ヒーローになってみんな救ってウルトラハッピー! 作:プリキュア・ライオットジャベリン
本日キュアラブリー(ハピチャ主人公)の誕生日!!おめでとう!
前半ハッピー視点、そして後半出久視点です。それではどうぞ。
試験開始早々、上空から千里眼使ってロボットヴィランの位置を把握したら、ハッピーシャワーシャイニングを放って、それを分裂させてスプリンクラーみたいに一体一体撃破してその場にいるロボットを全部倒したよ。
えへへ、ここまでで誰か分かってくれたでしょ?そう、私はキュアハッピー。
マイク先生に許可もらったから素直に実行したんだよね。でもさすがにこれ以上ロボットを破壊し続けるのはいくらやり直しの機会があるとしても他の受験生に悪いから、救助ポイント狙いで危ない人がいたら助けて回ることにした。
思ったよりもいるんだよねぇ、戦闘向きじゃない個性であまり鍛えもせずに会場に突っ込む受験生。オールマイトじゃないけど、私もああいう子達が現場に出て敵と対峙するのは少々不安かな。
心操くんみたいな相手が人じゃないと発動できない個性とかだったら、敵と対峙するってよりほぼ奇襲に近いから戦闘向きじゃなくても受かってほしい、って思うけど・・・・・・・
あっ!危ない!
尻尾がついている異形型の受験生がいくつかのロボットに囲まれて今にも同時に襲い掛かろうとしてるのを見て、急いで駆けつける。
近づいてみると、状況がよく分かった。6体ぐらいの2pt、3ptのロボットに囲まれてた。・・・・・うん、これは駆け出しのヒーローでも個性によってはキツイかもね。4体ほど倒して、声をかける。
「ハァッ!!・・・・・・大丈夫?」
「あ、ありがt「ブッコロス!」・・・・!?」
「ほら、君の番だよ」
あれ、この人、どこかで見たような・・・・・・?
「だァ!」
その人は大きい尻尾で2ptヴィランの頭部を二つとも殴りつけ、ロボットを戦闘不能にした。
「ありがとう。鍛えてきたつもりだったけど、さすがにあの数は危なかったよ」
「ううん、大丈夫だよ。名前を聞いてもいい?」
「え?あぁ、尾白猿夫。よろしく。最初のアレ、すごかったね」
「うん、ありがとう。私はキュアハッピーだよ。アレは先生の説明聞いたときに思い出してね。一気に倒してもいいか説明終わった後先生に聞きに行ったの」
尾白くん・・・・・やっぱり原作の1-Aにいた人だ。尾白くんは受かるかな?私達が受かるせいで落ちたり・・・・・・しないよね?
「そうなんだ・・・・さすが、伝説の戦士は違うな。じゃあまだ俺はポイントが足りないから倒しに行くよ。受かったらその時はよろしくね」
あ、そうだよね。引き留めて話し込んじゃダメだよね。妨害・・・・・になっちゃうのかな、これ。大丈夫かな?
なら、マイク先生に言われたやり直しの件、言った方がいいのかな?
ドゴオォォォン!!
!?・・・・・こ、この音はもしかして!?
音のした方を見ると、周りのビルの高さを優に超える大きさの0ptのロボットヴィランが佇んでいた。
やっぱり0ptヴィランだ!!こうしてみるとすごい大きい・・・・・・!フュージョンぐらいはあるんじゃないかな・・・・・?
「な、なんだこれ?!」
「いくらなんでも大きすぎるだろお邪魔虫!!」
「アホ!あんな大きさの虫いるかよ!」
「論点そこじゃねェーーッ」
・・・・・・なんで逃げながらコント始めてるの??
って、私もこんなことしてる場合じゃない。もしプロヒーローだったらどうするか考えないと。
まず人命優先。ロボットの近くにいる逃げ遅れた受験生は・・・・・・3人ほど。それぞれの状況は千里眼から、腰を抜かして動けない人、瓦礫に足を挟まれている人、そして姿は見えないけど瓦礫に埋もれててさらに0ptヴィランのこれから通る場所に・・・・・・・!?急いで行かないと!!
私は咄嗟に舞空術を行使して現場へと急行した。瞬間移動では瓦礫に囲まれている範囲が狭いから思うように移動できない可能性が高い。だから今回それは使えない。
多分だけど、姿が見えなくて気だけ感じるってことは透明人間の葉隠透さん。私が最初に一気に倒したからかな?きっと葉隠さんの移動経路が変わって今の場所へと移動したんだ・・・・・・!
よし、この瓦礫だね。
「うおりゃあああ!!」
まあまあでかいけど、プリキュアにとっては軽かったから、向かってくる0ptに投げ飛ばした。・・・・・あれぐらいじゃやっぱり壊れてくれないか。
「大丈夫?えっと・・・・透明人間?」
「助けてくれてありがとう・・・・ってちょっと待って。まさか私が見えるの!?」
そう言いながら慌てた声で騒ぎ立てる。
え、なんでそんな慌ててるの・・・・・・・?ん?ちょっと待って。透明人間で、そして姿が見えてないってことは・・・・・全裸!?
あ、そういうこと!?だからこんなに声が慌ててるのね!?
「違う違う、見えてるんじゃなくて、生命エネルギーを感じてるの。私は「気」って呼んでるんだけど・・・・・・」
「なんだ、よかったぁ~ 裸の姿が見られてるのかって焦っちゃった」
姿が見えないから分からないけど、恐らく声のトーンからして、ほっとしてるんだと思う。うん、というか葉隠さんって戦闘スタイルが常に裸だよね??それ色々とまずくない?
「って、あれ!?もしかして私、キュアハッピーに助けられたの!?」
「え?私のこと知ってるの?」
なんか手を掴まれて握手されて手を揺さぶられてる・・・・・?
「知ってるも何も私キュアハッピーの大ファンだよ!!すごい!ヤバい!!キュアハッピーに助けてもらっちゃった!!」
だんだんと揺さぶられてる手が激しくなってきた!
「分かった分かったからやめて!!まだ0ptヴィラン動いてこっちに向かってるから!!」
「あ、そうだった。それなら早く逃げないと!!」
「ううん、倒しに行く」
そう言った瞬間、葉隠さんの声が一瞬止まって、走ろうとする足音も止まる。
「なるほど!でも・・・・・・いくらキュアハッピーでもさすがにアレは無茶じゃない?」
いや・・・・・そんなことないと思うよ。サニーやマーチでもアレは余裕で倒しきるんじゃないかな。周りに被害なくやるとなるとあの二人はかなり難しいとは思うけど・・・・・・・・
「大丈夫だよ。全然あれぐらいなら・・・・・・・少なくとも私達スマイルプリキュアの敵じゃない!!」
そう言いながらその場を離れ、千里眼で建物に被害が出ない位置に舞空術で移動し、体中を光らせる。
私の名前を知っているなら、きっと私達スマイルプリキュアのことも知ってるよね?だから、大丈夫!!
「プリキュア・ハッピーシャワーーーシャイニングゥーーーー!!」
目の前に大きなハートが出てきてそれがさらに三段階ぐらいに分けて巨大化し、一気に放出させる。そのエネルギーの塊の波は、勢いよくロボットに当たってその光の柱が通過した部分は跡形もなく消え去った。
「す、すごい・・・・・・・生で初めて見た・・・・・!ハッピーシャワーは知ってたけど、その上位技があったんだ・・・・・!」
「ね、大丈夫だったでしょ?」
後ろにスッと瞬間移動で移動して声をかける。
「うん、すごかった・・・・・って、えぇ!?いつの間に!?だってさっきまであそこに・・・・・って、あ!瞬間移動!!」
「うん、そっか、これも知られてるんだね。じゃあもう一つ教えとくね。変身する前の私の名前は星空みゆきだよ。あなたの名前を聞いてもいい?」
「私は葉隠透!見ての通り、透明人間の個性だよ!今までこの姿じゃ認識してもらえなかったから嬉しかった!!ありがとう!」
えへへ、梅雨ちゃんが最初で、1-A組で会話できたのこれで5人!梅雨ちゃん、緑谷くん、爆豪くん、尾白くん、透ちゃん!
「うん、これからよろしくね!!あ、もうポイントの方大丈夫なの?」
「え?・・・・・・あぁ!!」
『残り3分だぜェ!頑張ってくれリスナー!YEAH!!』
透ちゃんが一瞬固まった後に大声をあげると、放送でマイク先生の残り時間を告げる声が聞こえた。
放送でもそのテンションなのマイク先生・・・・・さすがに疲れないかな??
「えぇぇーー!?ど、どうしよう!?私まだ30Pしか稼いでないよ~!」
・・・・・・私がポイント減らしてる中そこまで稼げたのなら上出来だと思うんだけど??そこに救助Pも加わるんだよね。原作だと1位の爆豪くんが確か70後半で、7位の緑谷くんが60Pジャストだから・・・・・・30後半が合格ラインじゃない?
「じゃあロボットたくさんいるとこ連れていく?」
「えぇ!?いいのー!?」
「うん、私は最初にもう数百P稼いでいるからもう倒す必要ないから。今はプロと想定して、受験生は仮免想定でみんなを補助して回っているんだよね」
「数百・・・・・・さすがハッピー!分かった!じゃあお言葉に甘えて!!」
初対面の人に褒められるという謎の体験をした後、私は千里眼でロボットが集まっている場所を探して、まず気弾をそこに起爆させずに移動させた。そしてそれを目印に葉隠さんと瞬間移動。
移動したら、しばらく瞬間移動を自分もできたことにすっごく興奮してたけど、葉隠さんは10体ぐらいのロボット軍がこっちを補足したらすぐに話すのをやめて音を立てずにロボットに向かっていった。
そうなるとロボットから見れば攻撃対象は透明人間の透ちゃんと私、の二人ではなく、私だけになるわけで・・・・・・
「「「ブッコロス!!」」」
「本当に口悪くない?それしか言えないの??・・・・・・とりあえず、回避に徹しようかな。おいで。攻撃、当てられるなら当ててみてよ」
「ナマイキダ!!ヤッテヤルゼ!」
あ、ブッコロス以外も言えるのね。しかもちゃんと会話できるんだ。
その時、一体が突然機能を停止した。電池切れのように全く動かなくなった。
「・・・・・え?」
それでもロボットからの攻撃はやまない。3ptヴィランからの飛び道具もすんなりと避け、1ptや2ptからの肉弾戦も軽々と攻撃を避けていく。
そして、また一体が機能を停止する。
これ、電池切れとかじゃない。明らかに透ちゃんの仕業なんだと思うんだけど、一体どうやって??
頭の中でどうやって透ちゃんがロボットを機能停止させているのか考えながら、避け続けていると、一体、また一体と機能停止されていく。その様子はまるで時が止まったよう。
「その程度?全然当たってないよ」
そう言いつつも私の頭の中は混乱状態だ。最初は10体いたロボットも、もう3体しかいない。
そして私が話しかけて攻撃をロボットがやめると、言い返そうとしたとたんにまた機能が停止した。そしてとうとう、全部停止に追い込まれた。
「透ちゃん?あの、これはどうやって・・・・・?」
「あぁ、緊急停止ボタンを押したんだよ。それよりもやっぱりハッピーすごいね!!あの攻撃全部避けるなんて!!」
「うん、ありがとう!・・・・・じゃないよ!?緊急停止ボタン!?」
そんなのロボットについてたの!?え、どこに!?
「うん!おかげで1pt3体、2pt4体、3pt3体、合計20ptも稼げたよ!!」
うん、詳しく説明されてないから流そう。どこについてたかは試験終わったら聞いてみよう。
で、今20pt稼いだってことは30ptと合わせて、50pt。
「これで50pt・・・・・・合格はほぼ確実と言ってもいいけどこの後どうs」
『終~~了~~~~!!』
「「あ・・・・・」」
うん、終わったね、試験。救助Pは稼いでるのかな?透ちゃん。どちらにしてもかなり上位だとは思うけど・・・・・
「ハッピー、ありがとう。手伝ってくれて。おかげで50ptもとれたよ!ただの透明人間のこの私がだよ?」
「うん、どういたしまして。でも葉隠さん、緊急停止ボタン押すなんてなかなか思いつかないよ。どこにあるの?」
「首の後ろだよ。あぁ~それにしてもハッピーとこんなに仲良くなれるなんて夢みたい!!ねえねえ、この後って他のスマイルと会うの?」
・・・・・・・・このグイグイ来る感じ、えりかちゃんに似てる・・・・・・じゃなくて、この後か~ 特に待ち合わせはしてないけど多分会うことになるんじゃないかな?
「特に待ち合わせはしてないよ。でも会うんじゃないかな?」
「じゃあ私も一緒に行ってもいい?」
「うん、もちろん!!」
「やった~~!」
大丈夫だよね、行っても。だって葉隠さんは点数的に受かるのはほぼ確定だからA組には来る!だから来てもいいって・・・・・あれ?もしかしてこれ、緑谷くんや爆豪くんにも待ち合わせすることになるんじゃない?
大丈夫かな?特に爆豪くん・・・・・・
★時は遡り0ptヴィラン出現時、緑谷視点★
僕は順調にポイントを稼いでいき、時々、行き詰っている受験生をさりげなく援護して自信を持たせたりしていると、遠くから何か大きいものが通る足音が聞こえたのでそちらを見た。
「!?デカッ!」
いくらなんでも大きすぎる・・・・・・!周りの言う通り、ここは逃げた方がいいんじゃ・・・・・
「いったぁ」
!!・・・・・・・この声って・・・・・!
その声のする方向を見ると、瓦礫に足を挟まれて倒れている女の子がいた。そのうえ、後ろから0ptヴィランが迫っていて、今にも踏みつぶしそうだ。
「ッ!」
それを見た瞬間、僕の体は勝手に動いた。
彼女を助けなきゃ!!あの大きさのヴィラン、多分今の僕の上限、瞬間最大出力15%じゃ倒しきれない・・・・・!だからといって、許容上限を超えた出力で怪我をしちゃいけない!!だったら!!
「ワンフォーオール・フルカウル・12%!!」
今日、急ごしらえで作った技の名前!!打撃の連続攻撃!!特大の一発じゃ無理なら何発も同じ場所に叩き込むめばいい!!
「MISSISSIPPI SMASH!!!だだだだだだだだだ!!」
そして最後に!!
「仕上げだ!!16%!DETROIT SMAAAAAASH!!!」
よしっ!これで倒しきった!・・・・・・って、ちょっと待って!?僕まだこの高さから自分で降りたことない!!
死ぬ~~~!?
「私の手に触れて!」
「!?」
あの子は確かさっき瓦礫に挟まれてたってまだ挟まれてる!?え、いや、でもなんで手に・・・・・・いや、きっと何か考えがあるんだ。手に触れよう。
その女の子の手に触れた瞬間、体が急に宙に浮いた。え!?こ、これって・・・・・この子の個性!?
「あ、ありがとう!もう大丈夫だよ」
「か、解除・・・・・うぷ、おええええええええ」
解除されてその場に着地した途端、いきなり助けててくれた子が勢いよく吐き出した。
え!? ど、どういうこと!?個性の反動!? と、とりあえず瓦礫をどかさなきゃ・・・・・
5%の力で瓦礫をどかした途端、終了のアナウンスが会場に響き渡った。
あ、終わっちゃった。かっちゃんに勝てたかなぁ・・・・・・?僕が修行する前のかっちゃんなら勝ったとは思うけど、今のかっちゃんには勝ってるか分からないや。
とはいえ、目の前の女の子は個性の反動なのか、いまだに吐き気が収まらないようで、顔色が悪い。そのうえ、足が怪我しているみたい。
「だ、大丈夫?」
「う、ぅおえ、うん、なんとか・・・・・ありがとね、助けてくれて」
「うん、どういたしまして。こちらこそ最後、助けてくれてありがとう。しばらくしたらリカバリーガールが来ると思うから、足の怪我、治してもらうといいよ」
ハッピー達が教えてくれたんだ。リカバリーガールがこの雄英にはついているって。だから体育祭でいつもあんなに怪我のことなんか考えずに動くことができるんだよって言ってたっけ。
「リカバリーガール?」
「治癒専門のヒーローだよ。雄英にはリカバリーガールがついているんだって。師匠がそう言ってたから」
「師匠?師匠がおるん?」
「う、うん。師匠はまだ入学してないんだけど先輩から色々と聞いてるみたいだから・・・・」
あ、あれ、これ、言っちゃいけない話だったかな??いや、でもオールマイトのことは言っちゃいけないけど、プリキュアのみんなのことは、口止めとかされてないから全然言ってもいいはず・・・・
「えぇ!?同い年が師匠なん!?」
「う、うん。師匠達なら絶対に雄英に入学できるはずだから君もきっと会えるよ」
「まだ私、入学できるかも分からへんけど!?(というかこんなに強い子を師匠にできる同い年ってどんだけ強いの!?)」
「大丈夫だよ。僕を助けてくれたでしょ?人助けをする人をヒーロー科最高峰の雄英ヒーロー科が見捨てるわけないと思うよ」
「!?」
これはあくまでも持論だけど僕はそう思う。オールマイトも災害救助がヒーローの本分だって言ってたし、ヒーロー科の試験だから自分が本当のヒーローだと思ってこの試験に臨め、ってハッピーに言われた時に気づいたんだ。何かしらそういう措置があるって・・・・・・多分ヴィランPだけじゃないんじゃないかな?この試験。
「はいお疲れ様〜。はいはいハリボーだよ、ハリボーをお食べ」
白衣を身に纏った小柄な女性、老婆が海外のお菓子を受験生に配りながら歩いてきた。そう、この人こそリカバリーガールだ。
「あ、リカバリーガール、こっちです!」
「おや?・・・・・なるほど、この子かい。確かに足をケガしてるね」
そう言いながらリカバリーガールは女の子の足元に近づくとなんと口をその怪我しているところにつけた!!
「「!?」」
思わぬ行動に僕も女の子も声が出なかった。一応、ハッピー達から治癒の方法は聞いてはいたけど実際に見ると衝撃が強いよこれ!!
でも、しばらく経つと、みるみると足の怪我は治っていく・・・・・
「あ、治っとる・・・・・・」
「あの人の『個性』は『治癒力の超活性化』。雄英がこんなムチャな入試を敢行できるのも、彼女に依る所が大きいみたいだね」
金髪のどこか周りから浮いている人が説明してくれて周りの受験生も納得の表情を見せる。
さすがリカバリーガール!雄英がお抱えとするだけはある。治癒力の超活性化・・・・・ハッピーの治癒とはまた違って、確か対象の体力を消費して治癒するものだったはず。でもそれが相手の怪我している部分に毎回口を付けなければならないとなると
「おい君・・・・・・君!!」
「は、はい!!」
「大丈夫かい?ブツブツしてて怖かったけど・・・・・・」
「い、いえ。大丈夫です。入学出来たらよろしくお願いします」
「はぁ、入試見てたよ。君なら合格できるとは思うけど入学する前から私頼りにするつもりにしないでほしいね」
「え、あ、いや、そういうつもりじゃ・・・・・」
合格できる・・・・のは分かってたけど、こうして教師から言ってもらえると素直に嬉しい。多分稼いだヴィランPは三桁を超えていると思うから、合格できるとは思ってたけど・・・・・・本当に良かった。
でも、僕は最初からリカバリーガールにお世話になるつもりで言ったわけじゃないからそこは分かって欲しい・・・・・!
「冗談だよ。それじゃわたしゃ次の人のところに行くね」
「あ!あの、ありがとうございました!」
「どういたしまして」
女の子がお礼を言うと、すぐにリカバリーガールは次の患者さんのところへと行ってしまった。
「ねぇ、お名前・・・・聞いてもいい?」
「う、うん!もちろん!緑谷出久だよ」
「緑谷くんか、ウチは麗日お茶子。これからよろしくね」
「あ、うん。でもまだ入学してないよ?」
「もう、さっき緑谷くんが言ってくれたやろ?入学できると思うって」
「あ・・・・・」
すっかり自分の言ったこと忘れてた。確かに言いはしたけど・・・・・あくまで推測だけで事実ってわけじゃないから・・・・・
「それにさっきのブツブツの中で気になる単語があったんやけど・・・・・ハッピーってもしかしてキュアハッピーなん?師匠ってもしかしてプリキュアなん!?そして今年の雄英にプリキュア来るん!?」
「そんなに一気に聞かれても答えきれないよ!?」
え、ちょっと待って。ハッピー達ってそんなに有名だったの!?ヒーローオタクだって自負してる僕でもスマイルプリキュアはまだ仮免許しか取得してないからみんなに会うまで情報持ってなかったのに!!
前のめりにいくつもの質問を一息で言い切った麗日さんに戸惑ってツッコミしか返せなかった。だけど、向こうにもその自覚はあったようですぐに落ち着いてくれた。
「あ、ごめん・・・・・で、どうなん?」
「うん、僕の師匠はキュアハッピー。スマイルプリキュアのリーダーだよ」
「ホンマ!?やっぱりそうなんや・・・・・あんなでっかいロボを倒す緑谷くんの同い年の師匠っていったいどんだけ強いんだろうって思っとったけど、今納得した」
そっか・・・・・確かに僕も今の子の力をもった受験生がいて、さらに同い年の師匠がいるって言われたら半信半疑だったと思う。
それから僕は一つ気になってることを聞いてみた。ハッピー達はそこまで有名ではないのになぜ知っているのか、ということを。
「確かに世間的に知られてるのは存在だけで、活躍とかはあんま知られてへんもんね・・・・・・でもyoutubeやツイッターで私と同学年の女の子たちには人気だよ!プリキュアはウチら女の子からしたら憧れや!」
なるほど・・・・・・確かに世間でプロデビューをすでにしているムーンライトやプリキュア5のみんなも、人気を集めているのは女性か、一部の熱狂的な男性が多い。
だったらこのハッピーの人気具合も納得かもしれない・・・・・・・
麗日さんと軽く会話を交わしながら試験会場を出て、バスに乗り高校の入り口付近で降ろされると、みんなと待ち合わせがあるから、とその場を分かれた。受かっててほしいな~麗日さん。
お茶子ちゃんと即効仲良くなってる出久くん。プリキュア達女子組と話している影響で女子と話しちゃった!!状態にはなりません()
それはそうと、同級生の女子の間では少ない情報ながらもスマイルプリキュアが人気なようです。
さて、今出てきている原作キャラ達(生徒限定)の小説での状況をどうぞ。飛ばしたい方は飛ばしてもオッケー♪
○緑谷出久
個性:ワン・フォー・オール
フルカウルで普段使う出力は8%。瞬間最大出力は15%・・・・・・・ちょうど1年文化祭前のインターンぐらいの強さですね、はい。あの時は20%なんでかなり違いますけども。
とはいえ、この時点でこの強さは破格です。それ以上にプリキュア達が強すぎるんですが。
○爆豪勝己
個性:爆破
APショットの精度を仮免許試験ぐらいまで引き上げ、基礎体力を向上させた。強さで言えば仮免許試験よりちょい上ぐらい。ビューティにより口調の修正が入ったようだが、彼女でも完全には補正しきれなかった。
○蛙吹梅雨
個性:カエル
蛙。小学生時代のみゆきちゃんの親友。もちろんキュアハッピーが個性であることは知っている。今回、ハッピーの仲間というサニーに出会って、雄英に合格したら再会できることに驚いている。家に帰ったら親に伝えて合格祈願に念を注いでいる。
○葉隠透
個性:透明人間
スマプリの大ファン。特にキュアハッピー。詳しくは本編で。SNSやyoutubeでプリキュア達の動画を漁っている模様。今回本物に会えて狂喜乱舞である。
○麗日お茶子
個性:無重力
緑谷と仲良くなった。原作でのカップリングはもちろん踏襲していきまぁす。ま、特にどうなるとかは決めてない。成り行き任せ♪
○尾白猿夫
個性:尻尾
作者は書くときになって初めて下の名前を知りました。原作ではちょっと影薄めですが、ちゃんとA組に入らせますのでご安心を。ハッピーに助けられたものの、焦った中で引き留められて会話を続行させられそうになった。
以上!!
小説のペースについて教えてください!
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仮免試験までの道のり、試験、全部詳細に
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道のりだけダイジェスト、試験は詳細に
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どちらもダイジェストにして原作突入早める