欠片に肉付けして投下しておきます
えー、ヒーロー科A組の最初のイベント、個性把握テスト~相澤先生の気まぐれ退学を添えて~に参加する気満々でしたが、許可が下りませんでした。ヒーロー科に交じって汗水流すのは青少年の教育にとても悪いんで、参加することは厳しいみたいです。ついでに朝の騒動でもだいぶ叱られ、見学許可も取り消しでした。
まあそれとは別に、「自分の個性を把握したい」っていう咄嗟の言い訳が通じたらしくてですね。昼休みまでの間に【ドスケベヒーロー】*1ミッドナイト、【平和の象徴】オールマイト、【セクハラババア】*2リカバリーガール、計3名のプロヒーロー+数名のアシスタントの元、個別で個性把握テストが行われるそうです。
【眠り粉】が無力化に特化していること、及び回復役は雄英唯一だったことからの人選で、オールマイトは外聞の問題で
二つ名がその、うん。貞操逆転のせいでひどいことになってるからね。まぁいくら原作で18禁呼ばわりされてても、雄英教師でプロヒーローですよ?つまみ食いってことにはならないだろ。
場所は実験場η*3、の第2気密実験測定室。
さて、根津校長はオスだったから、女性原作キャラとがっつり話すのはこれが初めて。うう、若干緊張してきた・・・前世と価値観同じなせいでミッドナイト先生相手に興奮しないわけがないし、どうすっぺ。
まだ休憩時間だし、後で考えよう。
十五分前の俺、覚悟はいいか?全力でぶんなぐってやるから。現実逃避気味に遠い目をして、意図的に焦点を合わせないことでダメージ軽減を図る。
「わ、わわわ私が来たぁ!?」
カレンダーに出ていたのと同一人物だが画風が違う女オールマイト。貴女アメコミ風でしたよね?なんでそんな少女漫画風の作画に・・・*4彼女を見て精神衛生を回復・・回復・・・できねぇ、腹筋割れてそうな体育会系の美人が顔を赤らめて恥じらっているのは癖に効く。
かと言って問題のミッドナイトを直視するわけには行かない。えーとそれ裸コートですよね?いやヒモみたいな水着着てるっぽいし裸ではない、よってセー
アウトだよ!(ちゃんみお)*5ぱっと見だと全裸同然なんだよ!若干鼻息が荒いのと顔が赤くなってるのと表情、プラスこの格好は痴女なのよ。やめて身体くねらせないで、だいぶ刺激が強い。顔もスタイルも極上なせいで本当にヤバい。
「ハァ・・・ハァ・・・・」
「二人ともしっかりしな!」スパパーン!!
リカ婆のハリセンでどうにか場は落ち着いた。これぞリカバリーの個性・・・!(違う)
場も整ったことだし、理性がプルスウルトラする前に多少強引でも進めないと。
「はじめまして、池谷正彰です。個性は【耐性】、大体のことに耐えられるはずです。どこまでなら耐えれてどこからがまずいのかちゃんとわかっておいたほうがいいと思って、無理言っちゃいました。」
アイサツは大事、古事記にもそう書いてある。確か書いてあった。はず。
「ははははは初めまして香山睡31歳です!不束者ですが今後とも末永くアベシッ」スパーン!
「八木
うん。人ってさ、自分より混乱してる人見てると落ち着いてくるよね。
でもさ。
orz×2
↑現役プロヒーロー、うち片方No.1
直面しているのが
美人女教師の(ほぼ)全裸土下座・・・何かイケナイ扉を開きそうな気がする。ギイィィ(性癖の扉オープン)
「大丈夫です!自分の感覚が
「ほら、当の本人が許してるんだ、さっさと立ちな!こんな茶番にこれ以上池谷君の時間を使わせるんじゃないよ!」
リカ婆ナイスゥ(建前)ナイスゥ!(本音)このファインプレーには思わずスタンディングマスター―――じゃないオベーションを心のなかでしました。
初対面でこんだけ醜態晒しても笑顔で相手してくれるってことはさ、ワンチャン脈ありじゃなiヘブシッ1?
なんかミッドナイト先生がまたハリセンの餌食になってるように見えるけどまぁヨシ!
実験場ηに向かう途中の雑談でしれっとヤバいことが分かった。
・女性の個性の強さは生命力(≒寿命)や性欲に影響を及ぼす
・男性の数が減ってから、女性は生存競争のため美しくなった
・個性が強いとさらにこの傾向は強くなる、ゆえにヒーローは美形ぞろい
・なんならヒーロークラスの生命力なら老化もある程度遅れる
・高齢出産は35ではなく一般人で45、ヒーローなら前述の理由で60から
こんなのが話題になる雑談って一体・・・?いや待て。思い返してみると、ミッドナイト先生は雑談に見せかけてやたらアプローチかけてきたような。*6今は考えないことにしよ、下手するとガチでR-18になりかねん。
「ここが実験場η、個性からサポートアイテム、大体全部のデータをとれる雄英最新の実験設備だ!」
すげぇ、無数の実験室とコンソールルームだけで巨体な建物一つが埋まってやがる。
「で、今回の実験は君の【耐性】の程度についてのものだ。可能な限り後遺症等が残らないようにするが、とりあえずここにサインを」
オールマイトの手には薄めの紙の束。せいぜい4~5枚ってとこか?
何々?危害を加えるリスクに関する同意書、情報収集に関る同意書、機密保持契約書っと。まぁ全部同意でヨシ!
【耐性】の検証なら、「喰らってみる」のが一番。あとはデータを取るのとその扱いを雄英に任せますよって確認の書類だけだから全部オーケー!
「確かに預かった。早速だがテスト内容について、ミッドナイト先生。頼める・・よね?」
「今回は対個性の耐性試験です。ほんとは耐衝撃とかの物理的な耐性も診なきゃいけないんだけど、まだ入学したてなのと、単純に身体に傷がつきやすいから個性の詳細がわかるまでおあずけ。」
「今から君には私の個性【眠り粉】をこの気密実験室A2で受けてもらうわ。床は化学耐性A+の強化樹脂、壁は全面強化ガラスで出入り口はエアロック。もし何かあったらこの緊急自壊ボタンを押すと、壁が砕けて救援チームが突入するから安心してね!」
親切丁寧な説明だ。とてもハリセンを振りかぶっているリカ婆がすぐ後ろにいるようには見えない、いや冷や汗かきまくってるからプレッシャー受けてるのは間違いない。それでもどもりなく説明を全うした、さすがプロヒーロー。
「わかりました。このスイッチ以外に何か特別持っておくべきとか、検査着みたいなのに着替えるとか何かありますか?」
「ツマリナマキガエ..」ゴクr・・・ハッ
「いいえ、そのままで大丈夫よ。計器はもう準備できてるし、早速データとっちゃおっか。」
そんなわけで始まりましたボッチ個性測定。
ガラスの部屋の中でミッドナイト先生(ネイキッドフォルム)と二人きり、何か起きそうな気がする。
『統合測定システム起動完了、いつでも始められます!』
「行くわよ!【眠り粉】!」
ピンク色の煙が室内に立ち込める。
これを吸い込むとたちまち夢の中、ヴィランの無力化に特化した強つよ個性だ。
呼吸は普段通り、つまり十分量吸入したはずだけど思考は明瞭なまま。
流石転生特典。いや一応個性っていうことにはなってるけど。
「【耐性】はちゃんと働いてるみたいです、今のところ眠気は全くありません。」
「・・すごいわね。密閉空間だからいつもより濃度が高いはずなのに。」
どのくらい耐えられるのかを見たいので耐性を貫通する量がどこなのかがわからんとどうにもならん。
というわけで吸いまーす。
「ちょっと深めに吸ってみますね。」スゥー
ふむ、香水のものだろうか?それとも【眠り粉】そのものの匂いか?熟れた果実のような甘い香り。そしてほんのりと意識に霞がかかるような感覚。
「あ、ちょっとボーッとしてきました」
ふむふむ、麻酔もしくはあたまのはたらきをおさえてちんせいじょうたいにする、つまりはりらっくすてきなあれだなzzzzz