魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS 作:水甲
陽斗Side
魔法商店街に向かいながら、リコに僕とみらいが一緒に暮らしてないことの理由を聞かれていた。
「まさか同棲しないなんて……」
「あはは…中々お父さんが許してくれなくて…」
「まぁみらいが僕の家に住むことが認められてない感じだな。逆に僕はあの家を出てみらいの家に住むのは……」
両親が死んでからもずっと住んでいた場所から出るのは……
「まぁたまに泊まっているのは良いことだけど……一応聞くけど……いや、やめておくわ。流石に聞かせるのは早いし…」
リコ…何を聞こうとしてた?かなり気になるんだけど……
そんな話をしつつ、フランソワさんのお店に入る僕ら。
「はーちゃんそっくり!?」
「親戚?」
お店にはフランソワさんとみらいとリコの補習仲間のジュンがいた
「まぁ、そんな感じ…なのかな?」
「ジュンがマホウ界に帰ってるなんてね」
「ナシマホウ界でデザインの勉強をしつつ、たまーにフランソワさんの手伝いをしてんのさ」
「ジュンがデザインしたお洋服は大人気なの。みらいちゃんの魔法ガールの制服も最高でしょ?」
「もうワクワクもんだよ!」
「あれ作ったの、ジュンとフランソワさんなの!?魔法学校の生徒以外は、制服着ちゃいけないのに!」
「先生みたく固い事言うなよ!」
「っていうか、私、先生だし!」
気が付くと女の子は魔法学校の制服を着ていたが、サイズは合ってない感じだな
「ちょっと大きいかな?」
「だから制服ダメだって!」
「キュアップ・ラパパ! リボンをチョキチョキ!」
フランソワさんが魔法で余った蝶のリボンを作ってあげた
「これならピッタリよ!」
「私が着けてあげる!」
みらいは髪型を整え、リボンを付けてあげた
「どう?気に入った?」
「うん!」
「お名前、聞いてなかったわね!」
「え? 名前?」
「あー…名前は、その…」
名前か……分からないし、勝手に付けるのも…そう思っていると女の子は…
「ひすい」
「「えっ!?」」
「へー、ひすいか!」
「いい名前だね!」
「ええ!」
「モフ!」
「「ひすい!」」
「はーい!」
「今聞いたような口振りじゃない?」
「そんな事ないよ!ね、ひーちゃん!」
「ひーちゃん!」
ひーちゃんか……
フランソワさんのお店を後にするとひーちゃんはリコの持つ魔法の杖を欲しがっていた
「欲しい! 欲しい!」
「欲しいって言われても……」
「これは無理なの…基本、魔法界で生まれた時に授かるものだから…」
「じゃあ、あれ!」
ひーちゃんが指さした方を見ると…箒に乗った人達だった。箒が欲しいって事か?
僕らは箒屋へと行くことになった
「2人乗り用か? あつらえてやる!」
「ありがとう!」
「1人で乗る!」
「もう少し大きくなったらね!」
「あれって……」
「ああ、端材だけど?」
「もらってもいいですか?」
「構わないよ」
「キュアップ・ラパパ! 木よ、削れろ!」
みらいは魔法で端材を削り、木で出来た魔法の杖をひーちゃんにあげた
「はい! 魔法は使えないけど、使いたい時は、いつでも願いを込めて振ってみて! ひーちゃんの代わりに、私が魔法を使ってあげる!」
「うん! もらっといてあげる!」
「言い方…」
「いい腕だな、みらいちゃん。俺の後を継いでくれねえかな?」
「またまた、後継ぎだなんて…」
「もういい歳だし、引退を考えているんだ…今日明日のって話じゃないがな。ハッハッハッハ!」
そんな話をしていると外が騒がしかった。僕らは外に出ると怪物が暴れていた。怪物は僕らの姿を見て襲い掛かる。いや、狙いはひーちゃんか?
「みらいたちはあの怪物を広場に誘導してくれ」
「陽斗くんは?」
「後で追いつく!」
一旦三人と分かれ、僕は合流場所へと向かう。
上手く誘導し、ひーちゃんを安全な場所に避難させたみたいだな。
僕はみらいとリコと合流し……
「「キュアップラパパ!ルビー!」」
リンクルストーンルビーが現れ、モフルンのリボンにセットされた
「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
二人はツインテールのヘアスタイルに、赤を基調としたコスチュームに変わった。
「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」
「ふたりの魔法!キュアマジカル!」
「「魔法つかい!プリキュア!」」
そして僕はルビーの欠片を腕輪にはめ込み、真っ赤な衣装に両手には炎の篭手が装備された。
「違う姿!?」
「ルビースタイルモフ!」
三人で同時に攻撃を仕掛けるが、怪物は自分の身体をバラバラにし、僕らの攻撃を避けた
「ブロックみたいな奴だな」
怪物は身体を組み替え、ボール上になり、僕らを吹き飛ばす。
「くっ!?面倒な相手だな……」
怪物の追撃を受け、僕らはダメージを受けすぎて動けずにいた。怪物は僕らが動けないのを見て、ひーちゃんに近付く。ひーちゃんはみらいから貰った杖を構え…
「キュ、キュアップ・ラパパ! 怪物よ、あっちへ行け!あっちへ行けってば!」
怪物が恐竜の姿に変わり、ひーちゃんに襲い掛かろうとした瞬間、怪物の頭が鋭い一撃でバラバラになり、更にひーちゃんの前にはポニーテールの少女とショートカットに銃を持った少女がいた。
「お待たせ!リコ、みらい、陽斗!」
「この子は任せて!」
「ポニィ!ツクシ!」
「久し振りだけど、積もる話は後よ!」
気が付くと怪物が再び身体を作り替え、僕らに襲い掛かるが、ミラクルとマジカルの2人が怪物の尻尾を掴み、思い切り上へと投げ飛ばす。その瞬間…
「陽斗!」
「分かった!」
僕はポニィの足に乗った瞬間、ポニィは臣具ヨクトボトムズの力……脚力増強で思い切り上へと上げと貰い、炎を纏った拳で怪物に追撃を与え、怪物は倒れると
「2人とも!」
「「リンクルステッキ!ルビー!」」
リンクルステッキにルビーをはめ込む二人、
「「紅の情熱よ、私達の手に!フルフルリンクル!」」
二人は空中に魔法陣を描いた。
「「プリキュア・ルビー・パッショナーレ!」」
怪物は紅い螺旋状のリボンに包まれて浄化されていくのであった。
「あのアイルって奴は嘘をついていたのか?」
「どうだろ?」
「あの人が私達の前に現れないだけで、怪物は送るって事じゃないの?」
アイルの目的がいまいち読み切れないが……とりあえず怪物は退けたから良いって事かな?
「陽斗とみらい久し振り!」
「話は聞いてるよ」
「2人とも!久し振り!」
ポニィとツクシの2人と再会を喜び合うけど…
「他のみんなは?」
「それぞれバラバラに調査をしてるみたいだから」
「その内合流するかも?」
それなら良いけど……
「アカメたちも帰ってなかったら手伝って貰ったんだけどな~」
あっちはあっちで色々と合ったし、師匠含めポニィたちは普通にこっちに残ったし……と言うかミナトたちに手伝いを頼んだら……過剰戦力としか……
それから魔法学校に戻り、リコや教師のみんながアイルに警戒し見回りをしていた。ポニィとツクシの2人も見回りに参加。僕とみらいとモフルンはひーちゃんに付いていた。
「ぐっすり寝てるな」
「うん、今日は色々と合ったから……」
そろそろ時間になる……アイルは……
リコSide
見回りをしつつ、お姉ちゃんに特に問題はないことを報告していた
「こっちは異常ないわ」
「こっちも」
本当に現れるのと思っていると、不意に意識が奪われた
『もう休んだら?』
『でも、ナシマホウ界とまた行き来できるように、調べないと……』
これは……あの頃の……
「大丈夫?」
「今、夢を…」
「夢?」
「夢じゃない…違う! みらいが言ってたやつだ!」
私は急いでみらいたちの部屋に向かった。
みらいSide
突然意識が奪われ……
『ミラクル! しっかりするモフ!』
倒れる私達……ひーちゃんの姿が見当たらない
『さあ、君達が見た未来だ。ひすい…君が必要なんだ…』
陽斗Side
倒れるミラクルとマジカルの2人。僕の目の前には見知らぬ男がいた
『お前は……』
『お前は……ここで……』
男の手には……
意識を取り戻すとみらいは時計を見つめていた
「14時間と4分後…」
「みらい……まさか…」
アイルの言っていた言葉……その時、君は、絶望した自分と向き合う事になる……
リコが慌てて部屋に入ってきて…
「私も見たの! あなたの言う通りだった!」
魔法の杖の音を聞き、あなたの言う通りだった。その一説を聞きながらね……
「そう言うことかよ……」
アイルの予言がこういう形で……
陽斗とみらいは同棲はしてませんが…………
感想待ってます