魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS   作:水甲

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まほプリ2前半クライマックス!


13  変えるための戦い

陽斗Side

 

僕らが見た未来…それが今日実現してしまう。未来に抗うためにみらいたちはひーちゃんをナシマホウ界に残し、その間の警護をリアンさんに任せて、僕らはマホウ界に向かう。

 

「本当に…それだけで大丈夫なのか?」

 

みらいの箒の後ろに乗りながら僕がそう呟く。

 

「ひーちゃんをこっちの世界に残しておけば一応は改変出来たことになるんじゃないの?」

 

「陽斗くん、不安?」

 

「あぁ…」

 

僕が見た未来の映像、その事はみらいたちにも話してあるけど…それでもやっぱり不安で仕方ない。ポニィたちはゴズキ師匠が呼んだ助っ人を一緒に待っているらしいけど、ギリギリまで来なかったら直ぐに合流するって言ってたけど、助っ人って誰だ?

 

「マホウ界にも待機はしてるんでしょ?ガイにグリーン、スピアさん、それに将軍も…」

 

「将軍がいるのはかなり心強いけど……」

 

 

 

 

 

みらいSide

 

不安そうにしている陽斗くんをどうにかして元気づけないとと思っていると、不意に過去の映像が流れた。

 

『卒業式で、まゆみがすっごく泣いちゃって…まゆみを見たかなが、もっと泣いちゃって…あ、壮太も大号泣で、ビックリでしょ?陽斗くんは泣いてなかったけど少し寂しそうだったんだ。卒業したくない…中学入学した時に、またあの頃に戻りたいなんて言っちゃってさ…私? 平気だよ…もう泣かないって決めたから…戻りたいな…この頃に…』

 

中学の卒業式の夜、私はモフルンと話していたことを思い出していた。私はまたあんな風に……

 

「みらい?」

 

「嫌…もう別れるのは…リコ。モフルン。陽斗くん。絶対にひーちゃんを守ろう! そして、はーちゃんにまた会おう!」

 

「ええ!」

 

そう誓い合った瞬間、私達の前にアイルが現れ、私達は落とされ、アイルが展開した結界に連れ込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

マホウ界で待っていると思っていたが…アイルの言う未来はナシマホウ界で起きるのか?

 

「二人とも!変身するんだ!」

 

「「うん!」」

 

「「キュアップラパパ!ピンクダイヤ!」」

 

「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」

 

「ふたりの魔法!キュアマジカル!」

 

「「魔法つかい!プリキュア!」」

 

二人はプリキュアに変身し、僕もリゼルファをダイヤフォームに変えた

 

「未来を変えるためにダイヤで来るか」

 

ミラクルたちはアイルに向かう中、僕の前にはフードの男がいた。その手には……真っ黒なリゼルファが握られている

 

「お前は…何者だ?」

 

「……」

 

僕らは同時に動き、互いの剣がぶつかり合う。

 

「答えろ!」

 

リゼルファをダイヤからルビーに変え、殴ろうとするがフードの男もリゼルファを黒いルビーに変え、僕の攻撃を相殺した。

 

「くっ!」

 

今度はトパーズフォームに変えるとフードの男もトパーズフォームに変え、互いの銃弾を全て相殺する。

 

「こいつ!」

 

今度はサファイアフォームに変え、フードの男も変える。僕らは互いにサファイアの槍でぶつかり合い、お互いのリゼルファが弾き飛ばされる。フードの男は僕のリゼルファを取り、僕もフードの男のリゼルファを手に取ると……

 

「これは……」

 

フードの男が持つリゼルファ……これは……まさか…

 

 

 

 

 

 

ミラクルSide

 

アイルに向かって攻撃を繰り出していくけど、アイルは全ての攻撃を避けていく。

するとアイルは笑みを浮かべた。

 

「そろそろ眷属が燃え尽きる…ここから始まる…現れるぞ、僕のしもべが!」

 

アイルの持つ香炉から溢れ出た煙から魔法学校の塔の部分の形をした怪物が現れた

 

「魔法学校!」

 

「どうして魔法学校が?」

 

「実際の魔法学校ではない。僕の思い出さ…」

 

「思い出って?」

 

「しもべは、僕の思い出から現れるんだよ…」

 

怪物が私達に向かって殴りかかってくる。私達は防ぐが怪物の力が強く吹き飛ばされてしまう

 

「いいぞ、もうすぐだ! そこまで来ている! 僕の望みが叶う時が!」

 

「あなたの望みって…」

 

「何なの!?」

 

「好きな時間へと自由に飛べる力…それが僕の望み。それには、ひすいが必要なんだ」

 

「ひーちゃんは、守る!」

 

「できるかな? プリキュア…」

 

 

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

互いに攻撃を繰り出していく。さっきあいつのリゼルファを握ったときのあの感覚……あり得るのか?

 

「……」

 

考え込んだ瞬間、フードの男の刃が迫ってきた。ダメだ。避けられない。そう思った瞬間…フードの男の刃が僕の右目を掠め、背後からの攻撃を防いだ

 

「余所見してんな!陽斗!」

 

フードの男を攻撃したのはゴズキ師匠だった。更に横からポニィの蹴りが放たれるが、フードの男はサファイアの槍で防ぎ、僕らから距離を取った。

 

「大丈夫?陽斗くん」

 

「ツクシ…少し掠っただけだ…」

 

目は傷ついてない。僕は血を拭った

 

「陽斗、あいつが持っているのはリゼルファで間違えないな」

 

「はい…」

 

「もしかしてコピーしたものとか?」

 

「ポニィ…いや、違う。色も細かい部分の形も違うけど……あのリゼルファは……」

 

「ギリギリまで待ってたんだけど、騒ぎ聞きつけて来たと思ったら物凄い戦いになってるね」

 

ツクシの言葉を聞いた瞬間、フードの男は動きを止めた。

 

「………改変完了…」

 

フードの男はそう呟き、フードを取ると……

 

「「!?」」

 

「やっぱりか…」

 

「……お前の持つリゼルファ…僕の手によく馴染んだ感じだった。まるで普段から使ってるような……お前は……」

 

「そうだよ僕。僕は……」

 

男の右目辺りに縦の傷があり、開けないでいた。そして男の左腕は真っ黒に染まっていた。

 

「僕は…浅賀陽斗だ」

 

 




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