魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS   作:水甲

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まほプリ2、物凄い展開に…


06  深まる謎

みらいSide

 

夜、私の部屋でリコが買ったばかりのスマホでキュアスタを見ていた

 

「キュアスタだっけ? 見たけど、頑張ってるのね。魔法ガール活動」

 

「うん、まあね。大学と魔法ガールを両立させるの、なかなか大変だよ…あ、でも陽斗くんも手伝ってくれて…でもこれからは、それにプリキュアも入るのか…」

 

「そうね…」

 

「でも、嬉しいよ、リコ。また一緒にこうしていられてさ」

 

「ええ。お姉ちゃ…リズ先生とソルシエール先生には、授業代わってもらって、申し訳ないけど…明日も早いし、もう寝るわ」

 

「うん」

 

「カーテン、空いてるけど?」

 

「ああ、うん」

 

「おやすみ」

 

「おやすみ」

 

リコも自分の部屋に戻って、私も寝ようかと思ったけど……

 

「陽斗くん、起きてるかな?」

 

陽斗くんの声が聞きたくなって、私は陽斗くんに電話を掛けた

 

『みらい、どうした?』

 

「えっと…今日ね。アイルって人を探してたんだけど、手がかりが…」

 

『ポニィたちから聞いてる。リコもスマホ買ったんだろ』

 

「あはは、聞いてたか~……ごめん。ちょっと陽斗くんの声が聞きたくて…」

 

『そっか…』

 

電話越しだけど多分陽斗くんは照れてるはずだよね……

 

「ねぇ陽斗くん……私ね、陽斗くんの事が大好きだよ」

 

『っ!?あのな…何で急に…』

 

「何か…気持ち伝えたくって……」

 

『色々と起きたからな。不安になってるんだろ…僕も不安になってる』

 

「不安に?」

 

『敵の目的もその力がどれだけのものか見えない。僕は……みらいを守れるかなって……』

 

「陽斗くん……大丈夫!陽斗くんはいつも守ってくれたよ。私が危ないときだって、異次元空間から抜け出して……」

 

『みらい…』

 

「だから…不安にならないで……ね」

 

『そうだな』

 

陽斗くんとの電話を切り、私はそのまま寝るのであった。

 

 

 

 

次の日の朝、いつも通り陽斗くんが迎えに来てくれた

 

「おはよう。陽斗くん」

 

「おはよう。みらい」

 

私達は手を繋ぎながらリコ達に見送られて大学に行くのであった。

 

「あの2人……朝からイチャついてるわね…」

 

 

 

 

 

 

 

リコSide

 

みらい達が大学に行っている間、私、ポニィ、ツクシ、ひーちゃんとでアイルの行方を探していたが、中々見つからずベンチで休みつつ、私はネットで何か情報がないか調べていると、一枚の画像を見つけた

 

「怪物が出た時の、ネットにあった写真!」

 

「あの人!」

 

「たぶん…でも、私達の前に現れた時とは、服が違う?」

 

「服装は違ってもアイルって奴には変わりないでしょ?」

 

「あれ?でも…陽斗の話だと怪物を倒した後に姿を現したんだよね?」

 

「どういうことかしら?」

 

この写真と私達が会ったアイルは同一人物で間違いないわよね?

 

 

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

講義を受けていると、また夢の中に……

 

どこか見覚えのある場所でフード姿の男と対峙する僕

 

『お前は何者だ!あのアイルって奴の仲間か!』

 

『………お前に役割を与えたが……そうだな。まだだな…』

 

『何を言って……』

 

そこで夢が途切れるとみらいが立ち上がり、講義を抜け出す。僕も追いかけるように講義を抜け出した

 

「みらい!何か見たのか?」

 

「うん、沢山本があるところにいた。あそこに行けばあの人はいる!」

 

沢山本がある所って……だとしたら場所は限られる。

 

「リコに知らせないと……」

 

みらいはリコに電話を掛けると何故か驚いていた。

 

「みらい?」

 

「どうして…リコのスマホに?」

 

みらいは電話を切ると……

 

「リコのスマホに掛けたのに……あのアイルって人が…」

 

「まさか…リコ達に何か…」

 

 

 

 

「こっちモフ」

 

箒に乗りながら、モフルンがスマホの位置情報を頼りにアイルの居場所をたどり着くと、アイルがベンチに座って僕たちを待っていた。アイルの手にはリコのスマホが握られていた

 

「待ってたよ」

 

「リコとひーちゃんは?」

 

「それにポニィとツクシは?」

 

「そろそろか。3、2、1……」

 

ふとイチゴメロンパンのキッチンカーからリコ達の姿を見えた

 

「みらい?あなたは! あ! 私のスマホ!いつの間に!」

 

「置いていったから」

 

置いていったからって……

 

「え…イチゴメロンパンのおかわりを買いに行って……」

 

「ダメモフ! スマホを置いて離れるなんて、絶対ありえないモフ!」

 

「すみません……」

 

リコには後でスマホを置いて離れる事の危険性をしっかり教えないとな。だけど今はアイルだ。アイルはひーちゃんを見て笑みを浮かべていた

 

「数日でこんなに大きくなるなんて、ホント、びっくりだよ…」

 

「ひーちゃんの事、知ってるのね!」

 

「知ってたら? 僕がここで彼女に下手な脚注を与えるよりも、彼女と物語を紡ぐ中で知っていった方が、良くない?なんてね。僕も彼女の事をよく知らないんだ……」

 

アイルが香炉を取り出すと煙が立ち上がる

 

「僕の空間フィールド。ここなら、お互い集中できるだろ?」

 

景色が変わり、アイルの言う空間に変わった。

 

「リコ!」

 

「ええ!」

 

みらいたちはプリキュアへと変身する

 

「「キュアップ・ラパパ!トパーズ!!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

二人は黄色の衣装に変わり、髪型も三つ編みに変わった。

 

「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

「「魔法つかいプリキュア!!」」

 

僕もリゼルファにトパーズの欠片をはめ込み、黄色い衣装に両手には黄色い銃が握られた姿に変わった。

ミラクルとマジカル、ポニィは同時にアイルに向かって蹴りを放つが……

 

「仲良くキック」

 

アイルは煙を手の形に変え、3人のキックを防ぐ。

 

「足場を出してからの…ハンマー」

 

マジカルのハンマーを再び防ぐアイル

 

「こっちはボールだったね」

 

ミラクルはボールを放つが、当たる直前でボールをドリルに変化させる

 

「ボールからのドリル」

 

だがアイルはそれすらも防ぐ。更に…

 

「曲射からの蹴り」

 

ツクシの弾丸とポニィの攻撃を防ぐ。こいつ…まさか…

 

「なんで、動きが分かるの!?「動きか分かるの」」

 

「え?」

 

『どういう事?「どういう事」』

 

「ミラクル達の言う事が、分かってるモフ!「分かってるモフ」」

 

「どうして…」

 

「簡単な事だよ。君達に授けた力と同じさ」

 

「私達にって…まさか、過去と未来を!?」

 

「あなたも見えてるの?」

 

「まあね。だから読めるんだ。君達の動きや言葉が……だけど1つだけ…」

 

僕は背後から無数の弾丸をアイルに向けて放つが、アイルは煙で防ぐ。

 

「やはりか……」

 

「動きが読める相手なら昔戦ったことがある!だからそう珍しくもない!」

 

僕は銃を放ち続ける。アイルは煙で防ぐが……一発撃ち、煙に当たる瞬間に爆発させ、煙が晴れるとアイルの頬に傷が出来ていた

 

「どうにも君だけは未来が見えない」

 

「陽斗くんだけ?」

 

「どういう事?」

 

「ふっ」

 

アイルは煙を大量に出すと形を変え、煙が巨大なロボットに変わった

 

「魔法とロボット、世界観違うだろ? でも、ここからは、こいつが相手だ。そういう筋書きなもんで」

 

ミラクルたちはロボットの攻撃を防ぎ、思い切り弾き飛ばし、ロボットの着地地点にネットを張り、ロボットを遠くに吹き飛ばした

 

「ここまでは、僕が見た未来とまるで同じ。で、この先は、どうなるんだ? アイツ、戻ってくるんだろうな?」

 

「どうして、私達に起きる事が分かるの!?」

 

「朝日奈みらいって知ってたし、なんで!?」

 

「必要なんだ。僕の物語では」

 

「あなたの…」

 

「物語?あれが?あの未来が来るっていうの!?」

 

「君がどんな未来を見たのか、僕には分からない」

 

「「え?」」

 

「君達がどんな未来や過去を見るのか、それは、僕にはコントロールできない。そこは君達、読者に委ねてる」

 

「でも、言い当てた!」

 

「うん! その時、君は、絶望した自分と、なんとかかんとか……えっと…」

 

「みらい!わざわざおしッ……」

 

不意に何かの衝撃を受ける僕。そこにはあの夢で見たフード姿の男がいた。

 

「悪いが……未来を変えてはいけない。アイル、次に会うのは、14時間と4分後。その時、君は、絶望した自分と向き合う事になる。魔法の杖の音を聞き、あなたの言う通りだった。その一説を聞きながら……それがお前が聞くべきことだ」

 

「君は…まぁいい。今、彼から教えてもらった話を、数日前の君達に伝えに行く。これから僕が過去に戻ってね。おそらく、そういう事だろう。それが、僕の筋書きさ」

 

「何なの!? さっきから筋書きって!?」

 

「その子を得る筋書きだよ」

 

「なんで、ひーちゃんを!?」

 

「戻ってきたか…」

 

「そんなの許さない!」

 

「ひーちゃんは守ってみせる!」

 

不意に上を見るとさっき吹き飛ばしたロボットがこっちに落ちてくる。

 

「「リンクルステッキ!金色の希望よ!私たちの手に!フルフルリンクル!」」

 

黄色い竜巻と稲妻が発生すると共に巨大なリンクルステッキが現れ、魔法陣でロボットを固定し

 

「「プリキュア・トパーズ・エスペランサ!」」

 

ロボットがレールガンのように射出され浄化されるのであった。

 

「今日は、このへんでブックマーク」

 

アイルは姿を消し、あのフード姿の男もいなくなっていた

 

「あいつは一体……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みらいSide

 

アイルの謎が少し明らかになったその日の夜、私はまた夢を見せられた

 

「はーちゃんの部屋…」

 

『リコの部屋はそのままにしといてって、お母さんに頼むから! だから、大丈夫だよ、モフルン……みんなと別れてから初めてだね、十六夜……十六夜の夜に戻ってくるって、リコ、言ってたのに…カーテン開けとかないとね! リコが、はーちゃんが帰ってきても、すぐ気付けるようにさ!』

 

あの日の……気が付くと現実に戻されていた

 

「眠れないモフ?」

 

「はーちゃん、どこに行ったのかな…」

 

「きっと、どこかで元気モフ。はーちゃんは強いモフ!」

 

「だよね! おやすみ、モフルン!」

 

 

 

 

 

 

とある場所にて…

 

「今、数日前を見てきたよ。14時間と4分後に出会うって話も、彼女達にしてきた。どうせ見るなら、過去が良かったんだけどね……それとあのフード姿の男……彼もまた未来が見れない存在……」




陽斗の言う未来が見える敵との戦闘……未来以外にも心を読まれたり、幻を見せられたりする敵との戦闘経験が活かされています
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