白兎の英雄譚   作:夜桜メリレ

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口調とか考えてたらきついっぴガバガバでごめんね!!


27階層の悪夢ー2

闇派閥と派閥連合との戦いが開始した同時刻

ギルド地下

 

「ウラノス…戦いが始まった」

 

「リド達は待機させているか?」

 

「ああ、失敗はしない」

 

「そうか…」

 

ローブの人物は静かに神へ問う

 

「神ロキに伺いを立てなくても良かったのか?」

 

「ロキはあれでいて眷属(こども)想いだ話をしても拒否するだろう」

 

「仕方ない…か」

 

「後は我らにできることはないリド達に後は託す」

 

 

一方その頃

 

「うおおおおお!!!」ドゴォ‼︎

 

大槌の轟音が鳴り響く

 

「おじさま、さっすが!!」

 

「いいから油断するな!!」

 

「しかし…妙ですねぇ数は多いですがLv.2〜3程度…仮にもLv.4や5がいる我ら相手にあまり意味をなさいのでは?【重傑】に至ってはLv.6です」

 

「確かに妙ですね…」

 

「それに…自爆特攻も使ってこねぇな」

 

全員がそのように会話していると

ガレスが何かに気づく

 

「!全員!!わしの後ろに下がれ!!」

 

「「「!!」」」

 

全員が咄嗟にガレスの後ろに下がる

瞬間爆音が走りダンジョンの壁、床、モンスターの全てが爆炎に包まれる

 

「ぐっ…!!」

 

「ガレスさん!!」

 

「下がっておれ!!」

 

ガレスが構える大楯を持つ指が手が熱を帯び焼けていく

その爆炎は数秒しかし永遠にも思える時間続きガレスを肉薄した

 

「ぬう…!!」

 

ガレスが膝をつくと同時に爆炎が治る

 

「とんでもない自爆特攻をするものですねぇ…」

 

「おじさま無事!?」

 

「なんとか耐え切った…」

 

全員が安堵した瞬間ダンジョンが悲鳴をあげる

 

「なんじゃ!?」

 

「あれ…」

 

誰かが未知への恐怖を口にする

 

「骨の…怪物…?」

 

「なんじゃあのモンスター…」

 

「おいおい…こりゃヤベェんじゃねぇの?」

 

「図体がでかいところを見るに…足は遅いのか…?」

 

最初に気づいたのはアイズだった

 

「ッ!!【吹き荒れろ】!!」

 

「アイズさん!?」

 

怪物はアイズの風を物ともせずアイズを壁へと吹き飛ばす

 

「がぁ!!」

 

ベルがアイズの方へと走り出す

 

「ベル!!アイズは!?」

 

「気絶してるだけです!!」

 

「まずいの…ベル!!アイズを連れて下がれ!」

 

「でも…」

 

「いいから下がれ!!死ぬぞ!!」

 

「っ!はい!!」

 

ベルがアイズを連れて後方へと下がる

 

「おじさま」

 

「わかっとる」

 

「さーてみんな!!死ぬ気で頑張るわよ!!」

 

「団長は死んでも死ななそうですけどね」

 

「輝夜!」

 

「上等だ私もフィンの野郎に貰われねぇといけねぇしな!」

 

今未知との戦いの火蓋が切られる

 

一方その頃ベルside

 

「あれ…は…」

 

「アアアアアアアアアアア」

 

目の前に広がる光景にベルは絶句した極彩色の人形のモンスターが冒険者や闇派閥を貪り喰らい全てを破壊せんとする災害を

 

「っ!」

 

『アアアアアアアアアアア…アリア?』

 

「(アリア!?それって…迷宮神聖譚(ダンジョンオラトリア)の…?いや今はそれよりも)」

 

『アリア!!ワタシノイモウト!!」

 

意味のわからない言葉を紡ぐ極彩色のモンスターはアイズに向かって触手を伸ばすしかしその触手はアイズに届かない

 

「させない!アイズさんに手出しはさせない」

 

『アリア?ジャマアナタイラナイ』

 

「っ!?」

 

触手の剛腕がベルを吹き飛ばさんとする

 

「【福音】!」

 

『ウルサイ!!』

 

音の魔法が触手を弾く

 

「弾ける!」

 

『アリアヒトツニナリマショウ!』

 

「させない!!」

 

『ジャマ!!』

 

「ガッ!!」

 

触手の猛攻がベルを襲う

 

「ッ!!!」

 

『シツコイ!!』

 

「ぐっ!」

 

触手がベルのナイフを弾き飛ばす

 

「っ!」

 

『アハッ!!』

 

ベルの無防備な肉体を触手が貫かんとしたその時

 

『エ?』

 

「フハハ!!私参上!!美少女のピンチに駆けつけ救おうとする私!!」

 

そこにはベルが声高らかに笑い声を上げ名乗りをあげる

 

「我が名はアル!!道化にして英雄である!!さあ神々よご笑覧あれ!!そして!私の勇敢なる姿をその目に焼き付けるがいい!!」

 

『ダレ?』

 

「おっと麗しのお嬢さん私はアル、道化にして英雄です」

 

『ジャマ』

 

「おおっと!?いきなり酷いなぁ私が英雄でなければ死ぬところだったネ、ハハハ!!え?割とやばくない?」

 

シーン

 

「フィーナもオルナもいないから…ツッコミがいない!!」

 

『ウルサイ!!』

 

「どわぁ!!」

 

『チョコマカウルサイ!!」

 

「これ私には倒せないやつだネ!!え、どうしよう」

 

触手からの追撃に少しの余裕を見せながら避け続けるしかしその額には汗が見える

 

『ウフ』

 

「猟奇的な声で笑われると怖い!!助けてガルムス!!ユーリ!!クロッゾ!!」

 

叫びながら避け続けるアルの後ろから足音が迫り来る

 

「げぇ!!?モンスター!?」

 

「ミカタです!!」

 

「なるほど味方…どぅええ!?モンスターが喋ったぁ!?」

 

「今は細かいこと気にしたら負けだぜ!!ベルっち!」

 

「ベルっち!?というかリザードマン!?すごいネ!!」

 

「今ハ逃ゲルゾ!!」

 

「そこの少女も連れていってくれ!!」

 

「了解シマシタ!!」

 

セイレーンがアイズを抱えて運ぶ

 

『マテ!!』

 

極彩色のモンスターが叫ぶだがかなり離れたおかげか追ってはこない

 

「はぁはぁ」

 

「ナンダアノ気味ノ悪イモンスターハ」

 

「同族って感じでもなかったな」

 

「スゴク、不気味デシタ」

 

「私も実にそう思うネ!」

 

「そうだ!ベルっち自己紹介してなかったな!俺はリドこっちの石竜はグロス、そんでセイレーンのレイだ」

 

「では私も自己紹介を!!声高らかにあげよう!!私の名はアル!道化にして喜劇を作り出す英雄である!!」

 

「アル?ベルっちじゃないのか?」

 

「私はベルのうーんなんと説明すればいいのかわからないな!!」

 

「アルさんはベルさんトハドウ違うのデスカ?」

 

「良いことを聞いてくれた!セイレーンの美しい君!!」

 

「ウ、美シイナンテソンナ」

 

「まず私は今精霊になっている、スキルによる精霊だこの子のスキル【英雄の精霊】の精霊だ」

 

「すげぇスキルなんだな俺っち感心しちまったよ」

 

「ソレデ?次ハ何ヲスレバ良イフェルズ」

 

グロスがそういうと暗闇からローブを纏ったメイジが出てくる

 

「話は聞いたベル・クラネルに変わることはできるか?アル」

 

「今は無理かなこの子が痛みで気絶してしまうそれに割とこっちも無理して出てきているからね」

 

「なるほどではひとまずこのメンバーで話を進めさせてもらう」

 

「ソレデ何故、人間ヲ保護シナケレバナラナイ?」

 

「彼が希望だからだ」

 

「どういうことだ?フェルズ?」

 

「順を追って説明する」

 

「その前に今ロキ・ファミリアとアストレア・ファミリアが未知の怪物と戦っているがそちらはどうする?」

 

「そちらには増援を送った増援メンバーで倒し切れるはずだ」

 

「了解した」

 

「まず初めにベル・クラネルを保護した理由だが希望だからだ」

 

「ドウイウコトダ」

 

「まずはこれを見てほしい」

 

「これハ…」

 

魔道具から映像が映し出される

そこには凄烈でそして希望が駆け上がっていきその希望が世界と共に打ち滅ぼされる瞬間が映し出された

 

「これは…」

 

「ああ、これはこの世界でありえた未来だ事実ベル・クラネルが深層60階層にて全滅、アイズ・ヴァレンシュタインの救出に失敗上位の冒険者は軒並みあの精霊に取り込まれた」

 

「なるほど…ありえた未来ということは実際にあったわけではないのだな?」

 

「いや()()()

 

「あった?だが下界は生きているしベルもアイズも生きてるではないか」

 

「そうだぜフェルズちゃんと二人とも生きてるぞ?」

 

「順を追って説明すると言っただろう、この魔道具は私が作ったものではなく貰い受けたものだ」

 

「貰い受けたって…誰に?」

 

「君の主神いや今は違うが…神ヘスティアにだ」

 

「神ヘスティアって誰のことだ?フェルズ」

 

「まだ下界に降りてきていない神ことだよ」

 

「だったら物の受け渡しなんてできるはずない…まさか!?」

 

「下界の未知と神の力を使い過去であり今を歩む我々にこの記録を託し消滅した」

 

「だとしても天上にいる神々といえどそう言った行為は不可能だと思うが?」

 

「ウラノスが全ての神々に呼びかけ過去に全てを賭けた」

 

「未来で神々が強力して過去に賭けたと?」

 

「ああ、ただ一つ問題が起きた」

 

「問題?」

 

「ああ、過去に戻ったと言っても本来の時間軸ではなく大きく逸れたこちらの時空に来てしまった」

 

「大きく逸れたとは?」

 

「本来ベル・クラネルは年にして十四歳でここオラリオに祖父の死をきっかけに来るというのがあの映像の始まりだ」

 

「でもベルっちは見たとこ十代ですらなさそうだぞ?」

 

「ああ、だから一つの計画を立てた」

 

「計画?」

 

「ああ、未来での失敗はロキ・ファミリアの面々が異端児(ゼノス)達モンスターを信じ切れなかったことが原因だ」

 

「彼らを信じ切れなかった?」

 

「ああ」

 

フェルズは肩をすくめて言う

 

「様々な重要な場面で異端児達の救援を拒否し続けた結果戦力不足に陥り敗北アイズ・ヴァレンシュタインをあの極彩色のモンスターに取り込まれ黒竜討伐前にオラリオの崩壊が決まってしまった」

 

「それは…」

 

「最悪のパターンだ」

 

アルはあきれたように言う

 

「それで?計画は?」

 

「ベル・クラネル及びアイズ・ヴァレンシュタインに異端児たちに慣れてもらう」

 

「ソレハツマリ我ラノ仲間ト過ゴストイウコトカ!?」

 

「それは…ベルはともかくアイズちゃんはまずいのではないか?」

 

「ああわかっているだからアイズ・ヴァレンシュタインの制御は君に任せるアル」

 

「はぁ…無理難題を押し付けられたネ!!でも~やっぱり~ワタシとしてはこの麗しのレイちゃんに頼まれたいナ!!」

 

レイは唐突に指名に「ピエ!?」と変な声を上げる

 

「あんまりレイをからかってやんなよベルっち」

 

「仕方ないなあところであちらの救援は?」

 

「既に二名強力な援軍を送ってある」

 

「なるほど」

 

「さあ早めに行くぞちなみにこの慣れる期間はアイズ・ヴァレンシュタイン次第でもある」

 

「それって無期限の可能性もあるのでは!?」

 

「はは!さあ行くぞ」

 

「フェルズってそんな風に笑うんだな」

 

「そういえばファミリアへの連絡は?」

 

「その辺りはウラノスに丸投げしたこちらのあずかり知らぬところだ」

 

「名も知らぬ方ごめんなさい!!」

 

そういいながら六人はひっそりと暗闇に消えた




21巻のベル君かっこいいよおおおおお!!!!おめえが英雄だよ!!最高だよ!!ベル君!!あいつめちゃくちゃかっけえよ!!ベル君ってさあなんでかっこいいときはあんなにかっこいいの!!ネタバレになるから語れねえ!!でもベル君かっこいいね!!
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