魔法つかいプリキュア2 宝石と帝具使い MIRAIDAYS   作:水甲

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まほプリ2、2クールやっても良かったよねって思いつつ、2クールやっても1年やっても良かったよねって言いそうで仕方ない


08 反抗期と猫探し

ある日、みらいの家で僕らはアイルについて話していた。

 

「ネットで見つけた写真ではエプロンを着けてた。そしてみらいが見たビジョンでは本棚の前にいたことを考えると…」

 

「本屋さんで働いてるって事かな?」

 

「と言っても本屋をしらみつぶしに探すしかないだろうな」

 

だけど何だか引っ掛かる。本当に探すべき場所は本屋で良いのか?

 

「まぁ私とツクシもいるし、人数的にも大丈夫じゃない?」

 

「うんうん」

 

まぁ人海戦術で捜索は楽になりそうだけど…

そんな話し合いをしていると、ひーちゃんがリコが持っているスマホを取った

 

「見せて!」

 

「勝手に取らないでって言ったでしょ! 子供のスマホの扱いには注意が必要って、ネットにあったわ!」

 

「なんで、子供はダメなの?」

 

「ゲームにネットとか、色んな誘惑があるからって、ネットに出てた!」

 

「ネットネットって、リコの方がネットじゃん!」

 

「ああ言えばこう言う…反抗期かしら…」

 

ひーちゃんを叱るリコだけど、確かに成長の早さを考えると反抗期の可能性もあるけど……

 

「だから返しなさいって!」

 

リコがスマホを取り戻そうとすると、ひーちゃんはスマホであるものを見つけた

 

「ねえ、この人…」

 

ひーちゃんが僕らに見せた写真には中学生時代の僕らの写真。そこにははーちゃんも写っていた。

 

「はーちゃんモフ!」

 

「昔の写真をリコに送ってあげたんだ!」

 

「やっぱり、はーちゃんとひーちゃん、そっくりモフ!」

 

「全然似てないし!」

 

「やっぱり反抗期かな?」

 

そんなやり取りをしているとみらいのスマホにメッセージが入り、確認すると魔法ガールの依頼だった。僕らはとりあえず魔法ガールの仕事をすることになったが……

 

「ん?」

 

「リコ、どうした?」

 

「何だか誰かに見られてるような…」

 

「気のせいじゃないのか?」

 

「そうね」

 

リコは誰かに見られている感じがしたんだろうけど……まぁ僕、ポニィ、ツクシの3人は知らない振りをするのであった。

 

 

 

 

 

 

依頼の内容を確認すると依頼主は10歳の女の子で、飼っていた猫がいなくなったから探して欲しいとの依頼だった。それにしても10歳なのに猫について細かく書いてあるな

 

「情報も文章もしっかりしてる…」

 

「ひーちゃんと違うって言うんでしょ!」

 

「そんな事言ってないし!」

 

「言わなくても思ってるよ!」

 

「やっぱり、パンケーキモフ…」

 

「それを言うなら、反抗期……」

 

ひーちゃん、大丈夫か?これ…とりあえず様子を見つつ猫を探していくが……その途中みらいが立ち止まっていた。

 

「みらい?どうしたの?」

 

「違ったな、この格好…まさか、こんな地味な捜索をしてるとは思わなかった…」

 

「魔法学校の制服だし、大学生が着てると余計にな……」

 

「目立ってるモフ」

 

「魔法ガールって、バレてるんじゃない?」

 

「大丈夫…人前で魔法使わなければ、バレない、バレない…コスプレ好きな大学生って事で…」

 

「それだとみらいへのダメージが大きいだろう。だったら僕の趣味とかで…」

 

「うぅ、それだと陽斗くんに……でも目立ってないから…まだ…」

 

「そう? あの人、すっごく見てるよ!」

 

ひーちゃんの視線の先には見覚えのある中学生時代の同級生2人がいた

 

「かな!? まゆみ!?」

 

「本当だわ!」

 

とりあえず僕らは急いでその場から離れて、人気のない路地裏に移動した

 

「まゆみとかな、ずっと会ってないのに…」

 

「この格好じゃ会えないって!」

 

「制服着て活動するから、こうなるんでしょ!」

 

「ケンカはやめるモフ! ひーちゃんが見てるモフ! 子供の前でやめるモフ!」

 

「って、子供じゃないし! もう、お姉ちゃんだもん!」

 

「ほら、とりあえず今は猫探しだろ。リコには後で時間作ってかなとまゆみと会えば良いし」

 

「まぁ…そうね」

 

「そうだよ!とにかく今は、ダンパちゃんを探そう! 飼い主さん、ダンパちゃんいなくて寂しがってるよ!」

 

「そうね。でも、この調子で見つかるとは…」

 

「大丈夫! 数々の難事件、大事件を解決してきた、魔法ガールみらいに任せて!」

 

そう言うみらいだけど…本当に大丈夫なのか?

 

 

 

 

 

みらいの作戦は猫のダンパを大好きなおやつで誘き出すと言うものだった。そのおやつを今リコとひーちゃんが買いに行ってる

 

「みらいは…まぁいけないか」

 

「あはは…陽斗くんはリコ達に着いていかなくて良いの?」

 

「その格好のみらいが心配だしな」

 

「陽斗くん///」

 

「ねぇ!ツクシ。あれってもしもの時はイチャついてるカップルの振りをするって事かな?」

 

「振りじゃなくてカップルだからね」

 

「モフルンたちは離れてたほうがいいモフ?」

 

何かポニィたち3人が変なこと言い出してるけど…と言うかモフルンは僕ら側じゃないの?

そんな話をしているとリコ達が帰ってきた

 

「ありがとう!」

 

「ありがとうじゃないでしょ。なんで私が買いに行かされてるの…」

 

「この格好、目立つから!」

 

「はあ? 何が、『魔法ガールみらいに任せて!』よ!」

 

「ケンカはやめるモフ! ひーちゃんが見てるモフ!」

 

「美味しいな!」

 

「見てなかったモフ…」

 

「ひーちゃんのおやつまで買わされるし…」

 

「まあまあ。でも、リコのおかげで事件解決だよ!ダンパちゃんが大好きなおやつで、おびき寄せれば・・・。ダンパちゃんのお気に入りの、この公園でね!」

 

「みらい、みらい。ここの公園、餌やり禁止だぞ」

 

僕は近くにあった看板に指を差した。看板には猫の餌やりは禁止と書かれている。それを見たみらいは……

 

「何か他の手は…」

 

「こらこら!」




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