魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS 作:水甲
陽斗Side
黒い球体が消えるとクロノウストの背中にいくつもの触手が絡まった翼が生えた
「いくぞ、プリキュア!」
クロノウストは背中の触手で攻撃を仕掛けてくる。マジカルとフェリーチェが前に出て
「リンクル!ムーンストーン!」
「ピンクタルマリン!」
クロノウストの攻撃を防ぐとミラクルと僕が飛び出し
「アクアマリン!」
アクアマリンの力でクロノウストを凍らせるミラクル。僕はエメラルドの大剣で氷付けのクロノウストを切ろうとするが、クロノウストは氷から抜け出し、触手で僕を吹き飛ばす
「陽斗くん!?きゃあ!?」
「ミラクル!?かはっ!?」
ミラクルが駆け寄ろうとした隙にクロノウストは触手でミラクル、マジカルを石像に叩きつけた。
残ったフェリーチェは殴りかかるが、クロノウストの触手に阻まれ、フェリーチェも吹き飛ばされるが、僕らは立ち上がり、クロノウストに向かっていく。
「無駄なことを!」
クロノウストは触手を全方向に展開させ、向かってくる僕らを吹き飛ばすが……
「楽しい過去に閉じこもるとか、どうでもいい!私は会いたい! 会いたいから会うんだ!ジュン…ケイ…エミリー…みんなに!」
マジカルが再度クロノウストの触手を凍らせる。だがクロノウストは両腕を鋭く尖らせ、いくつもの枝分かれにして、僕らに攻撃を仕掛けてくるが……
「ハァ!!」
「オラッ!!」
突然現れた二つの影がクロノウストの腕を砕く。そして僕らの前には……
「ミナト!?それにクロトも!?」
「久し振り…って訳じゃないか」
「面倒な奴がいるみたいだな!」
「何で2人が!?」
「スタイリッシュに呼ばれたんだよ」
「手を貸せってな!」
「ここに来れたのもスタイリッシュが作った転移装置で送られたんだよ」
スタイリッシュが言ってた援軍って2人のことか…
「人数が増えようと!先ずはお前ら2人を甘い過去に!」
クロノウストが光線をミナトとクロトの2人に当てるが、2人は石像にならなかった
「何故だ!?」
「悪いが俺は甘ったるい過去なんて囚われないんだよ!オーガデーモン!」
クロトは黒い鎧を身に纏い…
「確かにお前の言う甘い過去は良いものかもな」
「そうだ!過去に身を委ねれば貴様達が失ったものとまた…」
「失ったからこそ見えてくるものがあるんだよ……愛の奇跡発動!来い!レガオン!」
ミナトの身体から白いオーラが溢れ出し、オーラが一本の禍々しい剣を生み出した。
「狂龍騎!」
レガオンがミナトの身体を包み込むとミナトは禍々しい鎧を身に纏った。
「「行くぞ!」」
ミナトとクロトがクロノウストの身体を殴り飛ばすと同時にミラクルたちが蹴りを喰らわす
「待ってた! 奇跡を!私はずっと、奇跡を待ってた!でも違った! あの時は奇跡を起こそうとしたんだ!だから!」
「「「みんなに会えた!」」」
「僕もだよ!」
エメラルドの大剣が大きくなり、そのままクロノウストに振り落とす。
「それを…忘れてた!沢山私に過去を見せたから、思い出せたよ…もう、待ったりはしない…」
「ええ、奇跡を起こしましょう!」
「フェリーチェ…」
「っていうか、再会できたの、あなたの奇跡だけじゃないし! 研究を重ねて、2つの世界を繋いだ、私の努力と根性もお忘れなく!」
「フフッ! 分かってるって! 勢いで調子に乗って言っちゃいました!」
「まあ、あなたと何度も奇跡を見てきたから、奇跡を信じられたから、頑張れたのは確かだけど…」
「出会いが、出会いのおかげで、みんなが…」
「「「繋がる!」」」
3人が眩い光に包まれる中、僕の持つ巾着から一つの欠片が飛び出してきた。
「甘い匂いがするモフ!」
「甘い匂いって?」
モフルンが3人の所に行くとリンクルストーンが現れる
「「「アレキサンドライト!魔法つかいプリキュアオーバーザレインボー!」」」
3人がアレキサンドライトの力を解放した瞬間、僕もアレキサンドライトの力を解放する
「リゼルファ!アレキサンドライト!」
「「「プレシャスブレス!フル! フル! フルフルリンクル!プリキュア! エクストリームレインボー!」」」
「このまま!一気に!」
アレキサンドライトの刃とエクストリームレインボーがクロノウストに当たる瞬間……
「力が戻ったか。だが、遅い…」
クロノウストがそう告げた瞬間、フェリーチェが異変に気が付いた
「時の停止が始まってる…」
「そんな!」
気が付くとミラクル達が眩い光の中に閉じ込められていた。
「陽斗!あいつらは?」
「多分…過去に囚われそうになってるけど…」
何とか抗ってるのか?どうする?ミラクル達を助けるためには……
どうするべきか悩む中、ミナトとクロトが僕の背中を押した
「えっ?」
「あいつらを助けにいけよ」
「お前たちが戻るまでの時間くらい…俺らが稼ぐ!」
「ミナト…クロト…分かった!行って来る!」
僕は眩い光の中に飛び込んでいった。
「お前たち2人で我を止められるか!」
「今のうちに…調子に乗ってろ!」
「そしてあいつらが戻ってきたら…後悔してろ!」
少し短めですが…切り時としては…
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