魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS   作:水甲

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何か色々と雑になってしまった


19  ことはとひすい

陽斗Side

 

昨日会った謎の女性にお金とスタイリッシュの家までの道を教えるために駅まで来た僕。謎の女性はと言うと改札口の前で待っていたが…何か満足そうな顔をしてるのはなんでだろう?

 

「あら、意外と早かったわね」

 

「まぁ時間を決めてなかったので」

 

僕はそう言いながらお金とメモを渡した。

 

「感謝するわ。早く戻らないと彼女が怒ったままだし」

 

「友達と喧嘩でも?」

 

「友達…というべきかしらか微妙だけど……まぁそんなところよ」

 

本当にこの人は何者なんだろ?後でスタイリッシュに聞けばいいか。そう思っているとみらいから電話が来た

 

「みらい?どうした?」

 

『陽斗くん!さっきれなからメッセージがあって、さらと連絡取れなくなってるって、私も電話したんだけど…出なくて』

 

「探してるのか?リコとはーちゃんは?」

 

『一旦私とモフルンとチクルンだけで探してるんだけど…陽斗くんも用事が終わったら…』

 

「分かった。今、駅にいるから近くで合流しよう」

 

僕は電話を切り、謎の女性に挨拶をしてみらいと合流しに向かった

 

「……なるほどね」

 

 

 

 

 

 

リコSide

 

はーちゃんと一緒にスーパーで夕食の買い出しをしていた。みらい、大丈夫かしら?買い出し終わったら合流した方が良いわよね。それに陽斗にメモを渡しておかないと……そんな事を思っていると、棚に並んだ鍋つゆが目に入った瞬間、昔のことを思い出した。アレはみんなで初詣に行ったとき……

 

『みんなで囲む鍋か!』

 

『みらいの家の鍋、美味しそうだよね!』

 

『でしょ! お肉にお魚、野菜もたっぷりで美味しいんだから!』

 

『すき焼きは? 鍋になるのかしら?』

 

『うちでは別枠だね! すき焼きは、もっとこう上! 鍋の王者っていうか!お父さん、子供の頃は、闇鍋ってのもあったって!』

 

『鍋か…一回出したけど……肉の奪い合いになったな…』

 

『あはは、陽斗くんの家はポニィちゃんたちがいるから賑やかだもんね』

 

 

「リコ? リコ!」

 

「あ…何?」

 

「みらいとモフルンが今朝心配だって言ったの、みらいの友達がいなくなったの、刻の魔獣のせいだったら大変!」

 

「そうね…」

 

みらい、陽斗と合流するって言ってたけど……私はみらいたちとまた会うために思いついたことを校長先生に話していたときのことを思い出していた。

 

『リンクルストーンを使う?』

 

『はい。元々は1つだったリンクルストーン・ダイヤです。みらいのリンクルストーンと引き合うと思うんです』

 

『それで魔法界とナシマホウ界を再び繋げると? なかなか突飛な発想…』

 

『でも、2つの世界を繋ぐ事ができると思うんです! 研究の許可を! お願いします! 私なら! 私にしかできないと思うんです!それにあちらの世界には陽斗の持つリンクルストーンの欠片もあります!もしかしたら繋ぐ確率も…』

 

『あまり背負い過ぎるでない…先生方やリアン君ら識者にも相談してみよう。無論、リコ先生がプリキュアであった事は内密に。引き合うダイヤの特性のみに言及してな…だから、1人で抱え込むでない』

 

「抱え込むな、か…」

 

「はー」

 

「ポニィたちは今は?」

 

「周辺の警戒してるよ」

 

「買い物済んだら、みんなでみらい達と合流しましょう」

 

「はー!」

 

陽斗がいるからとは言え、あまり抱え込まないで欲しいわね

 

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

みらい達と合流し、探してみたがさらは見つからない。とりあえず僕らはれなと一旦合流した。

 

「陽斗くんも手伝ってくれるんだ」

 

「まぁみらいに頼まれたし」

 

「あはは…さら、何処に行ったんだろ?メッセージ送っても返ってこないし、いつも返信とか早いもんね…時間厳守だし…」

 

「だから心配でさ…ほら、流行ってるから! 隠し包丁だっけ?」

 

「神隠しね…なかなか感心する間違い方だよ…してるね? 料理」

 

「アハハハ…」

 

「「んな事言ってる場合じゃない!」」

 

れなはとりあえず警察に相談しに行き、僕らはもう少し探してみることになった。

 

「そういえば大学は?」

 

「今日は休講だから…でももしかしたら…行ってみよう」

 

僕はみらいの箒に乗り、大学へと向かった。

 

 

 

 

 

大学に着くと流石に休講だから人はいないけど、腕時計の石像があった。

 

「あの腕時計って…もしかして…」

 

「さらモフ?」

 

すると地面に突然魔方陣が現れ、中からクロノウストの分身体が現れた。

 

「プリキュア…まさかプリキュアが来るとは驚きだワン」

 

「なんだよ、アレ?」

 

「前にも出たモフ」

 

「だが1人とは無謀だワン」

 

「モフ! もうリコを呼んでるモフ!」

 

「お待たせ!」

 

「リコ!」

 

タイミング良くリコとはーちゃんが箒に乗ってやって来たが、リコは上手く止まれずそのまま茂みに墜落した

 

「お、落ちてないし!」

 

「何も言ってないぞ」

 

僕は思わずそうツッコミをいれたけど、まぁ懐かしいな

 

「みらい、モフルン、陽斗、大丈夫だった?」

 

「リコ!」

 

「2人乗りじゃなければ、もっと早く着いたんだけれど、今ホウキに乗れなくて…」

 

「おい! だべってる間に、アイツ、臨戦態勢だぞ!」

 

「「「ええーっ!?」」」

 

更に遅れてポニィ、ツクシの2人も合流してきた。

 

「お待たせ!」

 

「またこいつ?」

 

とりあえずみんな揃ったので、みらい達はプリキュアに変身した

 

「「キュアップ・ラパパ!サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

「「魔法つかいプリキュア!」」

 

2人が変身し、僕もリゼルファにサファイアの欠片を装着し、槍を構えると分身体は結界を張った。戦う前にミラクルはあの腕時計の石像が本当にさらなのか確認した。

 

「さらなの?」

 

「見せてやるワン。キャツの閉じこもった世界を」

 

分身体がそう言うと石像からある映像が映し出された。それはさらが彼氏と仲良さそうにしている光景……

 

「元カレだ!」

 

「キャツもまた幸せだった過去に浸っているワン」

 

分身体がそう言うと時計型の怪物を生み出す。ミラクルたちが怪物と対峙する中、僕らの前に…

 

「またお前か…」

 

「………時間が無い」

 

未来の僕が槍を手にした姿で現れた。僕は直ぐさま動き、互いのサファイアの槍でぶつかり合う。

 

「いい加減!お前の目的を!教えろ!」

 

「それに!その不死についても!」

 

「と言うかその他諸々全部!」

 

ポニィは蹴りを、ツクシが銃を放つ。未来の僕は僕を蹴り飛ばし、槍でポニィを吹き飛ばした後、ツクシの放った弾丸を槍で弾いた

 

「お前が黒い欠片を使えば教える」

 

「そこまでして……使わせたいのか…」

 

本当に目的が分からない。どうする…目的を知るために……使うべきか……

どうするべきか悩んでいる中、未来の僕はため息をついた

 

「情報だけじゃ足りないか…あまり使いたくない手だが……」

 

未来の僕は隠れて見ているはーちゃんに狙いをすませた。まさかはーちゃんを人質に!?どうする…助けに行こうにも、間に合うか…

 

「あら、可愛い子を狙うのはダメよ」

 

不意に声が聞こえた瞬間、未来の僕の右腕が弾けた。そして僕ら三人の前には…あの謎の女性がいた

 

「「うわっ……」」

 

ポニィとツクシはその謎の女性を見て、物凄く嫌そうな顔をしているけど…知ってるのか?

 

「お前は……」

 

「なるほどね…色々と起こってるみたいだけど…とりあえず今は彼を押さえてあげるわ」

 

「あんたは…一体…?」

 

僕がそう聞くと謎の女性は笑みを浮かべた

 

「私はメラルド・オールベルグ…まぁ手を貸してあげるわ」

 

メラルドさんがそう言うといつの間にかメラルドさんの周りに見たことのない虫が大量にいた。この人…ミナトが言っていた…女性に対して愛情が深いと言うか…色々とやば…凄い人……

 

「ちっ!」

 

未来の僕は迫り来る虫たちを倒していくが、メラルドさんは倒されていく度に追加の虫を出していく。

 

「陽斗、あいつはあの人に…」

 

「正直言うと…私達はあまり近付きたくない」

 

「あ、うん」

 

僕らは未来の僕の相手をメラルドさんに任せ、ミラクル達の援護に向かった。

援護に向かうとクロノウストの分身体ははーちゃんを狙い、はーちゃんを過去に閉じ込めようとしていた

 

 

 

 

 

 

ことはSide

 

分身体の攻撃で私は過去を見せられる。

 

「どの時間に閉じこもるか選り好みしてるワン。悩んでるワン」

 

「はーちゃん!」

 

「戻ってきて!」

 

みんなの声が聞こえるけど…この過去の光景に逆らえない……そんな中、私は……1人の女の子…ううん、私はその子を知っている。

 

「あなた、ひーちゃんだね…」

 

「はーちゃん…」

 

「会えたね、ひーちゃん…やっと…」

 

私達は手を合わせた。

 

「ひーちゃんの魔法?」

 

「はーちゃんと会えたからだよ! 手を繋いだから!ほら! はーちゃんも魔法使って!」

 

気が付くと私の手にはリンクルスマホのペンが……ありがとう。ひーちゃん

 

気が付くと私は分身体の石像から抜け出し、その手にはリンクルスマホが握られていた。私は……

 

「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!あまねく生命に祝福を!キュアフェリーチェ!」

 

 

 

陽斗Side

 

はーちゃんがクロノウストの力を破り、フェリーチェに変身した。

 

「フェリーチェ!」

 

「どうして!?」

 

「過去を見てきた…私のもっともっと過去も…マザー・ラパーパにも、ひーちゃんにも会った!」

 

「キャツは、別の人格の過去を見たのか…」

 

「陽斗、私の力が戻ったことで…」

 

「そうか!?」

 

僕は巾着からエメラルドの欠片を取り出した。エメラルドの力…ありとあらゆる力に対して無効化。そして……

 

「エメラルドの力なら…」

 

僕はエメラルドの欠片をリゼルファに装着し、更に黒い欠片も装着した。その瞬間、黒い欠片の大きすぎる力が安定し、黒と翡翠色のコートを羽織り、その手には黒と翡翠色の大剣が握られた姿に変わった

 

「これなら…黒い欠片の力も安定して使える!」

 

僕とフェリーチェは互いに頷き合い、襲い掛かる怪物にダメージを与えていく。

 

 

 

 

 

 

 

メラルドSide

 

何度虫で攻撃しても、彼はしぶといわね。いや、しぶといよりも……

 

「命を失う度に元に戻ってるみたいね。不死だからと言うわけでもない」

 

「……僕の目的は果たした」

 

彼はそう言いながら笑みを浮かべた

 

「彼のあの力を使わせた理由は?」

 

「……答える気は無いが……思った以上の成果だ…後は……」

 

そう言って彼は姿を消した。さて、私もそろそろ帰ろうかしら?この件に関しては私は大きく関わらない方が色々と集中出来るかもね

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

フェリーチェとのコンビネーションによって怪物に大きくダメージを与えるが、分身体が光線を放ってきた。だが…

 

「「リンクルステッキ!サファイア!青き知性よ!私たちの手に!フルフルリンクル!プリキュア・サファイア・スマーティッシュ!」」

 

ミラクル達の援護によって、分身体の攻撃は相殺されると…

 

「プリキュア・エメラルド・リンカネーション!」

 

フェリーチェの浄化技で怪物を浄化し、無事さらを助け出せた。

 

 

 

 

 

 

 

分身体が撤退し、さらも助け出せた。その帰り道……

 

「はい、これ」

 

リコからメモを渡され、見てみると…

 

「ありがとう」

 

「ちゃんと渡しなさい」

 

「あぁ…」

 

リコに渡されたメモを握りしめ、僕はみらい達と別れ、ある場所に向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「時を食らい、力をつけてやるワン。一気にいくワン。あっちのヤツらを…」

 

 

 

 

 

 

 

「……分かってる。奴を止めることは出来ないが、この時空の僕は思った以上の事をしてくれた。後は……僕らの目的を………」

 

 




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