魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS 作:水甲
陽斗Side
リンクルストーンダイヤの色が変わったのだが、一体何が起きてるのか分からないまま朝になり、みらいと一緒に大学に向かった。
「それじゃ陽斗くんのリンクルストーンの欠片も?」
「あぁ…同じように色が変わった」
「不思議モフ」
「何か起きつつあるとか?」
「そんなまさか…」
「そうだよな…考えすぎだよな」
3人で笑い合う。悪い方に考えすぎだよな……
講義室に入るとみらいは大学の友人二人に声をかけた
「おはよう。さら」
短髪の野口さら、それとスマホをジッと見つめる長髪の谷崎れなの二人。僕は少し遠慮して離れた席に座った
「おはよう」
「何どうしたの?」
「昨日、家の近くで火事があってさ。取り残されたはずのおばあさんがいつの間にか救出されてたんだって」
「へ、へぇー、そう」
まぁ助けたのは僕らだからね
「魔法ガールじゃないかって」
「キュアスタで話題でさ。これ、困ったことがあったら#助けて」
「魔法使いって入れれば魔法ガールが助けてくれるって言うあれ」
「都市伝説」
「オカルトっぽいけどね」
オカルト扱いされてるけど、目の前にいるんだけどな…
「私もお願いしようかな?前期のテストヤバいから助けてって」
「それは無理なんじゃないかな?」
そんな時、新しいコメントが入った。津成木駅の近くでクマが暴れてるとメッセージが入った。そこって僕とみらいの家の近くだよな?僕とみらいは顔を見合わせ、一緒に大学を抜け出し様子を見に行く。
みらいの箒から降り、クマの目撃情報があった場所に行くとそこには…巨大なクマの怪物がいた
「うわぁ!?思ってたのと違う!?」
「怪獣みたいモフ!?」
「こういうの久し振りなんだけど!?」
「早いところ何とかした方がいいな」
僕は腕輪にリンクルストーンをはめ込もうとするが、みらいが止めた。
「待って!あそこに…」
みらいが指さした方を見るとそこには報道のヘリがあった
「そりゃ報道のヘリが来るよね……フードお願い」
「みらい、洗濯したモフ」
「そうだった。昨日の火事で煤だらけだったから…」
「とりあえずみらいは一旦離れろ!」
「うん!ってわわわぁ!?」
クマの怪物がこっちに向かって殴りかかってきた。僕は何とか避ける。みらいとモフルンは土煙の中、何とか箒で逃げ出すが、土煙に咳き込んだモフルンがみらいのバッグから落ちてしまった。みらいが咄嗟に助けようとするが、落ちるモフルンの手を掴んだのは…リコだった
「モフルン、大丈夫?」
リコはモフルンを抱き抱え、みらいの所に…
「みらい、久しぶり!それに陽斗も」
「リコ…来てくれたんだ…」
「って、何で魔法学校の制服?」
「え? この方が、魔法使いっぽいかなーって! 仕立ててもらって…」
「何しちゃってるの! もう生徒じゃないし、制服とか、ダメでしょ!」
「固いなあ! 先生みたいな事言って!」
「先生だし!」
「話してる場合じゃないモフ!」
「頼むから早いところ手を貸してくれ」
再会を喜ぶのは良いけど…状況を考えてくれ
「久しぶりに!」
「ええ! プリキュアに!」
二人はプリキュアに変身しようとするが……
「あ! 違う!」
「そっか! 私、そっちね!」
「やれやれモフ…」
変身するのにポジションは大切なんだろうけど……まぁいいか。こういうのも懐かしい!
「リコ!」
「みらい!」
「「キュアップラパパ!ピンクダイヤ!」」
みらい、リコ、モフルンが手を繋ぎ、三角形を作った。
「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
モフルンのお腹に現れたハートマークからあふれた光が2人を変身させていく
「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」
「ふたりの魔法!キュアマジカル!」
「「魔法つかい!プリキュア!」」
二人はプリキュアに変身したけど、何か細かいところ変わってないか?
ミラクルはミニハットの飾りが簡素的なデザインになり、胸部のブラウスが露出し、フリルスカートの形状も変化してるし、マジカルはミニハットの飾りが簡素的なデザインになり、胸部のブラウスが露出して胸部と二の腕飾りも丸みを帯びたデザインになり、ボトムスが白いかぼちゃパンツとなり、黄色いガーターベルトに繋がれた黒いニーハイソックスに紫のパンプスを履いている……
「おおーっ! なんか色々変わってるー!魔法って、すごいね! 最新のファッションを、勝手に取り入れてくれるんだ!」
「いや、そういう事じゃない気が……」
「陽斗くん、どう?どう?」
「その…似合ってるよ」
「えへへ」
「二人は相変わらずね。っていうか、私達、ピンクダイヤって言ってたけど、何?」
「僕の欠片も変化してる。とりあえず!力を貸せ!ピンクダイヤ!」
僕の叫びと共に腕輪がみるみるうちに形を変え、黒い髪から白い髪にピンクのメッシュが交ざり、着ている服も騎士甲冑に変わり、腕輪はピンクに光る剣に変わった
「リゼルファ!ピンクダイヤ!」
こっちの準備が終わり、戦おうとすると、突然空が割れ、時計みたいな不思議な空間に変わった
「何なの?」
「今は考えてる余裕はなさそうだぞ」
クマの怪物は襲い掛かってきた。僕は怪物の攻撃を剣で弾いていく間、ミラクルとマジカルはリンクルストーンを使ってダメージを与えていく
「久し振りに帝具使ったけど、少し振り回され気味だな」
これまでは半分の力くらいしか使えてなかったからな。はーちゃんのみだったら全力で使えてたけど……
「それにしても久し振りなのに息ぴったりだな、あの二人」
離れていてもいいコンビだな
そう思っているとミラクルたちが怪物に押し潰されそうになっていたが、二人はしっかりと耐え抜いていた
「リゼルファ!敵を吹き飛ばせ!」
僕は押し潰そうとしている怪物を吹き飛ばした。
「二人とも!今だ!」
「マジカル!」
「ミラクル!」
「「ピンクダイヤ!永遠の輝きよ私達の手に!」」
光の粒子が辺りに現れた そして杖を振りながら呪文を唱える2人
「「フルフルリンクル!」」
するとダイヤ型の光が現れ、怪物をダイヤの中に閉じ込めた。
「「プリキュア!ダイヤモンドエターナル!」」
怪物は浄化されると共に元の場所に戻った
「さすが、伝説の魔法使い・プリキュア。それに帝具使い」
突然声が聞こえ、空を見上げると茶髪の男がいた。
「あなた…」
「魔法使い?」
「うーん…厳密に言うと、違うかな。君達のように立派な杖を持ってないし、僕はアイル。短い付き合いになると思うけど、お見知り置きを……」
そう言ってアイルは僕らに謎の光を放ち、僕らは吹き飛ばされた
「これでよしと……ごめん、今日は帰らないと。そういう筋書きだから」
「筋書き?」
「次に会うのは、14時間と4分後……キュアミラクル。その時、君は、絶望した自分と向き合う事になる……魔法の杖の音を聞き、あなたの言う通りだった。その一説を聞きながらね…朝日奈みらいさん…」
「え?」
僕は直ぐさまアイルに斬りかかるが、すんでの所でアイルは姿を消した
「君は厄介だよ。浅賀陽斗くん。ではまた」
それだけ言い残して完全にアイルは消えた
「何だったの?」
「ミラクル!陽斗!」
マジカルの視線の先には小さな女の子がいたが……何処か見覚えのあった。
「「「はーちゃん!?」」」
感想待ってます