魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS 作:水甲
陽斗Side
アイルの告げた予言が予想していた形ではなく違った形で達成されたことを校長先生に話した。
「つまり。14時間と4分後に彼は実際には現れず、みらいくんが見たそのイメージの中に現れたと…」
「はい、私とリコが倒れて、ひーちゃんがあの人に捕まってて…」
「それに僕の前には…あのアイルって奴と違う奴が…」
「彼がみらいくんたちにイメージを見せたと事ならば」
「私も見たんです。昔あったことを…」
「貴方達に過去、そしてこれから起きることを見せているのかもしれません」
「私が見たアレが本当に起こるって事!?」
「推測ですが……」
「水晶さんの占いみたいなもの?」
「私のはあくまで占い。起こる出来事を詳細に見せることは出来ません」
「君達に過去と未来を見せるというのならばどうやって…」
「もしかしたら…あの時の光?あれが原因かもしれません」
確かにアイルと会ったときに喰らったあの光……あの後から見えるようになった。
「そんな魔法聞いたことはない。アイルという男は一体…」
「もしかしたら皇具の可能性とかは?」
ポニィがそう言うけど、皇具は確か……
「皇具だとしてもそれを作った奴もその部下も既に倒されてる。後々聞いたけど皇具はもうない。一つ除いては……」
「そっか…」
「あの人の服装…マホウ界の人じゃない。きっとあっちにいる。私と陽斗くんで探します!あんな未来は変えてみせます!」
「私も行きます!ナシマホウ界に!」
こうして明日の朝ナシマホウ界に戻る事になり、僕たちは部屋に戻り休むことになった。
みらいがひーちゃんとモフルンと眠るのもを見つつ、僕は1人考えていた。アイルのあの力……帝具ではないのかと思ったが、前にミナトから聞いた限りだと、帝具は千年前に作られてからは新しいものは作られてない。同じように作ろうとしたけど性能が落ちたものがポニィたちが持つ臣具。そして帝具に対抗するために、ポニィたちがいた世界の千年前に存在した男が作った皇具。確か奴が作った皇具の中に千年先まで見ることが出来る皇具があったけど……
「他人に過去と未来を見せる力を授けるって事までは……」
出来ないはずだよな。だとしたら……
「何かしらの力なのか?」
いくらでも想像は出来るけど、どれも確証に至らない。
「……寝るか」
今は身体を休めないと……
朝になり、僕とみらいとモフルン。リコ、ひーちゃん、ポニィとツクシでカタツムリニアに乗ってナシマホウ界に帰ることになり、リコが僕らの料金を払おうとすると駅員に止められた。
「お客様。お一人様足りません」
「え? こっちに来た時は幼児の乗車賃はいらないって…」
「しかしですね、お連れ様は幼児では…」
僕らは後ろにいるひーちゃんを見るとひーちゃんは最初に会ったときよりも少し成長していた
「「ええーっ!?」」
「なになに!? どういう事!?」
「「ひーちゃんが、大きくなってる!」」
成長早すぎないか?
「子供の成長にまったく気付けないなんて、教師失格……」
「ほら、なにかと慌ただしかったしさ!」
「いっぱい食べて大きくなったモフ!」
そう言うものなのかと思ったけど、確かはーちゃんもリンクルストーンの力で大きくなってたけど……
暫くしてナシマホウ界に着き、カタツムリニアに乗った津成木駅に戻った僕たち。するとみらいのスマホに大量のメッセージが入った。相手は補習仲間のケイからであり、クマの怪物と魔法ガールが何かしら関係あるのではと言う噂が広がっており、注目されてるので気をつけて欲しいとのことだった。
「確かに気をつけないとね」
「とりあえず家に帰ろうか」
僕はそう言ってみらい達と分かれて帰ろうとすると……
「えっ?みらいと一緒に暮らしてるんじゃないの?」
「てっきり二人の愛の巣に……」
またその話か……僕とみらいは苦笑いをしながら、説明する。リコは呆れながらもひーちゃんの面倒を見ていたのだった。
家に帰り、ポニィたちの部屋の準備を終わらせ……
「懐かしいな~」
「ポニィちゃん、懐かしいと言うか…」
「2人ともちょっと前まで住んでただろ」
リコたちと再会してから暫くは2人は僕の家にいたし……
「いや、言ってみたくて」
「はぁ…それで陽斗。これからどうするの?」
「とりあえずさっきみらいからあのアイルって奴の手がかりがないか怪物が暴れていた場所を見に行くって」
魔法なら姿を隠せるからな……僕たちは……
「ちょっとある人に頼んでみるか」
今回の件、何かしら分かるかもしれないしな。2人にはみらい達と一緒に手がかりを探しに行ってもらい、僕はある人物に電話を掛けた
「……お久し振りです。Dr.スタイリッシュ」
『あら、貴方から電話を掛けてくれるなんてね』
Dr.スタイリッシュ…ポニィたちと同じ異世界の住人でミナトたちと色々とあったが今は協力者になっている。僕は今回の件について話した。もしかしたら何か分かるかもしれない
『未来と過去を見る力……帝具や皇具には似たようなものがあったわね。でも』
「はい、帝具の方はもう既に……」
『こちらの世界に持ち込まれた訳でもないからね。皇具の方もハイトが死んだことにより、殆ど機能を失っている。一つを除いてね』
ミナトたちの戦いでハイトが消滅したことで、皇具も機能を失った。今回の件に関わってないとしたら……
『考えられるのは超常的な何かが関わってるかもしれないわね。こっちでも調べておくわ』
Dr.スタイリッシュとの電話を終わらせ、僕はソファーに座り、みらいたちと合流するか悩みつつも、ポニィたちが帰ってくるまでに夕食でも作っておこう
ハイト…帝具に対抗するために皇具を作った創造主。千年後の未来を見て、絶望しかないことを知り、過去改変を行おうとしたが、ハグプリオリ主のミナトとその仲間達によって倒される。またその部下達や部下達のクローンも倒されている
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