登場キャラほぼ全員女なヒロアカ   作:対人地雷LEG◯

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筆が乗っちゃったので更新です、別に作者がヒロアカのエチエチ小説を読んでまた癖が歪んだからとかそんなんじゃありません。



Ep.2-α プロヒーローの内心

話は少々遡る。

 

場面は雄英高校の入学試験、その非常識な倍率の最後の篩となる教職員会議。今年の合格者が出そろい、通達のためのホログラムディスクの収録も終え、配送作業他に入った最後の最後の場面。

 

瞬間、声にならない衝撃で校舎が揺れた。

 

ヒーロー育成高校として、高校の校舎としては非常識な丈夫さを誇る雄英高校の校舎でも、プロヒーロー多数の“悲鳴”には耐えられなかったようだ。

 

物理的に若干揺れただけで原形をとどめていたことを褒めるべきかもしれない、そんなことを一般職員の一人(モブ)が遠い目で思った。ifの話でしかないが、Mt.レディとかミルコあたりが居合わせたらワンチャン半壊もありえただろう――そんなことをぼんやり考えている彼女は盛大に足がもつれて転び、軽い脳震盪状態になっていた。

 


 

結局その日は軽傷5名(脳震盪1、落として割ったカップなどによるけが4)を出して、1通ほどホログラムディスクの撮り直しが発生したほかダメになった書類と破壊された備品が十数点という損害が出た。

我らが主人公様の入学意向が届いただけでこの惨事だ。その後の所属クラスやカリキュラム他の会議が紛糾して、多数の職員が目の下にクマを作る事態になるのは予測可能回避不可能という奴だろう。

 

 

 

とまぁこの様に、雄英教職員は入学式の1-A(前々回)よりもさらに前から酷いことになっていたのだ。

 

時系列は戻り、彼女らは降って湧いたそれまでとは比べ物にならないほどにセンシティブな事象―――主人公の個性測定―――へ、どう対処しようとしていたのかを見ていこう。なお、大体のプランは予測不可能な(前世基準の)行動によって灰燼に帰す未来が確定している。

 




 

「まぁ当人の意思を最大限尊重するのは前提として、よ。」

 

「「「この生徒、ドスケベが過ぎる*1*2」」」

 

 

「何よ何よ!あんな半袖短パンの体操着出して誘ってるわよね!?襲うぞ!?」

 

「青少年の健全な成長に極めて有害よ!」*3

 

「これ、爆弾なんてレベルじゃない案件では?」

 

今日も職員室は魔境です。降って湧いた身体検査、下手なことをすると大量の殉職(逮捕)者が出て雄英が機能不全に陥るか、ドキッ♡2人だけのくんずほぐれつ身体検査R-18編♡が始まってしまうかといったハイパー地雷原状態。

 

「書類上の個性は十分にヒーロー足りえるし、できるだけのことはしてあげたいのさ!」

 

「でもですね、この子危機感が薄すぎですよ!私いやですよ?明日同僚が強姦罪でタルタロス送りになってるのなんて」

 

「普通の身体測定ならともかく、個性測定でしょう?しかも耐性ってことは、何かしらの有害なアクションが必要ですよね。本当に気を付けないと男性保護法の複数条項に違反しますよ?」

 

(((つまり個性を使ったSMプレイが強制ッテコト・・・!?)))

 

小さくてかわいい感じになりかけて*4、頬を叩いたり太股をつねって正気に戻る。怪しい雰囲気が戻らなかった隣人に肘鉄なり足を踏んだりして正気に戻らせる。

収集が付かなくなりかけるたびに夫帯者が尽力して、ああでもないこうでもない、ペチペチドゴスパーンと会議は進む。

リカバリーガールのハリセンを食らっていない人間が消えた頃(根津校長はネズミなのでノーカン)、ようやく一つの名案に辿り着いた。

 

 

「危険な目にあわせること」「得た情報の管理権の委任」等の許可書類。文言は検査のソレに合わせたもので、対外的にも完全だった。本人が希望し、データ収集(意味深)や危険な(意味深)コトにも付き合うことを証明する書類。

 

これに事前にサインすることで、男保法の例外条項、「本人の同意かつ合理的理由の存在する危険行為」に検査とその延長が含まれるようになる。さらに本来なら即刻破棄クラス*5の個人情報も在学中は保持できる。

 

「これさ、捉えようによっては在学中の【規制済み】許可証とも取れるよね?」というセリフは心の中に仕舞われた。口に出さずとも、ここにいる戦友(とも)の心は一つ。

 

過去十年間で同様の書類は全国の高校の合算で数回だけではあるが使われたことはある。興味本位でヒーロー科の授業を受けようとした一般の男子学生が受け取り、ほぼ例外なく破り捨てられていたのだが。

 

それでも、本当にヒーローを目指している場合なら必要なことという建前はある。それはそれとして万一、億が一にでも通った場合はそういうものとして扱うことが淑女協定によって定められ、検査に適した個性を持つことを条件に熾烈な人員争いが発生した。

 

 

 

故にこの人選である。

 

個性が適していなかった人間が、ミッドナイトの破廉恥さに期待して後押ししたこともある。ミッドナイトの執念が勝ち取った面もある。

 

そして、生娘の如く頬を染めーー実際彼女の経験人数はゼロではないが二桁には届かないし素人処女*6だがーーそんな腑抜けた顔をしつつも迅速に準備を進めて、何と昼までに実験の手筈から安全装置のセット、簡易的ではあるが正式な書類の発行まで終わらせたのだ。

 

プロヒーローとしての個性に対する知識や危険性への理解、その他リスクの考慮などを十二分に行った結果逆に叡智チャンスが減ったのも、嫉妬の民からの期待に応えていた。

 

例えば、緊急スイッチ。暴走リスクが高い個性用で、本人の意識がある/監督員の判断でいつでも実験を中断できる。これを「緊急対処を現場監督のプロヒーローが行う」のように手順を書き換えれば、彼女の采配次第でいくらでも好きなようにできた。

例えば、強化ガラスケージ。プライバシーの尊重だの、超強化コンクリートの密室に連れ込む理由は割とあったが、それを選ばなかった。

なんなら自らストッパーを要望する始末である。

 

(やっぱり無理やりよりも、ちゃんと合意したほうがイチャラブ【規制】は燃え上がるわよね♡)←「純情ぶってる」とすら言われかねない思考(この世界基準)

 

(((そのままヘタレてくれ・・・!)))←うまい理由(それらしいこじつけ)が思いつかなかった一般職員多数

 




 

 

(イケナイイケナイあっちょっとやべっトぶっ)

 

そして現在。プロヒーローミッドナイトこと香山睡は、心臓が爆発しそうなほどの大ピンチに陥っていた。

 

顔の造詣が人間離れしていて、うかつに触れないほどの神々しさを持っているとかなら一周まわって冷静になれたかもしれない。

 

が、主人公はオー〇リーの春〇と若〇を足して二で割って幼さをトッピングしたような顔である。男子高校生が女子のランキングを作って三位くらいならワンチャン自分でも行けるか?とか思っちゃう程度の、ブサイクではないしイケメン寄りだけどそこそこな顔。そこにこちらに好意を持っているような(事実)笑顔が合わさって、彼女の癖的にドストライク。

 

初対面で求婚しかけた程度にはぶっ刺さってしまった。

 

無様を晒しても嫌な顔一つ見せずにフォローしてくれる、善性の人間のかほり*7

 

何のためらいもなく書類にサインした、詰まるところ【自主規制】OK!

 

以上の想定外の展開をもって完全に頭が茹った。その後の彼女の動きは半ば脊髄反射、リカバリーガールのハリセンを食らいたくない、これ以上の無様は見せられない、ワンチャンどころか大分チャンスでダイブチャンスかも、といった思考で頭がいっぱいで彼女自身何を言ったのかもう思い出せない。

 

ただ、体を預けるように寝ている主人公の身体の感触で思考が吹き飛び、5秒ほど目を開けたまま気を失っていた。

 

(近い近いあっ男の子の香りーーんほぉじゃない実験中止を!)

 

そして、急ごしらえの実験実施プランに致命的な欠陥があることに気が付く。

 

(あっ)

 

そう、彼の手の中にしっかり握られた実験を止められるボタン。予備なんてあるわけがない、彼女は自分から測定を停止することなんて想定していなかったから。

 

(おてて開いてもらってから押すの?私が?無理でしょ)

 

状態を確認しようとして体勢を変えたが、それが逆にミッドナイトの首を絞めることになった。

 

(あっ寝顔カワイイ♡ん˝っっ・・・ふう。先ずは【眠り粉】が換気で抜けるのを待てばいいのよね。)

 

若干の賢者タイムで少しだけ平静を取り戻たミッドナイト。

 

(データの測定自体は終わっているはず。つまり、この自分で出したピンクの靄が晴れれば実験は終了。その後で訴えられたなら誠心誠意謝るし、もし意識を失っている彼が覚えていないんだったら内緒にしておきましょう。こんなことしてる人の上にいたなんて、知ってもイイことないでしょうし、あっそれはそれでえttダメよ睡、落ち着いて深呼吸)

 

鼻から吸って口から吐く、お手本のような深呼吸だ。ただ、嗅覚から膝の上に乗っている存在を強く知覚したせいで、プロヒーローとしての優秀な頭が要らん事を考え出したようだ。

 

(深呼吸ってことは、つまりさっきこの子私のアレを思いっきり吸ってるってこと?)

 

アレとはつまり個性由来の分泌物である。個性由来の特殊なものとはいえ、身体から出てくる汗ないし臭い・フェロモンとか【自主規制】(乳児を育むアレ)とか【自主(ry】【自(ry】(下々のアレら)とかの類である。

 

(なにそれもう実質【バキューン】じゃん)

 

 

 


 

 

その後1分と経たずにで換気が終わり、腰砕けになったミッドナイト先生を残して主人公は救助されていった。彼女の名誉の為、その悲惨な状態については触れないでおこう。

 

ミッドナイトがしこたま怒られたのは言うまでもないが、主人公の俊彰君が気にしていないというか覚えていないので処罰はなかった。*8

 

ついでにその日の夜、主人公が匂いフェチに目覚めかけて濃いのを出していたことについての詳細な描写も男の名誉にかけて触れないでおく。

*1
ナ、ナンダッテー!

*2
残当(残念でもないし当然)

*3
※これはミッドナイトのセリフです

*4
どちらかといえば小さくなくて可哀想な喪女

*5
男性保護法■条■項 保護対象の情報の扱いについての規定 伏字な理由は作者が法律に明るくなくて設定を詰めきれなかっただけ。多分無形の資産(意味深)についての扱いが書いてある条項

*6
素人童貞の貞操逆転版

*7
彼女の内心の原文ママ、若干キモイ言い回しになりかけている

*8
ここで下手に罰すると「意識を失ってる間にミッドナイトが何かやらかしましたよ」と伝えることになりかねなかったため。ただ、その後一週間はトリップ状態の彼女が目撃され、事情を知る雄英教職員から憐れみと羨望となんか色々混ざった複雑な目線を向けられたそうな

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